複数の人と会うのが苦しくなったら
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はじめまして。東京・南青山で結婚相談所まりなびを営んでいる、竹内亮仁です。今日は「同時に何人もと会うのがしんどい」という声にお答えします。ルールだから仕方ない、と我慢している方が多いのですが、苦しさの出どころが分かると、続け方が変わります。
複数と会うのは、不誠実ではありません
まず、仕組みの確認から。仮交際(プレ交際)は、複数の方と並行して会える段階です。相手も同じように、あなた以外の方と会っています。お互いさまが前提の設計になっています。
それでも後ろめたく感じるのは、仮「交際」という名前と、一般的な恋愛の感覚があるからだと思います。ふつうの恋愛で同時に何人もと会えば、それは不誠実です。でも婚活の仮交際・「プレ」交際は、まだお付き合いが始まっていない段階。お互いを知るための時間で、選ぶ前の期間です。
ある方が、こんな話をしてくれました。うまくいかないと卑屈になっていたけれど、結婚するのはたった一人で、100人いても99人はお断りになると聞いて、とても気が楽になった、と。並行して会うことは、その99人に会うための当たり前の道筋です(実際にはそんなにたくさん会わないですけどね)。
苦しさは「演じている感じ」から来ています
とはいえ、しんどいものはしんどい。その中身を分けてみます。
多くの方が苦しくなるのは、人数そのものではなく、全員に同じ熱量で向き合おうとしているときです。誰にも失礼がないように、誰にも期待させすぎないように、言葉を選び続ける。これは相当に疲れます。
そしてもうひとつ。誰に対してもピンときていないとき、演じている感じになります。心の中に『タイプの人がいない』があると、どの相手にも半分しか向き合えない。その半端さが、自分をいちばん消耗させます。
これは誠実さが足りないのではなく、相手を選ぶ時の本当の視点をまだ知らないだけです。
全員に同じ熱量で、向き合わなくていい
具体的な話をします。
複数と会っている期間は、「絞るための時間」ではなく「並べて比べられる唯一の時間」です。1人ずつ順番に会っていたら、その人が自分に合うのかどうか、比べる材料がありません。同時期だからこそ、違いが見えます。
だから、全員に均等でなくて構いません。気になる方には自然に多く時間を使い、そうでない方には減らす。その差が出ることこそが、あなたの答えが出はじめている証拠です。
差が出ることに罪悪感を持たなくていい。相手も同じように、あなたへの時間を増やしたり減らしたりしています。
減らす基準は、会ったあとの自分の状態
では、どう減らすか。基準はひとつだけで足ります。
「会ったあと、自分がどんな状態だったか」
ほっとしていたか。疲れていたか。次に会う日を考えていたか。早く一人になりたかったか。相手を採点するのではなく、自分の状態を見てください。
2005年にこの仕事を始めたとき、実際に幸せな結婚をされた男女50人にお話を聞きました。共通していたのは、相手を細かく分析して選んだ人が、ほとんどいなかったことです。皆さん「なんとなく、この人といるとラクだった」から始まっています。
1年2ヶ月で結婚されたある方は、活動中に休憩が多かったそうです。「いいなと思う人と巡り会わなかったり、真剣交際に進む見通しが立たなかったりが続いて、やる気が失せてくる時がよくありました」と。それでも止まらずに続けて、気づけば出逢っていた、と話しています。
(※ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています)
まずは、いまの気持ちから
いま苦しいなら、人数を減らす前に、ひとつ試してみてください。
「いま会っている人の中で、来週いちばん先に会いたいのは誰だろう」
順位をつけるようで気が引けるかもしれません。でも、これは相手を格付けする作業ではありません。自分の気持ちがどこに向いているかを、自分に確認するだけです。
答えが出れば、そこに時間を寄せられます。出なければ、まだ全員が同じくらいということ。そこが、今のあなたの現在地です。
苦しいのは、いま持っている「相手に求める条件」に固執しすぎているからかも知れません。『今の自分で出会えた中で、一番の人は誰か?』そういう視点で会っていると、この先で一人に絞ったとき、あなたはその人にちゃんと向き合えるようになります。苦しさはもうなく、居心地のよさラクさを感じているはずです。
まず自分で確かめたい方は、小冊子から。1年で結婚した女性たちに共通していたことをまとめました。条件を下げた人ではなく、順番を変えた人たちの話です。無料で読めます。
「いま会っている方をどう整理するか」を一緒に考えたくなったら、無料相談(60分・Zoom か 青山サロン)で。入会を決める場ではなく、あなたの婚活の順番を組み立てる時間です。