初デート代は割り勘?見るべきは「縁のお釣り」
- 婚活のコツ
- お見合い
- デート
※この記事は、2026年10月10日時点の番組告知とIBJの発表をもとに書いています。
こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
初デート代は、割り勘か、男性が払うか。
この2択に正しい答えを出そうとする人ほど、お会計の場面はぎこちなくなります。
なぜなら、お相手の心に残るのは「どちらを選んだか」ではなく、「選んだことを、どう伝えたか」だからです。
今夜、2026年10月10日(土)の『池上彰のニュースそうだったのか!!』3時間スペシャルで、「婚活中の人が望む初デート代の支払いは『割り勘』か『男性が払う』か」という2択が取り上げられると告知されています。
そして結婚相談所の世界でも、IBJが11月に開く「IBJサミット2026」で、全国の仲人が「男性のお茶代負担」をテーマに議論することが発表されました。
テレビでも、相談所の業界でも、同じ問いが同じ時期に語られている。
それは、お見合いやデートのお会計が、いま「当たり前」の見直しどきに来ているということだと私は受け止めています。
ただ、この記事では、番組の結果を予想したり、どちらが正解かを決めたりはしません。
お伝えしたいのは、どちらの払い方を選んでも「また会いたい」と思ってもらえる会計の設計です。
お見合いのお茶代という慣習にどんな意味があったのか、仮交際から真剣交際で支払いの形をどう変えていけばいいのか、そして男女それぞれの伝え方の例文まで、順番にお話しします。
この記事の結論
・2026年10月10日の『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、婚活中の初デート代を「割り勘」と「男性が払う」の2択で扱うと告知されています。IBJも11月のIBJサミット2026で「男性のお茶代負担」を議題にすると発表しました。
・お見合いのお茶代を男性が払う形は、多くの相談所で一般的とされてきた慣習です。その意味は、女性に「借り」を感じさせず、短い時間でお相手を見ることに集中してもらうための、おもてなしにあります。
・お会計のあとに残したいのは、お金の損得ではなく「縁のお釣り」です。安心、対等さ、次に会う理由。この3つが手元に残る会計なら、割り勘でもごちそうでも好印象になります。
・支払いの形は、お見合いでは迎える会計、仮交際では交わす会計、真剣交際では決める会計へと変えていくのが自然です。変えるときは、お会計の瞬間ではなく、お店を決める段階で言葉にしましょう。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
今夜の池上彰さんの番組で、初デート代の何が取り上げられる?
婚活中の人が望む初デート代の支払いは「割り勘」か「男性が払う」か、という2択が取り上げられる予定です。
テレビ朝日の番組情報サイト「テレ朝POST」の告知で確認できる内容を、整理しておきます。
① 番組は『池上彰のニュースそうだったのか!!』。「2択でわかる今の日本や世界」をテーマにした3時間スペシャル
② 放送は2026年10月10日(土)よる6時56分から9時54分、テレビ朝日系24局
③ 価値観の変化を扱うテーマの一つとして、「婚活中の人が望む初デート代の支払いは『割り勘』?それとも『男性が払う』?」という問いが出される
④ 櫻坂46の小田倉麗奈さんは、婚活では貸し借りのようなものをつくらない方がよい場合もあると考え、割り勘が多いのではと予想する
⑤ 出演者自身の理想に話題が移ると、同じく櫻坂46の大園玲さんは、食べることが好きなので、相手より自分が多く食べた場合は割り勘でもよい、という考えを明かす
⑥ 調査には、支払い方が相手への好感度にも関わるという回答もあり、池上さんが初デート代をめぐる今の考え方を解説する
私がこの告知でいちばん心に残ったのは、⑥の「支払い方が相手への好感度にも関わる」という一文でした。
払う人が誰か、ではなく、払い方。
この視点は、私が相談所の現場でお伝えしてきたことと、まっすぐ重なります。
IBJサミットで「男性のお茶代負担」が議論されるのはなぜ?
