結婚できない男の特徴12選|欠点より「無難の檻」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
婚活がうまくいかない男性の多くは、女性に嫌われているわけではありません。
いちばん多いのは、「感じのいい人でした」と言われたまま、記憶に残らずに終わっているケースです。
欠点を減らすことに一生懸命なあまり、相手に届く一歩を出せない。そんな「無難の檻」から出るために、この記事では、お見合い・仮交際・考え方の3つの場面から12の特徴を整理しました。どれも、今日から伸ばせる伸びしろとして読んでください。
お見合いは組めている。当日も失礼なことはしていないはず。
なのに、交際希望が返ってこない。仮交際に進んでも、2回目、3回目で終わってしまう。
「自分の何がいけないんだろう」と考え続ける時間は、本当にしんどいですよね。
ネットで「結婚できない男 特徴」と調べると、清潔感がない、プライドが高い、年収が低い、と厳しい言葉が並びます。
読むほど自信がなくなって、次のお見合いでさらに慎重になる。そして慎重になるほど、印象が薄くなっていく。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、まじめな男性ほどこの循環に入りやすいと感じてきました。
この記事の結論
・結婚できない男性に共通するのは、大きな欠点よりも「減点されないこと」を優先して、相手に届く一歩を出さない状態です。
・特徴は、お見合い(質問の少なさ・経歴だけの自己紹介)、仮交際(連絡と日程の遅さ・相手任せのデート)、考え方(理想の条件表・お断りで止まる)の3つの場面に出ます。
・IBJの成婚白書では、成婚した人のお見合い数は成婚しなかった人の約2.7倍でした。直すより、動きながら整えるほうが結果につながります。
・目標は完璧な男性になることではなく、相手の話の続きを聞き、日程を自分から出せる男性になることです。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
結婚できない男性に共通しているのは、どんなこと?
答えは、欠点の多さではなく、「減点されないこと」にエネルギーを使いすぎて、加点される行動が出ていないことです。
現場でお見合いのあとに女性側のお断り理由を聞くと、「嫌なところはなかったけれど、また会いたいと思える決め手がなかった」という声がとても多いんです。
失礼はない。清潔感もある。でも、何を話したか思い出せない。
これが、真面目な男性ほど入り込みやすい無難の檻です。
心理学に、スポットライト効果という現象があります。
コーネル大学のギロビッチらの実験では、人は自分の服装や失敗が、実際よりもずっと周りに注目されていると思い込むことが示されました(Gilovich, Medvec, & Savitsky, 2000)。
婚活でも同じことが起きます。男性は「変なことを言っていないか」「服は大丈夫か」と自分に照明を当てているのに、女性が見ているのは、実は「この人といると楽しいか」「私の話を聞いてくれるか」のほうです。
そしてもうひとつ、数字で見える差があります。
IBJが約2万人のデータを分析した「2025年 IBJ成婚白書」では、成婚した人のお見合い数は、成婚しなかった人の約2.7倍でした。成婚者は11回のお見合いを経て、交際約4か月で結婚を決めています。
つまり結婚していく人は、最初から完璧だった人ではなく、会いながら整えていった人です。
ここから紹介する12の特徴は、どれも「あなたがダメ」という話ではありません。
檻の鍵がどこにあるかを示す地図として読んでくださいね。
お見合いで出やすい「結婚できない男性」の特徴は?
