「友達が結婚しても、別に羨ましくないんです」
- 婚活のお悩み
- 女性向け
- 男性向け
「誰も羨ましくない」という自立の裏にあるもの
39歳のある女性は、仕事も生活も安定していました。
一人暮らしは快適で、休日には好きな店へ行き、年に何度か旅行もする。友人が結婚したり、SNSで家族写真を載せたりしていても、特に羨ましいとは思いません。
「だから婚活も、絶対に結婚したいという感じではないんです。いい人がいれば、くらいで」
焦っていないのは悪いことではありません。
ただ、お見合い相手について聞いても、彼女の感想はいつも淡々としていました。
すごく会いたい人もいなければ、失いたくない人もいない。
婚活がうまくいかないというより、誰も彼女の心の深いところまで入ってこないのです。
「欲しくて仕方ないもの」もありませんか?
彼女は精神的に自立した女性でした。
人に依存することを好まず、寂しいから誰かと付き合うこともありません。相手から連絡が遅くても気にしないし、交際終了になっても引きずらない。
それは一つの強さです。
けれど、少し気になることもあります。
誰も羨ましくない。誰にも嫉妬しないし、誰かを失ってもそれほど傷つかない。
もしそれがあまりに徹底しているなら、「自立している」だけではなく、自分が何かを強く欲しがるところまで行かないようにしてきた可能性もあるからです。
欲しなければ、奪われません。
深く求めなければ、失ったときにも傷つかずに済みます。
婚活では「カッコ悪い自分」が出てくる
ところが、誰かを本当に好きになると、このスマートさは少し崩れます。
LINEが来ないと気になる。ほかの女性とも会っていると知れば落ち着かない。「もっと会いたい」と思うのに、相手は同じ温度ではないかもしれない。
あまり格好のいい自分ではありません。
だからこそ、そんな自分になるくらいなら、少し手前で相手への気持ちを冷ましてしまう人がいます。
婚活で必要なのは、依存的になることではありません。
むしろ、「この人を失ったら少し寂しい」と思えるところまで、誰かを大切にしてみることです。
「執着しないこと」だけが大人ではない
私たちは、ときどき「執着しない人」を成熟した人だと思います。
もちろん、相手を束縛したり、自分の人生を丸ごと預けたりする必要はありません。
ただ、人と深くつながれば、多少は心を乱されます。
自分の思い通りにならない相手を好きになり、それでも関わろうとすれば、嫉妬や寂しさ、期待も出てくるでしょう。
それをすべて未熟さとして処理してしまうと、親密さまで一緒に遠ざけてしまいます。
結婚とは、完成した二人がスマートに並んで暮らすことではありません。
お互いの少し面倒で、洗練されていない部分まで持ち寄りながら、二人の関係をつくっていくことでもあります。
ワーク:
仮交際中の相手について、「別にこの人じゃなくても」と思ったら、一度だけ反対側から考えてみてください。
「もし明日、この人から交際終了が来たら、私は本当に何も感じないだろうか」
・少し残念。
・もう一度会いたかった。
・ほかの女性に決めてほしくない。
・いないと意外と寂しいかも。
そんな感情が出てきたら、すぐに格好よく片づけなくても大丈夫です。
「誰も必要としない自分」でいられることだけが自立ではありません。
誰かを必要としてしまったときにも、自分を失わずにいられること。
婚活では、そんなもう一つの自立を育てていくこともできます。
リアルラブの無料体験カウンセリングへのお誘い
夫婦カウンセラーが、あなたのお話を丁寧にお伺いします。
「一人でも十分幸せ」「誰と会っても、そこまで好きになれない」。そんな自分に結婚が必要なのか、分からなくなることもあるでしょう。
私たちは結婚を勧めることからではなく、あなたが誰かを求めるとき、どんな気持ちになるのかを一緒に見ていきます。まずは、少しだけ気になっているお相手の話から聞かせてください。