イケメンじゃないのにモテる男性15選|色気の正体は重心
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
顔立ちが特別整っているわけではない。話がすごく面白いわけでもない。
なのに、なぜか女性から「また会いたい」と言われる男性がいます。
婚活の現場でも、お見合いの申し込みが途切れない男性の多くは、実はこのタイプです。
最初に、少し意外な結論をお伝えします。
女性が「色気がある」と言うとき、見ているのは顔でも、男っぽさでもありません。
見ているのは、その人の「重心」がどこにあるかです。
重心が相手の反応や周りの評価にある男性は、女性の一言でぐらつきます。
返信が遅いと不安になり、沈黙が怖くて話しすぎ、よく見せようと力が入る。
反対に、重心が自分の中にある男性は、同じ場面でも揺れません。女性はその落ち着きに、言葉にしにくい魅力を感じます。世の中で「大人の色気」と呼ばれているものの正体は、この重心の低さからくる余裕です。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、女性会員さんから「あの人、なんだか素敵でした」という感想をもらう男性には、はっきりした共通点がありました。
この記事では、イケメンじゃないのにモテる男性の特徴を15に分けて、なぜ女性が惹かれるのかという心理の説明、お見合いや仮交際での見え方、そして今日から練習できる具体的な言い方まで整理しました。
この記事の結論
・イケメンじゃないのにモテる男性の魅力は、見た目ではなく「重心が自分の中にある」ことからくる大人の余裕と落ち着きです。
・具体的には、急がないが雑にしない、話を最後まで聞いて続きを尋ねる、威張らないのに頼りになる、謙虚で自慢しない、自分の世界を持っている、といった特徴に表れます。
・研究でも、女性は威圧的な強さより「一目置かれる落ち着き」を、傲慢さより謙虚さを好むことが示されています。
・余裕は生まれつきの性格ではなく、話し方、聞き方、身だしなみ、感情の扱い方の積み重ねでつくれます。駆け引きで「余裕のふり」をするのは逆効果です。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
イケメンじゃないのにモテる男性は、なぜ女性を惹きつけるの?
答えは、恋愛で最終的に効いてくるのが、見た目の条件より「会ってからのやりとり」だからです。
スピードデーティングの参加者に100以上の性格や好みを事前に答えてもらい、機械学習で分析した研究があります(Joel et al., 2017)。
その人が全体としてどれだけ好かれやすいかはある程度予測できたのに、特定の二人が惹かれ合うかどうかは、事前の情報のどんな組み合わせでも予測できませんでした。
惹かれ合うかどうかは、プロフィールの中ではなく、会ってからの空気の中で決まるということです。
その空気をつくっているのが、余裕です。
ある研究では、女性は、力や威圧で相手を従わせる「支配的な」男性よりも、能力や人柄で周りから一目置かれている男性を好み、支配性そのものはむしろ低いほうを好みました。支配的な男性が好まれたのは、スポーツの競技場面や、短期的な相手として評価したときに限られていました(Snyder et al., 2008)。
結婚相手を探す婚活で求められているのは、強さの誇示ではなく、落ち着いた頼もしさなのです。
イケメンじゃないのにモテる男性の特徴は?「話し方と聞き方」編
最初の5つは、会話の中に出る余裕です。
お見合いの1時間で、女性がもっとも強く印象に残すのが、この部分です。
①返事を急がないけれど、放っておかない
心理の説明:重心が自分の中にある人は、返信の速さで自分の価値をはからないので、相手の反応に一喜一憂しません。一方で、相手を大切にする気持ちはあるので、雑に放置することもしません。この「焦らないけれど丁寧」が、女性に安心感を与えます。
婚活の場面での見え方:仮交際のLINEで、返信が少しあいても追いLINEをしない。そのかわり、返すときはきちんと相手の話に触れる。忙しいときは「今日はバタバタしているので、夜にゆっくり返しますね」と先にひとこと入れる。
