断られた理由が、知りたくなったとき
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■理由は、基本的に伝えられません
まず、仕組みから。
結婚相談所では、お断りの理由は原則として相手に伝えません。担当者間でも、細かい理由のやり取りはしないのが通例です。
冷たいようですが、これには意味があります。理由を伝えると、たいてい傷つけるからです。「話が合わなかった」「タイプではなかった」。言われて楽になる言葉ではありません。しかも、それが本当の理由とも限らない。断る側も、自分の気持ちを正確に言葉にできていないことのほうが多いんです。
ですから、理由を聞き出そうとしなくていい。聞けないのは、あなたが軽んじられているからではありません。
■知りたくなるのは、理由ではなく「安心」です
もう少し踏み込みます。
理由を知りたくなるとき、ほんとうに欲しいのは情報でしょうか。多くの場合、「私に問題があったわけではない」と確認したいんだと思います。
だから、理由が手に入らないと、自分で埋めようとします。あのとき話しすぎたかな。服が地味だったかな。年齢かな。手元にない答えを、自分を削って作ってしまう。これがいちばんつらいところです。
ある方は、うまくいかないと「私のどこがダメなのかな」「私と結婚したい人なんているのかな」と、すぐ卑屈になっていたそうです。一度もお付き合いの経験がなかったので、断られるたびに自分に原因があるように思えた、と。
その方が楽になったのは、「結婚するのはたった一人で、100人いても99人はお断りになる」という当たり前のことを聞いたときでした。断られることは自分がダメだからではないと分かってから、お会いする一人ひとりとの時間を楽しめるようになったそうです。99で結婚されています。
(※ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています)
■断られたあとに、やっていいこと
とはいえ「気にするな」では終われません。やれることを3つ挙げます。その日のうちに、自分の側だけ振り返る。相手がどう思ったかは分かりません。分かるのは、自分がその1時間をどう過ごしたかだけです。緊張しすぎていなかったか。相手の話を聞けていたか。ここだけなら、事実として確かめられます。
担当者に話す。理由は分からなくても、状況を知っている人に話すこと自体が整理になります。まりなびでは、こういうときこそメール相談を使ってもらっています。「なんか引っかかってます」の一行で構いません。
そして、次の申し込みを止めない。落ち込んだ日に手を止めると、再開するのに何倍もの力が要ります。
■断られた数は、遠回りの記録ではありません
2005年にこの仕事を始めたとき、実際に幸せな結婚をされた男女50人にお話を聞きました。全員に共通していたことのひとつが、途中で断られていることです。断られずに結婚まで行った人は、一人もいませんでした。
まりなびの成婚率は71%(創業以来の累計。成婚者数 ÷ 会員数)、平均 11ヶ月でプロポーズです。この数字が出ているのは、断られた直後に一人にしていないからだと思っています。落ち込んだ回をその都度受け止めて、次の一歩を一緒に決める。面談の回数をプランの軸にしているのは、そのためです。よく聞かれるのが、「何回も断られる人は、何かが悪いのでは」です。そうとは限りません。同じ方が、翌月にはあっさり交際に進むこともあります。相手側の事情や時期のほうが大きく、こちら側の問題として説明できないことのほうが多いんです。
■まずは、いまの気持ちから
もし今、理由を探して眠れない夜があるなら、質問を変えてみてください。
「なぜ断られたか」ではなく、「あの時間、自分はどんな状態だったか」
前者に答えはありません。後者には、あなただけが答えられます。そしてそこにしか、次に変えられるものはありません。
断られた回数は、あなたの評価ではありません。自分に合う人がどんな人かを、実際に会って確かめてきた記録です。その記録が増えるほど、決まったときの納得も深くなります。
まず自分で確かめたい方は、小冊子から。1年で結婚した女性たちに共通していたことをまとめました。条件を下げた人ではなく、順番を変えた人たちの話です。無料で読めます。
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