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恋愛心理研究家が伴走する、選ばれる人になる婚活

男性が冷める女性の行動12選|正体は「手応え切れ」

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エースブライダル「男性が冷める女性の行動12選|正体は「手応え切れ」」-1

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。

男性が冷めるのは、女性の欠点を見つけた瞬間ではありません。

自分が差し出したものが、どこにも届いていないと感じた瞬間です。

お店を選んだ、話を振った、次の約束を考えた。その一つひとつに返ってくる「手応え」が消えたとき、男性の気持ちは静かに冷めていきます。この記事では、その状態を「手応え切れ」と表して、お見合いから真剣交際までの場面別に、誤解されやすい12の行動と、挽回のひとことを例文つきでまとめました。

「急に連絡が減ったのは、私のせい?」

そう考えて眠れない夜がありますよね。

先にお伝えしておきたいのは、男性が冷める行動の多くは、性格の悪さから出るものではないということです。

緊張、遠慮、まじめさ、傷つきたくない気持ち。むしろやさしい理由から出た言動が、男性の側では「手応えがない」と受け取られてしまう。のべ3万人以上の男女と向き合ってきて、すれ違いの大半はこの「翻訳のずれ」だと感じてきました。

だからこの記事は、あなたを責めるためのリストではありません。ずれを見つけて、直せるところだけ直すための地図です。

この記事の結論

・男性が冷めるいちばんの原因は、ひとつの大きな失敗より「自分の行動に手応えが返ってこない」状態の積み重ねです。

・冷められやすいのは、会話が面接になる、お礼が定型で終わる、「なんでもいいです」が続く、気持ちの確認が増える、不機嫌で伝える、といった行動です。どれも遠慮や不安から出やすく、悪気がないのに誤解されます。

・挽回は「短く謝る→具体的に感謝する→次の小さな約束を自分から出す」の3ステップで、多くの場合まだ間に合います。

・IBJの婚活なら、カウンセラーを通してお相手の本音を聞けるので、ひとりで原因探しを続けなくて大丈夫です。

この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)

著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。

男性が冷めるのは、どんなとき?

男性が冷めるのは、自分のしたことが「うれしかった」「届いた」という形で返ってこない状態が続いたときです。

冷める理由は、女性の欠点の大きさより、手応えの少なさで決まることが多いんです。

ひとつは感謝の研究です。一緒に暮らすカップルの毎日を記録した調査で、相手から感謝を受け取った日の翌日は、感謝された側も、感謝した側も、関係へのつながりや満足感が高まっていました(Algoe, Gable, & Maisel, 2010)。研究者はこれを、関係の「ブースター」のようなものだと表現しています。

つまり、「ありがとう」は受け取る側の気持ちを燃やし続ける燃料でもあるわけです。

もうひとつは、「話を受け止めてもらえた」という感覚の研究です。初対面の男女が会話をする実験で、相手が自分の話にしっかり応えてくれたと感じた人ほど、その相手に異性としての強い関心を持っていました(Birnbaum & Reis, 2012)。

男性にとって、自分の話や行動に反応が返ってくることは、それ自体が惹かれる理由になります。

そして、人はよい出来事より悪い出来事のほうを強く記憶する、という性質も知られています。心理学者のバウマイスターらは、身近な人間関係を含む幅広い研究を見渡して、悪い出来事のほうがよい出来事より影響が大きいことを示しました(Baumeister et al., 2001)。

小さなダメ出しや、そっけない返事は、同じ大きさの「うれしい」よりも重く残ります。

手応えのない場面が続き、その間に小さなマイナスが重く積もり、ある日「もういいかな」と感じる。

本人に聞くと「決定的な何かがあったわけではない」と話す男性が本当に多いのは、このためです。

逆に言えば、手応えさえ返っていれば、多少の失敗では冷めません。

ここから先の12の行動は、どれも「手応え」が途切れやすい場面です。

お見合い・初デートで男性が冷める女性の行動は?