お見合いでは、「清潔感を服だけで考える」「質問が少ない」「自己紹介が経歴だけ」「当日の段取りでつまずく」の4つが出やすいです。
お見合いは1時間前後の短い時間です。ここでは中身の深さより、「また会ってみたい」と思える感触を残せるかが勝負になります。
①清潔感を「服の値段」で考えている
何が起きているか:女性が言う清潔感は、高い服のことではなく、手入れの跡のことです。人は細部から「この人は自分を大切にしているか」を読み取ります。自分を大切にできる人は、相手のことも大切にしてくれそうだと感じるからです。
婚活の場面での見え方:スーツは新しいのに、シャツの襟が少しくたびれている。靴のかかとがすり減っている。眉や襟足が伸びたまま。本人は気づいていなくても、1時間向かい合う相手には意外と見えています。
伸びしろの見つけ方:IBJでも、男性のお見合い服は紺やグレーのスーツに明るい色のシャツが無難とされています。そのうえで、襟・袖口・靴・髪・眉・爪の6か所を前日に見直してみてください。服を買い替えるより、ずっと少ない手間で印象が変わります。
②質問が少なく、お見合いが「面接」になる
何が起きているか:ハーバード大学などの研究チームは、会話の中で質問、とくに相手の答えを受けてさらに尋ねる「続きの質問」が多い人ほど相手から好かれ、スピードデートでも次の約束につながりやすいことを示しました(Huang et al., 2017)。質問の数は、そのまま「あなたに関心があります」という合図になります。
婚活の場面での見え方:「お仕事は何を?」「休日は何をされていますか?」「ご趣味は?」と、プロフィールに書いてあることを順番に確認して終わる。相手が答えても「そうなんですね」で次の質問へ移る。これでは、女性にとっては面接を受けている感覚になってしまいます。
伸びしろの見つけ方:質問の数より、答えの続きを1回聞けたかを数えてみてください。
「休日はカフェ巡りをしています」と言われたら、
×「いいですね。僕は映画が好きです」
○「カフェ巡り、いいですね。最近行ったところで、また行きたいお店はありますか?」
この「また」「どうして」「どんなところが」を足すだけで、会話は面接から雑談に変わります。
③自己紹介が「経歴」で終わり、人柄が見えない
何が起きているか:人は、打ち明け合うことで距離が縮まります。初対面の二人が、自分のことを少しずつ交互に打ち明け合ったペアのほうが、片方ずつまとめて長く話したペアより互いの好意が高くなったという研究もあります(Sprecher et al., 2013)。ただし、ここで効くのは経歴ではなく、気持ちの入った小さな話です。
婚活の場面での見え方:「〇〇大学を出て、今の会社に入って〇年目で、今は〇〇の部署にいます」。正確ですが、女性の頭には何も残りません。反対に、自分の話を長く話しすぎて、相手に話す番が回ってこないケースもあります。
伸びしろの見つけ方:経歴に「好き」「うれしかった」「ちょっと失敗した」を一つ足してみてください。
「仕事は物流の管理です。地味なんですけど、年末に全部の荷物が時間どおり届いたときは、ひそかにガッツポーズしてます」
このくらいの小さな本音があると、女性は「この人と話すと楽しい」と感じやすくなります。話す長さは、相手と半分ずつを目安にしましょう。
④お茶代や時間、段取りの小さなつまずき
何が起きているか:お見合いの段取りは、婚活のルールを知っているかどうかより、相手の立場に立てるかが見える場面です。女性は「結婚したら、こういうときにどう動いてくれる人か」を想像しながら見ています。
婚活の場面での見え方:IBJでは、お見合い当日の女性のお茶代は男性が支払うのがルールで、時間は1時間前後で切り上げるのが目安です。ここで会計をもたつかせたり、盛り上がったからと2時間近く引き止めたりすると、悪気がなくても「配慮が足りない」と受け取られがちです。
伸びしろの見つけ方:会計は相手が席を立つ前に静かに済ませる。1時間が近づいたら、「楽しくて時間があっという間でした。今日はこのあたりで」と自分から区切る。名残惜しいところで終えるほうが、次につながりやすいものです。
仮交際で出やすい「婚活がうまくいかない男性」の特徴は?
