「俺は若く見えるから大丈夫」40代男性が陥る婚活の勘違い
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「俺は若く見えるから大丈夫」40代男性が陥る婚活の勘違い
「俺、実年齢より若く見られるんですよ」
婚活の面談で、こんな話をする男性がいます。
もちろん、若く見られること自体は悪いことではありません。
ただ、少し気になるのは、
「だから20代の女性とも普通に結婚できると思っています」
と、そこから話が飛んでしまうケースです。
婚活では「若く見えること」と「若い女性から結婚相手として選ばれること」は、同じではありません。
ここを勘違いしたまま活動すると、なぜお見合いが成立しないのか、なぜ交際につながらないのかが見えなくなってしまいます。
今回は、アラフォー男性が陥りやすい「若見え勘違い」について、データと婚活現場で起こりやすいパターンから考えてみます。
◆「若く見えるから20代女性と結婚できる」は本当に成り立つのでしょうか
まず知っておきたいのが、年齢差の現実です。
IBJが2025年の成婚カップル9,394組を分析したデータでは、夫婦の平均年齢差は2.77歳でした。
2017年の4.23歳から縮小しており、現在は「男性がかなり年上」という組み合わせより、年齢の近い相手との成婚が増えています。
さらに、10歳以上の年齢差がある成婚は4.6%。
つまり、40代男性が20代女性との結婚を希望すること自体が問題なのではありません。
ただし、それを「普通に成立するもの」と考えてしまうと、婚活の現実とのズレが大きくなります。
「自分は若く見える」
これは自分自身の評価です。
一方、
「相手から結婚相手として魅力的に見えるか」
は、相手が判断すること。
この2つは、分けて考えたほうがいいのです。
◆「若く見える」と「若い男性として見られる」はまったく別の話です
「若く見えるんですよ」
と言われた経験がある男性は、意外と多いと思います。
職場の人から言われた。
友人から言われた。
美容師さんから言われた。
お店の人から言われた。
こうした言葉が嬉しいのは当然です。
ただし、「若く見える」という言葉には、相手の気遣いや社交辞令が含まれていることもあります。
そして何より大切なのは、
「若く見える=20代女性から同年代の男性と同じように見てもらえる」
という意味ではないことです。
例えば40代男性が、若い服を着て、髪型も若者向けにして、20代男性と同じような振る舞いをしたとします。
本人は「若々しく見せている」つもりでも、相手から見ると「無理に若く見せようとしている」と感じられることがあります。
婚活で大切なのは、若さを演出することではありません。
年齢に合った清潔感と、自然な若々しさです。
◆40代男性の成婚相手は本当に20代女性が中心なのでしょうか
ここは感覚ではなく、データを見てみましょう。
IBJの2024年成婚白書では、男性40~44歳の成婚相手の年齢中央値は38歳。
本人より4歳下でした。
45歳以上では、成婚相手の年齢中央値は44歳で、本人より6歳下です。
もちろん、20代女性と成婚する40代男性もいます。
ですから「40代男性は20代女性と結婚できない」という話ではありません。
ただ、
「40代でも若く見えるから、20代女性を狙うのは当然」
という考え方とは、データに大きな差があります。
そして2025年の成婚カップルを見ると、男性年上のカップルだけでなく、同年齢や女性年上のカップルも増えています。
「男性は若い女性を選ぶもの」
という昔ながらの固定観念そのものが、少しずつ変わっているのです。
◆婚活で本当に見直したいのは年齢より「自分の現在地」なのかもしれません
ここで大切なのは、
「じゃあ40代男性は同年代しか狙ってはいけない」
という話ではありません。
婚活には、年齢だけでは判断できない魅力があります。
年収、仕事、会話力、清潔感、性格、生活スタイル、趣味、家庭に対する考え方。
人によって魅力になるポイントは違います。
だからこそ必要なのが「自分の現在地を客観的に知ること」です。
例えば、
「40代・年収400万円・20代女性希望」
という条件なら、
「若く見えるから大丈夫」
だけで突き進むのではなく、
