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真剣交際に進めない・決めきれない|正体は保証書待ち

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エースブライダル「真剣交際に進めない・決めきれない|正体は保証書待ち」-1

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。

先に答えをお伝えしますね。

仮交際から真剣交際に進めない人の多くは、相手に決め手がないのではありません。

決める前に「この選択で絶対に後悔しない」という保証書を手に入れようとして、待ち続けているんです。けれど婚活の保証書は、決めたあとにしか発行されません。真剣交際は結婚の決定ではなく、その保証書を一緒に書きにいく段階です。

「いい人なのはわかっている。でも、この人でいいのか決めきれない」

「カウンセラーから『そろそろどうですか』と言われるたびに、胃が重くなる」

「相手から真剣交際を申し込まれそうで、少し怖い」

仮交際が1か月、2か月と続くほど、こうした気持ちは大きくなっていきますよね。

決めきれない自分を、優柔不断だと責めている方も多いと思います。

でも、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で見てきたのは、決めきれない人ほど、まじめで、相手にも自分にも誠実でいたい人だということでした。

誠実でいたいからこそ、確信が来るまで動けなくなってしまうんです。

この記事では、真剣交際を決めきれない6つのタイプ、仮交際で確かめることと真剣交際で確かめることの仕分け方、決断までの4つの手順、カウンセラーやお相手への伝え方の例文まで、まとめました。

この記事の結論

・真剣交際を決めきれない正体は、決める前に「後悔しない保証」を求める保証書待ちです。人は後悔を恐れるほど、決断を先に延ばすことがわかっています。

・真剣交際は結婚の決定ではありません。住まい・仕事・お金など、保証書に書きたいことを話し合って確かめるための段階です。仮交際で全部を確かめようとしないでください。

・仮交際で見るのは「一緒にいて疲れないか」「約束を守るか」「違う意見を言えるか」などの土台だけ。土台に問題がなければ、進んでから確かめて大丈夫です。

・IBJでは仮交際は1か月〜1か月半、交際期間はお見合いの日から3か月が目安です。決めきれないときは、自分で期限を決めて担当カウンセラーに伝えましょう。

この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)

著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。

仮交際から真剣交際に進めないのは、おかしいこと?

まったくおかしくありません。ただし、迷っていられる時間には限りがあります。

IBJでは、仮交際の目安は1か月〜1か月半、できるだけ週に1回会い、そのあと真剣交際に進む流れが紹介されています。交際期間はお見合いの日から3か月がルールです(IBJ公式のルール&マナー、公式コラムより)。

そして、IBJ結婚みらい研究所が2025年に成婚した会員19,112名のデータを分析した成婚白書では、交際日数が約4か月(120日)を超えると「この人で本当にいいのか」という迷いが生じやすくなり、成婚者の8割は180日以内に集中していたと報告されています。

つまり、迷うこと自体は多くの人に起きる自然なことです。

けれど迷いを長く抱えるほど、迷いそのものが大きくなっていく。決めきれない時間が、さらに決めにくくしていくんですね。

だからこそ、「なぜ決められないのか」を早めにほどいておくことが大切なんです。

真剣交際を決めきれない、本当の理由は?

いちばん大きな理由は、「決めたあとに後悔したくない」という気持ちです。

決断を避ける心理をまとめた研究では、人が決定を先延ばしにしたり、今の状態のままでいようとしたりする背景に、後悔の予想や、選ぶことの難しさが大きく関わっていると整理されています(Anderson, 2003)。

真剣交際に進むと、ほかの交際は終了し、新しい紹介も止まります(IBJ公式コラムより)。

だから「もし違ったら」「もっと合う人がいたら」と考えると、確信が持てるまで動けなくなる。これが保証書待ちの状態です。

ところが、ここにひとつ落とし穴があります。

写真の授業の学生を対象にした実験で、あとから選び直せる条件の学生は、選び直せない条件の学生より、自分が選んだ写真への満足が低かったんです。それなのに、ほとんどの人は選び直せる条件のほうを望みました(Gilbert & Ebert, 2002)。

人は、決めたあとに「これでよかった」と思える心の働きを持っています。

でも、選び直せる状態が続いている間は、その働きが起こりにくい。

仮交際という「いつでも選び直せる状態」に長くいるほど、目の前の人への満足が育ちにくくなるのは、このためです。保証書を待っている間は、保証書を書く力そのものが眠っているんですね。

あなたの「決めきれない」は、どのタイプ?