今日からの練習:返信が来ないとき、追加で送る前に一度だけ深呼吸を。送るなら質問ではなく「予告」です。「週末、また連絡しますね」と一言置いておけば、相手を急かさずに関係をつなげます。
②声のトーンと話す速さが、落ち着いている
心理の説明:緊張すると、人は早口になり、声が上ずります。ゆっくり話せるのは、その場に安心しているからです。女性は話の中身より先に、この落ち着いた速さから「この人といると焦らなくていい」と感じとります。
婚活の場面での見え方:お見合いの最初のあいさつを、少しゆっくり、語尾まではっきり言う。店員さんへの注文も、落ち着いた声で伝える。
今日からの練習:声を無理に低くする必要はありません。文の終わりを急がないことだけ意識してください。「はじめまして、〇〇です。今日はよろしくお願いします」を、いつもの1.2倍の時間で言う。それだけで印象は変わります。
③話を最後まで聞いて、その続きを尋ねる
心理の説明:会話の研究で、質問、特に相手の答えを受けてさらに尋ねる「フォローアップの質問」が多い人ほど、相手から好かれることが示されています。質問を増やすよう指示された人は、話をよく聞き、理解してくれる人だと受け取られていました(Huang et al., 2017)。
婚活の場面での見え方:女性が話しているとき、話をかぶせない。話し終わったのを確かめてから、「それで、どうなったんですか」と続きを聞く。
今日からの練習:相手の答えに対して、自分の話を1回する前に、質問を1回はさむルールをつくりましょう。「旅行が好きなんです」には「最近だとどこが良かったですか」。自分の旅行の話はそのあとで十分です。
④沈黙を怖がらず、間を楽しめる
心理の説明:沈黙を埋めようと必死になるのは、重心が「相手にどう思われるか」にある状態です。沈黙を気にしない人の前では、相手も気をつかわずにいられます。
婚活の場面での見え方:会話が途切れても、コーヒーを一口飲んで「ここ、落ち着きますね」と場の話をする。慌てて次の質問を探さない。
今日からの練習:沈黙が来たら、目の前にあるものを話題にすると決めておくと楽になります。飲み物、窓の外、お店の雰囲気。「このカップ、素敵ですね」のような小さな一言が、間をやわらかくします。
⑤自慢をしない。すごい話ほど、さらっと話す
心理の説明:謙虚さについての研究で、とても謙虚な人は、そうでない人より好意的に評価され、交際を始めたいと思われやすく、傲慢な人より魅力的だと受け取られていました(Van Tongeren et al., 2014)。実績を大きく語るほど、女性は「この人は自分を認めてほしい人なんだ」と感じます。
婚活の場面での見え方:仕事の実績を聞かれても、「チームに恵まれまして」と周りを立てて短く答える。年収や役職を自分から話題にしない。
今日からの練習:自分の話をするときは、成果より「そこで何を感じたか」を話してみてください。「大きな案件が終わって、正直ほっとしました」。人柄が伝わるのは、数字より気持ちのほうです。
イケメンじゃないのにモテる男性の特徴は?「たたずまい」編
次の4つは、言葉以外のたたずまいに出る余裕です。
作り込んだ見た目ではなく、力の抜けた自然さが、大人の落ち着きとして伝わります。
⑥姿勢がひらいていて、縮こまらない
心理の説明:スピードデーティングと、位置情報を使ったデートアプリの実験で、体をのびやかに開いた姿勢の人は、縮こまった姿勢の人より相手から選ばれやすいことがわかりました。この傾向は男女共通でした(Vacharkulksemsuk et al., 2016)。
婚活の場面での見え方:ラウンジのソファで背もたれに沈みすぎず、肩を開いて座る。腕や手をテーブルの上に自然に置き、体を相手に向ける。
今日からの練習:大きく見せる必要はありません。肩の力を抜いて、胸を少しだけ開く。お見合い前にトイレの鏡で一度だけ姿勢を確認する習慣をつけましょう。足を大きく広げる、ふんぞり返るのは、余裕ではなく威圧になるので注意してください。
⑦目線はまっすぐ、でも見つめすぎない
心理の説明:相手の目を見て話を聞くのは、関心と誠実さのしるしです。ただ、ずっと見つめ続けると、相手は緊張します。見る、ほどく、を自然にくり返せるのは、相手の気持ちに気づける余裕があるからです。