「自分は20代女性から見たとき、結婚相手として何を提供できるだろう?」
と考えてみる。
経済的な安定なのか。
落ち着いた性格なのか。
家事や育児への積極性なのか。
一緒にいて安心できることなのか。
会話の楽しさなのか。
ここが見えてくると、婚活の方向性が変わってきます。
◆「若作り」よりも年相応の清潔感を整えることから始めましょう
もう一つ、アラフォー男性にぜひ見直してほしいのが身だしなみです。
若く見せたい気持ちが強くなると、
若い服を着る。
昔流行った髪型を続ける。
体型に合わない細身の服を着る。
派手なアクセサリーをつける。
といった方向に進んでしまうことがあります。
でも、婚活で大切なのは「若者に見えること」ではありません。
清潔感があること。
サイズが合っていること。
髪型が整っていること。
靴やバッグがきれいなこと。
肌や眉、爪など細かい部分まで手入れされていること。
そして、自分の年齢に合った服装をしていること。
「若く見せる」ではなく、
「素敵な40代に見える」
を目指すほうが、ずっと自然です。
自分では判断しにくい場合は、美容師やスタイリスト、仲人など第三者に一度見てもらうのもおすすめです。
◆年齢を武器に変えるなら「若さ」ではなく大人の余裕を磨きましょう
40代男性には、20代男性にはない魅力があります。
仕事や人生経験。
落ち着いた会話。
相手の話を聞く余裕。
感情的にならないこと。
相手を尊重する姿勢。
家庭を一緒につくっていく現実感。
こうしたものは、無理に若く見せる必要がありません。
むしろ、
「俺は若く見えるから!」
と若さをアピールし続けるより、
「自分は40代だからこそ、こういうところで安心してもらえる」
という魅力を育てたほうが、婚活では伝わりやすくなります。
若い女性と張り合う必要もありません。
若い男性のように振る舞う必要もありません。
40代なら、40代だからこその魅力があります。
◆「希望」と「現実」の間にあるズレを仲人と一緒に整理しましょう
婚活では、希望を持つことは大切です。
「こんな人と結婚したい」
という理想があるのも当然です。
ただ、その理想と現在の自分との間に大きな差があるなら、そこを一緒に整理することも婚活サポートの大切な役割だと思っています。
例えば、
「20代女性と結婚したい」
という希望があるなら、
なぜ20代なのか。
どんな家庭をつくりたいのか。
相手に何を求めているのか。
自分は相手に何を返せるのか。
今のプロフィールや写真で、その魅力が伝わっているのか。
こうしたことを一つずつ考えていきます。
「その条件は無理です」と最初から切り捨てるのではありません。
逆に、「大丈夫ですよ」と根拠なく背中を押すのでもありません。
現実を見ながら、どうすれば可能性を広げられるのかを一緒に考える。
それが仲人の仕事だと思っています。
◆「俺は若く見える」から一歩進んだ男性から婚活は変わり始めます
「若く見える」と言われることは、決して悪いことではありません。
でも、それを婚活における最大の武器だと思い込んでしまうと、相手との年齢差や自分の条件、身だしなみ、コミュニケーションなど、本当に見直すべき部分が見えなくなることがあります。
大切なのは、
「俺は若く見える」
で終わることではなく、
「今の自分を、相手から見たらどう見えるだろう?」
と考えてみること。
婚活では、自分の評価ではなく、相手からどう受け取られるかを知ることが大きな一歩になります。
若さで勝負する必要はありません。
40代には40代の魅力があります。
その魅力をきちんと理解して、必要なところは素直に変えていく。
「今のままでは少しズレているかもしれない」と気づいた瞬間から、婚活は変わっていきます。
出典
IBJ結婚みらい研究所「縮まる夫婦の年齢差。データで見る、令和の『同類婚』のリアル」
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/664/
IBJ「2024年成婚白書」
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf
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