仮交際で相手の並行が不安・嫉妬する|敵は想像の対戦表
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
先に答えをお伝えしますね。
仮交際で相手がほかの人と会っているのが不安なとき、あなたが戦っている相手は、実在のライバルではありません。
顔も名前も知らない「誰か」と自分を並べて、頭の中で勝ち負けを想像してしまう。その「想像の対戦表」こそが、不安と嫉妬の正体です。
相手の並行は止められませんが、想像の対戦表は今日から畳めます。確かめるべきは「ほかに誰と会っているか」ではなく、「私との交際が、前に進んでいるか」です。
「週末、ほかの人とデートしているのかな」
「LINEの返信が遅いのは、もっと気になる人がいるから?」
「自分だけが本気みたいで、なんだか苦しい」
仮交際に入った方から、本当によくいただくご相談です。
頭ではわかっているんですよね。仮交際は複数の方と並行してよい期間で、お相手も真剣に結婚相手を探しているだけだということは。
それでも、好きになりかけた人がほかの誰かと食事をしている場面を想像すると、胸がざわざわする。それは、あなたが心の狭い人だからではありません。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、この不安をまったく感じなかった方のほうが、むしろ少数でした。
この記事では、並行の不安が生まれる心理の仕組み、不安な夜に心を整える手順、相手の気持ちを角を立てずに確かめる方法と例文、やってはいけない確認のしかたまで、仮交際の「待つ側」の目線でまとめました。
この記事の結論
・仮交際で相手が並行するのは、IBJのルールの範囲内のことです。不安になるのは自然な反応で、あなたの器が小さいからではありません。
・不安の正体は、見えない情報を想像で埋めて組み上げる「想像の対戦表」です。相手が誰と会っているかより、自分との交際が進んでいるかを見るほうが、ずっと正確にわかります。
・見るべきサインは、次の約束が具体的に決まるか、会う間隔が保たれているか、未来の話や質問が増えているか、の3つです。
・確かめたいときは、相手を問い詰めるのではなく、担当カウンセラーを通すか、自分の気持ちを先に伝えて「次」を提案します。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
仮交際で相手がほかの人と会っているのは、普通のこと?
はい、普通のことです。
IBJの公式サイトでは、仮交際の間はほかの方とのお見合いや、複数の方との交際も可能とされていて、人数は一般的に5人までが目安と案内されています。仮交際の期間は1か月〜1か月半が目安で、できるだけ週に1回は会うことがすすめられています(IBJ公式の仮交際・真剣交際の案内より)。
そして、真剣交際に進むと、お相手をひとりに絞ります。
つまり、仮交際の並行は「ずっと続くもの」ではなく、ひとりを選ぶための期間限定の手順です。お相手があなたと会いながらほかの方とも会っているのは、裏切りではなく、手順どおりに真剣に選んでいる、ということなんです。
ここで、少し見方を変えてみてください。
お相手がほかの方と会っているのと同じように、お相手もまた、あなたがほかの方と会っている可能性を知ったうえで、あなたとの時間をつくっています。仮交際は、お互いに「選ぶ」と「選ばれる」を同時にしている場です。あなただけが試されているわけではありません。
ちなみに、自分が複数の方と並行する側で罪悪感を抱えている方もたくさんいます。同じ仮交際の中で、立場が変わると見える景色がまったく違う。それくらい、並行は誰にとっても心が揺れるものなんですね。
相手の並行が不安になり、嫉妬してしまうのはなぜ?
