婚活の始め方|何から始める?最初は相手より「下書き」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
婚活は、相手探しから始めると遠回りになります。
最初にやることは、アプリの登録でも、結婚相談所選びでもありません。自分がどんな結婚をしたいのかを、鉛筆でざっくり書いてみる「結婚の下書き」づくりです。
この記事では、婚活を何から始めればいいのかを、「自己整理」「手段選び」「最初の3か月の動き方」の3ステップで、書き方の見本と具体的なスケジュールつきで整理しました。
「そろそろ本気で結婚を考えたい」。
そう思ってスマホで検索してみると、アプリ、婚活パーティー、結婚相談所と選択肢ばかりが並んで、どこから手をつけていいのかわからなくなる。
周りに相談するのも少し照れくさくて、気づけば「まだいいか」と数か月が過ぎていた。そんな方は、本当に多いんです。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきて感じるのは、婚活でつまずく人の多くが、出会い方ではなく始め方でつまずいているということです。
行き先を決めずに電車に乗ると、どの路線も正解に見えて、どの駅でも降りられなくなります。婚活も同じで、行き先が決まっていれば、手段は驚くほど簡単に選べます。
この記事の結論
・婚活は、手段選びより先に「結婚の下書き」から始めます。なぜ結婚したいか、どんな平日を送りたいか、譲れない条件3つ、いつまでに、使える時間とお金。この5つを書き出すだけで十分です。
・手段は「時間」「お金」「自分から動けるか」「相手の結婚の意思を確かめたいか」の4つの軸で選び、最初は1つか2つに絞ります。
・最初の3か月は、1か月目に整える、2か月目に会う、3か月目に振り返る。この順番で動くと、迷わず続けられます。
・IBJの成婚データでは、成婚者は約半年から9か月の活動期間に集中し、平均11回のお見合いで相手を見極めています。始めるときに「期間」を決めておくことが、いちばんの近道です。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
婚活は、何から始めればいい?
婚活は、相手を探す前に「結婚の下書き」を書くことから始めます。
下書きとは、完璧な理想像ではなく、あとから何度でも書き直せる、今の時点での結婚のイメージのことです。
なぜ相手探しより先なのか。理由は2つあります。
1つ目は、人は、自分が本当に惹かれる相手の条件を、事前にはうまく言い当てられないからです。
イーストウィックとフィンケルの研究では、スピードデーティングの前に参加者が答えた「理想の相手の条件」は、実際にその場で誰に惹かれたかを予測しませんでした(Eastwick & Finkel, 2008)。
条件のリストだけを握りしめて婚活を始めると、そのリストに合う人を探すことに疲れ、合わない人の魅力には気づけなくなります。
2つ目は、「いい人がいない」の正体が、自分の中の行き先の未定であることが多いからです。
国立社会保障・人口問題研究所の調査でも、結婚の意思がある未婚者が独身でいる理由として、「適当な相手にまだめぐり会わないから」が多く挙げられています(第16回出生動向基本調査)。
ただ、現場でお話を聞いていると、この「適当な相手」の中身が、ご本人の中でもまだ決まっていないことがとても多いんです。行き先が決まっていないと、どの駅も少しずつ違って見えて、降りる決心がつきません。
だから最初の一歩は、条件のリストではなく、暮らしの下書きです。
「どんな人と」より「どんな毎日を」から書き始めると、相手に求めるものが、自然と絞られていきます。
STEP1 自己整理:結婚の下書きは、どう書けばいい?
