「何でもいいよ」は優しさ?婚活デートで男女のすれ違い
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「優しいのに頼りない」は、気持ちがないからとは限りません。
婚活デートで、女性から意外によく聞く不満があります。
「何を聞いても『どっちでもいいよ』なんです」
「優しい彼なんですけど、何を考えているのか分からなくて……」
一方、男性に聞くと、
「彼女の希望を優先したかった」「自分が決めて嫌がられたくなかった」
と返ってきます。
つまり男性は気を遣っているのに、女性には「私に関心がない」と伝わっている。
婚活デートで必要なリードとは、男性が全部決めることではありません。
自分の希望を一つ出して、相手にも選べる余地を渡す。
この小さな「会話のパス」が、二人の関係を動かします。
「何でもいいよ」が、なぜ女性を疲れさせるのか
「次のデート、何食べたい?」
「何でもいいよ」
「どこか行きたいところある?」
「○○さんの好きなところで」
一見、優しい返事です。
でも、これが続くと女性は、店を探し、候補を出し、予約まで考えることになる。
やがて不満は、デートそのものから相手への評価へ変わります。
「この人、結婚しても全部私任せなのかな」
男性が避けたかったはずの「減点」が、別のところで始まってしまうのです。
男性は「リードできない」のではなく、間違えるのが怖い
男性側にも知ってほしい事情があります。
婚活では、「男性がリードしたほうがいい」と言われる一方で、強引だと思われてもいけない。
だから自信のない男性ほど、女性に合わせようとします。
本当は焼肉が食べたいのに「何でもいい」。
本当は水族館へ行きたいのに「行きたいところある?」。
嫌われないために、自分の希望を消してしまうのです。
ところが女性から見れば、欲しいのは完璧なエスコートではありません。
「あなたと、ここへ行ってみたい」
その小さな意思が見えないことのほうが、不安になるのです。
「何考えてるか分からない」は、会話でも起きる
同じすれ違いは、婚活デートの話題にも表れます。
女性が仕事の話をしても「大変ですね」。
旅行の話なら「いいですね」。
否定はしないけれど、男性自身の意見が返ってこない。
これでは会話が続いても、女性は彼を知ることができません。
会話は質問だけでは深まりません。
「僕は逆に、休日は予定を入れすぎないほうが好きなんです。○○さんは?」
自分の意見を一つ差し出してから、相手へ返す。
これが「会話のパス」です。
質問攻めにもならず、二人の違いも少しずつ見えてきます。
リードとは、「二人で決められる形」にして渡すこと
次のデートなら、
「僕はイタリアンがいいなと思ってるんだけど、どう?」
店選びなら、
「新宿と丸の内に気になる店を見つけたんだけど、どっちが行きやすい?」
これなら男性は自分の意思を出しながら、女性にも選択肢を残せます。
リードとは、女性を自分の計画に従わせることでも、すべて女性に委ねることでもありません。
「僕はこうしたい。あなたはどう?」
この往復をつくれる男性は、女性から見ても安心感があります。
そして実は、結婚生活で必要になるのも、この力です。
女性も「頼りない」で切る前に、一度パスを返してみる
女性側も、「何でもいい」と言われた瞬間に、この人は主体性がないと決めなくていいかもしれません。
「私は和食がいいかな。○○さんは本当は何が食べたい?」
と聞いてみる。
そこで初めて、
「実は僕、焼肉がいいと思ってました」と出てくることがあります。
それなら問題は「本音がない」ことではなく、「本音を出すのが怖かった」ことになります。
この違いは、結婚相手を見極めるうえで小さくありません。
ワーク:
次の婚活デートでは、「何でもいい」を一度だけやめてみてください。
男性なら、
「僕は○○がいいと思う。あなたはどう?」
女性なら、
「私は○○がいい。あなたは本当はどうしたい?」
どちらか一人がパスを出せば、会話は動きます。
婚活で見たいのは、完璧にリードできる男性かどうかではありません。
二人の希望が違ったとき、それを出し合って一緒に決められる人かどうかです。
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