婚活で本音が言えない・いい人を演じて疲れる|代役の好感度
- 婚活のお悩み
- 自分磨き
- 恋愛の法則
こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
婚活でいい人を演じて好かれるほど、婚活は苦しくなっていきます。
相手が好きになっているのは、あなた本人ではなく、あなたが毎回デートに送り出している「代役」だからです。
代役の評判が上がるほど、本人は舞台に出にくくなる。この「代役の好感度」の仕組みと、演じてしまう理由、疲れと関係の浅さが生まれるわけ、そして本音を少しずつ出していく順番と例文を、男女それぞれの場面で整理しました。
お見合いでは感じよく笑って、デートではお相手の好みに合わせて、LINEでは明るく返す。
交際は順調なはずなのに、帰り道にどっと疲れて、家に着くと何もしたくない。
「この人の前で、私(僕)はいつまで頑張ればいいんだろう」。そんなふうに感じたことはありませんか。
本音を言えないのは、あなたが弱いからではありません。
相手を大切にしたい、場を壊したくない、嫌われたくない。そのどれもが、とても誠実な気持ちです。
ただ、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、ひとつはっきり言えることがあります。
演じたまま進んだ交際ほど、真剣交際の手前で、理由のわからない行き詰まりに入りやすいのです。
この記事の結論
・婚活でいい人を演じてしまうのは自然なことです。交際の初期は、誰でも「よく見られたい」気持ちが強くなります。
・ただ、気持ちを抑え続けると、本人は疲れ、相手との距離は縮まりにくくなることが研究でも示されています。
・問題は、好感度が「代役」にたまっていくことです。本人が出ていくのが遅れるほど、入れ替わりが怖くなります。
・本音は一気に出さず、お見合いは好みの本音、仮交際は希望と苦手の本音、真剣交際は不安と譲れないことの本音、と段階的に出していくのがいちばん安全です。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
婚活で本音が言えない、いい人を演じてしまうのは、なぜ?
答えは、婚活の場が「選ばれるかどうか」を強く意識させる場だからです。そして交際の初期に、よく見られたいと思うのは、人としてごく自然な気持ちです。
心理学者のスワンらは、結婚しているカップルと交際中のカップル合わせて176組を調べました(Swann et al., 1994)。
すると、交際中の人は自分を好意的に評価してくれる相手との間で親密さを感じていたのに対し、結婚している人は自分が思う自分をそのとおりに見てくれる相手との間で親密さを感じていました。
結婚によって、「よく見られたい」から「わかってほしい」へと、求めるものが変わるのではないかと考えられています。
つまり、交際中にいい人を演じたくなるのは、あなたの性格の問題ではありません。
でも婚活のゴールは結婚です。
結婚したあとに必要になるのは、「本当のあなたを、そのまま知っている相手」のほうなんです。
婚活ならではの事情もあります。
・お見合いから3か月という交際期間の中で、相手はほかの方とも会っている
・お断りはカウンセラー経由で届くので、理由がわからないまま終わることもある
・プロフィールで条件を見られているぶん、「減点されたくない」と感じやすい
こうした環境では、「本音を出して断られるより、無難に好かれていたい」と考えるのは当然です。
だからこそ、演じている自分を責めるのではなく、演じ続けたときに何が起きるかを、先に知っておいてほしいのです。
いい人を演じる婚活は、なぜこんなに疲れるの?
答えは、気持ちを表に出さないように抑える作業が、心と体の両方に負担をかけるからです。
心理学者のリチャーズとグロスは、感情を表に出さないように抑えながら映像やスライドを見てもらう実験を行いました(Richards & Gross, 2000)。
すると、表情を抑えていた人は、その内容を覚えている量が少なくなっていました。
気持ちを抑えることに頭を使うぶん、目の前の出来事に向けられる注意が減ってしまうのです。
バトラーらの実験では、初対面の女性2人に、気持ちが揺さぶられる話題について話してもらいました(Butler et al., 2003)。
片方が感情を表に出さないように抑えると、抑えた本人の気持ちは悪化し、本人と相手の両方で血圧が上がっていました。
婚活の場面に置きかえると、こういうことです。
デートのあいだ、「この話題は重いかな」「この返事で引かれないかな」と自分を見張り続けていると、
・帰り道にどっと疲れる
・何を話したか、あとであまり思い出せない
・楽しかったはずなのに、次の約束がうれしくない
という状態になりやすいのです。
婚活で「なぜか疲れる」の正体は、会う回数の多さではなく、会っているあいだ、ずっと代役の演技指導をしていることかもしれません。
本音を隠すと、なぜ関係が深まらないの?