婚活の手段やパートナーシップの形が変わり、これまでの「当たり前」も見直す時期に来ているからです。
IBJは2026年10月8日、全国の仲人が集まる「IBJサミット2026」の開催を発表しました。
発表で確認できる内容は、次のとおりです。
① 開催日は2026年11月19日(木)。会場は東急歌舞伎町タワー6階のTHEATER MILANO-Za
② 全国から約900名の仲人が集まる予定
③ 仲人同士が意見を交わす「仲人トークバトル」では、「男性のお茶代負担」「交際成立後の電話挨拶」といった従来の慣習から、事実婚を結婚相談所のゴールとしてどう捉えるかまで、3つのテーマを議論する
④ IBJは、LINEをはじめとするコミュニケーション手段の変化や、事実婚などパートナーシップの多様化によって、婚活の世界で「当たり前」とされてきた価値観も変わり始めている、と説明している
ここで大切なのは、まだ議論が始まる段階だということです。
「お茶代の慣習がなくなる」と決まったわけではありませんし、どんな結論になるかもわかりません。
ですから、婚活中のあなたが今すぐ自分のやり方を大きく変える必要はありません。
ただ、一つだけ確かなことがあります。
同じ慣習でも、それを当然と感じる人と、少し窮屈に感じる人が、同じお見合いの席に並ぶ時代になっているということです。
だからこそ、慣習に従うか、従わないかよりも、「相手がどう感じているかを想像しながらふるまえるか」が、これまで以上に印象を分けていきます。
お見合いのお茶代を男性が払う慣習には、どんな意味があった?
女性に「借り」を感じさせず、目の前のお相手を見ることに集中してもらうための、おもてなしの意味がありました。
お見合いのお茶代は男性が持つ。
この形は、多くの相談所で一般的とされてきた慣習です。IBJの公式サイトのマナー案内でも、お見合い当日の女性のお茶代は男性が支払うものとして案内されています。
① 断る自由を、軽くしておく
お見合いのあとには、お互いに交際へ進むかどうかを決めます。
ここで、もしお茶代を払ってもらったことが「借り」として心に残っていたら、お断りするときに、少しだけ後ろめたさが混じります。
お会計が最初から決まっていることで、女性は損得を考えずに、自分の気持ちだけで答えを出せます。
今夜の番組で小田倉さんが「貸し借りのようなものをつくらない方がよい」と考えたのは、まさにこの点に近い感覚だと思います。
面白いのは、同じ「貸し借りをつくらない」という目的に、割り勘という答えも、男性が払う慣習という答えも、両方がつながっていることです。
② 決めることを減らして、会話に集中してもらう
お見合いは、限られた時間の中で、初対面の人柄を知る場です。
支払いの形が先に決まっていることは、ふたりから小さな迷いを一つ取り除き、会話に心を向けてもらうための工夫でもありました。
③ 「お迎えする」という気持ちを形にする
お見合いでは、男性がお相手を迎える立場として、お茶の席を用意する。
お茶代は、その「ようこそ来てくださいました」を、言葉より先に伝える役目を持っていました。
金額の大小ではなく、迎える気持ちの表し方だったのです。
こうして見ると、お茶代の慣習の芯は「男性が払うべき」という上下の話ではなく、「お相手に余計な負担をかけない」という思いやりの話でした。
慣習が見直される時代になっても、この芯さえ持っていれば、形が変わってもふるまいはぶれません。
また会いたいと思わせる会計に残る「縁のお釣り」とは?
お会計のあと、お相手の手元に残る「安心」「対等さ」「次に会う理由」のことです。
婚活の会計で本当にやりとりされているのは、お金ではありません。
支払いが済んだあと、お相手の心にどんな気持ちが残ったか。その残り方こそが、次のデートにつながるかどうかを決めています。
この、お金を払ったあとに相手の心に残る気持ちが、縁のお釣りです。
縁のお釣りには、3つの硬貨があります。
① 安心:この人の前では、気をつかわなくていい
払ってもらったときに「申し訳ない」が残るより、「気持ちよく受け取れた」が残るほうが、また会いたくなります。
割り勘のときも同じです。「ケチだと思われたかな」と相手に心配させない言い方ができれば、安心が残ります。
② 対等さ:自分の気持ちも大事にしてもらえた
払いたい人には払う場面を、受け取りたい人には受け取る場面を。
どちらか一方の考えを押し通すのではなく、相手の考えも聞いてもらえたと感じられると、ふたりは対等でいられます。
③ 次に会う理由:この続きがある
「今日は私が。次は〇〇さんのおすすめのお店を教えてください」。
お会計の言葉に、次の約束の種がひとつ入っているだけで、別れ際の気持ちは「楽しかった」から「次も楽しみ」に変わります。
反対に、どんなに気前よくごちそうしても、「払ってあげた」という空気が漂えば、お相手の手元に残るのは重たい借りだけです。
きっちり半分に割っても、無言のまま小銭を数えれば、残るのは冷たさだけです。
割り勘か、男性が払うかは、お釣りの量を決めません。決めるのは、そこに添えた言葉と表情です。
なお、お会計の場面そのものでのふるまい、たとえば財布の出し方やお礼の伝え方、お見合い後の段階ごとの目安などは、以前こちらの記事に詳しくまとめています。今日の記事とあわせて読んでいただくと、お会計の前と後の両方がつながります。
お見合いから真剣交際まで、支払いの形はどう変えるとよい?
