【高学歴女性の婚活】学歴が結婚に与える影響とは?
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【高学歴女性の婚活】学歴が結婚に与える影響とは?
「自分と同じくらいの学歴の男性がいい」
「できれば仕事も安定していて、話が合う人がいい」
アラフォー女性の婚活では、こんな希望を聞くことがあります。
もちろん、どんな相手を希望するかは人それぞれです。
ただ、「学歴」という条件については、一度データから考えてみる価値があります。
実は、日本の結婚には「学歴の近い人同士が結婚しやすい」という傾向があります。
一方で、昔から続いてきた「男性のほうが高学歴」という組み合わせだけが続いているわけでもありません。
高学歴女性の婚活を考えるときに大切なのは、
「学歴が高いから結婚しにくい」
と単純に考えることではなく、
「自分と相手の学歴差を、どのように結婚相手選びに組み込んでいるのか」
を考えることです。
今回は、学歴と結婚の関係をデータから整理しながら、アラフォー女性の婚活で考えておきたいポイントをお伝えします。
◆日本の結婚では「学歴の近い人同士」が結婚する傾向があります
まず知っておきたいのが「学歴同類婚」という考え方です。
これは、簡単に言えば「学歴が近い人同士が結婚する傾向」のことです。
国立社会保障・人口問題研究所などの研究者が、1980年から2010年までの国勢調査個票データを使って、日本の学歴同類婚を分析しています。
対象は妻30~39歳の日本人夫婦。
分析の結果、学歴が同じ人同士で結婚する傾向は確認されていますが、その関連は時代とともに弱まっていました。
さらに重要なのが、女性の学歴です。
研究では、大卒女性において「自分より学歴の低い男性との結婚」の関連が強くなっていることが示されています。
つまり、
「高学歴女性は必ず自分より高学歴の男性と結婚する」
という昔ながらのイメージは、現在の日本のデータをそのまま表しているわけではありません。
この数字を見ると、特に「大学以上同士」は3.49。
学歴が近い相手同士で結婚する傾向が、データ上かなり確認されていることが分かります。
◆「私より学歴が低い男性は無理」と決めることが婚活を難しくする場合があります
ここで、アラフォー女性の婚活に置き換えて考えてみましょう。
例えば、
「私は大卒だから、できれば大卒以上」
「できれば有名大学を出ている人」
「自分より学歴が低い男性は話が合わなそう」
という希望があるとします。
これ自体を否定する必要はありません。
学歴が近いことで、
学生時代の経験
仕事に対する考え方
子どもの教育
資格や勉強への価値観
会話のテンポ
などが合いやすいと感じる人もいるでしょう。
ただし、
「学歴が違う=価値観が合わない」
とは限りません。
婚活で実際に大切なのは、履歴書の上にある学歴そのものよりも、その人が現在どんな考え方をしているかです。
例えば、
「子どもにはどんな教育を受けさせたい?」
「休日はどんなことをして過ごしたい?」
「仕事と家庭はどう分担したい?」
「お金は何に使いたい?」
こうした話をしてみると、学歴が同じでも価値観が合わない人はいますし、学歴が違っても驚くほど話が合う人もいます。
学歴は相手を知るための一つの情報。
それ以上でも、それ以下でもありません。
◆女性が相手の学歴を気にするのは本当に珍しいことなのでしょうか
ここもデータで見てみましょう。
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査では、未婚者に「結婚相手の条件として相手の学歴をどの程度重視するか」を尋ねています。
女性では、
「重視する」9.0%
「考慮する」42.7%
「あまり関係ない」47.1%
でした。
つまり、女性の約半数は「相手の学歴をあまり関係ない」と回答している一方で、約半数は「重視する」または「考慮する」と答えています。
学歴を気にすること自体が珍しいわけでもありません。
しかし、「学歴を考慮する」と「自分より上の学歴でなければ嫌」は同じではありません。
この違いは、婚活では意外と大きいものです。
「大卒以上」という条件を置くことと、
「自分より高学歴でなければ、どんな人でも対象外」
とすることでは、出会える相手の範囲が変わります。
◆高学歴女性の婚活で本当に見直したいのは「学歴」より条件の重なり方です
高学歴女性の婚活で注意したいのは、一つ一つの条件ではなく「条件の重なり」です。
例えば、
大卒以上
年収700万円以上
安定した会社
専門職
同年代
身長170cm以上
清潔感がある
会話が上手
優しい
家事もできる
子どもを希望している
一つひとつを見れば、どれも理解できる条件です。
でも、これらをすべて満たす人を探すとなると、当然ながら対象者は少なくなります。
ここで大切なのは、
「条件を下げましょう」
という話ではありません。
「自分にとって本当に必要な条件はどれなのか?」
を整理することです。
学歴が同じであることが絶対条件なのか。
それとも、
「知的な会話ができる人」
「仕事に対する考え方が近い人」
「子どもの教育について話し合える人」
を求めているのか。
もし後者なら、学歴という一つの条件だけに絞らなくても、自分が求めているものに近い男性と出会える可能性があります。