結婚の下書きは、次の5つの問いに答えるだけで書けます。
紙でもスマホのメモでもかまいません。30分ほど、ひとりの時間をとって書いてみてください。
①なぜ、結婚したいのか
いちばん大切で、いちばん飛ばされがちな問いです。
「ひとりの老後が不安」「好きな人と帰る家がほしい」「親を安心させたい」。どんな理由でもかまいません。きれいごとで書かず、本音で書くことが大事です。
この答えは、婚活が長くなったときの支えになります。
お見合いで断られた日、仮交際がうまくいかなかった日に、「自分はなぜこれをやっているんだっけ」と立ち返れる場所があると、気持ちが折れにくくなります。
②結婚したあと、どんな平日を送りたいか
休日の過ごし方ではなく、平日を書くのがポイントです。
何時に起きて、どこで働いて、夕方はどう過ごしているか。住みたい街、仕事を続けるかどうか、家事をどう分けたいか。
結婚生活の大半は、特別な日ではなく普通の日でできています。平日の姿が描けると、相手に必要な条件が、生活の側から見えてきます。
③譲れない条件は、3つまで
条件は、たくさん書くほど安心できるように思えます。でも、条件が増えるほど会える人は減り、婚活は苦しくなります。
リーらの研究では、限られた予算で理想の結婚相手を「買う」課題を行ったところ、人はまず、これがないと困るという「必需品」の条件を一定の水準まで確保し、それから他の条件にお金を回すことがわかりました。そして男女ともに、やさしさと知性は必需品として扱われていました(Li et al., 2002)。
婚活でも同じです。
譲れない条件を3つに絞り、それ以外は「あればうれしい」の欄に移しておく。この仕分けをしておくだけで、プロフィールを見る目がずいぶん変わります。
④いつまでに、結婚を決めたいか
期間を決めずに始めた婚活は、たいてい長引きます。
IBJが約2万人のデータを分析した成婚白書では、成婚者は約半年から9か月の活動期間に集中し、平均11回のお見合いで相手を見極め、お相手と出会ってから約4か月で結婚を決断していました(IBJ「2025年 IBJ 成婚白書」)。
もちろん、これは結婚相談所のデータで、すべての人に当てはまるわけではありません。
それでも、「まずは半年、本気でやってみる」と区切りをつけると、毎週の動き方が決まります。期限は、自分を追い込むためではなく、集中するためにつけるものです。
⑤婚活に使える時間とお金
週に何時間、月にいくらまでなら、無理なく婚活に使えるか。
ここを先に決めておかないと、手段を選ぶときに判断がぶれます。
時間はあるけれどお金はかけたくない人と、お金はかけられるけれど時間がない人では、合う手段がまったく違うからです。
書き上がった下書きは、たとえばこんな形になります。
【結婚の下書き(見本)】
・なぜ:仕事から帰ったときに、今日あったことを話せる相手がほしい
・平日:今の仕事は続けたい。職場まで1時間以内の街に住みたい。夕食は週に何回か一緒に
・譲れない条件:感情的に怒らない人/お金の使い方が堅実な人/お互いの仕事を尊重できる人
・いつまでに:まず半年は集中して、来年の春に一度見直す
・時間とお金:平日夜に1時間、週末に半日。費用は月の予算を決めて、その範囲で
完璧でなくて大丈夫です。
下書きは、婚活をしながら何度も書き直していくものです。消しゴムで消せるから、鉛筆で書き始められる。そのくらいの気持ちで十分です。
STEP2 手段選び:婚活の方法は、どう選べばいい?