出会ってすぐの段階では、「会話が面接になる」「お礼が定型で終わる」「スマホや時間を気にする」「答えるだけで聞き返さない」の4つが、冷められやすい行動です。

この時期の男性は、あなたのことをまだほとんど知りません。だからこそ、1時間の中で返ってくる小さな反応が、印象のほとんどを決めてしまいます。

①会話が、条件を確かめる面接になる

男性の側で起きていること:年収、転勤の有無、実家との距離、休日の過ごし方。婚活では確かめたいことがたくさんありますよね。けれど、質問が「確認」ばかりになると、男性は「自分という人間ではなく、項目を見られている」と感じます。

婚活の場面での見え方:お見合いの前半で「転勤はありますか」「ご実家はどちらですか」「家事はされますか」と続けて聞く。男性の答えに「そうなんですね」だけ返して、次の項目に進む。

誤解されやすい理由:あなたが真剣だからこそ出てくる質問です。結婚を本気で考えている人ほど、この落とし穴にはまります。

挽回のひとこと:質問を「暮らしの話」に翻訳すると、同じことを聞いても面接になりません。

「転勤はありますか」ではなく、「お仕事で、いろいろな土地に行かれたりするんですか?」

「家事はされますか」ではなく、「休みの日のごはんは、自分で作ることもあります?」

条件はプロフィールとカウンセラー経由でも確かめられます。お見合いの1時間は、条件より「この人と話すと楽しい」を持ち帰る時間にしましょう。

②お礼が「ごちそうさまです」だけで終わる

男性の側で起きていること:IBJのお見合いでは、お相手女性のお茶代は男性が支払うのがマナーです。男性にとっては当然のことでも、そこにひとことでも具体的なお礼が返ると、「今日来てよかった」という手応えになります。

婚活の場面での見え方:会計のときに小さく「ごちそうさまです」と言って終わる。初デートのあとのLINEが「今日はありがとうございました。またよろしくお願いします」だけ。

誤解されやすい理由:控えめな女性ほど、お礼を大げさに言うのは失礼かもしれないと遠慮します。でも男性の側から見ると、定型のお礼は「特に何も感じなかった」と読めてしまうことがあるんです。

挽回のひとこと:お礼には、ひとつだけ具体を入れてください。

「〇〇さんが教えてくださったお店の話、今日帰ってから調べちゃいました。ごちそうさまでした」

「選んでくださったカフェ、窓の景色がすてきで落ち着けました。ありがとうございます」

具体があるお礼は、「あなたのしたことが、ちゃんと届きました」という受領のしるしになります。

③スマホや時計を、何度も見てしまう

男性の側で起きていること:一緒にいるのにスマホに気を取られることを、英語では「ファビング」と呼びます。交際中のカップルを調べた研究では、相手のスマホ使用に気を取られていると感じる人ほど、スマホをめぐる衝突が増え、関係への満足度が下がっていました(Roberts & David, 2016)。

婚活の場面での見え方:次の予定が気になって腕時計をちらちら見る。通知が鳴るたびに画面を確認する。お店を出た瞬間にスマホを開く。

誤解されやすい理由:時間を気にするのは、実は「お相手を待たせてはいけない」という気づかいのことも多いんです。けれど見ている側には、「早く終わってほしい」に見えてしまいます。

挽回のひとこと:予定があるなら、最初に正直に伝えるほうが印象はずっとよくなります。

「今日は17時から予定があって、それまでご一緒できたらうれしいです」

先に言っておけば、時間を気にする必要がなくなります。スマホはバッグの中へ。それだけで、「あなたとの時間を大事にしています」が伝わります。

④質問に答えるだけで、聞き返さない

男性の側で起きていること:ハーバード大学などの研究チームは、会話の中で相手の答えを受けてさらに尋ねる「フォローアップの質問」が多い人ほど好かれ、スピードデーティングでも次の約束につながりやすいことを示しました(Huang et al., 2017)。質問は、関心の量がいちばん伝わる行動です。

