お相手の「まだ早い」一言で交際が終わる理由
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仮交際が三回、四回と続いた頃、女性が尋ねました。
「結婚したら、どのあたりに住みたいですか?」
男性は、「まだそこまで考える段階ではないかな」と答えます。男性にとっては、もう少し仲を深めてから話したいという意味でも、女性には「私との結婚を考えていない」と聞こえることがあります。
二人とも結婚する意思はあるのに、交際が終わってしまう。
その原因は、気持ちの温度差だけではありません。結婚について、確かめたい順番が違うのです。
「好き」が先か、見通しが先か
男性は、一緒にいて楽しい、また会いたいという気持ちが育ってから、結婚後の生活を考えたいと思うことがあります。
一方、女性は、住む場所や働き方、子どもについての考えを先に知りたい。その人と結婚生活を築ける見通しが持てて、初めて安心して気持ちを動かせるからです。
男性は将来の話を急かされると、採用面接のように感じる。女性は話を避けられると、「この人を好きになっても大丈夫なのか」と不安になる。
一方は「気持ちが育つまで待ってほしい」。もう一方は「待ってよい相手か知りたい」。
この順番の違いが、交際を止めてしまいます。
「まだ早い」だけでは伝わらない
将来について、すぐに結論を出す必要はありません。
ただ、「まだ分かりません」「今は考えられません」だけでは、相手に結婚から逃げているように受け取られることがあります。
決められないときは、現在地と意思を伝えましょう。
「住む場所はまだ決められませんが、結婚したら二人で話し合いたいです」
「子どもについては真剣に考えています。仕事との両立も含めて、お互いの希望を聞きながら決めたいです」
大切なのは、完成した人生設計ではありません。答えのない問題を、二人で考える姿勢です。
女性側も、一度の返答だけで真剣度を判断せず、こう聞いてみてください。
「まだ早いというのは、私との関係が浅いからですか。それとも、結婚後のこと自体をまだ考えていないのでしょうか」
慎重に気持ちを育てたい人と、責任ある話を避け続ける人は、似ているようで違います。
確認したいのは、答えより姿勢
住まい、仕事、家計、家事、子ども、親との関係を一度に確認すると、話は重くなります。
まずは、結婚生活への向き合い方が分かる質問を一つしてみましょう。
少しストレートに聞こえるかもしれませんが、ここではあえてわかりやすく書きますね。
「忙しい時期は、家のことをどう分担したいですか」
「意見が合わないときは、どう解決したいですか」
答えが一致するかより、自分の考えを話し、相手の希望も聞こうとするかが重要です。
条件が合っていても、話し合えない相手との結婚生活は苦しくなります。反対に、違いがあっても相談できる二人なら、生活はつくっていけます。
温度ではなく、進み方を伝える
仮交際で必要なのは、同じ速さで好きになることではありません。
(男性)「気持ちはゆっくりですが、結婚を真剣に考えています」
(女性)「今すぐ答えがほしいのではなく、将来を考えられる相手か知りたいです」
このように互いの現在地を伝えられれば、すれ違いは減っていきます。
直接聞くのが難しい場合は、カウンセラーを介して、交際への意欲や将来の話を避ける理由を確認することもできます。
結婚への温度差だと思っていたものが、実は結婚へ向かう順番の違いだった。
婚活では、そんなことが少なくありません。
相手の速度を変えようとする前に、「何が分かれば次へ進めるのか」を伝えてみてください。
結婚相手として確かめたいのは、早く答えを出せる人かどうかではありません。
違う速度の二人が、それでも話し合いを続けられるかどうかなのです。
ワーク:
交際相手の言葉について考え続けているなら、自分にこう問いかけてみてください。
「これは、まだ考えることで答えが出る問題だろうか?」
答えが出ないなら、次は一つだけ動いてみる。
もう一度会う。聞いてみる。自分の希望を伝える。
「まだ早い」と感じるときこそ、結論を急ぐのではなく、膝を交えて話してみてください。
そこで分かるのは、相手の気持ちだけではありません。
違う考えを持つ人と向き合いながら、自分の人生を動かす力も見えてくるはずです。
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「相手の真剣度が分からない」「将来の話をすると、交際が重くなりそう」「考えているうちに動けなくなる」。
そんな悩みを一人で抱えなくても大丈夫です。
私たちは正解を押しつけるのではなく、何を確かめ、どんな一歩を踏み出せばよいのかを一緒に整理します。
婚活は、気持ちや答えが整ってから始めるものではありません。
話し合いながら、二人の進み方を見つけていくものです。