婚活の場面での見え方:女性が話すときは目を見てうなずき、自分が考えるときは少し視線を外す。相手が照れたら、さりげなく視線を手元に落とす。
今日からの練習:「話を聞くときは目、自分が話すときはときどき外す」を目安に。相手が目をそらしたら、自分も一度そらす。それだけで、見つめすぎの圧がなくなります。
⑧身なりは、新しさより「手入れの行き届き」
心理の説明:ブランドのロゴや強い香り、たくさんのアクセサリーは、「自分を見てほしい」気持ちの表れとして受け取られがちです。女性が落ち着きを感じるのは、目立つ持ち物より、細部まで手入れされていることです。
婚活の場面での見え方:シンプルなジャケットに、アイロンのかかったシャツ。靴がきれいで、爪が短く整っている。眉が整えられていて、顔の印象がすっきりしている。
今日からの練習:新しく何かを買う前に、今あるものを整えることから始めましょう。靴を磨く、爪を切る、眉を整える。メンズ眉毛サロンを運営していて毎日感じるのは、眉ひとつで「清潔感がある人」「落ち着いた人」という第一印象が大きく変わることです。買い足すより、磨き直す。それが大人の身だしなみです。
⑨ユーモアが、人を下げない
心理の説明:恋人同士のユーモアを調べた43のサンプルのメタ分析で、前向きなユーモアは関係の満足感と結びつき、人をからかったり攻撃したりする否定的なユーモアは満足感の低さと結びついていました(Hall, 2017)。笑いの取り方には、その人の品位が出ます。
婚活の場面での見え方:自分の小さな失敗を軽く笑い話にする。その場にいない人や、女性の見た目をネタにしない。
今日からの練習:笑いをとるなら、対象は自分か、二人で共有した出来事に限定しましょう。「さっき道を間違えて、同じ角を2回曲がりました」。自分を少し下げる笑いは、場をやわらげます。
イケメンじゃないのにモテる男性の特徴は?「生き方」編
最後の6つは、生き方そのものに出る余裕です。
ここが、表面的なテクニックとの決定的な差になります。
⑩自分の世界を持っていて、楽しそうに話せる
心理の説明:仕事でも趣味でも、自分が打ち込んでいるものがある人は、人生の重心が自分の中にあります。女性は「この人の毎日を少しのぞいてみたい」と感じ、同時に「私がいなくても大丈夫な人だから、一緒にいて重くない」と安心します。
婚活の場面での見え方:休日の過ごし方を聞かれて、「最近は〇〇にはまっていて」と目を輝かせて話す。ただし長くなりすぎず、相手の休日にも話を戻す。
今日からの練習:趣味がないと思う方は、最近少しでも心が動いたことを1つ用意しておきましょう。「近所に新しいパン屋ができて、週末に通っています」。熱中の大きさより、楽しそうに話せることが大切です。
⑪女性の反応に、自分の機嫌を預けない
心理の説明:43の長期追跡データを分析した大規模な研究では、否定的な感情の強さや、抑うつ、愛着の不安といった個人の傾向が、交際の質を予測する要因として挙がっていました(Joel et al., 2020)。気分が安定している人は、それだけで一緒にいる人を楽にします。
婚活の場面での見え方:デートの提案を断られても、「了解です、またの機会に」と明るく引く。返信がそっけなくても、次に会ったときに態度を変えない。
今日からの練習:不安になったときは、相手に確かめる前に、自分で気持ちを整える時間をとりましょう。散歩をする、誰かに話す、一晩寝る。不機嫌を相手に預けない人は、それだけで「大人」に見えます。
⑫誰にでも感じがよく、でもあなたには少しだけ特別
心理の説明:口説こうとしない男性が好かれる、とよく言われますが、研究の答えはもう少し繊細です。スピードデーティングの研究では、誰にでも好意を向ける人の好意は相手から返されにくく、その人だけに向けた好意は返されやすいことがわかりました(Eastwick et al., 2007)。フラットな感じのよさを土台に、目の前の相手への関心だけは惜しまない。これが好かれる形です。
婚活の場面での見え方:店員さんにも、ほかの参加者にも丁寧。そのうえで、お見合い相手の話だけは覚えていて、次のデートで「この前の話の続き、聞かせてください」と言える。