決めきれない理由は、人によって違います。

現場でよく出会う6つのタイプに分けました。自分がどれに近いかがわかると、次に何をすればいいかが見えてきます。

①比較タイプ:「もっといい人がいるかもしれない」

何が起きているか:できるだけ最高の選択をしたい傾向の強い人は、ほどよい選択で満足できる人に比べて、幸福感や満足が低く、後悔しやすいことがわかっています(Schwartz et al., 2002)。就職活動の追跡調査では、最高を求める学生のほうが初任給は高かったのに、決めた仕事への満足は低く、活動中もつらさを多く感じていました(Iyengar, Wells & Schwartz, 2006)。

婚活の場面:検索画面を見るたび、新しいお申し込みが来るたびに、目の前の人の点数が下がっていきます。

抜け方:比べる相手を「ほかの人」から「半年後のこの人との日常」に変えましょう。その日常に、あなたが大切にしたいものが入っているかどうかだけを見ます。

②確信待ちタイプ:「もっと好きになってから」

何が起きているか:「好き」という強い確信が来てから決めたい、という気持ちです。けれど結婚相談所の短い交際期間では、確信が決断より先に来ることは多くありません。

婚活の場面:会えば楽しい、嫌なところもない。なのに「決め手がない」と感じて、デートの回数だけが増えていきます。

抜け方:確信ではなく「この人ともう一段深い話をしてみたいか」で判断します。真剣交際は、その深い話をするための場所です。

③怖さタイプ:「この人というより、決めること自体が怖い」

何が起きているか:相手に不満はないのに、「ひとりに絞る」「ほかの可能性を閉じる」ことそのものが怖い状態です。後悔の研究では、何かをして失敗した後悔は短期的に強く感じる一方、しなかったことの後悔は長く残りやすいとされています(Gilovich & Medvec, 1995)。決める直前は、前者ばかりが大きく見えてしまうんです。

婚活の場面:相手から真剣交際の話が出そうになると、話題を変えたくなる。

抜け方:怖さの正体を「相手」と「決めること」に分けて書き出してみましょう。後者だけなら、それは多くの人が通る揺れです。

④違和感タイプ:「言葉にできない引っかかりがある」

何が起きているか:小さな違和感を、言葉にしないまま抱えている状態です。人は関係について、進みたい理由と離れたい理由を同時に感じることが多いと報告されています(Joel, MacDonald & Page-Gould, 2018)。どちらか一方だけを感じる人のほうが、むしろ少ないんです。

婚活の場面:「いい人なんだけど」の「けど」の先が、自分でもはっきりしない。

抜け方:「けど」の先を1文で書いてみます。書けたら、それが話し合いで確かめられることか、相手の人柄の根っこかを見分けましょう。

⑤様子見タイプ:「相手の気持ちがわからないから、決められない」

何が起きているか:断られるのが怖くて、相手が先に動くのを待っている状態です。相手も同じように待っていると、ふたりとも決めないまま時間が過ぎていきます。

婚活の場面:LINEもデートも順調なのに、どちらも真剣交際の話をしない。

抜け方:相手の気持ちは、担当カウンセラーを通じて相手の相談所に確かめてもらうことができます。IBJの公式コラムでも、告白が難しければ相談所を通じて気持ちを伺う方法が紹介されています。

⑥周囲タイプ:「親や友人がどう思うか気になる」

何が起きているか:自分の気持ちより先に、周囲の評価で点数をつけている状態です。

婚活の場面:「親に紹介して恥ずかしくないか」「友人に年収を聞かれたら」と考えると、目の前の人の良さが見えにくくなります。

抜け方:親に紹介するのは、もっと先です。今は、ふたりで過ごす時間の居心地だけを見てください。

仮交際で確かめることと、真剣交際で確かめることの違いは?