お見合いは「迎える会計」、仮交際は「交わす会計」、真剣交際は「決める会計」へと、少しずつ主語を「ふたり」に移していくのが自然です。
大切なのは金額の分け方ではなく、誰がその形を決めているかです。慣習が決めてくれていたものを、交際が進むにつれて、ふたりの言葉で決めるものに変えていきます。
① お見合い:迎える会計
お見合いでは、慣習に沿って男性が迎える形が、いちばん迷いの少ない選択です。
この段階では、支払いの形を相手と相談する必要はありません。
男性は、払ったことを感じさせないほど自然に。女性は、迎えてもらったことへのお礼を、ひと言きちんと。
お見合いの会計で目指すのは、ふたりとも「お金のことを考えずに済んだ」と感じられる状態です。
② 仮交際:交わす会計
仮交際に入ったら、どちらか一方が払い続ける形から、お互いが「払う場面」を持つ形へ、少しずつ移っていきます。
この時期の会計は、お金を分けるというより、気持ちを交わす場面です。
移り方のコツは、お会計の瞬間ではなく、デートの計画の段階で切り替えることです。
「次のお店はどうしましょう」と相談するときに、支払いの話も軽く添える。
伝票の前で急に形を変えると、相手は心の準備ができません。でも、計画の段階で聞いていれば、それはただの「ふたりの予定」として受け取ってもらえます。
仮交際では、お店を選んだ人が、その日の会計の主役になる、という考え方もおすすめです。
男性が選んだお店では男性が迎え、女性が「ここに連れて行きたい」と選んだお店では女性が迎える。
こうすると、支払いが「義務」ではなく「招待」になり、どちらの側にも、相手を喜ばせる場面が生まれます。
③ 真剣交際:決める会計
真剣交際に入ったら、ふたりの会計の形を、ふたりで言葉にして決めておく時期です。
ここまでくると、デートは結婚後の暮らしの小さな予行演習になります。
どちらかが我慢している形のまま成婚に進むと、その我慢は結婚後の家計にそのまま持ち越されます。
決めるといっても、細かい規則をつくる必要はありません。
「ふだんのデートはこう、特別な日はこう」くらいの、ゆるい約束で十分です。
大切なのは、その形を「慣習がそうだから」ではなく、「ふたりがそれでいいと思ったから」選んでいることです。
男性は、支払いのことをどう伝えるとよい?例文は?
払うときも、分けたいときも、「相手の気持ちを先に受け止めてから、自分の考えを添える」順番で伝えると、縁のお釣りが残ります。
男性の方からは「払いたくないわけじゃない。でも、当然と思われているのかがわからない」という声をよく伺います。場面ごとに例文を置いておきますね。
① ごちそうするとき:次の約束とセットにする
例文:
「今日は僕に任せてください。そのかわり、次は〇〇さんの好きなお店を教えてもらえるとうれしいです」
ごちそうを「一方的な好意」で終わらせず、相手にも役割を渡す言い方です。
女性はお金ではなく「お店を教える」という形でお返しができるので、借りの感覚が残りにくくなります。
② 女性が「払います」と言ってくれたとき:気持ちを先に受け取る
例文:
「ありがとうございます。その気持ちがすごくうれしいです。今日は僕から誘ったので、今日だけは持たせてください」
断るときも、まず相手の申し出に「うれしい」と伝えることで、女性は自分の気持ちを無視されたと感じません。
「今日だけは」という言葉が、次に女性が払う余地を残してくれます。
③ 割り勘にしたいとき:計画の段階で、理由を自分の側に置く
例文(お店を決めるLINEで):
「〇〇さんとは、肩ひじ張らずにいろんなお店に行ってみたいなと思っています。お互い気をつかわないように、今回は割り勘にしませんか?もちろん、〇〇さんがどう考えているかも聞かせてください」
ポイントは、割り勘の理由を「相手」ではなく「ふたりの過ごし方」に置くことと、最後に相手の考えを聞くひと言を添えることです。
この最後のひと言があるだけで、提案は「決定の通知」から「相談」に変わります。
女性は、支払いのことをどう伝えるとよい?例文は?