答えは、隠している側の「本物ではない感覚」が、相手との距離を広げてしまうからです。
先ほどのバトラーらの実験では、感情を抑えた人と話した相手は、打ち解けた感覚が弱くなり、関係を築こうとする気持ちも妨げられていました(Butler et al., 2003)。
相手は、あなたが何を隠しているかまではわかりません。でも、なにか届いてこないことは、ちゃんと感じ取っているのです。
イングリッシュとジョンは、気持ちを抑えるくせのある人ほど、恋人や友人との関係の満足度が低く、周りからの支えも少ないことを示しました(English & John, 2013)。
その原因を調べると、「ポジティブな気持ちを表に出せないから」ではなく、内側の自分と外側の振る舞いが一致していない感覚、つまり「自分らしくない」という感覚のほうが関係していました。
この結果は、欧米だけでなく東アジアの文化で育った人でも同じように見られています。
交際中のカップルを調べたインペットらの研究では、相手のために何かを我慢するとき、その気持ちまで抑えこむ日が多いほど、本人と相手の両方で関係の質が下がり、3か月後には関係への満足が下がり、別れを考えることが増えていました(Impett et al., 2012)。
ここでも、つながりを説明していたのは「自分らしくいられているか」という感覚でした。
ここで起きているのが、代役の好感度の問題です。
デートを重ねるたびに、相手の好意は、にこやかで何でも合わせてくれる代役に積み上がっていきます。
好感度が上がるほど、「今さら本当の自分を出したら、がっかりされるかも」と、本人が出ていくのが怖くなる。
そうして真剣交際を考える頃になって、「この人は、本当の私を知らない」という不安が、決断の足を止めてしまうのです。
あなたの「代役」は、どのタイプ?
いい人の演じ方には、いくつかの型があります。
男性にも女性にも見られるものですが、自分がどの代役をよく使っているかがわかると、どこから本音を出せばいいかが見えてきます。
①「なんでも大丈夫です」の代役
何が起きているか:希望を言わずに相手に合わせることで、衝突を避けています。
婚活の場面での見え方:お店も日程も「どこでも」「いつでも」。本当は辛いものが苦手なのに、相手の好きなエスニック料理に毎回ついていく。
本人と関係への影響:相手はあなたの好みを知る機会がなく、「何を考えているかわからない」と感じやすくなります。あなたは、合わせるたびに少しずつ疲れていきます。
最初の一歩:二択のうち、ひとつだけ選ぶ。「どちらでも」ではなく「今日は和食の気分です」。
②聞き役に徹する代役
何が起きているか:自分の話をすると退屈させる、重いと思われる、と感じて、相手の話を引き出す役に回っています。
婚活の場面での見え方:デートのあと振り返ると、相手の仕事や趣味には詳しくなったのに、自分のことはほとんど話していない。
本人と関係への影響:聞き上手は長所です。ただ、自分を話さないままだと、相手はあなたを「感じのいい人」以上に知ることができません。
最初の一歩:相手の話に、自分の体験をひとつ重ねる。「私も学生の頃、似たことがあって」。
③いつも明るい代役
何が起きているか:落ち込んだ顔や疲れた顔を見せると、印象が悪くなると感じて、いつも笑顔でいようとしています。
婚活の場面での見え方:仕事で大変な週でも、LINEは絵文字つきで元気。デートでも疲れを一切見せない。
本人と関係への影響:明るさはすてきな魅力です。でも、つらいときにつらいと言えない関係は、結婚生活の支え合いにつながりにくいのです。