いちばん大きな理由は、見えない部分を、人は自分のいちばん怖い想像で埋めてしまうからです。
嫉妬の研究を見ていくと、不安をふくらませる仕組みがいくつかわかっています。ここでは婚活の場面にあてはめて、4つに整理しますね。
①見えない情報を、想像で埋めてしまう
何が起きているか:大学生308人を調べた研究では、SNSで相手の様子を見る時間が長い人ほど、SNSがきっかけの嫉妬が強いことがわかりました。研究者は、あいまいな情報を目にする→気になってもっと見る→さらに嫉妬する、というぐるぐるの循環が起きていると考えています(Muise et al., 2009)。
婚活の場面:「土曜の昼は返信がなかった」「今週は忙しいと言われた」。事実はそれだけなのに、頭の中では「ほかの人とランチしていたはず」「その人のほうが楽しかったのかも」と、あいまいな空白に物語が書き込まれていきます。これが、想像の対戦表の最初の1行です。
見分けるポイント:不安になったら、「実際に起きたこと」と「自分が付け足したこと」を分けてみてください。返信がなかったのは事実。ほかの人と会っていたのは想像。この線を引くだけで、対戦表の半分は消えることがあります。
②自分への自信が揺れているとき、嫉妬は強くなる
何が起きているか:交際中の144人を調べた研究では、自分に対して否定的な見方をしがちな人ほど、「相手がほかの人に惹かれているのでは」と考えてしまう頭の中の嫉妬が多いことがわかりました。また、相手との関係にとらわれやすいタイプの人は、相手の行動を見張るような振る舞いが増える傾向もありました(Guerrero, 1998)。
婚活の場面:お見合いで何度か断られたあとや、仕事で疲れている時期は、同じ相手の同じ行動でも不安が大きく見えます。相手が変わったのではなく、あなたの心のコンディションが変わっているんです。
見分けるポイント:「この不安は、相手の行動が変わったから?それとも私が疲れているから?」と自分に聞いてみてください。先週なら気にならなかったことが気になるなら、原因は相手より、今のあなたの疲れのほうにあるかもしれません。
③関係が「まだ決まっていない」ことが、不安を連れてくる
何が起きているか:334人を調べた研究では、「この関係がどうなるのか」「相手は自分をどう思っているのか」がわからない不確かさが、嫉妬と結びついていました(Redlick, 2016)。嫉妬の多くは、相手の浮気心より先に、関係の輪郭がぼやけていることから生まれるんです。
婚活の場面:仮交際は、そもそも「まだ決まっていない」関係です。お付き合いしているけれど恋人ではない、会っているけれど選ばれてはいない。この宙ぶらりんの時間が、嫉妬をいちばん育てやすい土壌になります。
見分けるポイント:嫉妬が強いときほど、相手を疑う前に「私たちの関係は、今どこまで進んでいる?」を整理してみてください。不確かさが減れば、嫉妬も一緒に小さくなります。
④婚活は「比べられる」ことが見えやすい仕組み
何が起きているか:ふつうの恋愛でも、相手の過去や周りの人と比べられることはあります。ただ、結婚相談所では、並行していること自体がルールとしてはっきり見えています。見えているぶん、想像のきっかけも多いんです。
婚活の場面:プロフィールを見て「私より年収が高い人」「私より写真が華やかな人」と、会ったこともないライバル像をつくってしまう。そして、その架空の人と自分を戦わせてしまう。現場で見ていると、不安が強い方ほど、この架空の対戦相手が具体的です。
見分けるポイント:お相手があなたを選ぶかどうかは、条件の比較表では決まりません。一緒にいて楽しかったか、また会いたいと思えたか。お相手が見ているのは、あなたと過ごした時間のほうです。対戦表の上で戦っているのは、あなたの頭の中だけなんですね。
不安な夜は、心をどう整えればいい?
