婚活で手をつなぐタイミング|先に「言葉の手つなぎ」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
先に答えをお伝えしますね。
婚活で手をつなぐタイミングは、何回目のデートかでは決まりません。先に「言葉の手つなぎ」ができているかで決まります。
敬語が少しほどける、名前の呼び方が変わる、「楽しい」を言葉で渡し合える。この言葉の距離が縮まってから差し出された手は、自然に握り返されます。反対に、言葉がまだ遠いうちに伸ばした手は、どれだけ優しくても「早い」と受け取られてしまうんです。
「手をつなぎたいけど、嫌がられたらどうしよう」
「何回目のデートなら、手をつないでも大丈夫?」
「急に手を握られて、正直びっくりした。断ってもいいの?」
仮交際が進んできた方から、男女ともに本当によくいただくご相談です。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきて感じるのは、スキンシップでつまずくのは、奥手な人より「回数」で決めてしまう人だということです。
3回目だから、真剣交際に入ったから。そうやって時計で決めた手は、相手の気持ちを置き去りにしがちです。
この記事では、IBJの交際ルールで決まっていること、手をつなぐ前にそろえたい5つのサイン、断りやすい誘い方の例文、手をつないだあとに見てほしいこと、まだ早いときの断り方、ハグなどそれ以上のスキンシップの考え方まで、品位を大切にしながらまとめました。
この記事の結論
・婚活で手をつなぐタイミングは、回数より「言葉の手つなぎ」が先にできているかで決まります。現場では、仮交際の後半から真剣交際に入るころに自然につなぐふたりが多いです。
・IBJでは交際期間中の宿泊・旅行・婚前交渉は禁止で、宿泊や婚前交渉は成婚とみなされる行為です。初デートで良い雰囲気でも、無理に手をつないだりボディタッチをしたりするのはNGとされています。
・誘うときは、相手が断りやすい形で。「手をつないでもいいですか?」とひと言聞くのが、いちばん誠実で、いちばん失敗しません。
・手をつないだあとは、ドキドキより「肩の力が抜けたか」を見てください。まだ早いと感じたら、関係を壊さずに断ってかまいません。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
婚活で手をつなぐのは、いつがいい?
手をつなぐのは、言葉の距離が十分に縮まって、相手からも近づきたい合図が出ているときがいちばんです。
回数でいえば、私が現場で見てきた範囲では、仮交際の後半から真剣交際に入るころに自然につなぐふたりが多いです。ただ、これはあくまで目安で、真剣交際に入ってしばらくしてから、というふたりも珍しくありません。
ネットでは「3回目の帰り道がベスト」「4〜5回目が目安」といった回数の話をよく見かけますが、どれも調査の出どころがはっきりしない数字です。
それよりはっきりしているのは、「人は、心の距離に合わせて、触れてもいい範囲を決めている」ということです。
フィンランドやイギリスなど5か国の1,368人を対象にした研究では、家族や友人、恋人、知り合いなど相手ごとに「体のどこなら触れられてもいいか」を塗ってもらいました。すると国を問わず、触れてもいい範囲の広さは、その相手との心のつながりの強さとほぼ比例していました(Suvilehto et al., 2015)。
つまり、手をつないでいいかどうかは、デートの回数ではなく、相手の中で「あなたとの心の距離」がどこまで近づいているかで決まる、ということです。
婚活では、お相手はまだほかの方と並行して会っていることもあります。
こちらの気持ちが先に進んでいても、相手の心の距離が追いついていなければ、手は「好意」ではなく「圧」として届いてしまいます。
IBJの交際ルールでは、スキンシップはどこまで?