今日からの練習:褒め言葉の数を増やすより、あなたにしか言えない一言を1つ。「話し方が落ち着いていて、こちらまで安心しました」。誰にでも言える「きれいですね」より、ずっと深く届きます。
⑬立場の弱い人にこそ、丁寧
心理の説明:自分を大きく見せる必要のない人は、相手の立場によって態度を変えません。女性は、自分への態度より、店員さんやタクシーの運転手さんへの態度を見て「結婚したらこの人は私にどう接するか」を想像しています。
婚活の場面での見え方:注文のときに「お願いします」、料理が来たら「ありがとうございます」。注文の間違いがあっても、穏やかに伝える。
今日からの練習:お見合いでもデートでも、店員さんへの「ありがとう」を必ず声に出す。小さな習慣ですが、女性会員さんからの感想で名前が挙がるほど、よく見られているポイントです。
⑭距離を急に詰めず、相手のペースを待てる
心理の説明:余裕のある人は、関係を急ぐ必要がありません。相手の気持ちが追いつくのを待てることは、「この人は私を大切にしてくれる」という信頼につながります。
婚活の場面での見え方:仮交際の初期に、手をつなぐ、肩に触れるなど、体の距離を急いで詰めない。IBJの交際マナーでも、無理に手をつないだりボディタッチをしたりするのはNGとされています。
今日からの練習:距離を縮めたいときは、体より先に言葉で。「今日、すごく楽しかったです」「次も会えるのが楽しみです」。気持ちを言葉で伝えられる男性は、女性が安心して心を開ける相手になります。
⑮間違いを認めて、すぐに謝れる
心理の説明:謙虚さの研究では、謙虚な人は交際の始まりだけでなく、関係を保つ場面でも有利で、離れて暮らす関係では、相手を謙虚だと感じている人ほど許せない気持ちが和らいでいました(Van Tongeren et al., 2014)。謝れる人は、関係を壊さずに続けられる人です。
婚活の場面での見え方:待ち合わせに遅れたとき、言い訳より先に「お待たせしてすみません」。お店選びが外れても「僕の調べ不足でした、次はリベンジさせてください」と笑顔で言える。
今日からの練習:謝るときは、理由より先に謝罪、そのあとに次の提案の順番で。自分の非を認めても価値は下がりません。むしろ、そこで落ち着いていられる人に、女性は大人の余裕を感じます。
余裕と勘違いしやすい「余裕のふり」は?
いちばん勘違いしやすいのは、無関心や駆け引きを余裕と取り違えることです。
「追われる男になれ」という言葉を真に受けて、次のような行動をとると、婚活では逆効果になります。
・わざと返信を遅らせる:結婚相手を探す女性は、関心の薄さとして受け取ります。仮交際は並行が前提なので、そのまま別の男性に気持ちが移ることもあります。
・無口で笑わない:落ち着きと無愛想は違います。表情が動かない男性は、「楽しくなかったのかな」と思われがちです。
・上から目線のアドバイス:頼りがいを見せようとして、相手の話を評価したり正したりするのは、支配的な印象につながります。
・好意を隠して思わせぶりにする:相手が自分をどれだけ好きかわからない状態が、かえって相手のことを考えさせるという実験もあります(Whitchurch et al., 2011)。ただしこれは短時間の印象の話です。婚活のように結婚の判断をする場面では、あいまいな態度は「誠実さが見えない」と受け取られやすいので、おすすめしません。
本物の余裕は、関心を隠すことではなく、関心を持ったまま、焦らないことです。
大人の余裕をつくるために、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、「余裕がある男」を演じようとして、かえって力が入ってしまうことです。
・恋愛テクニックを詰め込んで、会話を攻略しようとする
・高価なお店や持ち物で、自分を大きく見せる
・ほかの女性からの人気をほのめかす
・相手の返信や反応を、細かく分析して一喜一憂する
・断られたときに、相手や周りのせいにする
余裕は、足すことではなく、力を抜くことで生まれます。
「よく思われたい」を少し手放すと、声も表情も自然に落ち着いてきます。
チェックリスト:あなたの重心は、自分の中にある?