◆「私より上の男性」を探す婚活から「私と合う男性」を探す婚活へ変えてみましょう
アラフォーになると、婚活では「自分が何を求めているか」がかなり明確になっている女性も多いと思います。
これまで仕事を頑張ってきた。
自分で生活できる収入もある。
専門的な仕事をしている。
それなりに人生経験も積んできた。
だからこそ、
「自分と同じくらいの知識や経験がある男性がいい」
と思うのは自然なことです。
ただ、それを「自分より高学歴」という一つの物差しだけで探す必要があるのかは、一度考えてみてください。
日本の学歴同類婚を分析した研究では、1980年から2010年にかけて、女性の学歴上方婚の関連が弱まり、女性の学歴下方婚の関連が強まっていることが示されています。
特に大卒女性では、その傾向が確認されています。
これは、
「大卒女性は学歴の低い男性を選ぶべき」
という意味ではありません。
むしろ、
「学歴の上下だけで相手を決めなくても、結婚につながる組み合わせは増えている」
と考えるほうが、このデータには近いでしょう。
◆学歴と結婚には関係がありますが「学歴だけが原因」と考えるのは危険です
ここは、データを見るときに非常に大切なポイントです。
「高学歴だから結婚できない」
「低学歴だから結婚できない」
という因果関係を、単純に示すデータではありません。
学歴は、
就業
所得
職業
出会うコミュニティ
生活環境
価値観
など、さまざまな要素と関係しています。
そのため、学歴と結婚の関係を見るときには、「学歴そのものが結婚を決めている」と考えるのではなく、学歴と一緒にどんな環境や選択が形成されているのかを見る必要があります。
実際、内閣府の男女共同参画白書でも、教育段階によって未婚率や雇用形態などが異なることが示される一方、「教育段階が全てを説明するわけではない」とされています。
だからこそ、婚活でも学歴だけを見て相手を判断するのはもったいないのです。
◆アラフォー女性の婚活で大切なのは「条件を捨てる」ことではありません
ここまで読んで、
「じゃあ、学歴を気にするなってこと?」
と思った方もいるかもしれません。
そうではありません。
自分が大切にしてきた学歴や仕事、価値観を無理に手放す必要はありません。
ただ、
「大卒以上」
「自分より高学歴」
という条件の奥に、自分が本当に求めているものが何なのかを考えてみてほしいのです。
「話が合う人がいい」
なら、学歴ではなく会話そのものを見る。
「経済的に安定した人がいい」
なら、学歴ではなく現在の仕事や収入、生活設計を見る。
「子どもの教育を大切にしたい」
なら、相手の学歴だけでなく教育に対する考え方を聞いてみる。
条件を捨てるのではなく、条件の「意味」を見直す。
これだけでも、相手を見る目はかなり変わってきます。
◆学歴で相手を選ぶ婚活から「一緒に暮らせる人」を探す婚活へ
婚活では、プロフィールにたくさんの情報があります。
年齢。
年収。
職業。
身長。
学歴。
住んでいる場所。
どれも相手を知るための大切な情報です。
でも、結婚生活が始まれば、プロフィールに書かれていない部分のほうがずっと長く付き合うことになります。
嫌なことがあったときに話し合えるか。
お互いの仕事を尊重できるか。
お金の使い方を相談できるか。
家事をどう分担するか。
相手の家族とも適度な距離を保てるか。
そして何より、
「この人といると無理をしなくていい」
と思えるか。
学歴が同じだから、この部分まで合うとは限りません。
逆に、学歴が違うから合わないとも限りません。
アラフォーの婚活だからこそ、これまで積み重ねてきた自分の価値観は大切にしながら、その価値観を「学歴」という一つの数字だけで判断しないこと。
「私より上の人」ではなく、
「私と一緒に人生をつくれる人」
を探す。
そんな視点を持つことで、今まで見えていなかった相手の魅力に気づけることがあります。
学歴は、相手を知るための一つの情報です。
でも、結婚相手を決める答えそのものではありません。
出典
国立社会保障・人口問題研究所「日本における学歴同類婚の趨勢:1980年から2010年国勢調査個票データを用いた分析」
https://www.ipss.go.jp/publication/j/WP/IPSS_WPJ14.pdf
日本人口学会「日本における学歴同類婚の趨勢:1980年から2010年国勢調査個票データを用いた分析」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jps/57/0/57_2101001/_article/-char/ja
国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16S_FreqTable.html
総務省統計局「令和2年国勢調査」
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/
内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書」
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/
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