婚活の方法は、「時間」「お金」「自分から動けるか」「相手の結婚の意思を確かめたいか」の4つの軸で選びます。
おすすめは、最初は1つか2つに絞ることです。
選択肢は多いほうがよさそうに見えますが、そうとは限りません。アイエンガーとレッパーの実験では、24種類や30種類の中から選ぶより、6種類の中から選ぶほうが、人は実際に選んで行動し、選んだあとの満足度も高いことがわかりました(Iyengar & Lepper, 2000)。
手段を一度に全部始めると、どれも中途半端になり、「婚活って疲れる」だけが残ってしまいます。
主な方法と、向いている人を整理しますね。
費用は運営元やサービスによって大きく違うので、ここでは金額ではなく特徴で比べます。
友人や知人の紹介、職場や趣味の場
特徴:お金がほとんどかからず、相手の人柄を紹介者を通して知ることができます。
向いている人:交友関係が広い人、趣味のコミュニティに参加している人。
気をつけたいこと:出会いの数が限られ、相手に結婚の意思があるかどうかがわかりにくい点です。紹介をお願いするときは、「結婚を前提に考えられる人」と、はっきり伝えておくのがおすすめです。
婚活パーティー・街コン
特徴:1日で複数の人と直接会って話せます。写真ではわからない雰囲気や話し方を、その場で確かめられます。
向いている人:第一印象や会話に自信がある人、実際に会って判断したい人。
気をつけたいこと:1人と話せる時間が短く、その場の印象で選ばれやすいことです。参加者の結婚への本気度にも幅があります。
マッチングアプリ
特徴:自分のペースで、たくさんの人のプロフィールを見られます。費用も比較的抑えやすい方法です。
向いている人:自分でどんどん動ける人、文章でのやり取りが苦にならない人、隙間時間を使いたい人。
気をつけたいこと:相手の身元や独身かどうかを自分で見極める必要があること、やり取りから会うまでの段取りをすべて自分でこなす必要があることです。
ちなみに、国の調査では、2018年7月から2021年6月に結婚した初婚どうしの夫婦のうち13.6%が、SNSやアプリなどの「ネットで」知り合っていました(第16回出生動向基本調査)。出会いの入口として、すっかり定着した方法です。
結婚相談所
特徴:独身であることなどの書類を提出した、結婚の意思がある人どうしが出会います。カウンセラーが、お見合いの調整から交際中の相談、気持ちの確認まで間に入ります。
向いている人:結婚の意思がはっきりした相手と会いたい人、ひとりで判断するのが不安な人、忙しくて段取りに時間を割けない人。
気をつけたいこと:ほかの方法より費用がかかることと、交際期間などのルールがあることです。IBJでは、交際期間はお見合いの日から3か月がルールとされ、その中で結婚を考えられるかを見極めていきます。
迷ったときは、次の4つの質問に答えてみてください。
・週に使える時間は多い?少ない?少ないなら、段取りを任せられる方法が向いています。
・お金をかけてでも、早く決めたい?かけたくないなら、費用を抑えられる方法から。
・自分から声をかけたり、日程を組んだりするのは得意?得意ならアプリやパーティー、苦手なら間に人が入る方法を。
・相手の結婚の意思を、最初から確かめたい?確かめたいなら、結婚の意思が前提の場を選びます。
ひとつ大切なのは、手段に正解はなく、下書きとの相性があるということです。
下書きの「いつまでに」が短いなら結婚の意思が前提の場を、「時間とお金」が限られているなら自分で動ける方法を。STEP1をしっかり書いておくと、ここで迷う時間がほとんどなくなります。
STEP3 最初の3か月は、どう動けばいい?
最初の3か月は、1か月目に整える、2か月目に会う、3か月目に振り返る。この順番で動きます。
いきなり全力で走り出すより、この3つの区切りを意識したほうが、疲れずに結果が出やすくなります。
1か月目:整える
最初の1か月は、出会いの「受け皿」をつくる期間です。
・プロフィールを書く:下書きの「平日」と「なぜ」を材料に、自分がどんな毎日を送っていて、どんな結婚をしたいかが伝わる文章にします。
・写真を用意する:自然な笑顔で、顔と雰囲気がはっきりわかる写真を。婚活の写真は、相手に会ってみたいと思ってもらうための招待状です。
・会うときの服と身だしなみを整える:清潔感のある服を一式、髪や眉、爪など細かいところも整えておくと、当日の自信が違います。
・相手に聞いてみたいことを考えておく:下書きの「譲れない条件」を、会話で自然に確かめられる質問に言い換えておきます。
結婚相談所なら、この期間にカウンセラーと下書きを共有し、プロフィールや写真を一緒に仕上げていきます。