IBJのルールで明確に決まっているのは、交際期間中の旅行や婚前交渉、金銭の授受や貸借が禁止されていることです。
また、「宿泊」「宿泊をともなう旅行」「婚前交渉」「同棲」は、結婚の婚約と同じとみなされる行為として、成婚扱いになります(IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」より)。
手をつなぐことについては、「初デートで良い雰囲気になったとしても、無理やり手をつないだりボディタッチをしたりするのはNG」とされています。
つまり、手をつなぐこと自体は禁止ではありません。禁止されているのは、相手の気持ちを確かめずに「無理やり」触れることです。
結婚相談所によっては、IBJのルールに加えて独自の方針を設けているところもあります。
迷ったときは、ひとりで判断せず、担当カウンセラーに「どこまでなら大丈夫ですか」と聞いてしまうのがいちばん安心です。恥ずかしい質問ではありませんし、カウンセラーは毎日のように同じ相談を受けています。
そして、このルールは縛りではなく、守りだと考えてみてください。
「成婚までは、体の関係を急がない」とお互いがわかっているからこそ、スキンシップに駆け引きがいらず、安心して相手の人柄に向き合えるんです。
手をつなぐ前にそろえたい、「言葉の手つなぎ」5つのサインは?
手をつなぐ前にそろっていてほしいのは、次の5つのサインです。
全部でなくてかまいません。3つ以上そろっているなら、言葉の手つなぎはもうできています。
①敬語が、ところどころほどけている
何が起きているか:話し方は、心の距離をいちばん素直に映すものさしです。相手が敬語の中に「え、ほんとに?」「それいいね」といった言葉を混ぜ始めたら、よそゆきが少しずつほどけている合図です。
婚活の場面:仮交際の中盤あたりから、笑った瞬間や驚いた瞬間に、ふっとタメ口がこぼれることがあります。無理にくずす必要はありませんが、相手がほどけてきたら、こちらも少しだけそろえると距離が縮まります。
見分けポイント:何度会ってもきっちり敬語のままの方もいます。それは性格のこともあるので、敬語だけで判断せず、ほかのサインと合わせて見てくださいね。
②名前の呼び方が変わってきた
何が起きているか:名字から下の名前へ、あるいは「〇〇さん」から少しくだけた呼び方へ。呼び方を変えるのは、相手にとっても小さな勇気がいることです。
婚活の場面:「下の名前で呼んでもいいですか?」と聞かれた、あるいは聞いて快く受け入れてもらえた。これは、言葉の上ではもう手をつないでいるようなものです。
見分けポイント:呼び方を変える提案を、相手が笑顔で受けたか、少し戸惑ったか。戸惑いが見えたら、手をつなぐのもまだ少し先です。
③並んで歩く距離が、自然に近くなっている
何が起きているか:体は、言葉より先に正直になります。心を許している相手とは、歩くときの肩と肩の距離が自然に縮まり、歩く速さもそろってきます。
婚活の場面:人混みで離れそうになったとき、相手のほうから寄ってくる。信号待ちで立ち止まったとき、距離が前より近い。こうした小さな変化は、手をつなぐ前の「予告」です。
見分けポイント:あなたが半歩近づいたとき、相手が半歩離れるなら、今はまだその距離が心地いいということ。無理に詰めないでくださいね。
④別れ際に、名残惜しさがお互いにある
何が起きているか:解散の時間になっても話が終わらない、改札の前でもうひと言が続く。これは「まだ一緒にいたい」という気持ちが、言葉からあふれている状態です。
婚活の場面:解散の予定時間が少しずつ延びる、帰りの連絡が家に着く前に届く。こうしたふたりは、手をつないでも自然な流れになりやすいです。
見分けポイント:名残惜しいのが自分だけではないか。相手が時計を気にしているときは、手ではなく「次の約束」を渡すほうが喜ばれます。
⑤「楽しい」「うれしい」を、言葉で渡し合えている
何が起きているか:初対面の相手に、言葉も表情も使わず触れるだけで、愛情や感謝、共感といった気持ちが偶然以上の確率で伝わったという実験があります(Hertenstein et al., 2009)。触れることは、それだけ多くの気持ちを運ぶ強い合図です。だからこそ、言葉で気持ちが伝わっていない段階で触れると、伝わる情報が多すぎて相手を戸惑わせてしまいます。
婚活の場面:デート中やお礼の連絡で、「今日も楽しかったです」「〇〇さんと話していると落ち着きます」と、気持ちをお互いに言葉で渡せているか。これが、言葉の手つなぎの中心です。