仮交際では、「連絡と日程が遅い」「デートを相手任せにする」「LINEが業務連絡か自分の話ばかり」「相手の喜びへの反応が薄い」の4つが出やすいです。
お見合いを通過したということは、第一印象は合格しているということです。ここからは、一緒にいる未来を想像させられるかが問われます。
⑤ファーストコールと初デートの日程が遅い
何が起きているか:IBJでは、交際が成立して連絡先を交換したら、男性から、原則電話で、できるだけ早く連絡するのがマナーとされています。早さは、そのまま「あなたを優先しています」というメッセージになります。
婚活の場面での見え方:仕事が忙しくて翌日の夜にLINEを一通だけ送る。初デートは「またご都合を教えてください」と相手に預ける。本人は丁寧なつもりでも、女性からは熱量が低く見えてしまいます。
伸びしろの見つけ方:ファーストコールでは、初デートの候補日を2つまで決めてしまいましょう。
「今日はありがとうございました。もしよければ、来週の土曜か日曜の午後にランチはいかがですか。〇〇さんの行きやすい駅を教えてもらえたら、お店を探しておきます」
日付と場所の段取りを男性が引き受けるだけで、「頼りになる人」という印象が一気に育ちます。
⑥「どこでもいいですよ」で、デートを相手任せにする
何が起きているか:「どこでもいい」は、男性にとってはやさしさのつもりです。でも女性にとっては、選ぶ負担と、選んだ結果の責任を渡された状態になります。
婚活の場面での見え方:「何が食べたいですか?」「どこでも合わせます」「じゃあ〇〇さんの好きなところで」。やり取りが3往復しても決まらず、女性が疲れてしまう。
伸びしろの見つけ方:やさしさは「丸投げ」ではなく「選択肢」で示します。
「和食とイタリアンだったら、どちらの気分ですか?駅から近いお店を2つ見つけてあります」
男性が絞り込み、女性が最後に選ぶ。この形がいちばん喜ばれます。
⑦LINEが業務連絡か、自分の話ばかりになる
何が起きているか:LINEは会っていない時間の関係をつなぐ場所です。用件だけだと温度が伝わらず、自分の報告ばかりだと、相手は相づちを打つ役になってしまいます。
婚活の場面での見え方:「了解です」「では土曜日に」だけのLINE。あるいは、仕事や趣味の長文が毎日届くのに、相手への質問が一つもない。
伸びしろの見つけ方:一通のLINEに「報告ひとつ+相手への質問ひとつ」を入れるのが基本形です。
「今日は久しぶりに定時で帰れました。〇〇さんは今週、少しは落ち着きましたか?」
回数は多すぎなくて大丈夫です。相手の返信のペースに半歩合わせるくらいが心地よく続きます。
⑧相手の「うれしい話」への反応が薄い
何が起きているか:心理学者のゲーブルらは、相手がよい出来事を話してくれたときに、関心を持って積極的に喜ぶ反応を返すことが、関係の満足度と深く関わることを示しました(Gable et al., 2004)。悩みを聞く力より、喜びを一緒に大きくする力のほうが、関係を育てるということです。
婚活の場面での見え方:「今日、仕事でほめられたんです」と言われて「よかったですね」で終わる。あるいは「僕も昔、似たようなことがあって」と自分の話に持っていく。悪気はないのに、相手は少しさみしくなります。
伸びしろの見つけ方:うれしい話には、質問をひとつ返して、相手にもう一度味わってもらうのがコツです。
「すごいですね。どんなところをほめてもらったんですか?」
この一言で、女性は「この人に話すと、うれしいことがもっとうれしくなる」と感じます。
考え方の面で出やすい「結婚できない男性」の特徴は?
考え方の面では、「理想の条件表で相手を見る」「決め手を待ちすぎる」「お断りで止まる」「助言を受け取りにくい」の4つが出やすいです。
ここは外からは見えにくいぶん、自分でも気づきにくい部分です。でも、ここが動くと婚活全体の流れが変わります。
⑨理想の条件表で、会う前に相手を選別している
何が起きているか:ノースウェスタン大学のイーストウィックとフィンケルは、スピードデートの参加者に理想の相手の条件を事前に聞き、実際の出会いと比べました。すると、事前に「大事だ」と言っていた条件は、実際に会った相手に惹かれるかどうかをほとんど予測しませんでした(Eastwick & Finkel, 2008)。人は、自分が何に惹かれるかを、会う前には意外とわかっていないのです。
婚活の場面での見え方:年齢、身長、職業、住まい。条件に一つでも合わないとお申し込みをしない。その結果、お見合い数が伸びず、会う経験が積み上がらない。
伸びしろの見つけ方:条件は「絶対に譲れないもの」を3つだけ残して、あとは「会ってから決める」に回してみてください。プロフィールでは伝わらない笑い方や話の聞き方に、あなたが本当に惹かれる理由が隠れていることは、現場ではよくあります。
⑩「決め手」が来るのを待ちすぎる