2か月目:会う
2か月目は、とにかく会う数を増やす期間です。
IBJの成婚白書では、成婚した人のお見合い数は、成婚しなかった人の約2.7倍でした(IBJ「2025年 IBJ 成婚白書」)。婚活の結果を大きく分けるのは、センスや条件より、出会いの数だということです。
ここで役に立つのが、「もし〜なら、〜する」という形で行動を決めておく方法です。
心理学者のゴルヴィッツァーは、「この状況になったら、この行動をする」とあらかじめ決めておく計画が、目標の達成を助けることを示しました(Gollwitzer, 1999)。
やる気に頼らず、場面と行動をセットにしておくのがコツです。
・日曜の夜になったら、3人に申し込む(またはいいねを送る)
・お見合いやデートから帰ったら、その日のうちに感想を3行だけメモする
・お断りの連絡が来たら、落ち込むのは一晩だけにして、翌日に次の申し込みをする
・迷ったら、24時間以内にカウンセラーか信頼できる友人に話す
会う数の目安は、人によって使える時間が違うので一概には言えません。現場で見てきた目安としては、週に1人以上と会える状態をつくれると、2か月目の終わりには自分の好みや、選ばれやすい場面がかなり見えてきます。
3か月目:振り返る
3か月目は、会う数を保ちながら、下書きを書き直す期間です。
2か月分のメモを見返して、次の3つを確かめてみてください。
・また会いたいと思えた人に、共通点はあったか:その共通点は、下書きの条件に入っていたか
・譲れない条件は、本当に譲れなかったか:会ってみたら気にならなかった条件はないか
・断られた場面に、共通点はあったか:プロフィール、写真、会話の入り方など、変えられるところはないか
ここで下書きを書き直すことが、婚活のいちばんの成長です。
最初の下書きと3か月後の下書きが違っていたら、それは失敗ではなく、あなたが自分のことを知った証拠です。
「下書きを書いてみたけれど、これで合っているのかな」「自分にはどの方法が合うんだろう」。
そんなときは、ひとりで考えこまずに、プロと一緒に整理してみませんか。
エースブライダルでは、入会するかどうかを決める前の段階から、今の状況や結婚のイメージを一緒に整理しています。まずは無料相談で、気軽にお話ししてみてくださいね。
IBJの結婚相談所で始めると、どんな流れになる?
IBJの結婚相談所では、入会、お見合い、仮交際、真剣交際、成婚という流れで進みます。
はじめての方がイメージしやすいように、ルールとあわせて整理しますね。
・入会・プロフィール作成:書類を提出し、カウンセラーと一緒にプロフィールと写真を整えます。
・お見合い:お互いに申し込みを受けたら、ホテルのラウンジなどで1時間前後お話しします。お見合い後の返事は、できれば当日中、遅くとも翌日の13時までにカウンセラーへ伝えるのがマナーとされています。
・仮交際:お互いが「また会いたい」となったら交際がスタート。複数の方と並行して会うことができ、期間は1か月から1か月半ほど、できるだけ週に1回会うことがすすめられています。
・真剣交際:結婚を前提に1人に絞る段階です。ほかの交際はすべて終了し、1か月半から2か月ほどで結婚後の生活のすり合わせを進めます。
・成婚:プロポーズを経て、結婚が決まった状態です。
交際期間はお見合いの日から3か月がルールで、交際を終えるときのお断りは、担当のカウンセラーを通して伝えます。
ひとりで気まずい連絡をしなくていいこと、迷ったときに相談できる人がいることは、はじめての婚活では大きな安心材料になります。
婚活を始めた人が、つまずきやすいのは?
いちばん多いのは、準備に時間をかけすぎて、会う前に疲れてしまうことです。
ほかにも、始めたばかりの時期に起きやすいつまずきがあります。
・条件を増やしすぎる:不安な人ほど条件を足してしまいます。条件は3つまで。足したくなったら、「あればうれしい」の欄に書きましょう。
・手段を一度に増やしすぎる:アプリを3つ、パーティー、相談所と全部始めると、連絡の管理だけで疲れてしまいます。
・プロフィールや写真を完璧にしようとして、なかなか始めない:プロフィールは会いながら直すものです。8割の完成度で公開して大丈夫です。
・最初の数回の断りで、自分には向いていないと決める:始めたばかりの時期に断られるのは、ごく普通のことです。成婚した人も、平均で11回お見合いをしています。
・ひとりで振り返り、ひとりで落ち込む:振り返りは、第三者と一緒のほうが、自分では気づかない強みが見つかります。
婚活を始めるときに、やってはいけないことは?