仮交際で確かめるのは「この人と、深い話をしていけそうか」という土台だけです。

住む場所や仕事、お金、家族との距離など、結婚生活の中身は、真剣交際に入ってから話し合うものです。IBJの公式コラムでも、真剣交際は結婚を明確に見据える段階で、住まいや働き方、家計などを確認していく時期として紹介されています。

決めきれない人の多くは、この2つを仮交際の中で全部確かめようとしています。

まだ深い話をしていない段階で「結婚生活がうまくいく保証」を求めれば、決められないのは当然なんです。

仮交際で見ておきたい土台

・会ったあと、疲れより「ほっとした」が残るか

・約束の時間や連絡など、小さな約束を守る人か

・あなたが違う意見を言ったとき、嫌な顔をせず聞けるか

・店員さんなど、立場の弱い人にも丁寧か

・「ありがとう」を自然に言い合えるか

・次のデートの約束が、どちらかからでも自然に出てくるか

真剣交際に入ってから話し合えばいいこと

・結婚後に住む地域や家

・仕事の続け方、働き方

・家計の管理や、お金の使い方

・親や家族との距離

・結婚式や入籍の時期

土台の6つに大きな問題がなければ、真剣交際に進む準備はできています。

残りの項目は、進んでから一緒に確かめていけばいいんです。

保証書は、ひとりで待つものではなく、ふたりで書くものだからです。

決めきれないとき、決断までの手順は?

頭の中だけで考え続けると、迷いは同じところを回り続けます。

次の4つを、順番に紙かスマホのメモに書き出してみてください。1週間あれば十分です。

手順1:迷いを「土台の迷い」と「中身の迷い」に仕分ける

先ほどの一覧を見ながら、自分の迷いがどちらにあるかを分けます。

「会うと少し疲れる」「意見を言うと不機嫌になる」は土台の迷い。「住む場所の考えが合うかわからない」は中身の迷いです。

中身の迷いしかないなら、それは真剣交際に進んでから確かめればいいことです。

手順2:保証書に書きたい項目を、3つだけ書く

「この人と結婚しても大丈夫」と思えるために、何がわかれば安心できるかを書きます。

たとえば「転勤があるかどうか」「お金の使い方が極端でないか」「私の仕事を応援してくれるか」。

3つに絞るのがコツです。10個書き出すと、どれも確かめきれず、また保証書待ちに戻ってしまいます。

手順3:3つを、次のデートで1つずつ確かめる

仮交際の段階でも、軽く聞けることはあります。

「〇〇さんは、転勤ってある仕事なんですか?」「休みの日にお金を使うとしたら、何に使いたいですか?」。

答えの内容より、聞かれたときにきちんと向き合ってくれるかを見てください。その反応が、真剣交際で深い話ができるかどうかの予告になります。

手順4:期限を決めて、担当カウンセラーに伝える

「次のデートのあとに決めます」「今月中に結論を出します」と、期限を言葉にして担当カウンセラーに伝えます。

IBJも、真剣交際に進めそうか、まだ決められないのかをカウンセラーに一度じっくり相談し、決定をむやみに先延ばしにしないよう案内しています。

期限を人に伝えると、迷いは「いつか決めること」から「この日に決めること」に変わります。

「決めきれない」と「進まないほうがいい」は、どう見分ける?