答えは、「気持ちに名前をつけて、事実と想像を分けて、確認の手を止める」の3つです。
不安を消そうとするより、不安と上手に距離をとるほうが、ずっと早く楽になります。ここでは、夜ひとりで苦しくなったときの手順を7つに分けてお伝えしますね。
①気持ちに、そのまま名前をつける
「不安」「さみしい」「悔しい」「こわい」。いま感じている気持ちを、ひとことで言葉にしてみてください。
感情を言葉にするだけで、感情に反応する脳の部位の活動がおさまることが、脳の画像を使った実験で示されています(Lieberman et al., 2007)。
「私は今、嫉妬している」と心の中でつぶやくのは、負けを認めることではありません。気持ちの手すりをつかむことです。
②紙かスマホのメモに、書き出す
感情をともなう体験を書き出すと、心や体の調子がよくなることが、多くの研究で繰り返し報告されています(Pennebaker, 1997)。
上手に書く必要はありません。「返事が来なくて、ほかの人と会ってると思ってしまった。こわかった」。これで十分です。頭の中でぐるぐるしていた言葉が、紙の上に出ると、少し小さく見えてきます。
③「事実」と「想像」を、二列に分ける
書き出したら、左に「実際に起きたこと」、右に「私が想像したこと」を分けてみます。
・事実:今日のLINEの返信は夜9時だった
・想像:昼間はほかの人とデートしていた
・事実:次のデートは2週間後と言われた
・想像:ほかの人を優先している
こうして並べると、右の列がほとんど「確かめようのないこと」でできていると気づきます。想像の対戦表は、右の列だけで組まれているんです。
④確認の手を、いったん止める
LINEを何度も開いて既読を確かめる。お相手のSNSを探す。こうした確認は、安心するためにしているのに、ほとんどの場合、不安を増やします。先ほどの研究の「ぐるぐるの循環」が、まさにこれです。
確認したくなったら、「今日はもう見ない」と決めて、スマホを別の部屋に置く。それだけで、夜の長さが変わります。
⑤相手の時間ではなく、自分の時間に戻る
お相手がほかの方と会っているかもしれない土曜日に、あなたが家で相手のことばかり考えているのは、もったいない時間の使い方です。
仕事や趣味や友人との約束、そしてあなた自身のお見合いやデート。仮交際の期間は、あなたにも並行して出会いを広げる自由があります。自分の予定が埋まっている人ほど、相手の予定が気にならなくなるものですよ。
⑥会っている時間に、全部を注ぐ
お相手がほかの方と会っているかどうかは、あなたには変えられません。変えられるのは、あなたと会っている時間の中身だけです。
次のデートで何を話そう、どこに行こう、と考える時間は、不安な想像をする時間より、ずっと関係を前に進めてくれます。
⑦不安に「締め切り」を決める
「次のデートまでは考えない」「仮交際に入って1か月たったら、担当カウンセラーに状況を聞いてもらう」。不安に締め切りをつくると、それまでの時間を穏やかに過ごしやすくなります。
終わりのない不安は人を消耗させますが、期限つきの不安なら、案外待てるものです。
相手の気持ちは、どう確かめればいい?
相手の気持ちは、「ほかに誰と会っているか」ではなく、「あなたとの交際が具体的に進んでいるか」で確かめます。
並行の中身は見えませんが、あなたとの関係の進み具合は、ちゃんと目に見えるからです。
見るべきサインは3つ
・次の約束が具体的に決まるか:「また行きましょう」で終わらず、日にちや場所の候補が出てくるか。
・会う間隔が保たれているか:IBJでは週1回が目安とされています。忙しい時期に空くことはあっても、相手から埋め合わせの提案があるか。
・未来の話や質問が増えているか:「休みの日は何をしてるの?」から、「住むならどのあたりがいい?」のように、質問の中身が少しずつ先に進んでいるか。
この3つがそろって前に進んでいるなら、お相手がほかの方と会っていたとしても、あなたは有力な候補です。反対に、この3つが止まっているなら、並行しているかどうかに関係なく、関係自体が足踏みしています。
