「一人で生きる」と決めた途端、結婚が近づいた理由
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結婚を諦めたら、最高の相手に出会った
婚活の現場では、ときどき不思議なことが起こります。
何年も活動していた頃には決まらなかった人が、「もう結婚だけを追いかけるのはやめよう」と腹をくくった途端、自然なご縁に出会うのです。
38歳のある女性も、長い婚活に疲れていました。
お見合いでは条件ばかりを見比べ、交際へ進んでも「本当にこの人でいいのだろうか」と答えを探し続けていました。
やがて彼女は面談でこう話しました。
「もう結婚できるかどうかに人生を預けるのはやめます。一人で暮らすためのマンションを買おうと思っています」
その表情は、諦めた人というより、自分の人生を取り戻した人のように見えました。
彼女が手放したもの
彼女は婚活をやめたわけではありません。ただ、「結婚できなければ人生は失敗だ」という思いから距離を置くことができました。
老後の資金を考え、住まいを探しているうちに、少しずつ気持ちが落ち着いていったそうです。
それまでは、お見合いのたびに「この人なら私を安心させてくれるだろうか」と考えていました。
結婚相手に安心を求めることは自然です。しかし、一人の相手に人生そのものを支えてもらおうとすると、その人は「一緒に生きたい相手」ではなく、「不安を解決してくれる存在」になってしまいます。
彼女が手放したのは結婚ではなく、結婚が人生を完成させてくれるという期待だったのです。
仲人が確かめたかったこと
マンション購入の話を聞いたとき、私は引き止めませんでした。
代わりに尋ねたのは、たった一つです。
「一人で生きられるとしても、誰かと暮らしたい気持ちは残りますか」
彼女は少し考えて、「それは残ると思います」と答えました。
一人でも生きられる。それでも誰かと生きたい。
その違いが見えた瞬間、婚活は「人生を埋める活動」ではなく、「人生を分かち合う相手を探す活動」へ変わっていきました。
相手を見る目が変わった
その後に出会った男性は、条件だけを見れば理想通りではありませんでした。
それでも彼女は、以前のように採点するのではなく、相手の話をゆっくり聞くことができました。
仕事で失敗した話を飾らずに話す姿を見て、「この人は、自分を大きく見せない人なんだ」と感じたそうです。
執着を手放くとは、条件を捨てることではありません。
焦りが静まることで、本当に大切にしたいものが見えてくることなのです。
「一人でも大丈夫」と思えたから
交際は、これまでになく穏やかに進みました。
成婚後、彼女はこんな言葉を残しています。
「一人でも生きていけると思えたから、この人と生きたいと言えた気がします」
彼女が出会えたのは、運命の相手だったからではありません。
結婚を人生の合否判定にしなくなったことで、目の前の人を条件ではなく、一人の人間として見られるようになったからでした。
ワーク:
結婚相手に求める条件を一つだけ書き出してください。
その横に、「この条件で、私は何から守られたいのだろう」と書き添えてみます。
条件を変える必要はありません。
その奥にある願いが見えたとき、本当に求めているものも少しずつ見えてきます。
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まずは、今のあなたの状況やお気持ちをお聞かせいただければと思います。