迷いが「中身」についてなら進んで確かめる、迷いが「土台」についてなら立ち止まる。これが見分け方です。

決めきれないことと、進まないほうがいいことは、外から見ると同じ「迷い」に見えます。でも中身はまったく違います。

進んで確かめていい迷い

・一緒にいると楽だが、ドキドキはしない

・結婚生活のイメージが、まだ具体的に描けない

・もっといい人がいるかもしれない、という気持ちが消えない

・ひとりに絞ること自体が怖い

立ち止まったほうがいい迷い

・会ったあと、いつもぐったり疲れている

・自分の意見を言うのを、無意識にやめている

・約束や連絡が、たびたび守られない

・相手の言葉で、自分を小さく感じることがある

もうひとつ気をつけたいのが、反対方向の決め方です。

ひとりでいることへの不安が強い人ほど、満足していない関係でも終わらせにくく、応答の少ない相手にも関心を向けやすいことがわかっています(Spielmann et al., 2013)。

「この人を逃したら次はない」という焦りだけで真剣交際に進むのは、保証書待ちとは逆の、もうひとつの落とし穴です。立ち止まったほうがいい迷いがあるなら、焦りで上書きしないでくださいね。

カウンセラーやお相手には、どう伝えればいい?例文は?

担当カウンセラーには、迷いをそのまま伝えて大丈夫です。お相手には、迷いの中身ではなく「前向きに考えていること」と「いつまでに答えるか」を伝えます。

担当カウンセラーへの相談の例文

例文:「〇〇さんとの真剣交際で迷っています。一緒にいると楽で、嫌なところはありません。ただ、決め手がないように感じてしまって。住む場所と仕事の続け方の考えがわかれば、安心できる気がします。次のデートで聞いてみて、そのあとに決めたいです」

迷いの中身と、確かめたいことと、期限。この3つがそろっていると、カウンセラーは相手の相談所から聞いている様子も踏まえて、具体的な助言をしやすくなります。

お相手から真剣交際の話が出たけれど、少し時間がほしいとき

例文:「そう言っていただけて、本当にうれしいです。私も前向きに考えています。大事なことなので、きちんと考えてお返事したいです。次にお会いするときまでに、お返事させてください」

「考えさせてください」だけだと、お相手は不安なまま待つことになります。

うれしい気持ちと、返事の期限をセットで伝えるのが、待たせる側の礼儀です。

自分から真剣交際に進みたいと伝える前に

決断ができたら、切り出し方はシンプルで大丈夫です。

ただ、決めきれない人は「断られたら」と考えてまた止まりがちなので、まずは担当カウンセラーに「真剣交際に進みたい気持ちが固まりました」と伝えてください。相手の相談所を通じて、お相手の温度を確かめてもらえることがあります。

決めきれないとき、やってはいけないことは?

いちばん避けたいのは、期限を決めないまま保留を続けることです。

そのほかにも、次のような行動は、迷いを長引かせるか、お相手を傷つけやすいので気をつけてくださいね。

・迷いを消すために、仮交際の人数を増やす

比べる相手が増えるほど、比較タイプの迷いは深くなります。IBJの公式コラムでも、同時に交際する人数が多すぎると真剣交際が先延ばしになりやすいとされています。

・相手に決めてもらうのを待つ

相手から申し込まれたら進む、という姿勢だと、進んだあとも「自分で選んだ」という実感が持てず、不安が残りやすくなります。

・流れで、なんとなく真剣交際に入る

同棲をめぐる研究では、節目を「流れで越えた」カップルは、しっかり「決めて越えた」カップルより、関係に不満があっても離れにくい惰性が生まれやすいと指摘されています(Stanley, Rhoades & Markman, 2006)。決めきれないまま流されるのは、決めないことと同じくらいもったいないんです。

・返事を先延ばしにしたまま、デートだけ続ける

お相手は、あなたに決めてもらうのを待っているかもしれません。待たせている時間も、お相手の婚活の時間です。

・友人や家族の多数決で決める

周りの意見は参考になります。でも、ふたりで過ごした時間の空気は、あなたにしかわかりません。

決められる人は、何が違う?