確かめ方①担当カウンセラーに聞いてもらう
いちばん安全で確実な方法です。
結婚相談所では、お相手にも担当カウンセラーがついています。あなたの担当カウンセラーから、お相手側のカウンセラーに「交際をどう感じていらっしゃるか」を、それとなく確かめてもらうことができます。
直接聞きにくいことを代わりに聞いてもらえるのは、相談所で婚活するいちばんの利点のひとつです。
担当カウンセラーへの伝え方の例:
「〇〇さんとの交際、私はもっと進めたいと思っています。お相手が今どんなお気持ちなのか、わかる範囲で知りたいです」
確かめ方②「次」を提案して、反応を見る
言葉で「私のことどう思ってる?」と聞くより、次のデートの提案に対する反応のほうが、正直な答えをくれます。
例文:
「この前話していた〇〇、来週か再来週の土日で行けたらうれしいです。ご都合いかがですか?」
すぐに日程が返ってくる、あるいは別の日を提案してくれるなら前向き。「また落ち着いたら」で止まるなら、その理由を担当カウンセラーに確かめてもらうタイミングです。
確かめ方③自分の気持ちを、先に渡す
相手の気持ちを聞き出そうとするより、自分の気持ちを先に伝えるほうが、相手も答えやすくなります。
例文:
「〇〇さんと話していると、時間があっという間です。もっとお互いのことを知っていけたらうれしいなと思っています」
ここで大事なのは、「だからあなたも答えて」と迫らないこと。気持ちを渡したら、あとは相手のペースに任せます。
確かめ方④真剣交際に進みたい気持ちを伝える
何度か会って、あなたの気持ちが固まっているなら、真剣交際に進みたいと伝えるのがいちばんの確かめ方です。
真剣交際に入れば、お相手はほかの方との交際を終えて、あなたひとりに絞ります。並行の不安を根本から終わらせる方法は、実はこれしかありません。
伝え方やタイミングは、担当カウンセラーと相談しながら決めると安心ですよ。
「ほかの人とも会ってるの?」と、直接聞いてもいい?
人数や相手のことを詳しく聞くのは、おすすめしません。
聞かれた側は、ルールどおりに活動しているだけなのに、責められているように感じてしまいます。そして、どんな答えが返ってきても、あなたの不安はほとんど減らないんです。「2人」と言われれば「その人はどんな人?」が気になり、「今はあなただけ」と言われれば「本当に?」が気になる。対戦表の欄が増えるだけなんですね。
どうしても気持ちを伝えたいなら、質問ではなく、自分の気持ちとして話します。
NGの聞き方:
「ほかに何人くらいと会ってるんですか?」
「その人と私、どっちがいいですか?」
おすすめの伝え方:
「私は〇〇さんとの交際を、大事に進めていきたいと思っています」
この一言は、相手に答えを迫らずに、あなたの本気を届けます。そして不思議なことに、本気を渡された人は、それを受け取った人として振る舞い始めることが多いんです。
脈なしと誤読しやすいケースは?
並行が気になっているときは、ふつうの行動まで「ほかに本命がいるサイン」に見えてしまいます。現場でよく見る誤読を3つあげますね。
・返信がいつも夜にまとめて来る
仕事中にスマホを見られない方は少なくありません。返信の時間帯が毎日そろっているなら、それはその方の生活のリズムです。
・次のデートが2週間後になった
繁忙期、出張、家の用事。理由を言わない方もいます。日程そのものが決まっているなら、関係は止まっていません。
・デート中にスマホを見た
仕事の連絡だったり、時間の確認だったり。すぐにしまって会話に戻るなら、気にしすぎなくて大丈夫です。
反対に、注意して見てほしいのは、会うたびに次の約束があいまいになる、あなたへの質問が減っていく、日程の候補がいつも相手の都合だけで決まる、という変化です。これは並行のせいではなく、関係の温度が下がっているサインかもしれません。そのときは、担当カウンセラーに状況を伝えてください。
嫉妬したとき、やってはいけないことは?
