仮交際から真剣交際へ、進めるサイン
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はじめまして。東京・南青山で結婚相談所まりなびを営んでいる、竹内亮仁です。今日は「仮交際から真剣交際へ、いつ進めばいいのか」という質問にお答えします。実際に結婚された方が、進む前に何を感じていたのか。その共通点と、サインとの向き合い方をお話しします。
真剣交際は「1人に絞る」決断です
まず、仕組みから確認します。
仮交際のあいだは、複数の方と並行して会えます。真剣交際に入ると、1人に絞ります。つまり「進む」というのは、他の方をお断りする決断とセットです。
ここで止まる方が多いのは、当然だと思います。まだ十分に知らないのに決めていいのか。もっといい方がいたらどうしよう。断ったあとで違うと分かったら、戻れないのではないか。
そう感じるのは、慎重さの表れです。悪いことではありません。ただ、迷い続けている間も、時間は進んでいます。だからこそ、何を手がかりに決めればいいのかを、はっきりさせておきたい。
進んだ方に共通していたこと
まりなびで結婚された方に、真剣交際の前に何が起きていたかを聞くと、いくつか共通することがあります。
会う頻度が、自然に増えていた。ある方のご主人はシフト制のお仕事でしたが、この方の休みに合わせて、ランタンフェスティバルや神社めぐり、鉄道旅と、行きたい場所をどんどん企画してくれたそうです。気づいたら毎週会うようになっていました。
相手が、一緒に考えるようになっていた。別の方は、ご主人から「万博に二人で行こう」と誘われ、申込が難しくなってからも1週間以上、毎日LINEで情報交換をして作戦を立てたそうです。結局申込はできなかったのですが、そのやり取り自体が楽しかったとおっしゃっていました。
失敗したときに、責められなかった。集合時間を間違えてしまったとき、ご主人は怒るどころか心配して、「お店の予約もしといたよ」と笑顔で迎えてくれた。その方は「失敗しても責めずに助けてくれる人なんだ」と思ったそうです。
将来の話が、自然に出ていた。上野公園で、お互いのことや将来のことを長い時間話し合えた。結婚後の生活まで具体的にイメージできたときに、この人と結婚したいと思った、という方もいます。
(※ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています)
サインは、相手を採点する項目ではありません
ここが大事なところです。
いま挙げた4つを、チェックリストにしないでください。「頻度は増えたか」「予定を立ててくれるか」と項目にした瞬間、お見合いのときと同じ面接に戻ります。
これらは、相手を測るためのものではありません。自分がもう決めかけていることに、気づくための手がかりです。
よく見ていただくと、4つとも「相手がしてくれたこと」ではなく、そのときに自分がどう感じたかの話になっています。企画してくれたから点数が高いのではなく、企画されて嬉しかった。責められなかったから合格なのではなく、責められなかったときに安心した。
見るのは相手ではなく、相手といるときの自分の状態です。ここを取り違えると、条件表を心の項目に置き換えただけになります。
迷いが消えてから進む人は、ほとんどいません
数字も置いておきます。
IBJの成婚白書(2024年度版)では、仮交際が始まってから6.5ヶ月以内に約9割の方が成婚退会しています。いちばん多いのは交際3〜4ヶ月。まりなびでは、平均11ヶ月でプロポーズです。
この数字が意味しているのは、そう長くは迷っていないということです。ただし、迷いが消えたから進んだわけではありません。
2005年にこの仕事を始めたとき、実際に幸せな結婚をされた男女50人にお話を聞きました。そこで分かったのは、確信を持って結婚した人のほうが少ないということでした。皆さん、迷いを持ったまま、それでも「この人と話し合っていけそうだ」と思って進んでいます。
迷いがゼロになるのを待つと、進めません。
まずは、いまの気持ちから
もし今、進むかどうか迷っているなら、サインを数える前に、ひとつだけ思い出してみてください。
「その人と会ったあとの帰り道、どんな気持ちで歩いていましたか」
疲れていたか。ほっとしていたか。次に会う日を考えていたか。早く一人になりたかったか。ここに、たいてい答えが出ています。頭で考えた結論より、帰り道の足取りのほうが正直です。
そして、もうひとつ。真剣交際は、結婚の決断ではありません。1人に絞って、もう少し深く知るための時間です。断る決断ではなく、確かめる決断だと思ってもらえたら、少し軽くなるかもしれません。
進んだ方も、みんな同じところで迷っていました。それでも一歩進んだから、「迷っていたのが嘘みたい」と言える場所に着いています。
このお話は、まりなびのブログで詳しくうかがっています。
▷ 気付けば、出逢っていた ― 40代・1年2ヶ月で結婚したA.K.さん
まず自分で確かめたい方は、小冊子から。1年で結婚した女性たちに共通していたことをまとめました。条件を下げた人ではなく、順番を変えた人たちの話です。無料で読めます。
「いま会っている方とどう進めたらいいか」を聞いてみたくなったら、無料相談(60分・Zoom か 青山サロン)で一緒に整理しましょう。入会を決める場ではなく、あなたの婚活の順番を組み立てる時間です。