見分けポイント:あなたの「楽しかった」に、相手も具体的な言葉で返してくれるなら、心の距離はかなり近づいています。
手をつなぎたいとき、どう誘えばいい?例文つき
いちばん確実なのは、言葉でひと言聞くことです。
「聞いたら雰囲気が壊れるのでは」と心配する方が多いのですが、婚活の場では、聞いてくれる人のほうがずっと好印象です。断りやすい形で差し出された手は、相手に「この人は私の気持ちを大切にしてくれる」という安心を渡します。
シンプルに聞く
「手、つないでもいいですか?」
「もしよかったら、手をつないで歩きませんか?」
短く、軽く、笑顔で。相手の返事を待つ間も、手はまだ伸ばさないのがポイントです。
気持ちを添えて聞く
「今日すごく楽しくて、もう少し近くにいたいなと思ったんですけど、手をつないでもいいですか?」
理由があると、相手は「なぜ今?」と戸惑わずにすみます。
相手に選んでもらう
「手をつなぐの、まだ早いなと思ったら遠慮なく言ってくださいね。嫌じゃなければ、つないでもいいですか?」
断る道を先に用意しておくと、相手は本心で答えやすくなります。
女性からも誘っていい
手をつなぐのは男性から、と決まっているわけではありません。慎重な男性ほど、「嫌がられたらどうしよう」と手を出せずにいることがあります。
「人が多いので、手をつないでもいいですか?」「寒いですね。ちょっとだけ手、借りてもいいですか?」と、女性から軽く差し出すと、相手はほっとすることが多いです。
避けたい誘い方
段差や人混みを口実に、何も言わずに手を取ってそのまま離さない。こうした「なりゆき」の形は、相手に断る隙を与えません。
とっさに支えるのは親切ですが、そのあともつないでいたいなら、あらためて言葉で聞きましょう。
手をつないだあと、何を感じればいい?
手をつないだあとに見てほしいのは、ドキドキしたかどうかより、「そのあと、肩の力が抜けたか」です。
緊張やドキドキは、新しさや不安でも起こります。一方で、手をつないで歩くうちに呼吸が落ち着き、会話が自然に続くなら、あなたの体が相手を安心できる人だと感じているサインです。
既婚の女性16人を対象にした脳の研究では、弱い電気刺激がくるかもしれないという不安な状況で、夫の手を握っているときは、不安に関わる脳の反応が大きく和らぎ、見知らぬ人の手では、その和らぎ方は限られていました。さらに、関係の満足度が高い人ほど、夫の手を握ったときの反応が小さかったと報告されています(Coan et al., 2006)。
手のぬくもりが心を落ち着かせるのは、「誰の手か」があってこそ。だからこそ、信頼が育つ前に急いでつないでも、本当の安心は生まれにくいんです。
また、大学生295人に恋人とのスキンシップの種類ごとの頻度を聞いた研究では、ハグやキスなど多くの種類で頻度と関係の満足度に関連が見られた一方、手をつなぐ頻度そのものは、満足度とはっきりした関係が見られませんでした(Gulledge et al., 2003)。
回数を重ねればいいわけではない、ということです。つないだ回数より、つないだときにふたりが心地いいかどうか。そこを大切にしてくださいね。
手をつないだときに、そっと確かめたいこと
・歩く速さを、相手が合わせてくれるか
・握る強さが、どちらかの我慢になっていないか
・「ちょっと離しますね」と言いやすい空気があるか
・つないだあとも、会話が自然に続いているか
手をつなぐのが、まだ早いと感じたら?断り方の例文
まだ早いと感じたら、断ってかまいません。
大切なのは、「手をつなぐこと」は断っても、「あなたとの関係」は断っていないと伝えることです。この2つを分けて伝えれば、関係は壊れません。
やわらかく断る例文
「ごめんなさい、手をつなぐのはもう少しゆっくりでもいいですか?〇〇さんと会うのは本当に楽しいので、ちゃんと気持ちが追いついてからにしたくて」
「慣れていなくて緊張してしまうので、今日はこのまま並んで歩いてもいいですか?」
その場で言えなかったとき
とっさに言えずに手をつないでしまい、あとからもやもやすることもあると思います。
そんなときは、ひとりで抱えずに担当カウンセラーに伝えてください。相手側のカウンセラーを通じて、角を立てずにペースを調整してもらえることがあります。これは結婚相談所ならではの安心なところです。
断られた側の受け止め方
「わかりました、言ってくれてありがとうございます」と、笑顔でひと言返せたら満点です。
断られたのは手であって、あなたではありません。むしろ、正直に言ってもらえたのは、それだけ信頼されている証拠です。
手をつながれない・断られたら、脈なし?