やってはいけないのは、不安を相手に「確認作業」として背負わせることです。
どれも、あなたが悪いのではなく、不安が強いときに誰でもやってしまいがちなことです。先に知っておけば、踏みとどまれます。
・相手を試す
わざと返信を遅らせる、そっけなくする。相手が不安になるか試しても、仮交際では「テンポが合わない人」と受け取られて終わることがほとんどです。
・探りを入れる
「週末は何してたんですか?」を何度も聞く。1回なら会話ですが、毎週続くと相手は監視されているように感じます。
・不機嫌で気持ちを伝える
デートでむっとしたり、LINEの温度を急に下げたり。相手には理由が伝わらず、「感じが変わった人」という印象だけが残ります。
・焦って、気持ちを押しつける
不安に押されて「今すぐ真剣交際にしてほしい」と迫る。気持ちを伝えること自体はよいのですが、相手の返事の期限まで決めてしまうと、相手は選ぶ前に逃げたくなります。
・相手に直接、交際の終了や条件を突きつける
「ほかの人と会うなら、もう会いません」。IBJでは交際を終えるときは担当カウンセラーを通すのがルールです。感情が高ぶったときこそ、ひと晩置いてカウンセラーに相談してください。
チェックリスト:あなたの不安は、事実?それとも対戦表?
不安になったら、次の項目を確かめてみてください。チェックが多いほど、あなたの不安は相手の行動より、想像の対戦表から来ています。
□ 相手がほかの人と会っている「場面」を、具体的に想像している
□ 会ったこともない相手と、自分の条件を比べている
□ 1日に何度もLINEの既読や返信時間を確かめている
□ 先週なら気にならなかったことが、今週は気になる
□ 次のデートの日程は、ちゃんと決まっている
□ デートのとき、相手は楽しそうにしていた
□ 自分の予定より、相手の予定のことを考えている時間が長い
□ この不安を、まだ誰にも話していない
最後の項目にチェックがついた方は、まず担当カウンセラーに話してみてください。ひとりで抱えている不安は、話すだけで半分くらいの大きさになるものです。
持てる人は、相手の並行をどう見ている?
持てる人は、相手の並行を「脅威」ではなく「相手が真剣に選んでいる証拠」として見ています。
ここには、テクニックではなく、器の差が出ます。
不安が強いとき、人は相手の心を管理したくなります。誰と会っているのか知りたい、自分だけを見ていてほしい、確かな言葉がほしい。どれも自然な気持ちです。でも、選ぶ途中の人の心は、誰にも管理できません。
持てる人は、管理できないものを追いかけず、自分が差し出せるものに集中します。
会っている時間を楽しむ。相手の話をよく聞いて、次のデートで続きを聞く。相手が疲れていそうなら、「今週は無理しないでくださいね」と先に言ってあげる。そして、相手がどんな選択をしても、自分の価値は変わらないと知っています。
不思議なことに、並行している人から見て、いちばん印象に残るのはこういう人です。
ほかの誰かとのデートで気をつかって疲れたあと、あなたとの時間だけは肩の力が抜ける。「この人といると、楽だな」。その感覚が、想像の対戦表のどんな条件より強く、相手の心を決めていきます。
選ばれようとするより、一緒にいる時間を居心地のいい場所にする。それが、並行の中で結局いちばん選ばれる人の姿です。
「この不安、どう扱えばいいんだろう」とひとりで悩んでいるなら、第三者と一緒に整理するだけで、ずいぶん気持ちが軽くなります。
エースブライダルでは、仮交際中の不安や、お相手の気持ちの確かめ方についても、カウンセラーが一緒に考えています。まずは無料相談で、今の状況をお話ししてみてくださいね。
まとめ:嫉妬の相手は、頭の中の対戦表
仮交際で相手がほかの人と会うのは、IBJのルールの範囲内のことです。不安になるのは自然なことで、あなたの器が小さいからではありません。
不安の正体は、見えない情報を想像で埋めて組み上げる「想像の対戦表」。相手が誰と会っているかは見えませんが、あなたとの交際が進んでいるかは見えます。次の約束、会う間隔、未来の話。この3つを見てください。
不安な夜は、気持ちに名前をつけ、書き出して、事実と想像を分け、確認の手を止める。
確かめたいときは、担当カウンセラーを通すか、自分の気持ちを先に渡して「次」を提案する。
並行を終わらせたいなら、真剣交際に進みたい気持ちを伝える。
対戦表を畳んで、目の前の時間を大事にできる人のところに、相手は最後に戻ってきます。
よくある質問
Q.仮交際で、相手は何人くらいと並行しているものですか?