婚活の場面での見え方:「趣味は何ですか」「読書です」「どんな本を?」「小説が多いです」。男性の質問にきちんと答えているのに、あなたから質問が返らないまま1時間が過ぎる。

誤解されやすい理由:緊張していると、答えることで精一杯になりますよね。控えめで、でしゃばらない女性ほど「聞かれたことにだけ答えよう」とします。けれど男性は、質問が返ってこないことを「自分には興味がない」と受け取りがちです。

挽回のひとこと:答えのあとに、同じ質問を短く返すだけで十分です。

「小説が多いです。〇〇さんは、休みの日は何をされていることが多いですか?」

そして相手の答えから、ひとつだけ拾ってもう一度聞く。「キャンプって、どなたと行かれるんですか?」。これだけで、会話は面接から「ふたりの話」に変わります。

仮交際のLINEやデートで男性が冷める女性の行動は?

仮交際では、「なんでもいいです」が続く、小さなダメ出し、ほかのお相手の匂わせ、気持ちの確認が増える、不機嫌で伝える、の5つが冷められやすい行動です。

仮交際は、男性も複数のお相手と並行して会うことができる期間です。そのぶん、一緒にいて手応えがある相手と、そうでない相手の差がはっきり出やすくなります。

⑤「なんでもいいです」「どこでもいいです」が続く

男性の側で起きていること:男性がデートの行き先を聞くのは、あなたを喜ばせたいからです。「なんでもいい」が続くと、せっかくの提案が毎回「手応えなし」で返ってくることになります。さらに、店選びの失敗の責任を全部ひとりで背負う負担も生まれます。

LINEでの見え方:「次、何が食べたいですか?」「なんでも大丈夫です!〇〇さんの好きなところで」。これが3回続く。

誤解されやすい理由:相手に合わせたい、わがままだと思われたくない。そんなやさしさから出る言葉です。本当に「なんでもいい」人も多いですよね。

挽回のひとこと:決めきらなくていいので、選べる材料を2つ返してください。

「和食かイタリアンの気分です。〇〇さんはどちらがいいですか?」

「辛いものだけちょっと苦手なんです。それ以外なら何でもうれしいです」

好みを少しだけ出すと、男性は「この人を喜ばせる道」が見えます。それが、次の誘いやすさにつながります。

⑥お店や段取りへの小さなダメ出し

男性の側で起きていること:前にお話ししたように、人はよい出来事よりも悪い出来事を強く覚えています(Baumeister et al., 2001)。男性が一生懸命選んだお店への「ちょっと狭いですね」は、あなたが思う何倍も重く残ります。

デートでの見え方:「ここ、少し寒いですね」「前に行ったお店のほうがおいしかったかも」「予約してなかったんですか?」。冗談まじりのひとことでも、段取りへの評価に聞こえます。

誤解されやすい理由:あなたにとっては、気を許したからこその率直な感想かもしれません。

挽回のひとこと:気になることを言うときは、「提案」の形に変えます。

「少し冷えてきたので、窓から離れた席に移れないか聞いてみてもいいですか?」

そして、もし言ってしまったと気づいたら、その日のうちに一言添えてください。

「さっき寒いって言っちゃったけど、お料理は本当においしかったです。連れてきてくださってありがとうございます」

マイナスが重く残るのなら、そのぶんプラスを後から丁寧に置けばいいんです。

⑦ほかのお相手の存在を匂わせる

男性の側で起きていること:スピードデーティングの研究で、誰にでも好意を示す人は相手から好かれにくく、「自分にだけ」好意を向けてくれる相手ほど好かれることがわかっています(Eastwick et al., 2007)。人が惹かれるのは、好意の量より「選ばれている」という特別感です。

婚活の場面での見え方:「ほかの方とも、今週お会いするんです」「前にお会いした方は、〇〇に連れて行ってくれて」。焦らせるつもりで、あるいは正直でいたくて口にしてしまう。

誤解されやすい理由:仮交際で複数の方と会うのはIBJのルールで認められていることですし、嘘をつきたくない誠実さから出る言葉でもあります。けれど男性には、「自分はその他大勢のひとり」と聞こえてしまいます。

