両家顔合わせの準備と流れ|挨拶例文と「家の通訳」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
両家顔合わせを成功させるのは、格式のあるお店でも、上手な挨拶でもありません。
ふたりがそれぞれ「自分の家の通訳」になって、自分の家族のことを相手の家に、相手の家族のことを自分の家に、前もってやさしく訳しておけるかどうかです。
この記事では、成婚後の最初の関門である両家顔合わせについて、準備の順番、当日の流れ、そのまま使える挨拶の例文、話題とNG、結婚相談所で出会ったふたりならではの注意点までをまとめました。
プロポーズを受けて、ほっとしたのもつかの間。
「親同士、話が合わなかったらどうしよう」
「うちの父、無口なんだけど大丈夫かな」
「相談所で出会ったこと、向こうのご両親はどう思っているんだろう」
幸せなはずなのに、こんな不安で胃が痛くなる方は本当に多いんです。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、顔合わせで空気がこわばる場面にも、反対に初対面とは思えないほどなごやかに終わる場面にも立ち会ってきました。
その差は、親の性格の相性ではありませんでした。ふたりが当日までに、どれだけ「訳して」おいたか。ほとんどそこで決まっていたんです。
この記事の結論
・両家顔合わせは、結納を簡略にした「両家の食事会」です。決まった形式はなく、ふたりが主催して進めるのが今の主流です。
・準備は1〜2か月前から。順番は「それぞれの親へ結婚の挨拶」→「参加者と日取り」→「お店と費用分担」→「服装と手土産をそろえる」→「進行表と家族紹介メモ」です。
・当日は、はじめの挨拶→家族紹介→(記念品)→乾杯→歓談→結びの挨拶、の2〜3時間が目安。挨拶は短くてかまいません。
・いちばん効くのは、自分の親に相手の家族のことを、相手に自分の親のことを、前もって伝えておく「家の通訳」です。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
両家顔合わせとは?結納とどう違うの?
両家顔合わせは、結婚するふたりの家族が初めてそろって食事をし、お互いを紹介し合う会のことです。
結納のように品物や決まった口上をやり取りする儀式ではなく、食事をしながら家族同士が知り合うことが目的です。
結納は、仲人を立てたり、結納品や結納金を納めたりと、地域ごとのしきたりがある正式な婚約の儀式です。
一方の顔合わせは形式が自由で、ふたりが主催し、ふたりが進行役をつとめるのが一般的になりました。ご家族が結納を望んでいる場合は、顔合わせの前に一度確かめておきましょう。「結納はしない」と一方の家だけが思い込んでいるのが、いちばんこじれやすいパターンです。
顔合わせのゴールは、両家が仲良くなることではありません。
「この家となら、うまくやっていけそうだ」と、両家が安心して帰ること。
ゴールをここに置くと、盛り上げなければという肩の力がふっと抜けます。
結婚相談所で出会ったふたりの顔合わせは、何が違うの?
いちばんの違いは、交際期間が短いぶん、親御さんがお相手のことをまだほとんど知らない、という点です。
IBJでは、お見合いの日から3か月ほどを目安にプロポーズをすることがすすめられています。IBJ結婚みらい研究所の成婚白書でも、2025年の成婚者の8割が「お見合い25回以内、交際180日以内」に集中していました。
ふたりにとっては濃い数か月でも、親御さんから見れば「ついこの間まで話にも出てこなかった人」なんですよね。
ですから、相談所で出会ったふたりの顔合わせは、「知らない人への不安」を「知っている人への安心」に変える場として準備すると、ぐっとうまくいきます。
そのために大事なのが、次の3つです。
①顔合わせの前に、それぞれの親へ結婚の挨拶を済ませておく
②相手の人柄がわかるエピソードを、自分の親に先に話しておく
③出会い方の伝え方を、ふたりでそろえておく
③については、隠す必要はまったくありません。
「結婚相談所で出会いました。お互い結婚を真剣に考えていたので、話が早かったんです」と、ふたりが同じ言葉で言えれば十分です。
片方は「知人の紹介」、もう片方は「相談所」と答えてしまうと、そこだけ場がぎこちなくなります。事前にひとこと、すり合わせておきましょう。
顔合わせの準備は、いつから何をすればいい?