A.人によって違います。IBJの公式サイトでは、仮交際の並行は一般的に5人までが目安と案内されています。ただ、人数を知っても不安はほとんど減りません。人数よりも、あなたとの交際が具体的に進んでいるかを見るほうが確かです。
Q.相手がほかの人と会っているか、知る方法はありますか?
A.相手の交際状況を直接知る方法はありませんし、知ろうとしないほうが心は楽になります。気になるときは、担当カウンセラーに相談すれば、お相手側のカウンセラーを通じて、あなたとの交際をどう感じているかをある程度確かめてもらえます。
Q.嫉妬してしまう自分が嫌です。婚活に向いていないのでしょうか?
A.向いていないわけではありません。嫉妬は、相手を大事に思い始めた気持ちの裏返しでもあります。問題は嫉妬することではなく、それを相手への確認や詮索に変えてしまうことです。気持ちに名前をつけて書き出すだけでも、ずいぶん落ち着きますよ。
Q.相手に「私だけにしてほしい」と伝えてもいいですか?
A.気持ちを伝えること自体は大丈夫です。仮交際で「私だけ」を求める形ではなく、「真剣交際に進みたいと思っています」と伝えるのがおすすめです。真剣交際に進めば、お相手はほかの方との交際を終えます。伝え方やタイミングは担当カウンセラーと相談してください。
Q.自分は並行していないのに、相手だけ並行しているのは不公平に感じます。
A.その気持ちはよくわかります。ただ、仮交際の期間は、あなたにもほかの方と会う自由があります。無理に並行する必要はありませんが、自分のお見合いや予定を入れておくと、ひとりの相手に気持ちのすべてを預けずにすみ、不安がやわらぎやすくなります。
Q.返信が急に遅くなりました。ほかに本命ができたのでしょうか?
A.返信の速さだけでは判断できません。仕事や体調で変わることも多いからです。次の約束が決まっているか、会ったときの様子が変わっていないかを見てください。それでも気になるときは、担当カウンセラーに状況を確かめてもらいましょう。
Q.不安が強すぎて、交際をやめたくなります。
A.不安から逃げるために交際を終えると、あとで後悔することがあります。まずは、不安の原因が相手の行動なのか、あなたの疲れなのかを分けてみてください。そのうえで、担当カウンセラーに気持ちを話し、お相手の様子を確かめてもらってから決めても遅くありません。
参考にした研究・資料
・Muise, A., Christofides, E., & Desmarais, S. (2009). More information than you ever wanted: Does Facebook bring out the green-eyed monster of jealousy? CyberPsychology & Behavior, 12(4), 441-444.
・Guerrero, L. K. (1998). Attachment-style differences in the experience and expression of romantic jealousy. Personal Relationships, 5(3), 273-291.
・Redlick, M. (2016). The green-eyed monster: Mate value, relational uncertainty, and jealousy in romantic relationships. Personal Relationships, 23(3), 505-516.
・Lieberman, M. D., Eisenberger, N. I., Crockett, M. J., Tom, S. M., Pfeifer, J. H., & Way, B. M. (2007). Putting feelings into words: Affect labeling disrupts amygdala activity in response to affective stimuli. Psychological Science, 18(5), 421-428.
・Pennebaker, J. W. (1997). Writing about emotional experiences as a therapeutic process. Psychological Science, 8(3), 162-166.
・IBJ「結婚相談所の仮交際(プレ交際)って何?失敗しない仮交際の進め方」https://www.ibjapan.com/marriage/p_8938/
・IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?仮交際からの進み方やルール、確認事項を解説」https://www.ibjapan.com/marriage/p_7720/
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「お相手の気持ちがわからなくて、夜になると不安になる」。そんなときは、ひとりで想像をふくらませる前に、一度プロと一緒に整理してみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
交際中の不安や気持ちの確かめ方も、カウンセラーが一緒に考えます。無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。