手をつながれないこと、一度断られたことだけで、脈なしと決めるのは早すぎます。
スキンシップのペースは、恋愛経験の量、育ってきた家庭の雰囲気、人前で触れ合うことへの感覚などで、人によって本当に大きく違います。
脈なしと誤読しやすいケース
・真剣交際に入っても、手をつないでこない:慎重な方ほど、「嫌がられたら関係が壊れる」と考えて手を出せません。デートの日程が進み、将来の話をしてくれるなら、気持ちはちゃんと向いています。
・手をつなぐのを断られた:断り方の中に「もう少しゆっくり」「気持ちが追いついてから」という言葉があれば、それは先送りであって拒否ではありません。
・人前では手を離したがる:知り合いに見られるのが恥ずかしい、という方は珍しくありません。人の少ない場所では自然につないでくれるなら、心配はいりません。
注意して見たいケース
・手だけでなく、並んで歩く距離も毎回遠い
・デートの時間がいつも短く、次の約束が進まない
・気持ちの言葉が、お礼の定型文から先に進まない
こうした状態が重なっているときは、スキンシップの問題というより、気持ちの距離がまだ縮まっていないのかもしれません。担当カウンセラーに相談して、相手の温度感を確かめてもらうのもひとつの方法です。
ハグやそれ以上のスキンシップは、どう考えればいい?
ハグなど、手をつなぐより一歩進んだスキンシップは、真剣交際に入り、お互いの気持ちを言葉で確かめ合ってからが基本です。
そして、交際期間中の宿泊や婚前交渉はIBJのルールで禁止されています。ここは迷わなくて大丈夫です。
ハグについて、IBJの公式ページに回数や時期の決まりが書かれているわけではありません。
だからこそ、ここでも「言葉で聞く」が基本になります。「ハグしてもいいですか?」と聞ける関係なら、きっと自然な流れで進んでいけます。
大人の男女が触れ合うことについての研究のまとめでは、親しい相手からの愛情のこもったスキンシップは、関係への安心感やストレスの和らぎを通して、心と体の健やかさにつながると整理されています(Jakubiak & Feeney, 2017)。
ここで大事なのは「親しい相手からの」という前提です。スキンシップの効き目は、信頼の上にしか乗りません。婚活で順番を大切にするのは、遠回りではなく、その効き目をいちばん大きくするための近道なんです。
「体の相性が心配」「成婚前に確かめなくて大丈夫?」という不安がある方もいると思います。
手をつないだときの心地よさ、歩く速さ、触れる前にひと声かけてくれるか。服を着たままでもわかることは、実はたくさんあります。気になることがあれば、担当カウンセラーにも遠慮なく相談してくださいね。
スキンシップで、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、「何回会ったから」「真剣交際に入ったから」と、回数や段階を理由にスキンシップを当然のものとして求めることです。
ほかにも、次のようなふるまいは、好意があっても信頼を大きく削ってしまいます。
・何も言わずに手を取り、離さない
相手が断る隙をなくす形は、たとえ一瞬でも「怖い」という記憶を残します。
・肩や腰、髪など、手以外の場所に触れる
手をつなぐ前に、ほかの場所に触れるのは順番が逆です。触れてもいい範囲は、心の距離に比例して広がるものでしたね。
・お酒の勢いで距離を詰める