最近のお見合いやデートを思い出して、次の12項目を確認してみてください。
8つ以上当てはまれば、あなたの余裕はすでに女性に伝わっています。少ない項目は、今日からの練習ポイントです。
□ 返信が来なくても、追いLINEをしなかった
□ あいさつや注文を、落ち着いた速さで言えた
□ 相手の答えに、続きの質問を返せた
□ 沈黙が来ても、慌てずに場の話ができた
□ 自分の実績を、自分から大きく語らなかった
□ 肩の力を抜いて、相手に体を向けて座れた
□ 靴、爪、眉など、細部の手入れをしてから出かけた
□ 笑いをとるとき、人を下げなかった
□ 自分が楽しんでいることを、楽しそうに話せた
□ 断られても、態度を変えずに引けた
□ 店員さんに、声に出してお礼を言えた
□ 間違えたとき、言い訳より先に謝れた
自分の魅力は、自分ではなかなか見えないものです。
エースブライダルでは、お見合いの振り返りから、話し方や身だしなみ、プロフィールの見せ方まで、カウンセラーが一緒に整えています。
「いい人止まりから抜け出したい」と感じたら、まずは無料相談でお話ししてみてくださいね。
大人の余裕がある男性は、なぜ結婚相手に選ばれるの?
大人の余裕がある男性は、一緒にいる女性の重心まで落ち着かせてくれる人だからです。
結婚は、毎日を一緒に過ごす選択です。女性は、ときめきの強さより、この人の隣なら自分も落ち着いていられるかを見ています。
能力と人柄で一目置かれる「威信」と、力で従わせる「支配」は、どちらも人の上に立つ道になり得ますが、まったく別のものだという研究があります(Cheng et al., 2013)。
そして結婚相手として女性が選ぶのは、支配ではなく威信の側でした(Snyder et al., 2008)。
一目置かれる落ち着きは、生まれつきの顔立ちとは関係なく、日々の振る舞いで育てられます。
持てる人は、ここで3つのことをしています。
①先に安心を差し出す
緊張している相手に、先に笑顔を向ける。沈黙のときに、場の話で空気をゆるめる。
余裕とは、自分が楽でいることではなく、相手を楽にしてあげられることです。
②自分の機嫌は、自分でとる
返信が遅くても、断られても、自分の価値が下がったわけではないと知っている。
相手の反応に重心を預けない人は、どんな場面でも誠実でいられます。
③買い足すより、磨き直す
新しいテクニックや持ち物を足す前に、姿勢、声、身だしなみ、言葉づかいを整える。
整えることを続けた人は、何も語らなくても落ち着きが伝わるようになります。それが、イケメンかどうかに関係なく女性を惹きつける、本当の大人の魅力です。
まとめ:色気の正体は、重心が自分の中にある余裕
イケメンじゃないのにモテる男性の魅力は、見た目ではなく、重心が自分の中にあることからくる大人の余裕と落ち着きです。
話し方と聞き方では、急がず丁寧に、話の続きを尋ね、沈黙を怖がらず、自慢をしない。たたずまいでは、ひらいた姿勢と、見つめすぎない目線、手入れの行き届いた身なり、人を下げないユーモア。生き方では、自分の世界を持ち、機嫌を人に預けず、目の前の相手には特別な関心を向け、立場の弱い人に丁寧で、相手のペースを待ち、間違いを認められること。
どれも、今日から少しずつ練習できることばかりです。
よく見せようとする力を抜いたとき、あなたの本当の魅力がいちばん伝わります。
よくある質問
Q.顔に自信がありません。それでも婚活でモテるようになりますか?
A.なれます。惹かれ合うかどうかは、事前の条件より会ってからのやりとりで決まることが研究でも示されています。話の聞き方、姿勢、身だしなみの手入れなど、自分で変えられる部分から整えていくと、女性の反応は確実に変わります。
Q.「色気のある男性」になるには、何から始めればいいですか?