最初の一歩:小さな弱音をひとつだけ。「今週は忙しくて、ちょっとへとへとでした。でも今日会えてほっとしています」。
④頼れる人、できる人の代役
何が起きているか:男性に多い型です。リードできる、余裕がある、知識がある自分を見せなければ、と感じています。
婚活の場面での見え方:お店選びも会話も完璧にしようとして、デートの前日は下調べで遅くまで起きている。わからないことを「わからない」と言えない。
本人と関係への影響:準備をがんばれるのは誠実さです。でも、完璧な自分を毎回演じるほど、相手は「この人に弱いところを見せていいのかな」と遠慮してしまいます。
最初の一歩:相手に教えてもらう場面をつくる。「このあたりは詳しくないので、おすすめがあったら教えてください」。
⑤理想の結婚相手の代役
何が起きているか:結婚相手として選ばれそうな像に、自分を寄せています。女性なら家庭的、男性なら安定した大人、など。
婚活の場面での見え方:本当は料理がそれほど得意ではないのに「好きです」と答える。本当は将来転職も考えているのに、話題に出さない。
本人と関係への影響:この代役は、結婚後の暮らしに直結します。相手は代役の像をもとに将来を描いているので、あとで入れ替わるときの差が大きくなります。
最初の一歩:「得意」ではなく「これから」で話す。「料理は得意ではないんですが、簡単なものを増やしていきたいと思っています」。
⑥「平気です」の代役
何が起きているか:嫌だったことや気になったことを、関係を壊したくない気持ちから、飲みこんでいます。
婚活の場面での見え方:待ち合わせに毎回遅れてくる、話をさえぎられる。そのたびに「大丈夫ですよ」と笑う。
本人と関係への影響:飲みこんだ気持ちは消えずに、少しずつたまっていきます。ある日突然、「もう無理」と気持ちが切れてしまうのが、この代役の怖さです。
最初の一歩:責めずに、自分の気持ちとして伝える。「この前、少し待っていて寒かったので、遅れそうなときはひとこともらえるとうれしいです」。
本音は、どのタイミングで、どこまで出せばいい?
本音は、一気に出すものではありません。交際の段階に合わせて、三段階で少しずつ出していくのがいちばん安全です。
お見合い・初デート:好みの本音
最初に出すのは、「好き」「苦手」「こういうのが楽しい」といった、軽い好みの本音です。
好みを言っても、関係が壊れることはまずありません。
「コーヒーより紅茶派です」「人混みより、静かなお店が落ち着きます」。この程度の本音から、代役と本人の入れ替えを始めましょう。
仮交際:希望と苦手の本音
何度か会ったら、デートの過ごし方や連絡のペースについて、希望や苦手を伝えていきます。
「平日はLINEが遅くなりがちなので、気長に待ってもらえるとうれしいです」「次は、私の行ってみたいお店でもいいですか」。
このくらいの本音を受け止めてもらえるかどうかで、相手との相性も見えてきます。
真剣交際:不安と、譲れないことの本音
結婚を具体的に考える段階では、仕事の続け方、住む場所、お金の考え方、家族との距離など、譲れないことや不安を話します。
ここで初めて本音を出すと、相手には「急に変わった」と映りやすいものです。
お見合いと仮交際で小さな本音を出しておいた人ほど、真剣交際の本音が自然に届きます。
現場で見てきた目安ですが、3回目のデートまでに、好みの本音をいくつか出せているかどうかが、その後の交際の深まり方を大きく分けています。
統計ではありませんが、代役のまま3回を過ぎると、入れ替えのハードルが一段上がる印象があります。
本音を伝えるときの言い方と例文は?
