会った男は星の数ほど！永かった婚活を終わらせた決め手は？

なにがそこまで彼女を結婚させなかったのか？

「ひとりでやってる感じ。」
「何もかもひとりで頑張る感じ。」
きょうのブログのモデルになって頂くアラフィフ女性の、心の叫び？
リアルラブへ辿り着くまでの婚活がいかに孤独だったかを後輩たちに語ってくれました。

そしてこの春先に見事、成婚。
結婚相談所での活動、婚活パーティ、オンラインの出会い。
会った男性の数は数え切れません。
なにがそこまで彼女を結婚させたくなかったのか？

原因は、男性側の問題でなく、自分の心の問題？
「それは何となく気づいていました。」
「心に届く何か」に気づいて、伴走してくれる相談相手を探していたと言います。

もしも成婚の決め手がひとつだけあるとしたら、それは「居心地の良さ！」
あなただけの「居心地の良さ」を見つけるのが、成婚への近道です。

前回は「控えめな女性が、不誠実な男性を改心させ、逆プロポーズ！」：
https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/38652/
（読んでなくても大丈夫です）

内向・外向、プラス3つの本能の組み合わせの視点から、会員の成婚事例の中に、「居心地の良さ」を探ります。
カップルの数だけ「居心地の良さ」がありました。

＊3つの本能とは？
人の行動の動機となる3つの基本的本能のこと。
性的・社会的・自己保存的の3つの本能があります。
本文の3段落目に詳細な解説を付けました。

結婚相手は誰でもOK、でも実際はダメ出し魔！を繰り返した

彼女は外向型（自己主張型）で、セクシャル（性的）本能優勢型。
彼は内向型（融和型）の、恐らくソーシャル（社会的）本能優勢型。
彼女にとっては楽しいこと、興味を惹くことが優先なので、彼が余り冒険をしない、退屈な存在に思えて仕方ありません。

彼女は、自分は「男のストライクゾーンが広い」と思っていたそうです。
「誰でも大丈夫。どんと来い！みたいな（笑）」
とにかく陽気な、ラテン気質な女性。
年齢がいってることなんか、全然悪びれません。

ところが、いざ自分の結婚相手となると、（足らないものへの）ニーズがいっぱい出てきて。
お相手の男性へのダメ出しが必ず始まり、そのうち相手が怒り出すか、自分から切ってしまいます。
永い永い間、その繰り返しでした。

人に合わせられない自分はダメな女、「我がまま女」と自分を責めていました。

心の中では。
それでもどうしても抑えられません。
いつか不満が爆発するのは目に見えているので。

ところが、ところが、運命の相手というのはやはり居るもので（割れ鍋に綴じ蓋？）、今度のお相手の彼は、一向に気にしないのんびり屋で、ふつうに振る舞い、平気で次も誘ってきました。

もうすぐ50の大台に手が届くアラフィフ男女に起きたこと。

彼女はいつも婚活の話だけをテーマにしていたわけではありません。
それをしていたら、気詰まりになってとっくに辞めていたと思います。
運命の彼と出会うまでに、彼女の中では確実に変わったものがありました。

それは焦らなくなっていたこと。
出産にあきらめを着け、「ライフシフト〜100年時代の人生戦略」に感銘を受けました。
「人生100年ですよ。私はまだひよっ子。（笑）」

自分の人生を、今よりも彩り豊かなものにしていきたい。
あったのはそれだけでした。
肩から余計な力が抜けて、本来の底抜けに明るくて、思いやりの深い人に戻って行きました。

彼とはラインで、毎週テーマを決め、自由ノートを交換したのだそうです。
その中である日の彼のリクエストには、「手をつなぎたい」と。
彼はたったそれだけのことも遠慮して、自分が怖がらせていたことに、彼女は気づきます。

彼女の中で、何かが音を立てて、ガラガラっと崩れていきました。
彼女の心の奥底での願いは、ただひとつ、女性として認められたい。
あるがままの自分を受け止めてほしい、ただそれだけだったのです。

プロポーズのあとで、彼女は、自分の何がいいと思ってくれていたのか？
気もちを聴いてみたそうです。
彼の答えは、「生命力のある面白い人。」
内向型の彼には、エネルギッシュで溌剌とした彼女が眩（まぶ）しかったのですね。

私たちも彼女に聴いてみました。
婚活をあきらめなかった秘訣は何ですかと。
「人は人と生きていく生き物だから。」
その考えは若い頃から、ずっとあった哲学だったそうです。

もうすぐ50の大台に手が届くアラフィフの男女に起きたことです。

3つの本能のバランスが良いと、生きやすくなっていく。

＊3つの本能とは？
人の行動の動機となる3つの基本的本能のこと。

・自己保存的本能＝サバイバル本能。お金・食べ物・健康等の確保がテーマ。いい意味でのわがまま本能。

・性的本能：対人関係や体験で、強烈さを求める本能。やりがい・生きがい追求がテーマ。

・社会的本能：適応本能。周りの人の期待にいかに応えるかがテーマ。役割意識、貢献意識が高い。

この3つの本能がケーキの層のように、階層化しているとイメージしてみて下さい。
最も優勢する本能が一番上の層、2番目が真ん中の層、最も力を持たない本能が一番下の層に。

一番下の3番目の本能は、忘れ去られるので、特に盲点と呼ばれます。
価値の低いものとして、故意に忘れられるか、不得意なまま先延ばしされます。

同じ優勢本能を持つ人同士は、同じ価値観を共有し、互いを理解できる傾向があります。
異なる本能型の組み合わせは、根本的な価値観が異なると思った方が良いです。

（つづきは次回）
#255

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使ってみると案外かんたんで楽しいですよ。

＊詳細はリアルラブのサイトをご覧ください。
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皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。