A.まずは話の聞き方からがおすすめです。相手の答えに対して、自分の話をする前に質問を1つはさむ。これだけで「話を聞いてくれる人」という印象になり、落ち着いた大人の雰囲気が自然に伝わります。
Q.余裕を見せるために、LINEの返信はわざと遅くしたほうがいいですか?
A.おすすめしません。婚活では、わざとの遅い返信は関心の薄さとして受け取られやすく、仮交際の並行の中で気持ちが離れる原因になります。返信は無理のないペースで、そのかわり相手の話にきちんと触れることを大切にしてください。
Q.声が高いのですが、低くしたほうがいいですか?
A.無理に低くする必要はありません。印象を大きく左右するのは、声の高さより話す速さと語尾の丁寧さです。文の終わりを急がず、落ち着いたテンポで話すことを意識すると、声の高さに関係なく大人の印象になります。
Q.口説かないほうがモテるというのは本当ですか?
A.半分正解です。誰にでも好意を振りまく人は好かれにくい一方で、目の前の相手への特別な関心はしっかり伝わったほうが好かれます。露骨に口説くのではなく、その人にしか言えない一言で関心を伝えるのがいちばん効果的です。
Q.無口なのですが、落ち着いて見えるなら大丈夫ですか?
A.無口そのものは問題ありませんが、表情が動かないと「楽しくなかったのかな」と誤解されがちです。うなずきや笑顔で反応し、相手の話に短い質問を返せれば、口数が少なくても落ち着いた魅力として伝わります。
Q.身だしなみで、まず整えるべきところはどこですか?
A.靴、爪、眉、シャツのしわなど「端」の部分です。高価な服を買うより、細部の手入れのほうが清潔感と落ち着きを伝えます。とくに眉は顔の印象を大きく変えるので、一度プロに整えてもらうのもおすすめです。
参考にした研究・資料
・Joel, S., Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2017). Is romantic desire predictable? Machine learning applied to initial romantic attraction. Psychological Science, 28(10), 1478-1489.
・Snyder, J. K., Kirkpatrick, L. A., & Barrett, H. C. (2008). The dominance dilemma: Do women really prefer dominant mates? Personal Relationships, 15(4), 425-444.
・Cheng, J. T., Tracy, J. L., Foulsham, T., Kingstone, A., & Henrich, J. (2013). Two ways to the top: Evidence that dominance and prestige are distinct yet viable avenues to social rank and influence. Journal of Personality and Social Psychology, 104(1), 103-125.
・Huang, K., Yeomans, M., Brooks, A. W., Minson, J., & Gino, F. (2017). It doesn't hurt to ask: Question-asking increases liking. Journal of Personality and Social Psychology, 113(3), 430-452.
・Van Tongeren, D. R., Davis, D. E., & Hook, J. N. (2014). Social benefits of humility: Initiating and maintaining romantic relationships. The Journal of Positive Psychology, 9(4), 313-321.
・Vacharkulksemsuk, T., Reit, E., Khambatta, P., Eastwick, P. W., Finkel, E. J., & Carney, D. R. (2016). Dominant, open nonverbal displays are attractive at zero-acquaintance. Proceedings of the National Academy of Sciences, 113(15), 4009-4014.
・Hall, J. A. (2017). Humor in romantic relationships: A meta-analysis. Personal Relationships, 24(2), 306-322.
・Joel, S., Eastwick, P. W., Allison, C. J., Arriaga, X. B., Baker, Z. G., Bar-Kalifa, E., et al. (2020). Machine learning uncovers the most robust self-report predictors of relationship quality across 43 longitudinal couples studies. Proceedings of the National Academy of Sciences, 117(32), 19061-19071.
・Eastwick, P. W., Finkel, E. J., Mochon, D., & Ariely, D. (2007). Selective versus unselective romantic desire: Not all reciprocity is created equal. Psychological Science, 18(4), 317-319.
・Whitchurch, E. R., Wilson, T. D., & Gilbert, D. T. (2011). "He loves me, he loves me not...": Uncertainty can increase romantic attraction. Psychological Science, 22(2), 172-175.
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
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