挽回のひとこと:ほかの方の話はしなくていいんです。代わりに、目の前の彼にしかない点を言葉にします。

「〇〇さんと話していると、仕事の話も気をつかわずにできるのがうれしいです」

比べる言葉ではなく、「あなただから」の言葉を。それが特別感の正体です。

⑧「私のこと、どう思ってますか?」の確認が増える

男性の側で起きていること:相手に何度も安心の言葉を求めることを、心理学では「過剰な安心希求」と呼びます。38本の研究をまとめた分析では、これが強い人ほど周りの人から距離を置かれやすく、その傾向は恋愛関係でやや強く出ていました(Starr & Davila, 2008)。何度確かめても安心しきれないので、答える側がだんだん疲れてしまうんです。

LINEでの見え方:「次も会ってくれますか?」「本当に楽しかったですか?」「私、迷惑じゃないですか?」。デートのたびに、気持ちを確かめる質問が入る。

誤解されやすい理由:これは不安の表れで、わがままではありません。婚活では相手の気持ちが見えない時間が長いので、確かめたくなるのは本当に自然なことです。

挽回のひとこと:確認の質問を、自分の気持ちの報告に置き換えてみてください。

「本当に楽しかったですか?」ではなく、「今日すごく楽しかったです。また行きたいです」

報告は、相手に答える負担をかけません。そして不安が大きいときは、彼ではなくカウンセラーに話してください。IBJの婚活では、担当カウンセラーを通してお相手の温度を確かめることができます。安心は、彼ひとりから引き出さなくていいんです。

⑨不機嫌な態度で、察してほしいと伝える

男性の側で起きていること:理由がわからない沈黙や短い返事は、男性にとっていちばん手応えのない状態です。何を直せばいいのかわからないので、手の打ちようがないまま、自信だけが削られていきます。

デートでの見え方:待ち合わせに遅れてきた彼に、何も言わずに口数が減る。LINEの返信が急に「はい」「大丈夫です」だけになる。

誤解されやすい理由:責めたくない、ケンカになりたくない。だから言葉にせずに飲み込む。それはあなたなりの思いやりです。でも、飲み込んだ気持ちは態度に出てしまいます。

挽回のひとこと:気持ちは、小さいうちに短く言葉にするのがいちばんやさしい伝え方です。

「連絡がなくて少し心配しちゃいました。何かあったのかなって」

責める言葉ではなく、自分の気持ちを一文で。言われた男性は、次にどうすればいいかがわかります。わかれば、男性はたいてい直してくれます。

真剣交際が見えてきた頃、男性が冷める女性の行動は?

関係が深まってくると、「私なんて」の謙遜が続く、周りの人への態度、将来の話が条件の要求だけになる、の3つが冷める原因になりやすくなります。

この段階の男性は、「恋人として楽しいか」から「一緒に暮らせるか」へと見る場所を変えています。

⑩「私なんて」「どうせ」の謙遜が続く

男性の側で起きていること:男性がほめたとき、「そんなことないです」「私なんて全然」と返されると、ほめ言葉が受け取られずに戻ってきます。これも手応えのない状態のひとつです。何度も続くと、ほめること自体をやめてしまいます。

デートでの見え方:「その服、似合いますね」「いえいえ、安物なんです」。「料理上手なんですね」「全然です、適当なので」。

誤解されやすい理由:日本では、ほめられたら謙遜するのが礼儀だと教わってきました。調子に乗っていると思われたくない気持ちもありますよね。

挽回のひとこと:ほめ言葉は、否定せずに「受け取って、返す」。

「ありがとうございます。〇〇さんにそう言ってもらえると、選んでよかったです」

謙遜しなくても、あなたの品は下がりません。受け取り上手な女性のそばにいると、男性は「この人を喜ばせるのは楽しい」と感じられるんです。

⑪店員さんや、周りの人への態度

男性の側で起きていること:真剣交際が見えてくると、男性は「結婚したら、この人は自分の家族や友人にどう接するだろう」と想像し始めます。そのとき手がかりにするのが、自分以外の人への接し方です。