準備は1〜2か月前から始めれば間に合います。
ここでは、やる順番どおりに並べました。上から順に片づけていけば、抜けや二度手間がありません。
①それぞれの親に、結婚の挨拶を先に済ませる
何をするか:顔合わせの前に、彼は彼女の実家へ、彼女は彼の実家へ、それぞれ結婚の挨拶に行きます。顔合わせは「親が相手を初めて見る場」ではなく、「すでに会った相手の家族と会う場」にしておくのが理想です。
相談所婚での場面:IBJでも、プロポーズの前に挨拶が必要だと考えるご家族もいるので、家族へ紹介する必要があるかをふたりで相談しましょう、と案内されています。家によって順番の感覚が違うので、「うちの親はどっちが先だと安心するか」をお互いに聞いておくと安全です。
ポイント:日程が合わず挨拶が顔合わせより後になる場合は、せめて電話やビデオ通話でひとこと話してもらうだけでも、当日の緊張がずいぶんやわらぎます。
②参加者を決める
何をするか:基本はふたりと両家の両親です。きょうだいや祖父母を呼ぶかどうかは、両家の人数をそろえることを優先に決めます。
決め方:片方だけきょうだいが大勢来ると、もう片方の親は心細くなります。呼ぶなら「両家とも、きょうだいまで」とそろえ、人数に差が出るときは事前に相手の家へ伝えておきましょう。
③日取りを決める
何をするか:両家の都合を聞き、休日の昼か夕方の時間帯で決めます。
決め方:お日柄を気にする親御さんもいます。大安や友引を選ぶかどうかは、自分の親に確かめてから相手に伝えましょう。「こちらは気にしないので、そちらに合わせます」と言えるだけで、相手の家にとってはありがたいものです。
④お店を決める
何をするか:料亭やホテルのレストランなど、個室があり、静かに話せるお店を選びます。
決め方:両家の住まいが離れているなら、中間地点か、遠方から来る側が移動しやすい駅の近くにします。「顔合わせで」と予約時に伝えると、席の配置や写真撮影、料理を出すタイミングまで相談に乗ってくれるお店が多いです。和室の場合は、脚の悪い親御さんのために椅子席を選ぶ気配りも忘れずに。
⑤費用の分担を決める
何をするか:支払いの方法は、主に「ふたりで持つ」「両家で折半」「どちらかの家が持つ」の3つです。
決め方:最近は、ふたりが主催して親を招き、ふたりで支払う形が増えています。どの形でもかまいませんが、当日のお会計の場で決めないことだけは守ってください。支払いは、デザートのころにさりげなく席を外して済ませておくと、両家が財布を出し合う気まずい場面を防げます。遠方から来る家の交通費をどうするかも、あわせて決めておきましょう。
⑥服装の格をそろえる
何をするか:男性はダークスーツ、女性はきれいめのワンピースやスーツが基本です。いちばん大切なのは、両家の服装の格をそろえることです。
決め方:片方の母親が着物で、もう片方が普段着だと、それだけで居心地が悪くなります。「うちの母はワンピースにするそうです。お母さまはどうされますか」と、ふたりが間に入って確かめましょう。これもまさに通訳の仕事です。
⑦手土産をそろえる
何をするか:手土産は必須ではありませんが、用意するなら両家とも用意するか、両家とも用意しないかをそろえます。
決め方:地元の銘菓など、持ち帰りやすく日持ちする「消えもの」が向いています。渡すのは食事の終わりか解散のときに。一方だけが持ってくると、もう一方の親が恐縮してしまうので、ここは必ず事前にすり合わせてください。
⑧進行表と「家族紹介メモ」をつくる
何をするか:当日の進行を紙1枚にまとめ、ふたりで共有します。あわせて、自分の家族について「相手の親に伝えておきたいこと」をメモにします。
家族紹介メモの例:「父は口数が少ないけれど、機嫌が悪いわけではありません。釣りの話になると急に話します」「母は緊張すると早口になります」「祖母は耳が少し遠いので、ゆっくり話してもらえると喜びます」
このメモを相手に渡しておくと、当日「お父さま、怒っていらっしゃるのかしら」という誤解が生まれません。
反対に、相手の家族のメモは自分の親に伝えておきます。これが「家の通訳」のいちばん具体的な形です。
当日の流れは?時系列で見ると
当日は、集合からお見送りまで2〜3時間が目安です。
流れはおおよそ次のとおりです。
①集合・入室(開始の少し前に、ふたりが先に到着して出迎える)
②はじめの挨拶(ふたり、または主催側の男性)
③家族紹介(それぞれが自分の家族を紹介)
④婚約記念品のお披露目(ある場合)
⑤乾杯
⑥食事と歓談
⑦記念撮影(お酒が進む前がおすすめ)
⑧結びの挨拶
⑨お見送り、その日のうちにお礼の連絡
席順は、入口から遠い側を上座として、両家が向かい合う形が一般的です。
ふたりは両家の真ん中あたりに座ると、両方の会話に目が届いて、進行役がしやすくなります。