本音は、「相手への評価」ではなく「自分の気持ち」として伝えると、角が立ちません。
「あなたは〇〇だ」ではなく「私は〇〇だとうれしい」の形にするのがコツです。
希望を伝える(女性から)
「いつもお店を決めてくださってありがとうございます。次は、前から気になっていた〇〇に一緒に行ってみたいです」
希望を伝える(男性から)
「実は、週末は朝のほうが得意で。次は昼ごろから会えたらうれしいです」
苦手を伝える
「辛いものがあまり得意じゃなくて。先に言っておけばよかったです」
弱音を伝える
「今週は仕事がばたばたしていて、少し疲れ気味です。でも、話していたら元気が出てきました」
違和感を伝える
「さっきの話、少しだけ気になっていて。〇〇さんがどう考えているか、聞いてもいいですか」
演じていたことを伝える(仮交際の後半から真剣交際)
「実は、最初の頃は緊張して、いいところを見せようとしていました。最近やっと自然に話せるようになってきた気がします」
最後の例文は、とても効果があります。
代役を使っていたことを、責めずに打ち明ける。そのひとことで、相手も「実は自分もそうでした」と肩の力を抜けることが多いのです。
本音を言えないことと、誤読しやすいケースは?
本音を出すことは、何でも言うことではありません。演技と、礼儀や思いやりを混同しないようにしましょう。
マナーや気づかいは、演技ではない
待ち合わせに遅れない、ていねいな言葉を使う、相手の話を聞く。これは代役ではなく、あなた自身の誠実さです。
本音を出すために、礼儀まで手放す必要はありません。
本当に相手に合わせるのが好きな人もいる
相手の好きなことを一緒に楽しめるのは、あなたの長所です。
見分けのポイントは、合わせたあとに疲れているか、満たされているかです。満たされているなら、それは演技ではありません。
緊張して言葉が出ないだけのこともある
人見知りの人は、演じているのではなく、まだ言葉が追いついていないだけのこともあります。
その場合は、無理に本音を出そうとせず、回を重ねるなかでほどけていくのを待って大丈夫です。
本音を出そうとして、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、ためこんだ本音を、一度にまとめて出してしまうことです。
・真剣交際に入ったとたん、一気に素を出す:相手には「別人になった」と映り、不信感につながりやすくなります
・不満が爆発した形で、本音を出す:「ずっと我慢してたんだけど」から始まる本音は、相手を責める言葉に聞こえてしまいます
・本音を、相手を試すために使う:「これを言っても嫌わないか」を確かめるような言い方は、相手を緊張させます
・演じてきた自分を責める:代役は、あなたが場を大切にしてきた証拠でもあります。責めずに、少しずつ入れ替えれば大丈夫です
「どこまで本音を出していいのかわからない」「相手にどう伝えればいいのか迷う」。
そんなときは、まず担当カウンセラーに本音を話してみてください。
カウンセラーの前でも代役を立ててしまうと、本当に合うお相手をご紹介することが難しくなります。エースブライダルでは、会員さんが素のままで話せる相談の時間を大切にしています。まずは無料相談で、今の婚活の本音を聞かせてくださいね。
素のままで選ばれる人は、何が違う?
素のままで選ばれる人は、「素のままで断られること」を、必要以上に怖がらない人です。
本当の自分で断られたなら、それは合わなかったというだけのこと。代役で選ばれるより、ずっと健やかな結果です。
持てる人は、ここで3つのことをしています。
①好かれることより、わかり合うことを目指す
全員に好かれる代役より、ひとりに深く理解される本人を選ぶ。
婚活のゴールは、多くの人から好かれることではなく、ひとりと結婚生活を送ることです。
そう決めた人から、デートの疲れ方が変わっていきます。
②相手にも、本音の席を用意する
自分が本音を出すと、相手も本音を出しやすくなります。
「私はこうなんですが、〇〇さんはどうですか」と、相手の本音が座れる席を空けておく。
お互いが代役を下ろせる関係は、そうやって少しずつできていきます。
③会うたびに、小さな本音をひとつ置いてくる
大きな告白は必要ありません。
デートのたびに、好みや気持ちの本音をひとつだけ置いてくる。
その積み重ねが、代役ではなく本人への好感度を育てていきます。
チェックリスト:代役で婚活していない?