やってはいけないのは、「周りに合わせて」始めることです。
友人が結婚したから、親に言われたから。きっかけとしてはまったく問題ありません。でも、自分の下書きがないまま周りのペースで走り出すと、途中で「自分は本当に結婚したいんだっけ」と止まってしまいます。
ほかにも、次のような始め方は気をつけてくださいね。
・年齢だけを理由に焦って、準備を飛ばして始める
・「どうせ無理」と思いながら、半分の力で始める
・過去の恋愛の失敗を、そのまま次のお相手に重ねてしまう
・会う前から、相手のプロフィールを細かく採点してしまう
・婚活していることを隠そうとして、相談できる人を持たない
婚活を始めるのに、早すぎることも遅すぎることもありません。
始めどきは、年齢ではなく「結婚したい」と思った今。そして、下書きを書いた日です。
婚活がうまくいく人は、始め方の何が違う?
婚活がうまくいく人は、選ばれる準備より先に、選ぶ覚悟をしている人です。
始めたばかりの婚活は、どうしても「どう見られるか」でいっぱいになります。
写真は大丈夫か、プロフィールは変じゃないか、年収や年齢で不利にならないか。もちろん準備は大切です。でも、それだけだと、婚活はずっと「審査を受ける場所」のままです。
持てる人は、自分の下書きを持って婚活に入ります。
だから、相手に選ばれるかどうかと同じくらい、自分が誰を選びたいかを大切にできます。
そして下書きを、鉛筆で書いています。会った人から学んだことを、素直に書き足し、書き直せる。
自分の考えを持ちながら、目の前の人の魅力に心を開ける。その柔らかさが、出会いを「審査」から「発見」に変えていきます。
持てる人は、始めるときに次の3つをしています。
①期限を決めて、全力で楽しむ
「まず半年」と決めたら、その期間は婚活を生活の真ん中に置く。
いやいや続けるのではなく、新しい人に会うこと自体を楽しむ。自分が楽しんでいる人のまわりには、自然と人が集まります。
②出会った人に、先に感謝を渡す
お見合いやデートで時間をくれた相手に、結果に関係なく「ありがとうございました」を伝える。
先に与えられる人は、断られても崩れず、次の出会いにも明るい顔で向かえます。
③ひとりで抱えず、味方をつくる
婚活は、ひとりで判断することの連続です。
話を聞いてくれる友人、相談できるカウンセラー。自分の下書きを見せられる味方がいる人は、迷っても戻ってこられます。
婚活を始める前のチェックリスト
STEP1 結婚の下書き
□ なぜ結婚したいのか、本音で書いた
□ 結婚後の平日の過ごし方を書いた
□ 譲れない条件を3つまでに絞った
□ いつまでに、という期間を決めた
□ 婚活に使える時間とお金を決めた
STEP2 手段選び
□ 4つの軸(時間・お金・自分から動けるか・相手の結婚の意思)で比べた
□ 最初は1つか2つに絞った
STEP3 最初の3か月
□ 1か月目:プロフィール・写真・服と身だしなみを整えた
□ 2か月目:「もし〜なら、〜する」の行動ルールを決めた
□ 3か月目:メモを見返して、下書きを書き直す日を決めた
□ 相談できる味方がいる
まとめ:婚活は、相手より先に「結婚の下書き」から
婚活を何から始めるか迷ったら、まずは結婚の下書きを書くことから始めてください。
なぜ結婚したいか、どんな平日を送りたいか、譲れない条件3つ、いつまでに、使える時間とお金。
この5つが決まれば、手段は4つの軸で自然と選べます。
最初の3か月は、整える、会う、振り返る。
そして振り返るたびに、下書きを書き直していく。
婚活は、理想の相手を探す旅であると同時に、自分がどんな毎日を大切にしたいかを知っていく旅でもあります。鉛筆を持って、気軽に一歩目を踏み出してみてくださいね。
よくある質問
Q.婚活は、何から始めればいいですか?
