相手からの「理不尽な言動」に言い返せず去ってしまうとき
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「嫌だった」と言う前に、相手を切っていませんか?
婚活をしていると、ときどき「それ、ちょっと失礼では?」と思うことを言われます。
仕事を軽く扱われたり、趣味や推し活について余計なことを言われたとか、「普通はこうでしょう」と決めつけられたとか。
その場では笑って受け流したのに、帰りの電車でじわじわ腹が立ち、家に着く頃には「あの人はないな」と交際終了を決めている。
もちろん、本当に失礼な人なら離れて正解です。
ただ、このパターンが何度も続くなら、少しだけ考えてみてください。
あなたは相手を見切ったのではなく、「嫌だった」と相手に見せる前に、関係から降りているのかもしれません。
なぜ、その場では笑えてしまうのか
腹が立っているのに、「そういう考え方もありますよね」と大人の対応をしてしまう。
空気を悪くしたくないし、感情的な人とも思われたくない。それなら、あとで交際終了にすればいい。
婚活では、この「スマートな撤退」が簡単にできます。
けれど、相手はあなたを傷つけたことすら知りません。謝ることも、言い直すこともできないまま、あなたの中だけで判決が出てしまいます。
二人の間では何も起きていないのに、関係だけが終わるのです。
これはかなりもったいないです。
見るべきなのは、「失言の後」かもしれない
人は、ときどき間違ったことを言います。
だからすべて許しましょう、という話ではありません。
むしろ見てほしいのは、その後です。
「その言い方は、少しショックでした」
そう伝えたとき、「ごめんなさい」と考え直せる人なのか。それとも「冗談なのに」「気にしすぎ」と、あなたの感情まで否定する人なのか。
失言そのものより、その後の態度に人間性が出ることがあります。
これは結婚相手を見極めるうえで、かなり大切な情報です。
「怒り」は、自分の輪郭を伝える感情
周囲との関係を壊さないように生きてきた人ほど、「我慢する」か「去る」かの二択になりがちです。
けれど結婚では、どれほど相性のいい二人でも、ときには腹が立ちます。
そこで必要になるのは、一度も対立しないことではありません。
怒りには、相手を攻撃するだけではなく、「私はそれを嫌だと感じる」と自分の輪郭を知らせる働きがあります。
それを伝えて初めて、二人で関係を調整できるようになります。
「対立しない相手」を探さなくていい
婚活では「引っかかることを言われた=相性が悪い」と判断しがちです。
でも結婚相手を見るなら、もう一歩先まで見てもいいでしょう。
対立しない人ではなく、対立したあとに話せる人なのか。
もちろん、暴言や人格否定を我慢する必要はありません。
けれど、「もう少しこの人を知りたい」と思えるなら、シャッターを下ろす前に一度だけ、自分の気持ちを相手の前に置いてみる。
そこで初めて見える相手もいます。
ワーク:
次のデートで無神経な一言に引っかかったら、笑って流す前に、自分の気持ちを確かめてみてください。
そして、もう少し知りたい相手なら、
「その言い方は、少しショックでした」と伝えてみる。
相手の反応を見てから、続けるか離れるかを決めても遅くありません。
結婚生活で大切なのは、一度も傷つけ合わないことではなく、傷つけたあとに二人で何ができるか、なのです。
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「嫌なことを言われても、その場では言えない」「一度引っかかると、急に相手をシャットアウトしてしまう」。そんなことが続いているなら、相性だけでなく、対立との向き合い方にヒントがあるかもしれません。
私たちは我慢を勧めるのではなく、何を伝え、どこで離れるのかを一緒に整理します。まずは、今も引っかかっている相手の一言から聞かせてください。