お見合いの服装 男女別|季節とNG例、服は「額縁」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
先に答えをお伝えしますね。
お見合いで「素敵なお洋服ですね」と言われたら、じつは半分は失敗です。
お見合いの服は、あなたを飾る絵ではなく、あなたの顔と会話を引き立てる「額縁」です。お相手の記憶に残ってほしいのは服ではなく、「感じのいい人だったな」という印象のほうなんです。
「スーツで行くべき?ジャケパンでもいい?」
「ワンピースは何色が正解?」
「夏のお見合い、ジャケットは暑くて無理…」
お見合いの前に、本当によくいただくご相談です。
服装で結果が決まるわけではありません。
でも、服装で損をしている方は、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で本当にたくさん見てきました。サイズが合っていない、靴だけ疲れている、季節とずれている。どれも、ほんの少しの準備で防げるものばかりです。
この記事では、IBJが公式に案内している服装の基本をふまえて、男性・女性それぞれの正解コーデ、春夏秋冬の選び方、会場別の考え方、よくあるNG例、そして前日にできる身だしなみのチェックリストまでまとめました。
この記事の結論
・男性は紺かグレーのスーツに明るい色のシャツが基本です。会場や季節によってはジャケパン(ジャケット+パンツ)でも大丈夫です。
・女性はワンピースかスカートに、明るく清潔感のある色を合わせるのが基本です。パンツスーツよりやわらかい印象になります。
・どちらも最優先は「サイズが合っていること」「清潔であること」「季節と会場に合っていること」の3つ。高い服である必要はありません。
・服は額縁です。目立つ服より、あなたの表情と会話が映える服を選ぶと、また会いたい人になれます。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
お見合いの服装、いちばん大事なことは?
いちばん大事なのは、服そのものより「サイズ・清潔感・季節と会場との一致」です。
おしゃれかどうかは、その次でかまいません。
理由は、第一印象がとても短い時間で決まるからです。
顔写真を見せる時間を変えて印象を比べた研究では、わずか0.1秒見ただけの印象が、時間をかけて見たときの印象とかなり一致していました(Willis & Todorov, 2006)。魅力、好感、信頼できそうか、といった判断は、ほとんど一瞬でついてしまうということです。
服についても、面白い研究があります。
顔を隠した男性の写真を5秒以内だけ見せて評価してもらったところ、体に合わせて仕立てたスーツを着たときのほうが、既製のスーツを着たときより、自信がありそう・成功していそうなどの評価が高くなりました(Howlett et al., 2013)。二つのスーツの違いは、細かな部分だけです。
つまり、見られているのはブランドや値段ではなく、「その人に合っているか」という小さな差。
額縁がゆがんでいると、中の絵まで少し残念に見えてしまうのと同じです。反対に、額縁がきちんと合っていると、人は安心して中身、つまりあなた自身を見てくれます。
IBJが案内しているお見合いの服装の基本は?
IBJは公式のマナー案内で、服装の目安を次のように紹介しています。
・女性:スーツやパンツスタイルよりも、ワンピースやスカートがおすすめ。明るく清潔感のある、女子アナのような服装
・男性:紺やグレーのスーツに明るい色のワイシャツが無難。パンツにジャケットを合わせて爽やかに着こなすのもおすすめ
・共通:季節やTPOに合った服装を意識する
お見合いの会場は、基本的にシティホテルのラウンジでお茶をする形です。ホテル以外なら落ち着いたカフェが選ばれ、コーヒーチェーン店は避けるよう案内されています(IBJ公式のマナー案内より)。
ホテルのラウンジに座ったときに浮かない服。これが、男女ともにいちばんわかりやすい物差しです。
会場によって、お見合いの服装は変えたほうがいい?