A.相手を探す前に、自分がどんな結婚をしたいかを書き出す「結婚の下書き」から始めるのがおすすめです。なぜ結婚したいか、結婚後の平日の過ごし方、譲れない条件3つ、期限、使える時間とお金の5つを書くと、自分に合う婚活の方法も選びやすくなります。
Q.マッチングアプリと結婚相談所、どちらから始めるべきですか?
A.自分から動くのが得意で、費用を抑えたいならアプリ、結婚の意思が前提の相手と会いたい人や、ひとりで判断するのが不安な人は結婚相談所が向いています。どちらが正解ということはなく、あなたの下書きの「期限」と「時間とお金」との相性で選んでください。
Q.婚活の方法は、いくつか併用してもいいですか?
A.併用はできますが、始めたばかりの時期は1つか2つに絞るのがおすすめです。一度にたくさん始めると、連絡の管理だけで疲れてしまい、一人ひとりと向き合う余裕がなくなります。慣れてきてから増やしても遅くありません。
Q.恋愛経験が少なくても、婚活を始めて大丈夫ですか?
A.大丈夫です。婚活は恋愛の上手さを競う場ではなく、一緒に暮らせる人を見つける場です。恋愛経験が少ない方ほど、カウンセラーなど相談できる人がいる方法を選ぶと、安心して進められます。
Q.婚活はどれくらいの期間で結果が出ますか?
A.人によって大きく違いますが、IBJの成婚白書では、成婚者は約半年から9か月の活動期間に集中し、お相手と出会ってから約4か月で結婚を決断していました。まずは「半年」など期限を決めて集中すると、動き方がはっきりします。
Q.婚活にかかる費用はどれくらいですか?
A.方法やサービス、運営元によって大きく違うため、一概には言えません。始める前に、月にいくらまでなら無理なく使えるかを決めておき、その範囲で選ぶのがおすすめです。結婚相談所なら、無料相談で費用の内訳を確認できます。
Q.周りに知られずに婚活を始められますか?
A.始められます。結婚相談所なら、プロフィールは会員どうしの間でしか公開されず、カウンセラーとのやり取りも個別です。ただ、ひとりで抱えこむと疲れやすいので、信頼できる人を1人だけでも味方にしておくと心強いですよ。
参考にした研究・資料
・Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). Sex differences in mate preferences revisited: Do people know what they initially desire in a romantic partner? Journal of Personality and Social Psychology, 94(2), 245-264.
・Li, N. P., Bailey, J. M., Kenrick, D. T., & Linsenmeier, J. A. W. (2002). The necessities and luxuries of mate preferences: Testing the tradeoffs. Journal of Personality and Social Psychology, 82(6), 947-955.
・Iyengar, S. S., & Lepper, M. R. (2000). When choice is demotivating: Can one desire too much of a good thing? Journal of Personality and Social Psychology, 79(6), 995-1006.
・Gollwitzer, P. M. (1999). Implementation intentions: Strong effects of simple plans. American Psychologist, 54(7), 493-503.
・国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp
・株式会社IBJ「約2万人の婚活ビッグデータを分析した『2025年 IBJ 成婚白書』公開」(2026年4月9日)https://www.ibjapan.jp/information/2026/04/%EF%BC%91-10.html
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
・IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?仮交際からの進み方やルール、確認事項を解説」https://www.ibjapan.com/marriage/p_7720/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「婚活を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」。そんな段階でも、もちろん大丈夫です。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、下書きづくりの相談相手として、気軽にお話しにいらしてくださいね。