受け取るときも、自分の考えを伝えるときも、「相手の好意を否定しない言い方」を選ぶと、お相手の面子と自分の気持ちの両方を守れます。
女性の方からは、「本当は割り勘のほうが気が楽。でも、そう言うと男性のプライドを傷つけそう」というご相談をよく受けます。
考えを持つことは、何も悪いことではありません。あとは、伝え方の順番だけです。
① ごちそうになったとき:会話の中身でお礼を返す
例文:
「ごちそうさまでした。〇〇さんの旅行のお話がおもしろくて、あっという間でした。続き、また聞かせてくださいね」
お礼に、その日の会話の具体的な中身を一つ入れる言い方です。
「お金を払ってくれたこと」だけでなく「一緒に過ごした時間」に感謝が向いていることが伝わり、最後の「続き」が次に会う理由になります。
② 自分も払いたいとき:「お返し」ではなく「招待」にする
例文(次のデートの相談で):
「前から気になっているお店があって、〇〇さんと行ってみたいんです。その日は私がご招待してもいいですか?」
「この前のお返しに」と言うと、どうしても貸し借りの話になります。
「行ってみたいお店に招待したい」と言えば、それはあなたからの好意として受け取ってもらえます。男性も、気持ちよく受けやすくなります。
③ 割り勘のほうが気楽なとき:好意と一緒に伝える
例文:
「〇〇さんとはこれからも気軽に会いたいので、私は割り勘のほうが気が楽なんです。ごちそうしてくださる気持ちは、本当にうれしいです」
割り勘を希望する理由を「あなたと気軽に会いたいから」にすると、それは距離を取る言葉ではなく、関係を続けたいという言葉になります。
最後に、相手の好意そのものはありがたく受け止めていることを添えると、男性の面子も守られます。
④ 割り勘を提案されたとき:安心を返す
例文:
「はい、もちろんです。そう言ってもらえると、私も気をつかわずにいられてうれしいです」
男性が割り勘を提案するとき、内心では「どう思われるだろう」とどきどきしていることが少なくありません。
その提案を、ほっとした表情で受け止めてもらえると、男性の手元には大きな安心が残ります。
それこそが、お相手があなたに次も会いたくなる、いちばん大きな縁のお釣りです。
例文はあくまで型です。
「このお相手には、どこまで言っていいんだろう」と迷ったら、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
エースブライダルでは、お相手のカウンセラーとも連携しながら、言いにくいことの伝え方を一緒に考えています。
まずは無料相談で、今の交際の様子をそのまま聞かせてください。
婚活の慣習が変わりつつある今、どうふるまえばいい?
慣習を「守るべき正解」でも「壊すべき古さ」でもなく、相手と共有している共通語として扱うことです。
お見合いのお茶代も、交際成立後の電話のあいさつも、初対面のふたりが同じ地図を持つための共通語でした。
今は、その地図を持つ人と、少し違う地図を持つ人が、同じ席で出会う時代です。ふるまい方を3つにまとめます。
① 自分の地図を、相手に押しつけない
「普通は男性が払うものでしょう」「今どき割り勘が当たり前ですよ」。
どちらの言い方も、相手の地図を間違いだと言っているのと同じです。番組の結果やネットの多数派も、説得の材料にはしないほうが関係は穏やかに進みます。
② 相手の地図を、先に聞く
迷ったら、計画の段階で「〇〇さんは、どういう形が気楽ですか?」と聞いてしまうのがいちばんです。
聞かれて嫌な気持ちになる人は、ほとんどいません。むしろ「自分の考えを大事にしてくれる人だ」と感じてもらえます。
③ 迷いは、カウンセラーに預ける
相談所の交際には、本人同士では言いにくいことを、カウンセラーを通じて伝え合える仕組みがあります。
「お相手は支払いについてどう考えているんだろう」という迷いは、担当カウンセラーに預けてください。お相手のカウンセラーを通じて、やわらかく確かめることもできます。
慣習が変わり始めているからといって、ふるまいの正解がなくなったわけではありません。
正解の置き場所が、「慣習の中」から「ふたりの会話の中」に移ってきている。私はそう考えています。
初デート代で、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、支払いを「相手を試す道具」にしてしまうことです。
① わざと財布を出さずに、相手の反応を見る
男性が払うかどうか、女性が財布を出すかどうかで、相手を試す。
試されたと気づいた側には、「この人とは駆け引きの関係になる」という疲れが残ります。知りたいことは、試すより聞くほうが、ずっと早く確実です。
② 番組やネットの結果を、そのまま話題にして相手の答えを迫る
「昨日テレビでやってましたけど、〇〇さんはどっち派ですか?」は、話題としては楽しいものです。
ただ、答えによって相手を判定するような空気になると、会話は面接に変わります。話題にするなら、自分の考えを先に軽く話し、相手の考えは「なるほど」と受け止めるだけにしましょう。
③ 支払いの不満を、本人にもカウンセラーにも言わずにためこむ
不満を言わずに我慢し続けると、ある日突然、お断りという形で関係が終わってしまうことがあります。
小さなうちに、本人かカウンセラーに伝えてください。お金の話は、早いほど軽く済みます。
また会いたいと思われる人の器とは?