お酒の席での接触は、相手にとって「本気なのか、酔っているのか」がわかりません。大事な一歩ほど、しらふのときに。
・夜遅くまで引き止める、自宅や個室に誘う
交際期間中の宿泊や婚前交渉はルールで禁止されています。そういう流れを感じさせるだけで、相手は身構えてしまいます。
・断られたあとに不機嫌になる、理由を問い詰める
「なんで?」「もう何回も会ってるのに」は、相手の気持ちより自分の予定を優先している言葉です。
・スキンシップの有無で、相手をほかの人と比べる
並行しているお相手との比較でスキンシップを判断材料にすると、相手の人柄が見えなくなってしまいます。
スキンシップが自然にできる人は、何が違う?
スキンシップが自然にできる人は、手をつなぐ技術がある人ではなく、「断られても平気な余裕」を持っている人です。
ここには、テクニックの差ではなく、器の差が出ます。
手を伸ばすとき、多くの人が怖いのは「断られること」です。
その怖さが強いと、人は聞かずに済ませようとします。なりゆきに任せる、段差を口実にする、相手が断れない形で触れる。どれも、根っこにあるのは「傷つきたくない」という自然な気持ちです。でも、その怖さを相手に背負わせてしまうと、スキンシップは愛情ではなく確認作業になってしまいます。
持てる人は、先に相手の安心を差し出します。
「嫌なら言ってくださいね」と逃げ道を用意し、断られたら「言ってくれてありがとう」と笑う。相手のペースを待つ時間まで、ふたりの関係を育てる時間だと楽しめる。
そうやって大切にされた経験が、相手の中で「この人の手なら安心できる」という信頼に変わっていきます。
結婚は、これから何十年も、同じ人と手をつないで歩いていくことです。
最初の一回を、相手の気持ちを確かめながらつなげた人は、その先の長い道のりでも、きっと相手の歩幅を大切にできますよ。
「このまま手をつないでいいのかな」「相手のペースが読めない」とひとりで悩んでいるなら、第三者の目で一緒に整理してみませんか。
エースブライダルでは、仮交際や真剣交際の距離の縮め方も、カウンセラーが一緒に考えています。まずは無料相談で、今の状況をお話ししてみてくださいね。
手をつなぐ前のチェックリスト
・相手の敬語が、ところどころほどけてきている
・名前の呼び方が、最初のころより近くなっている
・並んで歩く距離が、自然に近くなっている
・別れ際の名残惜しさが、自分だけではない
・「楽しい」「うれしい」を、お互いに言葉で渡し合えている
・手をつなぐときは、言葉でひと言聞くつもりでいる
・断られても、笑顔で「ありがとう」と返せる
・お酒の勢いや、夜遅い時間を選んでいない
・IBJの交際ルール(宿泊・旅行・婚前交渉の禁止)を理解している
・迷ったら、担当カウンセラーに相談できる
まとめ:手をつなぐのは、言葉の手つなぎのあとで
婚活で手をつなぐタイミングに、正解の回数はありません。
敬語がほどけ、呼び方が近くなり、「楽しい」を言葉で渡し合える。そうした言葉の手つなぎが先にできていれば、手は自然に握り返されます。
誘うときは、ひと言聞く。断られたら、笑顔でありがとう。
手をつないだあとは、ドキドキより、肩の力が抜けたかを感じてみてください。
IBJのルールを守りながら、ゆっくり順番を重ねていくふたりほど、成婚のあとも安心して手をつないでいられます。
よくある質問
Q.婚活で手をつなぐのは、何回目のデートが目安ですか?