決められる人は、決断を「相手への採点」ではなく「自分から差し出す約束」だと考えています。

ここに、テクニックではなく器の差が出ます。

保証書を待つ気持ちの根っこには、「自分が傷つかないように」という自然な防衛があります。

完璧な相手なら、後悔しない。確信があれば、傷つかない。

でも、結婚生活で後悔しないかどうかは、相手の点数だけでは決まりません。選んだあとに、どれだけ関係を育てていけるかで決まっていきます。

持てる人は、先に与える側に立ちます。

「あなたと、もっと深い話をしていきたいです」と、自分から約束を差し出す。

そして選んだあとは、ほかの可能性を数えるより、目の前の人との日常を楽しむことに力を使います。

選んだものを大切にする人の手元で、満足は育っていくんです。

決めきれない自分を責める必要はありません。

それは、誠実でいたいあなたの、まじめさの裏返しです。あとは、その誠実さを「待つこと」から「確かめにいくこと」に向け直すだけです。

「決めきれない理由が、自分でもわからない」というときは、第三者と一緒に迷いを仕分けるのがいちばんの近道です。

エースブライダルでは、真剣交際に進むかどうかの迷いも、カウンセラーが一緒に整理しています。まずは無料相談で、今の状況を聞かせてくださいね。

チェックリスト:あなたは、保証書を待っていない?

次の8つのうち、3つ以上当てはまるなら、保証書待ちの状態かもしれません。

□ 相手に大きな不満はないのに「決め手がない」と感じている

□ 仮交際の間に、結婚生活の中身まで全部確かめようとしている

□ 新しいお申し込みやプロフィールを見るたびに、気持ちが揺れる

□ 「もっと好きになってから」と、確信を待っている

□ 相手が先に動くのを待っている

□ 決める期限を、自分の中で決めていない

□ 担当カウンセラーに、迷いの中身を話していない

□ 迷いの理由を1文で書けない

反対に、「会ったあと疲れる」「意見を言えない」「約束が守られない」のどれかが当てはまるなら、それは保証書待ちではなく、土台の迷いです。進む前に、担当カウンセラーと一緒に立ち止まって考えましょう。

まとめ:保証書は、決めたあとにふたりで書く

仮交際から真剣交際に進めない正体は、決める前に後悔しない保証を求める保証書待ちです。

けれど婚活の保証書は、決める前には発行されません。

仮交際で確かめるのは、一緒にいて疲れないか、約束を守るか、違う意見を言えるかという土台だけ。

住まいや仕事、お金などの中身は、真剣交際に入ってからふたりで確かめていく。

迷ったら、迷いを土台と中身に仕分け、確かめたいことを3つに絞り、期限を決めて担当カウンセラーに伝えましょう。

満足は、選んだあとに育てていくものです。

よくある質問

Q.仮交際はどれくらいで真剣交際に進むのが普通ですか?

A.IBJでは、仮交際は1か月〜1か月半が目安で、できるだけ週に1回会うことがすすめられています。交際期間はお見合いの日から3か月がルールなので、その中で真剣交際と成婚までを考えると、仮交際が長くなりすぎないほうが安心です。

Q.決め手がないまま真剣交際に進んでもいいですか?

A.一緒にいて疲れない、約束を守る、違う意見を言えるといった土台に問題がなければ、進んで大丈夫です。真剣交際は結婚の決定ではなく、結婚生活の中身を話し合って確かめる段階です。決め手は、進んでから見つかることも多いんです。

Q.真剣交際に進んだあとで、やっぱり違うと思ったらどうなりますか?