顔合わせの挨拶は、なんと言えばいい?そのまま使える例文
挨拶は、短く、ゆっくり、が正解です。
上手に話そうとするより、感謝と「これからよろしくお願いします」がはっきり伝わることを大事にしてください。
はじめの挨拶(ふたりが主催する場合・男性から)
「本日はお忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます。
このたび、〇〇さんと結婚のお約束をしました。
今日は両家の皆さんに顔を合わせていただき、これからのご縁を深めていただけたらと思い、このような席を設けました。
慣れない進行で至らないところもあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします」
家族紹介(自分の家族を紹介する)
「では、私の家族を紹介させてください。
父の〇〇です。休みの日はずっと庭いじりをしています。
母の〇〇です。料理が得意で、今日のお店も母がいちばん楽しみにしていました。
妹の〇〇です。〇〇さんとは、もう何度か一緒に食事をしています」
ここに趣味やちょっとした一言を添えるのがコツです。歓談の話題のきっかけになります。
乾杯の挨拶(父親にお願いする場合)
「本日はありがとうございます。
ふたりの門出と、両家のこれからのご縁を祝して、乾杯」
乾杯をお願いする親御さんには、前日までに頼んでおきましょう。当日いきなり振られると、どんなに話し慣れた方でも慌ててしまいます。
結びの挨拶(女性から、または女性の父親から)
「本日はありがとうございました。
皆さんのおかげで、とても温かい時間になりました。
ふたりで力を合わせて、いい家庭をつくっていきます。
未熟なふたりですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」
当日のお礼の連絡(相手の親御さんへ)
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。
お父さまから〇〇のお話をうかがえて、とてもうれしかったです。
これからどうぞよろしくお願いいたします」
当日の話題をひとつ入れるだけで、定型文ではなく「ちゃんと聞いていた人」のお礼になります。お礼は、その日のうちか遅くとも翌日までに。直接の連絡先を知らない場合は、相手を通して伝えてもらえば十分です。
顔合わせでは、何を話せばいい?避けたい話題は?
話題は、ふたりの話、出身地の話、家族の好きなものの話の3つを回せば困りません。
主役はふたりなので、親同士の共通点を無理に探すより、「ふたりのこと」を中心にすると自然に盛り上がります。
・ふたりの出会いと、相手のどこに惹かれたか
・子どものころのふたりのエピソード(アルバムを1冊持っていくと話が弾みます)
・両家の出身地や地元の名物
・家族それぞれの趣味や最近はまっていること
・これからの暮らしの大まかな予定
避けたいのは、次のような話題です。
・政治や宗教、ひいきの球団など、意見が分かれやすい話
・収入や資産、仕事の格を比べるような話
・健康や持病の話(本人が自分から話す場合を除く)
・結婚式の規模や費用、住まいの場所など、まだ決まっていない話を親同士で決めようとする流れ
・「うちの子は何もできなくて」といった、謙遜のつもりの身内下げ
とくに最後の身内下げは要注意です。
言った親は謙遜のつもりでも、相手の親は「そんな人と結婚させて大丈夫かしら」と受け取ることがあります。自分の親に「今日は謙遜しないで、いいところを話してね」と、ひとこと頼んでおきましょう。
こんなときはどうする?よくあるケース別の対応
両家が遠方で離れているとき
中間地点で開くか、どちらかの地元で開いて、招く側が交通費や宿泊の一部を持つ形がよく選ばれます。
移動の負担が大きい場合は、ビデオ通話で一度顔を合わせてから、結婚式の前後に食事会を開く、と段階を分けてもかまいません。
親が離婚している、片親のとき
離婚した両親が同席できる関係なら一緒に、そうでなければ一方だけを招く、別々の日に分けて会う、という選び方があります。
大切なのは、相手の家に前もって事情を伝えておくことです。当日説明しなくていいように、「母とふたりで伺います」とだけ先に伝えておけば、相手の親御さんも気を配れます。
親があまり乗り気でないとき
交際期間の短さを心配している親御さんは、少なくありません。
そんなときは、顔合わせの前に「どこが心配?」と一度だけ聞いてみてください。多くの場合、心配の中身は「相手のことをよく知らない」です。①の挨拶や、⑧の家族紹介メモで相手の人柄を伝えることが、いちばんの説得になります。
お互いに再婚のとき
形式を簡単にして、食事会として開くふたりが多いです。