基本は変えなくて大丈夫です。
ただ、会場の雰囲気に合わせて「かたさ」を一段だけ調整すると、よりなじみます。
・シティホテルのラウンジ:いちばん多い会場です。男性はスーツ、女性はワンピースかスカートにジャケットやカーディガン。迷ったら、このいちばんかたい形に合わせておけば、どの会場でも浮きません。
・落ち着いたカフェ:男性はジャケパン、女性はブラウスとスカートなど、ホテルより少しやわらかくしてかまいません。ただしジャケットは脱がずに着ていきましょう。
・オンラインお見合い:画面に映るのは胸から上です。男性はジャケットと襟つきのシャツ、女性は顔まわりが明るく見える色のトップスを。背景を片づけ、顔に正面から光が当たる位置に座ると、表情がぐっと明るく見えます。
和装で臨みたい方は、担当のカウンセラーに相談してからにすると安心です。着物は華やかで目を引くぶん、額縁が主役になりすぎないよう、落ち着いた色柄を選んでくださいね。
男性のお見合いの服装は、スーツとジャケパンどちらがいい?
迷ったらスーツです。
ホテルラウンジのお見合いなら、紺かチャコールグレーのスーツに、白かサックスブルーのシャツ、落ち着いた色のネクタイ。これで失礼になることはまずありません。
ジャケパンが向いているのは、会場がカフェのとき、夏の暑い日、そして2回目以降のデートです。
その場合も、紺のジャケットにグレーのスラックス、白いシャツ、革靴という「スーツに近いジャケパン」にしておくと安心です。チノパンを合わせるなら、センタープレスの入ったきれいめのものを選んでくださいね。
男性の服装で結果を分けるのは、スーツかジャケパンかより、次の5か所です。
①肩と袖と裾:サイズが合っているか
肩が落ちている、袖が手の甲までかかっている、裾が靴の上でたまっている。
この3つがあると、どんなに良い生地でも「借りてきた服」に見えてしまいます。
先ほどの研究のとおり、見る人は細かな違いを一瞬で拾います。新しく買うより、今あるスーツの袖丈と裾丈をお直しに出すほうが、印象は大きく変わります。
②シャツ:襟と袖口の汚れ、アイロン
座って向かい合うお見合いでは、相手の目線はずっとあなたの胸から上にあります。
襟の黄ばみ、袖口の汚れ、シワは思っている以上に見えています。お見合い用に1枚、新しい白シャツを用意しておくと安心です。
③靴:かかとと、つま先
靴は、身だしなみでいちばん「生活」が出る場所です。
黒か濃い茶色の革靴を、前日に磨いておきましょう。かかとがすり減っている靴は、修理に出すか買い替えどきです。
ベルトは靴の色にそろえる、靴下は座ったときに素肌が見えない長さの濃い色、ここまでできていれば完璧です。
④髪・ひげ・爪・眉:顔まわりの手入れ
髪は1週間くらい前に切っておくと、切りたての不自然さが落ち着きます。
ひげは当日の朝に剃り、爪は短く。手元はお茶を飲むたびに見えています。
意外に見落とされるのが眉です。
顔の見分けに関する研究では、なじみのある顔から眉を消すと、目を消したときより認識が大きく落ちたという結果が出ています(Sadr et al., 2003)。眉は、それくらい顔の印象を支えている部分なんです。
ボサボサの眉を少し整えるだけで、表情はぐっと明るく見えます。自分で整えるのが不安な方は、私が運営しているメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)のような専門のお店を使うのもひとつの方法です。整えるなら、お見合いの数日前がなじみやすいですよ。
⑤香りと小物:足さない勇気
香水はつけないか、つけるならごく控えめに。向かい合って1時間座るお見合いでは、少しの香りでも強く感じられます。
時計はシンプルなもの、バッグはビジネスバッグで十分です。大きなブランドロゴは、額縁に落書きをするようなもの。外しておきましょう。
女性のお見合いの服装は、何を着ればいい?