何が起きているか:結婚は大きな決断なので、慎重になるのは自然なことです。ただ、決め手は外から降ってくるものではなく、会う回数と会話の深さの中で育っていくものです。
婚活の場面での見え方:仮交際で何人かと会っているのに、誰とも真剣交際に進めない。「もう少し様子を見たい」を繰り返すうちに、相手の女性から交際終了が届く。IBJでは交際期間はお見合いの日から3か月がルールとされているので、待っている間にも時間は進んでいます。
伸びしろの見つけ方:「この人と、休日の朝を一緒に過ごせるか」「困ったときに相談したいと思えるか」。ときめきより、想像できる暮らしを基準に一人を選んでみてください。迷ったら、担当カウンセラーに「今の二人の比較を一緒に整理してほしい」と頼むのも、立派な決め方です。
⑪お断りを、自分への全否定として受け取ってしまう
何が起きているか:お断りが続くと、人は「自分には価値がない」と一般化してしまいがちです。でも、お見合いのお断りの多くは、相性やタイミング、比べている相手の存在など、あなたの価値とは別の理由で決まっています。
婚活の場面での見え方:お断りが3件続いた週から、お申し込みの数が減る。次のお見合いでは、傷つかないようにさらに慎重になり、無難さが増していく。
伸びしろの見つけ方:お断りを「採点」ではなく「データ」として扱ってみてください。お見合いのあとに、①話が弾んだ話題、②相手が笑った瞬間、③次に試したいこと、の3つだけをメモする。これだけで、振り返りが反省会から改善会に変わります。
⑫アドバイスを「否定された」と感じて受け取りにくい
何が起きているか:仕事で結果を出してきた男性ほど、恋愛や婚活の助言を受けることに抵抗を感じやすいものです。これはプライドの問題というより、できない自分を見せる場所が今までなかっただけのことが多いです。
婚活の場面での見え方:カウンセラーから「写真を撮り直しませんか」「質問を増やしてみましょう」と言われても、「でも」「前もそうしました」と返してしまう。
伸びしろの見つけ方:助言を全部受け入れる必要はありません。「一つだけ、次のお見合いで試してみます」と決めてみてください。試して合わなければやめればいい。その身軽さが、結果的にいちばん早く状況を変えます。
「結婚できない男性の特徴」と誤解しやすいのは?
口下手、恋愛経験が少ない、平均的な年収、実家暮らし。ネットでは結婚できない理由として挙げられがちですが、これらは決定打になりにくい要素です。
口下手・人見知り
話がうまい必要はありません。女性が求めているのは、話し上手より聞き上手です。②の「続きの質問」ができれば、口数が少なくても「落ち着いていて話しやすい人」という評価になります。
恋愛経験が少ない
経験の少なさは、誠実さやまっすぐさとして好意的に受け取られることもあります。困るのは経験の量ではなく、わからないことを一人で抱えて動けなくなることです。わからないことは、カウンセラーに聞けば大丈夫です。
年収が平均的
収入は条件検索で見られる項目ですが、交際が進むほど大事になるのは、お金の使い方と将来の話ができるかです。「こういう暮らしがしたいから、こう備えている」と話せる男性は、金額以上の安心感を与えます。
実家暮らし
実家暮らしそのものより、家事や生活を自分で回せるかどうかが見られています。「料理はこれから覚えたいです」「掃除は自分の部屋は自分でしています」と具体的に話せれば、マイナスにはなりにくいものです。
婚活がうまくいかないとき、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、焦りから自分を否定して、別人になろうとすることです。
うまくいかない時期は、何かを大きく変えたくなりますよね。でも、次のような動き方は、かえって遠回りになりがちです。
・条件を一気に下げて、誰でもいいからとお申し込みを乱発する
・見た目だけを大改造して、中身の振り返りをしない
・ネットの極端な恋愛論に影響されて、女性を「攻略する相手」として見始める
・お断りの理由を相手の女性のせいにして、学びを止めてしまう
・一人で抱え込んで、カウンセラーに状況を話さなくなる
特に気をつけたいのは、三つめと四つめです。
うまくいかないときほど、「女性はこうだから」という強い言葉が心地よく聞こえます。けれど、その見方で会ったお見合いは、相手にも必ず伝わります。
変えるのは自分の全部ではなく、次の1回で試す小さな行動で十分です。
一人で振り返っていると、どうしても自分への採点が厳しくなりがちです。
「どこを変えれば伸びるのか」を第三者の目で一緒に見てもらうと、やることが驚くほどシンプルになります。
エースブライダルでは、お見合い後の振り返りや、プロフィール写真・自己紹介文の見直しもカウンセラーが一緒に行っています。まずは無料相談で、今の婚活の状況を聞かせてくださいね。
次のお見合いから使える言い回しは?