最近の交際を振り返って、当てはまるものに印をつけてみてください。
□ デートのあと、楽しかったはずなのにどっと疲れる
□ 何を話したか、あとであまり思い出せない
□ お店や日程を聞かれると「どこでも」「いつでも」と答えがち
□ 相手のことは詳しくなったのに、自分のことはあまり話していない
□ 嫌なことがあっても「大丈夫です」と笑ってしまう
□ 疲れていても、LINEでは明るくふるまう
□ 相手が好きになっているのは、本当の自分ではない気がする
□ 真剣交際を考えると、なぜか気が重くなる
3つ以上当てはまるなら、代役が舞台に出ている時間が長くなっているかもしれません。
次のデートで、好みの本音をひとつだけ出すところから始めてみてください。
まとめ:好かれるほど苦しいなら、それは代役の好感度
婚活でいい人を演じてしまうのは、よく見られたいという自然な気持ちからです。
でも気持ちを抑え続けると、本人は疲れ、相手との距離は縮まりにくくなります。
そして好感度が代役に積み上がるほど、本当の自分を出すのが怖くなっていきます。
本音は一気に出さず、お見合いは好み、仮交際は希望と苦手、真剣交際は不安と譲れないこと。
小さな本音を、会うたびにひとつずつ。
本当のあなたで選ばれた人は、きっと、結婚してからもあなたのままでいられる人です。
よくある質問
Q.婚活で、最初から本音を言うと嫌われませんか?
A.最初から何でも言う必要はありません。お見合いや初デートでは、好きな食べ物や過ごし方などの軽い本音から始めれば、嫌われることはまずありません。本音は、交際の段階に合わせて少しずつ出していくのが安全です。
Q.いい人を演じているせいか、デートのあとにとても疲れます。
A.気持ちを表に出さないように抑えることは、心と体の両方に負担がかかることが研究でも示されています。疲れは、あなたが弱いからではなく、代役を演じ続けているサインかもしれません。次のデートで、小さな本音をひとつ出してみてください。
Q.仮交際で演じてしまいました。今から本音を出しても大丈夫ですか?
A.大丈夫です。いきなり全部を出すのではなく、好みや希望の本音から少しずつ出していきましょう。「最初は緊張して、いいところを見せようとしていました」とやわらかく打ち明けると、相手も安心することが多いです。
Q.男性ですが、頼れる人を演じるのに疲れました。
A.頼れる人でいようとするのは誠実さの表れですが、完璧さは必要ありません。わからないことを相手に教えてもらう、少しの弱音を見せるといった小さな本音が、かえって相手との距離を縮めます。
Q.本音を言ったら、相手と合わないことがわかってしまいそうで怖いです。
A.その不安はとても自然です。でも、合わないことが結婚前にわかるのは、実はあなたを守ることでもあります。代役のまま結婚すると、合わなさに気づくのは結婚後になってしまいます。
Q.カウンセラーにも、本音を言いにくいです。
A.最初は言いにくくて当然です。でも、カウンセラーが本当のあなたを知っているほど、合うお相手を探しやすくなり、交際中の相談も具体的になります。うまく言葉にできないことも、「うまく言えないんですが」から話して大丈夫です。
参考にした研究・資料
・Swann, W. B., Jr., De La Ronde, C., & Hixon, J. G. (1994). Authenticity and positivity strivings in marriage and courtship. Journal of Personality and Social Psychology, 66(5), 857-869.
・Richards, J. M., & Gross, J. J. (2000). Emotion regulation and memory: The cognitive costs of keeping one's cool. Journal of Personality and Social Psychology, 79(3), 410-424.
・Butler, E. A., Egloff, B., Wilhelm, F. H., Smith, N. C., Erickson, E. A., & Gross, J. J. (2003). The social consequences of expressive suppression. Emotion, 3(1), 48-67.
・English, T., & John, O. P. (2013). Understanding the social effects of emotion regulation: The mediating role of authenticity for individual differences in suppression. Emotion, 13(2), 314-329.
・Impett, E. A., Kogan, A., English, T., John, O., Oveis, C., Gordon, A. M., & Keltner, D. (2012). Suppression sours sacrifice: Emotional and relational costs of suppressing emotions in romantic relationships. Personality and Social Psychology Bulletin, 38(6), 707-720.
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「本当の自分で婚活してもいいのかな」と迷っているなら、一度プロと一緒に、あなたらしい進め方を整理してみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。