基本は、ひざが隠れる丈のワンピースか、ブラウスにスカートです。
色は白、アイボリー、ベージュ、淡いピンクや水色など、顔まわりを明るく見せてくれる色が向いています。
IBJが「女子アナのような服装」と案内しているのは、上品で、清潔感があり、誰が見ても感じがいいからです。
お見合いは、あなたの好みを知ってもらう場というより、「この人ともう一度会ってみたい」と思ってもらう場。個性はデートを重ねながら少しずつ見せていけば大丈夫です。
①形:座ったときに、きれいに見えるか
お見合いは、ほとんどの時間座っています。
立って鏡を見たときより、座ったときにスカートの丈が上がりすぎないか、胸元が開きすぎないか、お腹まわりが窮屈でないかを確かめてください。
鏡の前で椅子に座って、少し前かがみになってみる。これだけで失敗はかなり防げます。
②素材:透けない、シワにならない
薄すぎる生地は、光の加減で下着のラインが透けることがあります。
移動中に座ってできるシワも意外と目立つので、シワになりにくい素材を選ぶと、会場に着いたときも整ったままでいられます。
③靴とバッグ:歩ける高さ、小さめのバッグ
靴は、きれいに歩ける高さのパンプスが安心です。高すぎるヒールで歩き方がぎこちなくなるより、低めのヒールで背筋を伸ばして歩くほうが、ずっと素敵に見えます。
バッグは、膝の上や椅子の横に置いても邪魔にならない小さめのものを。大きなトートバッグは、仕事帰りの印象になりやすいです。
④髪・メイク・ネイル:プロフィール写真との差を小さく
髪型とメイクは、プロフィール写真の雰囲気に近づけておくと、お相手が安心します。
写真と実物の印象が大きく違うと、会ってすぐに「あれ?」という小さな違和感が生まれてしまうからです。
ネイルは、淡い色か、手入れの行き届いた素爪で十分です。
⑤アクセサリー:光るのはひとつ
小ぶりのピアスかイヤリング、細めのネックレス。光るものは顔まわりにひとつあれば十分です。
香りは、男性と同じく控えめに。
季節別のお見合いの服装は?春夏秋冬の選び方
季節の選び方は、その季節らしい色と素材を1か所だけ取り入れることです。
季節外れの服は、それだけで違和感が生まれます。反対に、季節を少しだけ感じる服は、「ちゃんと準備してきてくれたんだな」と伝わります。
春(3〜5月)
男性:明るめのグレーやネイビーのスーツ、シャツは白か淡いブルー。寒暖差があるので、薄手のコートかジャケットで調整を。
女性:淡いピンク、ラベンダー、ミントなどのやわらかい色のワンピース。肌寒い日はカーディガンや薄手のジャケットを羽織って。
春は、明るい色がいちばん似合う季節です。迷ったら、いつもより一段明るい色を選んでみてください。
夏(6〜9月)
夏のお見合いで気をつけたいのは、暑さより汗です。
男性:会場までジャケットは手に持ち、ラウンジに入る前に着るのがおすすめです。シャツは長袖が基本ですが、ジャケットを着るなら中が半袖でも見えません。汗じみが気になる方は、シャツの下に汗取りインナーを。ネクタイを外す場合は、襟の形がきれいなシャツを選ぶと、だらしなく見えません。
女性:白、水色、淡いイエローなどの爽やかな色。二の腕が気になる方は、袖のあるワンピースやフレンチスリーブを。冷房の効いたラウンジは想像以上に寒いので、薄手のカーディガンを1枚持っていくと安心です。
そして男女とも、会場の最寄り駅に早めに着いて、10分ほど汗を引かせる時間をとってください。汗を拭きながらのあいさつより、涼しい顔でのあいさつのほうが、ずっと余裕のある人に見えます。
秋(10〜11月)
男性:チャコールグレーや濃紺のスーツ。ネクタイにボルドーや茶系を入れると、秋らしい落ち着きが出ます。
女性:ベージュ、ブラウン、ボルドー、くすみカラーのワンピースに、薄手のニットやジャケット。ハイゲージ(目の細かい)ニットは、上品で季節感も出せます。
冬(12〜2月)
男性:スーツの上に、チェスターコートなどのシンプルなコート。ダウンジャケットを着るなら、会場に入る前に脱いでまとめておきましょう。
女性:ネイビーやグレーなど濃い色が増える季節ですが、全身を暗い色でまとめると重く見えます。白やアイボリーのニット、明るい色のストールなど、顔まわりに明るい色をひとつ入れてください。
冬は、コートを脱いだときに中の服がしわになっていないかも見られています。
ラウンジに入る前にコートを脱ぎ、手にかけておくのがスマートです。暖房で汗ばみやすいので、中は厚着しすぎないのがコツです。
お見合いでNGな服装は?男女別のよくある失敗
NGになりやすいのは、「カジュアルすぎる」「目立ちすぎる」「くたびれている」の3つです。
どれも悪気はないのに、「このお見合いを大事に思っていないのかな」と受け取られてしまうのがもったいないところです。
男性に多いNG例
・サイズの合っていないスーツ:何年も前に買ったスーツは、今の体型と合っていないことがよくあります。