払う・払わないで自分を守るのではなく、相手の面子と気楽さを先に守れる人です。
お会計の場面では、人は少しだけ自分を守りたくなります。ケチだと思われたくない。図々しいと思われたくない。
その気持ちは自然なものですが、自分を守ることに心が向くと、相手の表情は見えにくくなります。
また会いたいと思われる人は、その逆の順番で動きます。
まず、相手が気まずくならないか。相手の考えを置き去りにしていないか。
そこに先に心を向けられる余裕があるから、割り勘でも、ごちそうでも、相手の手元に温かいお釣りが残るのです。
持てる人とは、お金をたくさん持っている人のことではありません。
相手に先に安心を差し出せる余裕を持っている人のことです。
慣習が揺れている今は、その余裕がいちばんよく見える時期でもあります。
今夜の番組を見ながら「自分ならどっちだろう」と考えるとき、ぜひもう一歩進めて、「どっちを選んだとしても、相手に何を残したいか」を考えてみてください。その答えが、あなたの会計の設計図になります。
よくある質問
Q.池上彰さんの番組で、初デート代の話はいつ放送される?
A.『池上彰のニュースそうだったのか!!』の3時間スペシャル「2択でわかる今の日本や世界」で扱うと告知されています。放送は2026年10月10日(土)よる6時56分から9時54分、テレビ朝日系24局です。婚活中の人が望む初デート代の支払いが「割り勘」か「男性が払う」かという2択が取り上げられる予定です。
Q.お見合いのお茶代は、これからは割り勘になるの?
A.現時点で、そう決まったという発表はありません。IBJサミットでは議論のテーマとして取り上げられる段階です。今お見合いをする方は、これまでどおり男性が迎える形を基本にしつつ、気になることがあれば担当カウンセラーに相談するのが安心です。
Q.女性ですが、お見合いのお茶代を自分で払いたいときは?
A.お見合いの席で財布を出して押し問答になるより、事前に担当カウンセラーに伝えておくのがおすすめです。その場では、迎えてくれたことへのお礼をひと言伝えれば十分です。交際に進んでから、お店選びの段階で「その日は私がご招待したい」と伝える形にすると、自分の気持ちも大事にできます。
Q.仮交際で、支払いの形を変えたいときはいつ言えばいい?
A.お会計の瞬間ではなく、次のデートのお店を決める段階で伝えるのがおすすめです。伝票の前で急に形を変えると、相手は心の準備ができません。計画のLINEの中で、相手の考えを聞くひと言と一緒に伝えると、相談として受け取ってもらえます。
Q.結婚相談所は、恋愛経験が少なくても大丈夫?
A.大丈夫です。相談所では、お見合いのマナーからお会計のような言いにくいことの伝え方まで、カウンセラーと相談しながら進められます。エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
参考にした資料
・テレ朝POST「婚活中の人が望む初デート代の支払いは? 池上彰、初デート代をめぐる“今の考え方”を解説」(2026年10月10日)https://post.tv-asahi.co.jp/post-866601/
・株式会社IBJ「IBJサミット2026」開催に関するプレスリリース(PR TIMES、2026年10月8日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001026.000007950.html
・IBJ「お見合い・交際のマナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
割り勘か、男性が払うか。その答えは、ふたりの数だけあります。
でも、お会計のあとに相手の心に何を残すかは、今日からあなたが選べます。
言いにくいお金の話も、慣習が変わりつつある今の迷いも、ひとりで抱えず、伴走者と一緒に整えていきませんか。
恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』