デートでの見え方:注文が遅いお店の人にため息をつく。タクシーの運転手さんへのお礼がない。共通の話題として、職場の人の悪口が多くなる。

誤解されやすい理由:疲れていたり、緊張がほどけて素が出ていたりするだけのことがほとんどです。

挽回のひとこと:お店の人への「ありがとうございます」を、彼に聞こえるように一回増やすだけで印象は変わります。愚痴を話したくなったら、最後に前向きな一文を足してください。

「職場でちょっと大変なことがあって。でも、話したら元気出ました。聞いてくれてありがとう」

愚痴そのものより、「話したあと、どう着地するか」を男性は見ています。

⑫将来の話が「してほしいこと」の要求だけになる

男性の側で起きていること:真剣交際では、住む場所、仕事の続け方、お金、家事の分担などを話し合います。これはとても大事なことです。ただ、話が「あなたにはこうしてほしい」だけになると、男性は結婚を「条件をのむこと」と感じてしまいます。

婚活の場面での見え方:「結婚したら、実家の近くに住みたいです」「家事は半分ずつにしてほしい」「転勤はできれば断ってほしい」。希望だけが並び、彼の希望を聞く前に話が終わる。

誤解されやすい理由:成婚前に大事なことを確かめておきたいという、誠実さの表れです。あとから揉めないように先に言っておきたい。その気持ちは正しいものです。

挽回のひとこと:希望を言う前に、彼の希望を先に聞く。そして「一緒に考えたい」で締めます。

「〇〇さんは、住む場所ってどんなふうに考えてますか? 私は実家に行きやすいと安心なんですが、〇〇さんのお仕事のこともあるので、一緒に考えたいです」

同じ希望でも、「条件」から「相談」に変わります。

冷められたかもしれないとき、どう挽回すればいい?

挽回は、「短く謝る→具体的に感謝する→次の小さな約束を自分から出す」の3ステップで進めます。

冷めかけのサインは、LINEの質問が減る、次の日程を彼から出さなくなる、の2つに出やすいものです。忙しいだけの男性は「来週なら」と空白に期限をつけるので、期限のない「落ち着いたら」が続くかどうかで見分けてください。その段階なら、ここで流れが戻ることは十分にあります。

ステップ1:思い当たることがあれば、短く謝る

特定のデートに心当たりがあるなら、長い反省文ではなく、一文で謝ります。

「この前、お店のことで失礼なことを言ってしまってごめんなさい。気になっていました」

理由を長々と説明すると、言い訳に聞こえてしまいます。謝罪は短いほうが、誠実さが伝わります。心当たりがない場合は、無理に謝る必要はありません。ステップ2から始めてください。

ステップ2:これまでの手応えを、具体的に返す

手応え切れが原因なら、いちばん効くのは「あのとき、うれしかった」を今から届けることです。

「〇〇さんが連れて行ってくれた海沿いの散歩、あれから何度も思い出してます」

具体的な場面をひとつ挙げるのがポイントです。感謝は受け取った側だけでなく、感謝された側の関係への満足感も高めることがわかっています(Algoe et al., 2010)。

ステップ3:次の約束を、自分から小さく出す

最後に、彼が「はい」と言いやすい、小さな約束を出します。

「もしよかったら、来週の土曜か日曜に、この前話していたパン屋さんに行きませんか? 1時間くらいでも」

時間を短く、候補日を2つ。断りやすい形にしておくことで、彼の返事から本当の温度がわかります。

ここで日付の入った返事が来れば、まだ十分に間に合っています。

「落ち着いたら」が返ってきたら、何度も送り直さず、担当カウンセラーに相談してください。IBJの婚活では、カウンセラー同士を通してお相手の気持ちや、交際についての感想を聞くことができます。自分の何が届いていなかったのか、本人からは聞きにくいことも、カウンセラー経由なら穏やかに知ることができます。

冷められないように、逆にやってはいけないことは?

