結婚相談所の掛け持ちは、アリか?
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はじめまして。東京・南青山で結婚相談所まりなびを営んでいる、竹内亮仁です。「複数の相談所に同時に入るのはどうですか」というご質問をいただきます。結論から言うと、できます。ただし思ったほど会える人は増えません。仕組みの話と、増やしたいときの現実的な手をお伝えします。
■掛け持ちは、できます
まず事実から。複数の結婚相談所に同時に入会すること自体は、可能です。禁止されているわけではありません。
「たくさん入れば、出会いが増えるのでは」と考えるのは自然なことです。アプリを複数使うのと同じ発想ですね。実際、そうやっている方もいます。
ただ、結婚相談所はアプリと仕組みが違います。そこを知らないまま掛け持ちすると、費用だけが倍になって、会える人はほとんど増えません。順番に説明します。
■会員データベースは、多くが共通です
いちばん大きいのがこれです。
結婚相談所の多くは、連盟に加盟して、共通の会員ネットワークを使っています。まりなびもIBJの正規加盟店で、IBJのネットワークにいる会員を検索できます。IBJのネットワークには、大手の結婚相談所も傘下にあります。それに複数の連盟に加盟している結婚相談所が、それぞれで会員登録をしていることが多いです。
つまり、相談所を2つ掛け持ちしても、見えている相手はほぼ同じです。同じ人のプロフィールを、2つの窓口から眺めることになります。
違う連盟の相談所を選べば、見える相手は変わります。ただしその場合も、日本最大級のネットワークに片方が含まれていれば、追加分はそれほど大きくありません。
「入る数」より「どのネットワークが見えるか」。ここを確認するほうが、はるかに実際的です。
■増えるのは、出会いより手間のほうです
もうひとつ、あまり語られない現実があります。
掛け持ちすると、同じ相手に、2つの相談所から申し込んでしまうことが起こります。相手からすると混乱しますし、担当者どうしのやり取りも二重になります。
そして何より、相談する相手が2人になる。片方には「もう少し慎重に」と言われ、もう片方には「早く決めましょう」と言われる。アドバイスが割れたとき、いちばん困るのは自分です。
婚活は、選択の連続です。この人に会うか。もう一度会うか。断るか。進むか。判断の軸が2つあると、決められなくなります。費用も月会費が二重にかかります。
■増やしたいときに、実際に効くこと
では、もっと会いたいときはどうするか。掛け持ちより先に、確かめることが3つあります。
申し込み可能件数。相談所やプランによって、月に申し込める件数が違います。まりなびだと最大で月に200人に申し込めます。ここが10人や20人と少ないと、ネットワークが大きくても出会いは増えません。掛け持ちを考える前に、いまのプランの上限を見てください。
検索条件の絞りすぎ。条件を細かく設定するほど、候補は急激に減ります。条件を下げる必要はありません。ただ、入口の何項目かを一度外してみるだけで、見える人数はまったく変わります。
プロフィールと写真。適切に申し込んでも会えないなら、増やすより先にここです。
2005年にこの仕事を始めたとき、実際に幸せな結婚をされた男女50人にお話を聞きました。共通していたのは、たくさんの窓口を持っていたことではありませんでした。
■まずは、いまの気持ちから
掛け持ちを考えているなら、その前にひとつ聞いてみてください。
「会える人が少ないのか、それとも会ったあとが進まないのか」
前者なら、申し込み件数と検索条件を見直せば動きます。後者なら、相談所を増やしても同じことが繰り返されます。増やすべきは窓口ではなく、進め方のほうです。
まりなびの成婚率は71%(創業以来の累計。成婚者数 ÷ 会員数)、平均11ヶ月でプロポーズです。一人の担当者と、一本の軸で進んだ方たちの数字です。窓口を増やさなくても、この結果が出ています。増やすより、いま会っている方との進み具合に合わせて毎回一歩先を考えるほうが早いからで、面談の回数をプランの軸にしているのもそのためです。掛け持ちを否定はしませんが、迷ったときに立ち返る場所がひとつあることのほうが、結果的に早いと感じています。
まず自分で確かめたい方は、小冊子から。1年で結婚した女性たちに共通していたことをまとめました。条件を下げた人ではなく、順番を変えた人たちの話です。無料で読めます。
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