それでも「両家に顔を合わせてもらう」ことの意味は変わりません。前の結婚のことは、当日の話題にしないよう、ふたりで決めておきましょう。
顔合わせで、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、ふたりが親に任せきりにしてしまうことです。
ほかにも、現場でよく見る失敗を挙げておきますね。
・当日になって「で、お会計はどうする?」と両家で相談を始める
・一方の家だけが手土産を持ってくる、一方だけが着物で来る
・進行役が決まっておらず、全員が黙って料理を待つ時間ができる
・ふたりが自分の親とばかり話し、相手の親と話さない
・結婚式や新居のことを、その場で親同士に決めさせてしまう
・相手の親の前で、自分の親の小さな失言をたしなめる
とくに最後の2つは要注意です。
親同士が意見をぶつけ合う前に、「その話は、ふたりで相談してからまたご報告しますね」とやわらかく引き取るのが、主催者の役目です。
親の失言も、その場で正すより、あとでふたりのときに相手へ「さっきはごめんね」と伝えるほうが、ずっと丸く収まります。
顔合わせの準備チェックリスト
当日の1週間前に、次の項目を確かめてみてください。
□ それぞれの親に、結婚の挨拶を済ませた(または電話で話した)
□ 結納をするかしないか、両家の考えを確かめた
□ 参加者の人数を、両家でそろえた
□ お店は個室で、椅子席かどうかも確認した
□ 費用の分担と、遠方の交通費の扱いを決めた
□ 服装の格を、両家でそろえた
□ 手土産の有無を、両家でそろえた
□ 進行表をつくり、乾杯の挨拶をお願いする人に伝えた
□ 家族紹介メモを交換し、自分の親にも相手の家族のことを伝えた
□ 出会い方の伝え方を、ふたりでそろえた
□ 避けたい話題を、自分の親にひとこと伝えた
プロポーズから顔合わせ、入籍までは、思っている以上に決めることが続きます。
そして、その土台になるのは、交際中にふたりがどれだけ本音で話せたかです。
エースブライダルでは、お見合いから真剣交際、プロポーズの準備まで、カウンセラーがふたりの話し合いに寄り添っています。これから婚活を始めたい方も、今の交際の進め方に迷っている方も、まずは無料相談でお話を聞かせてくださいね。
顔合わせがうまくいくふたりは、何が違うの?
うまくいくふたりは、自分の家を守る前に、相手の家を立てています。
結婚生活を長く追いかけた研究があります。結婚して平均20年近くたった夫婦を調べたところ、妻が義理の両親と不和を抱えていると、その後の妻自身の結婚への満足や安定の感じ方が下がっていくことがわかりました(Bryant et al., 2001)。
また、恋人関係の破局について137の研究をまとめた分析でも、周囲の人たちに関係を支えてもらえているかどうかが、関係が続くかどうかを予測する要因のひとつに挙がっています(Le et al., 2010)。
つまり、両家との関係は、結婚式が終われば関係なくなる「行事」ではありません。
ふたりの暮らしを、何十年も横から支えたり、少しずつ削ったりする土台です。
顔合わせは、その土台の最初の一段を置く日なんです。
持てる人は、ここで3つのことをしています。
①相手の親を、自分から先にほめる
「お母さまのお料理の話、〇〇さんからずっと聞いていました」。
相手の家族を先に立てる一言は、相手の親の緊張をほどき、そばにいるパートナーの心もほどきます。先に与える人のところに、安心は集まってきます。
②自分の親の「わかりにくさ」を、先に訳しておく
どの家にも、外から見るとわかりにくい癖があります。
それを恥ずかしがらずに相手へ伝え、相手の家の癖も面白がって受けとめる。家の通訳ができる人は、結婚したあとも、ふたりの間に立つ小さな誤解をほどき続けられる人です。
③完璧な会より、温かい会を目指す
多少段取りがもたついても、ふたりが笑っていれば、親は安心して帰ります。
親が見たいのは、上手な進行ではなく、自分の子どもが大事にされている姿だからです。
まとめ:顔合わせは、ふたりが「家の通訳」になる最初の日
両家顔合わせは、形式の決まった儀式ではなく、両家が安心して帰るための食事会です。
準備は1〜2か月前から、挨拶→参加者と日取り→お店と費用→服装と手土産→進行表と家族紹介メモ、の順に。
当日の挨拶は短く、感謝とこれからのお願いが伝われば十分です。
結婚相談所で出会ったふたりは、交際期間が短いぶん、親御さんにとってお相手はまだ知らない人です。
だからこそ、自分の家族のことを相手に、相手の家族のことを自分の親に、前もって訳しておく。
その小さな手間が、これから長く続く両家のご縁を、きっとやわらかいものにしてくれます。
よくある質問
Q.顔合わせはプロポーズからどのくらいで開けばいいですか?