いちばん避けたいのは、冷められるのが怖くて、自分の気持ちや好みを消してしまうことです。

ここまで読んで「気をつけなきゃ」と感じた方ほど、次のような反動に注意してください。

・嫌なことがあっても、何も言わずに我慢し続ける

・好きなもの、苦手なものを一切言わずに、全部彼に合わせる

・返信が遅いと不安になり、続けて何通も送る

・わざとそっけなくして、追いかけてくるか試す

・冷められた理由を、ひとりで何日も探し続ける

我慢と合わせすぎは、実は「手応え」をいちばん消してしまう行動です。

冷められない女性とは、完璧な女性ではなく、反応が返ってくる女性です。好き、うれしい、ちょっと苦手、ありがとう。その一つひとつが、彼にとっての手応えになります。

自分では気をつけているつもりでも、どこで手応えが途切れているのかは、ひとりだとなかなか見えません。

エースブライダルでは、お見合いや交際のあとに、お相手からの感想をもとに一緒に振り返りをしています。「なぜか2回目につながらない」「いい感じだったのに急に終わる」と悩んでいるなら、まずは無料相談で、今の状況を聞かせてくださいね。

冷められない女性は、何が違う?

冷められない女性は、相手の差し出したものに、きちんと手応えを返せる人です。

美人だから、話がうまいから、気がきくから、ではありません。

交際が自然に深まっていく女性には、3つの姿勢があります。

①受け取り上手である

ほめられたら「ありがとう」。ごちそうになったら、具体的なお礼。

差し出されたものを、遠慮で押し返さずに受け取れる人のそばでは、男性は「与えること」が楽しくなります。与えることが楽しい相手とは、自然と長く一緒にいたくなるものです。

②自分の機嫌を、自分で整えられる

不安も、寂しさも、不機嫌も、誰にでもあります。

持てる人は、それを彼に察してもらうのではなく、言葉にして短く伝えるか、自分で整えてから会いに行きます。自分の機嫌を自分で扱える人は、一緒にいる相手に安心を与えられます。

③相手の努力に、先に拍手をする

お店選びがうまくいかなかった日も、「探してくれたこと」にお礼を言う。

結果ではなく、努力に先に拍手をする人の前では、男性は失敗を恐れずに次の提案ができます。

冷める、冷めないの差は、実はこの「拍手の早さ」なのかもしれません。

手応えを返すことは、自分を小さくすることではありません。

相手の可能性を信じて、先に「ありがとう」を渡せる。それは、心に余裕のある人にしかできない、いちばん大人の愛情表現です。

チェックリスト:手応え切れを起こしていない?

ここ最近のデートやLINEを思い出して、当てはまるものを数えてみてください。

3つ以上なら、手応えが途切れかけているかもしれません。どれも、今日から直せることばかりです。

□ お見合いやデートで、自分から質問を返すことが少ない

□ お礼が「ありがとうございました」だけで、具体がない

□ 行き先を聞かれて「なんでもいい」と答えることが多い

□ ほめられると、つい否定してしまう

□ デート中にスマホや時計を見ることがある

□ 気になることがあっても言わずに、態度に出てしまう

□ 「楽しかったですか?」「迷惑じゃないですか?」と確かめることが多い

□ 将来の話で、自分の希望を先に言うことが多い

まとめ:男性が冷めるのは、欠点ではなく「手応え切れ」

男性が冷めるのは、あなたの欠点が見つかったときではなく、自分の差し出したものに手応えが返ってこない状態が続いたときです。

面接のような会話、定型のお礼、「なんでもいい」、気持ちの確認、不機嫌な沈黙。どれも遠慮や不安から出る、やさしい行動です。だからこそ、少し言い方を変えるだけで伝わり方が変わります。

冷められたかもしれないと思ったら、短く謝り、具体的に感謝し、小さな約束を自分から出す。

それでも温度が戻らなければ、カウンセラーを通して本音を聞く。

手応えを返せる女性は、きっと、手応えのある恋を選べる女性です。

よくある質問

Q.男性が一瞬で冷める行動はありますか?