無難の檻から出るには、大きな勇気より、準備しておいた一言が役に立ちます。場面ごとに使いやすい言い回しをまとめました。
お見合いの最初に:
「今日はお時間をいただいてありがとうございます。少し緊張していますが、楽しみにしてきました」
緊張を先に言ってしまうと、相手の緊張もほどけます。
相手の答えの続きを聞くとき:
「それ、どうして始めたんですか?」
「いちばん楽しかったのは、どんなときでした?」
「また行くとしたら、どこに行きたいですか?」
自分の話をするとき:
「実は〇〇が好きで、最近は〇〇にはまっています。〇〇さんは、最近何かはまっているものはありますか?」
自分の話のあとに、相手への質問を一つ添えるのがコツです。
お見合いの終わりに:
「〇〇さんの〇〇の話、すごく面白かったです。今日はありがとうございました」
具体的な話題を一つ挙げると、「ちゃんと聞いてくれていた」という印象が残ります。
仮交際のデートの帰り道に:
「今日楽しかったです。次は〇〇さんが話していた〇〇に行ってみませんか?来週か再来週の週末はいかがでしょう」
次の約束は、その日の会話の中から見つけると自然につながります。
結婚していく男性は、何が違うの?
結婚していく男性は、完璧だから選ばれるのではなく、相手に先に安心を渡せる人だから選ばれます。
持てる人と呼ばれる男性には、共通する3つの姿勢があります。
①自分から先に与える
質問をする、日程を出す、お店を探しておく。
どれも小さなことですが、「相手の負担を先に引き受ける」という点で同じです。見返りを計算せずに先に動ける男性の周りには、自然と人が集まってきます。
②相手の喜びを、一緒に大きくする
女性が話してくれたうれしいことに、心から乗っかる。
自分の話で上書きせず、相手が主役の時間をつくる。その余裕が、「この人の隣は居心地がいい」という感覚を生みます。
③うまくいかない日も、機嫌を自分で整える
お断りが届いた日も、相手を責めず、自分も責めすぎず、次のお見合いに向けて一つだけ準備をする。
自分の機嫌を自分で保てる男性は、結婚生活でも頼りにされます。女性が結婚相手に求めている安心感の正体は、実はこの安定感なのかもしれませんね。
自分に当てはまる?婚活の伸びしろチェックリスト
次の10項目のうち、当てはまるものに印をつけてみてください。
数が多くても落ち込まなくて大丈夫です。印がついたところが、そのままあなたの伸びしろです。
□ お見合いの前日に、襟・袖口・靴・髪・眉・爪を見直していない
□ お見合いで、相手の答えの「続き」を聞いた回数を覚えていない
□ 自己紹介が、学歴と仕事の説明で終わっている
□ お見合いが1時間を大きく超えることがある
□ ファーストコールで、初デートの日程まで決めていない
□ デートの場所を「どこでもいいです」と相手に任せがち
□ LINEに相手への質問が入っていないことが多い
□ お申し込みの条件が5つ以上ある
□ 仮交際で「もう少し様子を見たい」が2回以上続いている
□ お断りが続くと、お申し込みを止めてしまう
現場で見てきた目安では、印が3つ以下なら、あとは会う数を増やすだけで流れが変わることが多いです。4つ以上なら、まずお見合いの項目(上から4つ)から一つずつ手をつけてみてください。
まとめ:結婚できない男性の特徴は、伸びしろの地図
結婚できない男性の特徴は、欠点の多さではなく、減点を避けることに力を使いすぎて、相手に届く一歩が出ていない状態に表れます。
お見合いでは清潔感の細部と質問の続き、仮交際では日程を出す早さと喜びへの反応、考え方では条件の絞り方とお断りの受け止め方。
どれも、次の1回から少しずつ変えられることばかりです。
完璧になってから婚活をする必要はありません。
会いながら整えていく男性が、最終的に選ばれていきます。
無難の檻の鍵は、いつもあなたの手の中にありますよ。
よくある質問
Q.お見合いで交際希望がもらえません。何から直せばいいですか?