・ポロシャツ、Tシャツ、デニム、スニーカー:カフェ会場でも、お見合いでは避けたほうが安心です。
・くたびれた靴とバッグ:服は新しいのに、靴だけ疲れているパターンは本当によく見かけます。
・派手なネクタイ、柄の強いシャツ:個性の強い柄は、あなたの顔より先に目に入ってしまいます。
・強い香水や整髪料のにおい:本人は慣れていて気づきにくいので、つけるならごく少量に。
・リュックサック:スーツにリュックは、通勤の延長に見えやすいです。
女性に多いNG例
・露出が多い服:深いVネック、ミニ丈、肩が大きく出る服は、お見合いの場では落ち着かない印象になります。
・全身黒:シックでも、ホテルのラウンジでは暗く、かたく見えがちです。黒を着るなら、白い襟や明るい小物で抜け感を。
・ビジネススーツ:きちんとして見えても、仕事の打ち合わせのような距離感が出てしまいます。
・大ぶりのアクセサリー、ブランドロゴの目立つバッグ:額縁が主役になってしまうパターンです。
・フリルやリボンが多すぎる服:かわいらしさが強すぎると、「素のあなた」が見えにくくなります。
・歩きにくいヒール:ラウンジまでの数十歩で、表情まで固くなってしまいます。
服装で「誤解」されやすいのは、どんなとき?
服装の失敗は、「おしゃれじゃない」より、気持ちと違うメッセージが伝わってしまうときに起こります。
よくある誤解を3つ挙げますね。
・気合いを入れすぎた服が「近寄りがたい」に見える
高級なスーツや華やかなドレス風のワンピースで、かえってお相手が緊張してしまうことがあります。相手が話しかけやすい「少し力の抜けた上品さ」を目指してください。
・楽な服が「このお見合いに本気じゃない」に見える
「自然体の自分を見てほしい」という気持ちはとても素敵です。でも、初対面の相手には、服の自然体は伝わりにくいもの。自然体は、会話と表情で見せてあげてください。
・写真と違う雰囲気が「別人?」に見える
写真ではロングヘアだったのにばっさり切った、写真ではスーツだったのにカジュアルで来た。ささいなことでも、相手は小さな戸惑いから会話を始めることになります。
服装に正解はあっても、それを自分に当てはめるのは意外と難しいものです。
「このスーツで大丈夫かな」「この色、私に合っているのかな」と迷ったら、第三者の目を借りるのがいちばんの近道です。エースブライダルでは、お見合い前の服装や身だしなみも一緒に確認しています。まずは無料相談で、気軽にお話しくださいね。
お見合いの服装がうまい人は、何が違う?
服装がうまい人は、服で自分を見せるのではなく、服で相手への敬意を見せている人です。
ここには、センスではなく器の差が出ます。
「どう見られるか」だけを考えて服を選ぶと、どうしても自分が主役の服になります。
一方で、持てる人は「相手がどう感じるか」から服を選びます。
ホテルのラウンジで、お相手が恥ずかしくない服。汗だくで現れてお相手に気をつかわせない準備。香りで相手の紅茶の香りを邪魔しない配慮。
どれも、自分を飾るためではなく、相手の1時間を気持ちよくするための選択です。
その気持ちは、不思議なくらい伝わります。
「素敵なお洋服ですね」と言われなくても、「なんだか感じのいい人だったな」と思ってもらえたら、額縁はちゃんと役目を果たしています。
そしてこの配慮は、結婚したあとも続く「相手を大事にする習慣」そのものです。服の準備は、その最初の練習なのかもしれませんね。
お見合い前日の身だしなみチェックリスト
前日の夜に、鏡の前で次の項目を確かめてみてください。
全部できていれば、服装で損をすることはまずありません。
□ 服のサイズが今の体に合っている(肩・袖・裾・ウエスト)
□ 椅子に座ったときに、丈や胸元が気にならない
□ シャツやブラウスにシワ、襟や袖口の汚れがない
□ 靴を磨いた。かかとがすり減っていない
□ 季節に合った色か素材が、1か所入っている
□ 大きなロゴや、目立ちすぎる柄が入っていない
□ 髪は数日前までに整えた。爪は短く清潔
□ 眉やひげなど、顔まわりが整っている
□ 香りはつけないか、ごく控えめ
□ プロフィール写真と、雰囲気が大きく違わない
□ 夏は汗対策、冬はコートを脱ぐ段取りを考えた
□ 会場に早めに着く時間で家を出る予定になっている
まとめ:お見合いの服は、あなたを映す「額縁」
お見合いの服装は、男性なら紺かグレーのスーツに明るいシャツ、女性ならひざ丈のワンピースかスカートに明るく清潔感のある色が基本です。
最優先は、サイズ・清潔感・季節と会場との一致。高い服である必要はありません。
服は額縁です。
額縁がきちんと合っていると、相手は安心してあなたの表情と会話を見てくれます。
お相手の1時間を大事にする準備こそが、いちばん印象に残る身だしなみです。
よくある質問
Q.お見合いの服装は、年齢によって変えたほうがいいですか?