A.それぞれの親への結婚の挨拶を済ませてから、1〜3か月後くらいに開くふたりが多いです。結婚式や入籍の日取りを決める前に開いておくと、両家の意向を聞いてから決められるので安心です。
Q.顔合わせの費用は、誰が払うのが正解ですか?
A.正解はひとつではなく、ふたりで払う、両家で折半、どちらかの家が持つ、のどれでもかまいません。大事なのは、当日までに決めておくことです。お会計はデザートのころに主催者が席を外して済ませると、スマートに終われます。
Q.結婚相談所で出会ったことは、相手の親に話してもいいですか?
A.話してかまいません。結婚を真剣に考えるふたりが出会う場として、親世代にも知られています。ただし、ふたりの伝え方がばらばらだと場がぎこちなくなるので、どう話すかを事前にそろえておきましょう。
Q.顔合わせで婚約記念品は必要ですか?
A.必須ではありません。婚約指輪をお披露目したり、男性側へのお返しの品を見せたりするふたりもいますが、なくても失礼にはなりません。やるかどうかは、両家の考えに合わせて決めましょう。
Q.親同士の会話が止まってしまったら、どうすればいいですか?
A.主催のふたりが、家族紹介で添えた趣味や、子どものころのアルバムの話に戻せば大丈夫です。「そういえばお父さま、釣りをされるんですよね」と、相手の親に話を振る質問をひとつ用意しておくと安心です。
Q.親が顔合わせを嫌がっています。やらなくてもいいですか?
A.顔合わせは義務ではありません。ただ、嫌がる理由の多くは、お相手のことをよく知らない不安です。短い食事会にする、先に個別で挨拶を重ねるなど、形を小さくして提案してみてください。
Q.当日、服装はどこまでそろえればいいですか?
A.全員が同じである必要はなく、「格」がそろっていれば十分です。どちらかの母親が着物にするなら、もう一方にも前もって伝えておきます。迷ったら、ふたりがきれいめのスーツとワンピースを選び、それに合わせてもらうと決めやすいです。
参考にした研究・資料
・Bryant, C. M., Conger, R. D., & Meehan, J. M. (2001). The influence of in-laws on change in marital success. Journal of Marriage and Family, 63(3), 614-626.
・Le, B., Dove, N. L., Agnew, C. R., Korn, M. S., & Mutso, A. A. (2010). Predicting nonmarital romantic relationship dissolution: A meta-analytic synthesis. Personal Relationships, 17(3), 377-390.
・IBJ「結婚相談所の成婚ってどんな意味?成婚退会のタイミングとは」https://www.ibjapan.com/marriage/p_8988/
・IBJ「結婚相談所でのプロポーズに最適なタイミングとおすすめのシチュエーションを紹介」https://www.ibjapan.com/marriage/p_3928/
・IBJ結婚みらい研究所 成婚白書「データが示す『決断のタイムリミット』成婚を遠ざける“青い鳥症候群”の罠」(2025年の成婚者19,112名)https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/511/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「この人と結婚まで進みたい」と思える出会いを、ひとりで探すのは大変ですよね。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。