A.お店の人への乱暴な態度や、彼の仕事や家族を見下す発言は、一度でも印象を大きく下げやすい行動です。ただ婚活では、手応えのない場面の積み重ねで冷めていくケースのほうがずっと多く、早めに短く謝れば間に合うことも多いですよ。

Q.仮交際で急にLINEが減りました。私の行動のせいですか?

A.あなたの行動が原因とは限りません。仮交際は男性も複数の方と並行できる期間なので、タイミングやほかのお相手との兼ね合いで温度が変わることもあります。ひとりで原因探しを続けるより、担当カウンセラーを通してお相手の感想を聞いてみてください。

Q.冷められた男性の気持ちは、取り戻せますか?

A.冷めかけの段階なら、取り戻せることは十分にあります。短い謝罪と具体的な感謝、そして断りやすい小さな誘いを一度だけ送ってみてください。日付の入った返事が来れば、まだ関係は続いています。

Q.男性に合わせすぎて、疲れてしまいます。

A.合わせすぎは、かえって男性の「手応え」を消してしまうことがあります。好きなもの、苦手なものを、ひとつずつ小さく伝えてみてください。「辛いものだけ苦手です」と言える女性のほうが、男性は喜ばせ方がわかって安心します。

Q.不安で、つい気持ちを確かめてしまいます。どうすればいいですか?

A.確かめる質問を、自分の気持ちの報告に置き換えるのがおすすめです。「楽しかったですか?」ではなく「楽しかったです」と伝える。それでも不安が大きいときは、彼ではなくカウンセラーに話してください。お相手の温度はカウンセラー経由でも確かめられます。

Q.お見合いで条件を聞くのは、冷められる原因になりますか?

A.条件を聞くこと自体は悪くありません。ただ、質問が確認ばかり続くと、面接のように感じさせてしまいます。条件はプロフィールやカウンセラー経由でも確かめられるので、お見合いでは「暮らしの話」として聞く形に変えてみてください。

参考にした研究・資料

・Algoe, S. B., Gable, S. L., & Maisel, N. C. (2010). It's the little things: Everyday gratitude as a booster shot for romantic relationships. Personal Relationships, 17(2), 217-233.

・Birnbaum, G. E., & Reis, H. T. (2012). When does responsiveness pique sexual interest? Attachment and sexual desire in initial acquaintanceships. Personality and Social Psychology Bulletin, 38(7), 946-958.

・Baumeister, R. F., Bratslavsky, E., Finkenauer, C., & Vohs, K. D. (2001). Bad is stronger than good. Review of General Psychology, 5(4), 323-370.

・Roberts, J. A., & David, M. E. (2016). My life has become a major distraction from my cell phone: Partner phubbing and relationship satisfaction among romantic partners. Computers in Human Behavior, 54, 134-141.

・Huang, K., Yeomans, M., Brooks, A. W., Minson, J., & Gino, F. (2017). It doesn't hurt to ask: Question-asking increases liking. Journal of Personality and Social Psychology, 113(3), 430-452.

・Eastwick, P. W., Finkel, E. J., Mochon, D., & Ariely, D. (2007). Selective versus unselective romantic desire: Not all reciprocity is created equal. Psychological Science, 18(4), 317-319.

・Starr, L. R., & Davila, J. (2008). Excessive reassurance seeking, depression, and interpersonal rejection: A meta-analytic review. Journal of Abnormal Psychology, 117(4), 762-775.

・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/

・IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?」https://www.ibjapan.com/marriage/p_7720/

この記事を書いた人

関口美奈子(せきぐち みなこ)

恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。

公式サイト https://sekiguchiminako.com/

著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』

「いい感じだったのに、なぜか続かない」。その理由は、ひとりで考えるより、お相手の声を聞けるプロと一緒のほうが早く見つかります。

エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。

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