A.年齢で大きく変える必要はありません。どの年齢でも基本は同じで、いちばん大切なのは「今の自分の体に合ったサイズ」と「顔色が明るく見える色」です。年齢を重ねるほど、若く見せようとするより、手入れの行き届いた上品さのほうが魅力として伝わります。
Q.男性はネクタイをしないとだめですか?
A.ホテルラウンジでスーツを着るなら、ネクタイをしておくと安心です。夏の暑い時期や会場がカフェのときは、ノーネクタイのジャケパンでも問題ありません。その場合は、襟の形がきれいなシャツを選び、第一ボタンだけ開けるくらいにしておくと、だらしなく見えません。
Q.女性はパンツスタイルでもいいですか?
A.だめではありませんが、IBJもワンピースやスカートをすすめているように、お見合いではスカートのほうがやわらかい印象になりやすいです。パンツを選ぶなら、センタープレスのきれいめなパンツに、明るい色のブラウスを合わせて、仕事っぽさを抑えてください。
Q.お見合いのために服を新しく買うべきですか?
A.必ずしも買う必要はありません。今ある服のサイズをお直しする、シャツを1枚新しくする、靴を磨く。それだけで印象は大きく変わります。手持ちの服がどうしても合わないときだけ、1セット用意しておくと、2回目以降のお見合いでも安心して着られます。
Q.雨の日のお見合いは、何に気をつければいいですか?
A.足元と裾の汚れに気をつけてください。男性は撥水スプレーをかけた革靴、女性は雨でも滑りにくいパンプスがおすすめです。会場に少し早めに着いて、化粧室で髪や裾を整えてから席に向かうと、落ち着いてあいさつができます。
Q.メガネはかけていってもいいですか?
A.ふだんメガネの方は、そのままで大丈夫です。プロフィール写真でメガネをかけているなら、むしろ同じほうが相手は安心します。レンズの汚れと、フレームのゆがみだけは前日に確かめておきましょう。
Q.2回目のデートも、お見合いと同じ服装がいいですか?
A.2回目以降は、少しずつカジュアルにしていって大丈夫です。男性ならジャケパン、女性ならきれいめのブラウスとスカートなど、お見合いより一段やわらかくするのがおすすめです。行き先に合わせて、歩きやすさも考えてくださいね。
参考にした研究・資料
・Willis, J., & Todorov, A. (2006). First impressions: Making up your mind after a 100-ms exposure to a face. Psychological Science, 17(7), 592-598.
・Howlett, N., Pine, K., Orakçıoğlu, I., & Fletcher, B. (2013). The influence of clothing on first impressions: Rapid and positive responses to minor changes in male attire. Journal of Fashion Marketing and Management, 17(1), 38-48.
・Sadr, J., Jarudi, I., & Sinha, P. (2003). The role of eyebrows in face recognition. Perception, 32(3), 285-293.
・IBJ「お見合い・交際のマナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
・IBJ「女性のお見合い服装選びのポイントを季節や年齢層別に解説」https://www.ibjapan.com/marriage/p_1108/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「この服で本当に大丈夫かな」と前日の夜に迷うくらいなら、一度プロと一緒に準備してみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。