男性が本命の女性にだけする行動、はあるのか
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「本命にだけする行動」で調べると、行動を並べた記事がたくさん出てきます。読んだあと、前より分からなくなった。そういう声をよく聞きます。南青山で結婚相談所まりなびをしている竹内亮仁です。20年、2,000人以上を見てきました。今日はリストを出しません。男性心理から見て、なぜ見分けられないのかを書きます。
本命かどうかは、行動の「種類」では分かりません
結論から書きます。同じ行動が、本命の相手にも、そうでない相手にも出ます。
こまめに連絡をくれる人が、全員本気なわけではありません。逆に、連絡が少ない人が本気でないわけでもありません。ドラマや恋愛小説では、本命にだけ分かりやすいサインが出るように描かれます。実際は、そこまで親切にできていません。行動の種類だけを取り出して並べても、あなたの彼に当てはまるかどうかは分からないままです。
がっかりさせてしまったかもしれません。ただ、ここが分かると、見るところが変わります。行動の種類ではなく、その人の言っていることとやっていることが一致しているかどうかを見ればいい。同じ人がずっと同じことをしているなら、それが本当です。
男性は、言葉より行動を大切にする傾向があります
もうひとつ、男性心理として知っておいてもらいたいことがあります。
男性は、女性ほど「話すこと」に重きを置きません。どちらかというと、言葉より行動を大切にする傾向があります。好きだと言わない。将来の話をしない。それでいて、次に会う日はちゃんと押さえてくる。そういう人が、けっこういます。手を抜いているのではなく、そこが本人にとっての「示した」なのです。
だから、女性が楽しいと思える会話ができる男性は、そもそも数が多くありません。これは男性が冷たいという話ではなく、示し方が違うだけです。
女性のほうは「話してくれない=大事にされていない」と受け取りやすい。ここでずれが起きます。彼のほうは、時間をつくることで示しているつもりでいる。伝わっていないのは、気持ちではなく、示し方の言語です。
見えていないのは、彼の気持ちより、あなたの気持ちかもしれません
ここは、少し言いにくいことを書きます。
男性は、相手に好かれているかどうかを、あまり読み取れません。女性が「嫌われていないか」を感じ取る力の高さと比べると、ここは大きく違います。心の中でどれだけ好意的でも、顔と言葉に出ていないと、彼にはほぼ届いていません。
これはあなたの落ち度ではありません。むしろ、恋愛の経験が少ない方や、気が強いと思われたくない方ほど、自分を抑えます。まじめな方ほどそうなります。
ただ、彼の側から見ると、好意ゼロに見えている。すると彼も動きません。動かない彼を見て、こちらはますます『やっぱり本命じゃないのかな…』と思う。この往復が起きています。
「本命にだけする行動」が出てこない理由が、彼の気持ちではなく、この往復にあることは、本当によくあります。
言葉が少ない彼が、そのままとは限りません
もうひとつ、添えておきたいことがあります。
会話が楽しい男性も、はじめからそうだったわけではありません。これまで付き合ってきた女性とのやりとりの中で、そうなっただけです。男性も、関係の中で変わります。
だから「話してくれない人だから」と早く判断しなくて大丈夫です。逆に言うと、会話の楽しさだけで見送り続けると、もともと少ない母数の中をずっと探すことになります。それはあなたの時間を使ってしまいます。
念のため書いておくと、これは「あなたが育ててあげてください」という話ではありません。あなたのために頑張れる人となら、育っていく、という話です。頑張る側があなたひとりになるなら、それは違う相手です。
言葉にしてみた女性たちに、起きたこと
具体的な話をします。
ある方は、デートの帰りに「今日、楽しかったです」とだけ送りました。それまでは「ありがとうございました」で終えていたそうです。文面を変えたのはその一言だけ。次の週から、彼のほうが誘ってくるようになりました。
別の方は、彼が選んでくれたお店で「ここ、好きです」と口に出しました。以前なら心の中で思って終わりだったそうです。彼はその後、そのお店に何度も連れて行ってくれたと言っていました。
どちらも、頑張ってはいません。心の中にすでにあったものを、顔と言葉に出しただけです。
(※ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています)
探すより、先に出すほうが早い
彼の行動を並べて、どれが本命の証拠かを考えている時間を、思い浮かべてみてください。その時間で、あなたの側の「いいな」を一つ言葉にしたら、何が起きるでしょうか。
2005年にこの仕事を始めたとき、実際に幸せな結婚をされた男女50人にお話を聞きました。女性側に共通していたのは、相手の気持ちを正確に読み取る力ではありません。自分の「いいな」を、その場で出していたことでした。
まりなびを卒業された方は151人、そのうち71%が成婚されています(創業以来の累計です)。理由は単純で、交際が始まったあとに時間をかけているからです。出会いの数を増やすより、始まった関係の中で何を伝えるかを一緒に考える。手をかけているのは、そこです。
男性は、自分を受け入れてくれそうな相手に本気になります。彼の本気を確かめてから出すのではなく、出したほうが先に動きます。
一言でいいです。うまく言えなくても大丈夫です。男性は、言葉のうまさは見ていません。言われたかどうかだけを見ています。
まとめると、3つです。行動の種類で本命かどうかは分かりません。男性は、言葉より行動で示す傾向があります。そして、あなたの「いいな」が顔と言葉に出ていないと、彼は動きようがありません。
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