【婚活・夏帆症候群】「いい子」で育った女性が長引く理由
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結論:「好きになれない」のではなく、まだ本音を出すところまで進んでいないのかも
お見合いはできるし、仮交際にも進める。
それなのに何度か会うと、「なんか違う」と気持ちが止まってしまう。
そんな婚活が続けば、「私は人を好きになれないのかな」と不安になりますよね。
私たちは、こうした30代半ばの女性たちの姿を考えるとき、村上春樹さんの小説から「夏帆症候群」という言葉を借りています。
大きな反抗期もなく、周囲との関係を壊さず、自分なりにきちんと生きてきた。
ところが、自分とは違う誰かと深く関わろうとすると、急に難しくなる。
もちろん、「いい子」だったことが悪いわけではありません。
ただ結婚では、相手と違ったときにも「私はこう思う」と言えることが、二人を近づけてくれる場合があります。
いい人なんです。でも、なぜか気持ちが動かなくて
条件にも大きな問題はないし、話していて嫌な感じもしない。
それでも二回、三回と会ううちに、次のデートが少し億劫になる。
「いい人なんですけど、好きになれる気がしなくて」と交際を終える。
もちろん、本当に合わない相手なら離れていいのです。
ただ、相手が変わっても同じことが続くとしたら、「好きになれる男性がいない」だけではないのかもしれません。
本当は結婚して、温かい家庭をつくりたい。
そこに嘘はない。
だからこそ、気持ちが動かない自分に戸惑ってしまうのでしょう。
「嫌だ」と言わなくても、うまく生きてこられた
親と大きな喧嘩をした記憶がないからといって、親の言いなりだったとは限りません。
むしろ、自分で考えて進学や仕事を選び、人間関係でも相手を尊重しながらやってこられた。
その力があったから、大きくぶつからずに済んだのでしょう。
ただ、その生き方には一つだけ、あまり使わなくても済んだ力があります。
「私はそれが苦手です」と伝えたあとも、相手のそばにいる力です。
結婚すると、違いは避けられません。
そこで「合わせる」か「離れる」だけではなく、違ったまま話してみることが必要になります。
「なんか違う」と思ったら、小さな本音を一つだけ
だから次に違和感を覚えても、無理に好きになろうとしなくて大丈夫です。
ただ、お断りを決める前に、小さな本音を一つだけ出してみてください。
相手がにぎやかなお店を選んだなら、
「実は私、もう少し落ち着いたお店のほうが好きなんです」
その程度で十分です。
大切なのは、お店を変えてもらうことではありません。
あなたが自分の希望を伝えたとき、その人がどう受け止めるかを見ることです。
「そうなんですね。じゃあ次はそうしましょう」
そんなやり取りから、それまで感じなかった安心が生まれることがあります。
「合う人」だけでなく、「違っても話せる人」を見る
婚活では、「価値観の合う人」を探します。それはもちろん大切です。
けれども、成婚して一緒に暮らし始めれば、違いは必ず出てきます。
だからこそ見てほしいのは、違いが現れた「そのあと」です。
本音を話しても、この人なら聞いてくれる。
相手の希望も聞きながら、二人で落としどころを探していける。
そういう安心が重なるうちに、「この人には少しずつ自分を見せても大丈夫」と感じられるようになることがあります。
恋愛感情は、いつも出会った瞬間に完成するものではありません。
安心のあとから育ってくる「好き」もあるのです。
カウンセラーと、「なんか違う」の正体を見てみる
ただ、「本当に合わない」のか、それともまだ本音を出す前なのかを、一人で見分けるのは難しいものです。
だから私たちは、「なんか違いました」という感覚を否定せず、その少し手前を一緒に振り返ります。
どこで気持ちが下がったのかを話していくと、
「本当は、もう少しゆっくり進めてほしかった」
という気持ちが見えてくることがあります。
それなら、必要なのは自分を変えることではありません。
次の交際で、その気持ちを少しだけ相手に伝えてみる。
そして、その言葉を大切に扱ってくれる人なのかどうかを見る。
それも、幸せな成婚へ近づくための大切な婚活です。
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お見合いもしているし、仮交際にも進める。
それでも「いい人だけど、なんか違う」が続いているなら、一度その違和感を私たちと一緒に見てみませんか。
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最近お断りした方とのデートを振り返りながら、本当に合わなかったのか、それとも言えないまま残っていた気持ちがあったのかを丁寧に整理します。
婚活のゴールは、誰かに合わせられるようになることではありません。
「私はこう思う」と言えて、相手の気持ちも聞ける。その違いを二人で扱いながら、一緒に暮らしていける人と出会うことです。
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