A.まずは質問の仕方を見直すのがおすすめです。相手の答えに対して「どうして」「どんなところが」と続きを1回聞くだけで、会話の印象は大きく変わります。あわせて、身だしなみの細部(襟・靴・髪・眉)を前日に確認してみてください。
Q.仮交際に進んでも、2〜3回目で終わってしまいます。
A.デートの段取りを相手任せにしていないか、LINEに相手への質問が入っているかを確認してみてください。日程と場所の候補を男性から出すだけで、「頼りになる人」という印象が育ちます。終わった交際の理由は、担当カウンセラーに確認してもらうのも一つの方法です。
Q.恋愛経験がほとんどないのですが、結婚相談所で結婚できますか?
A.できます。恋愛経験の少なさは、誠実さとして好意的に受け取られることもあります。大切なのは経験の量ではなく、わからないことをカウンセラーに相談しながら、一つずつ試していけるかどうかです。
Q.年収が高くないと、結婚は難しいですか?
A.収入はお申し込みの段階で見られる項目ですが、交際が進むほど大事になるのは、お金の使い方や将来の暮らしを一緒に話せるかどうかです。「こういう暮らしがしたいから、こう備えている」と具体的に話せると、金額以上の安心感につながります。
Q.理想の条件を下げるべきでしょうか?
A.全部を下げる必要はありません。「絶対に譲れないもの」を3つに絞り、それ以外は会ってから判断するのがおすすめです。事前に大事だと思っていた条件が、実際に惹かれる相手とは一致しないことは、研究でも示されています。
Q.お断りが続いて、婚活をやめたくなっています。
A.お断りの多くは、相性やタイミングなど、あなたの価値とは別の理由で決まっています。お見合いのあとに「弾んだ話題・相手が笑った瞬間・次に試すこと」の3つだけをメモすると、振り返りが前向きになります。気持ちが重いときは、少しペースを落としてもかまいません。
Q.真剣交際に進む決め手がわかりません。
A.ときめきの強さより、「この人と休日を一緒に過ごす姿が想像できるか」「困ったときに相談したいと思えるか」を基準にしてみてください。IBJでは交際期間はお見合いの日から3か月がルールなので、迷ったら担当カウンセラーと一緒に整理するのがおすすめです。
参考にした研究・資料
・Gilovich, T., Medvec, V. H., & Savitsky, K. (2000). The spotlight effect in social judgment: An egocentric bias in estimates of the salience of one's own actions and appearance. Journal of Personality and Social Psychology, 78(2), 211-222.
・Huang, K., Yeomans, M., Brooks, A. W., Minson, J., & Gino, F. (2017). It doesn't hurt to ask: Question-asking increases liking. Journal of Personality and Social Psychology, 113(3), 430-452.
・Sprecher, S., Treger, S., Wondra, J. D., Hilaire, N., & Wallpe, K. (2013). Taking turns: Reciprocal self-disclosure promotes liking in initial interactions. Journal of Experimental Social Psychology, 49(5), 860-866.
・Gable, S. L., Reis, H. T., Impett, E. A., & Asher, E. R. (2004). What do you do when things go right? The intrapersonal and interpersonal benefits of sharing positive events. Journal of Personality and Social Psychology, 87(2), 228-245.
・Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). Sex differences in mate preferences revisited: Do people know what they initially desire in a romantic partner? Journal of Personality and Social Psychology, 94(2), 245-264.
・株式会社IBJ「2025年 IBJ成婚白書」公開のお知らせ https://www.ibjapan.jp/information/2026/04/%EF%BC%91-10.html
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「自分のどこを変えればいいのか、客観的に知りたい」と感じているなら、一度プロと一緒に整理してみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。