A.決まった回数はありません。私が現場で見てきた範囲では、仮交際の後半から真剣交際に入るころに自然につなぐふたりが多いですが、それより遅いふたりもたくさんいます。回数より、敬語がほどける、呼び方が近くなるなど、言葉の距離が縮まっているかを目安にしてください。
Q.IBJの結婚相談所で、手をつなぐのはルール違反ですか?
A.手をつなぐこと自体は禁止されていません。IBJで禁止されているのは、交際期間中の旅行や婚前交渉、金銭の授受・貸借で、宿泊や婚前交渉は成婚とみなされます。また、無理やり手をつないだりボディタッチをしたりするのはNGとされています。所属する相談所の方針もあるので、迷ったら担当カウンセラーに確認しましょう。
Q.仮交際中に手をつないでもいいですか?
A.お互いの気持ちが近づいていて、相手が望んでいるなら問題ありません。ただ、仮交際はお相手がほかの方とも並行している期間です。相手の気持ちがまだ追いついていないこともあるので、必ず言葉でひと言聞いてからにしてください。
Q.女性から手をつなぐのは、はしたないですか?
A.はしたなくありません。慎重な男性ほど、嫌がられるのが怖くて手を出せずにいることがあります。「手をつないでもいいですか?」と女性から軽く聞くと、相手がほっとすることは多いです。
Q.手をつなぐのを断ったら、嫌われますか?
A.断り方しだいで、関係はむしろ深まります。「〇〇さんと会うのは楽しいので、気持ちが追いついてからにしたい」と、手と関係を分けて伝えれば大丈夫です。その場で言えなかったときは、担当カウンセラーに相談すれば、相手側を通じてペースを調整してもらえることがあります。
Q.真剣交際に入っても手をつないでくれません。脈なしですか?
A.それだけで脈なしとは言えません。嫌がられるのを恐れて手を出せない方や、人前での触れ合いが苦手な方もいます。日程が進み、将来の話をしてくれるなら、気持ちは向いています。気になるなら、あなたから「手をつないでもいいですか?」と聞いてみてください。
Q.成婚前に、ハグはしてもいいですか?
A.ハグの時期について、IBJの公式ページに明確な決まりは書かれていません。真剣交際に入り、お互いの気持ちを言葉で確かめ合ってから、相手に聞いたうえでにするのが安心です。宿泊や婚前交渉は禁止なので、夜遅くの密室などは避けましょう。所属する相談所の方針も担当カウンセラーに確認してください。
参考にした研究・資料
・Suvilehto, J. T., Glerean, E., Dunbar, R. I. M., Hari, R., & Nummenmaa, L. (2015). Topography of social touching depends on emotional bonds between humans. Proceedings of the National Academy of Sciences, 112(45), 13811-13816.
・Hertenstein, M. J., Holmes, R., McCullough, M., & Keltner, D. (2009). The communication of emotion via touch. Emotion, 9(4), 566-573.
・Coan, J. A., Schaefer, H. S., & Davidson, R. J. (2006). Lending a hand: Social regulation of the neural response to threat. Psychological Science, 17(12), 1032-1039.
・Gulledge, A. K., Gulledge, M. H., & Stahmann, R. F. (2003). Romantic physical affection types and relationship satisfaction. The American Journal of Family Therapy, 31(4), 233-242.
・Jakubiak, B. K., & Feeney, B. C. (2017). Affectionate touch to promote relational, psychological, and physical well-being in adulthood: A theoretical model and review of the research. Personality and Social Psychology Review, 21(3), 228-252.
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
・IBJ「婚活の流れ」https://www.ibjapan.com/ibj/flow/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
相手のペースを大切にしながら、ふたりの距離を縮めていきたい。そんなときは一度プロと一緒に考えてみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。