A.真剣交際でも、お別れすることはできます。その場合は、相談所を通して終了します。ただ、お相手はほかの交際を止めてあなたと向き合っているので、進むときは「確かめたいことを話し合う覚悟」を持って進みましょう。

Q.相手から真剣交際を申し込まれたのに、すぐ答えられません。

A.すぐに答えられなくても大丈夫です。「うれしいです。前向きに考えています。次にお会いするときまでにお返事させてください」と、気持ちと期限をセットで伝えましょう。そのうえで、迷いの中身を担当カウンセラーに相談してください。

Q.ふたりのうちどちらと真剣交際に進むか、決められません。

A.それぞれの方について、会ったあと疲れないか、違う意見を言えるかなどの土台を比べてみてください。どちらも土台に問題がなければ、「この人ともっと深い話をしたいか」で選びます。比べる基準を増やしすぎないのがコツです。

Q.何度仮交際をしても、毎回真剣交際に進めません。

A.毎回同じところで止まるなら、相手ではなく、決め方に理由があるかもしれません。仮交際で結婚生活の中身まで確かめようとしていないか、確信を待っていないかを振り返ってみましょう。担当カウンセラーと一緒に、これまでの迷いのパターンを整理するのもおすすめです。

Q.真剣交際に進めないのは、相手を好きになれていないからですか?

A.必ずしもそうではありません。好きな気持ちはあるのに、ひとりに絞ること自体が怖い、もっといい人がいるかもしれないと思ってしまう、という方もたくさんいます。迷いの理由を1文で書いてみて、主語が「相手」か「決めること」かを見てみてください。

参考にした研究・資料

・Anderson, C. J. (2003). The psychology of doing nothing: Forms of decision avoidance result from reason and emotion. Psychological Bulletin, 129(1), 139-167.

・Gilbert, D. T., & Ebert, J. E. J. (2002). Decisions and revisions: The affective forecasting of changeable outcomes. Journal of Personality and Social Psychology, 82(4), 503-514.

・Schwartz, B., Ward, A., Monterosso, J., Lyubomirsky, S., White, K., & Lehman, D. R. (2002). Maximizing versus satisficing: Happiness is a matter of choice. Journal of Personality and Social Psychology, 83(5), 1178-1197.

・Iyengar, S. S., Wells, R. E., & Schwartz, B. (2006). Doing better but feeling worse: Looking for the "best" job undermines satisfaction. Psychological Science, 17(2), 143-150.

・Gilovich, T., & Medvec, V. H. (1995). The experience of regret: What, when, and why. Psychological Review, 102(2), 379-395.

・Joel, S., MacDonald, G., & Page-Gould, E. (2018). Wanting to stay and wanting to go: Unpacking the content and structure of relationship stay/leave decision processes. Social Psychological and Personality Science, 9(6), 631-644.

・Spielmann, S. S., MacDonald, G., Maxwell, J. A., Joel, S., Peragine, D., Muise, A., & Impett, E. A. (2013). Settling for less out of fear of being single. Journal of Personality and Social Psychology, 105(6), 1049-1073.

・Stanley, S. M., Rhoades, G. K., & Markman, H. J. (2006). Sliding versus deciding: Inertia and the premarital cohabitation effect. Family Relations, 55(4), 499-509.

・IBJ結婚みらい研究所「データが示す『決断のタイムリミット』成婚を遠ざける“青い鳥症候群”の罠」(2026年4月23日)https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/511/

・IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?仮交際からの進み方やルール、確認事項を解説」https://www.ibjapan.com/marriage/p_7720/

・IBJ「結婚相談所の仮交際(プレ交際)って何?失敗しない仮交際の進め方」https://www.ibjapan.com/marriage/p_8938/

・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/

・IBJ「お見合いや交際の振り返り」https://www.ibjapan.com/success/counselor/

この記事を書いた人

関口美奈子(せきぐち みなこ)

恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。

公式サイト https://sekiguchiminako.com/

著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』

「いい人なのに、決めきれない」。その迷いを、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。

エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。

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