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マッチングアプリ疲れた時の次の一手|正体は廊下疲れ

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エースブライダル「マッチングアプリ疲れた時の次の一手|正体は廊下疲れ」-1

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。

先に答えをお伝えしますね。

マッチングアプリに疲れたのは、あなたに魅力がないからでも、恋愛に向いていないからでもありません。

多くの場合、疲れの正体は、出会いという部屋に入る前の長い廊下で体力を使い切ってしまう「廊下疲れ」です。いいね、マッチング、メッセージ、日程調整。まだ誰とも会っていないのに、もうへとへと。次の一手は、アプリを捨てることではなく、この廊下を短くすることです。

「毎晩スワイプしているのに、会うところまでいかない」

「やっと会えたのに、写真とまるで違った」

「メッセージが急に途切れるたびに、自分が否定された気がする」

「もうアプリを開くのもしんどい。でも、やめたら出会いがなくなる」

婚活中の方から、本当によくいただくご相談です。

先にお伝えしておくと、アプリは今や立派な出会いの場です。国の調査では、SNSやマッチングアプリなどのインターネットサービスで知り合った夫婦が、最近の結婚の13.6%を占めています(国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」)。

ですから、アプリが悪いわけではありません。ただ、アプリの仕組みと、今のあなたの心の状態が、少しかみ合わなくなっているだけなんです。

この記事では、アプリ疲れの6つのタイプと原因、続けるか休むかの見分け方、疲れない使い方、アプリ以外の選択肢、アプリと結婚相談所の違いを事実ベースで、そしてやってはいけないことまで、まとめました。

この記事の結論

・マッチングアプリの疲れは、会う前のやり取り(選ぶ・送る・待つ・調整する)が長いことから生まれる「廊下疲れ」であることが多いです。

・研究では、プロフィールを続けて見るほど相手を断りやすくなることや、会う前の情報では誰に惹かれるかをほとんど予測できないことがわかっています。疲れるのは、あなたのせいではなく仕組みの性質です。

・次の一手は、①アプリの使い方を変えて廊下を短くする、②期限を決めて休む、③紹介やパーティーなど対面の場を足す、④結婚相談所に切り替える、の4つ。どれを選ぶかは、何にいちばん疲れているかで決めます。

・アプリと相談所に優劣はありません。費用、身元確認、会うまでの流れ、サポートの有無という「違い」を知ってから選べば、後悔しにくくなります。

この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)

著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。

マッチングアプリに疲れるのは、なぜ?

いちばん大きな理由は、会う前の工程が長く、そこに心のエネルギーを使い切ってしまうからです。

アプリでは、プロフィールを見て選び、いいねを送り、マッチングし、メッセージを重ね、日程を調整して、やっと会えます。この廊下のどこでも、相手が急にいなくなる可能性があります。

しかも、この廊下の長さには心理学的な落とし穴があります。

オンラインで相手を選ぶ場面を調べた研究では、プロフィールを続けて見ていくほど、相手を「断る」選択が増えていくことがわかりました。研究者たちはこれを「拒絶のマインドセット」と呼び、見続けるうちに写真への満足感や、うまくいきそうだという見込みが下がっていくことで説明しています(Pronk & Denissen, 2020)。

もうひとつ、知っておいてほしい研究があります。

100以上の項目で本人の性格や好みを調べても、特定の相手を好きになるかどうかは、会う前には予測できなかったのです(Joel et al., 2017)。事前に語った「理想の条件」も、実際に会ったときの惹かれ方をほとんど予測しませんでした(Eastwick & Finkel, 2008)。

つまりアプリの廊下では、「予測できないことを、予測しようとして疲れている」状態が起きやすいんです。

画面の上で慎重に選べば選ぶほど、断る癖がつき、会う前の判断に時間を使い、それでも会ってみないとわからない。まじめな人ほど疲れるのは、このためです。

あなたのアプリ疲れは、どのタイプ?

アプリ疲れには、大きく6つのタイプがあります。

自分がどこで疲れているかがわかると、次の一手がぐっと選びやすくなります。いくつか重なっている方も多いので、いちばん当てはまるものを探してみてくださいね。

①選別疲れ:いいねとスワイプで一日が終わる

何が起きているか:先ほどの「拒絶のマインドセット」がいちばん強く出るタイプです。候補が多いほど、「もっといい人がいるかも」と次を見たくなり、誰にも決められなくなります。

婚活の場面:寝る前の1時間、ひたすらプロフィールを見て、結局誰にもいいねを送らずに終わる。翌朝、なんとなくむなしい。

次の一手:見る時間と人数を先に決めます。現場で見てきた目安ですが、「1日15分、いいねは3人まで」のように上限をつくると、一人ひとりをちゃんと読むようになります。

②メッセージ疲れ:会う前のやり取りが終わらない

何が起きているか:何人かと同時にメッセージを続けると、誰に何を話したか混ざり、返信が「作業」になります。やり取りが長引くほど、会う前に相手のイメージだけがふくらんでいきます。

婚活の場面:5人と同時にやり取りして、毎晩返信に追われる。2週間続いたのに、日程の話になると止まる。

次の一手:同時にやり取りするのは2〜3人までにして、メッセージが10往復を超えたら「一度お茶でもいかがですか」と会う提案をする。これが廊下を短くする、いちばん効く方法です。

③フェードアウト疲れ:急に返信が途絶える

何が起きているか:連絡を突然絶つ「ゴースティング」を選んだ人の理由を調べた研究では、手軽さ、相手への魅力を感じなかったこと、やり取りがうまくいかなかったこと、関係がまだ浅い段階だったこと、身の安全などが挙がりました(LeFebvre et al., 2019)。

婚活の場面:つまり、返信が途絶える理由の多くは「関係がまだ浅い段階で、断る言葉を使わずに済む手軽さ」です。あなたの人格が否定されたわけではありません。

次の一手:ここで疲れている人は、「お断りの形がはっきりしている場」を検討する価値があります。後で書く結婚相談所は、お断りを必ずカウンセラー経由で伝える仕組みです。

④落差疲れ:会ってみたら、写真や話と違った

何が起きているか:オンライン婚活の利用者80人のプロフィールを、実際の身長・体重・年齢と比べた研究では、小さなずれは多くの人に見られ、本人たちがいちばん正確でないと感じていたのは写真でした(Toma et al., 2008)。

婚活の場面:写真の雰囲気と実物が違う、プロフィールの内容と話が合わない。こうした小さな落差が何度か重なると、「どうせまた違うんだろう」と会う前から身構えるようになります。

次の一手:写真の枚数が多く、日常の写真もある人を優先する。会う前に一度だけ、短いビデオ通話や電話をはさむ。どちらも落差を小さくできます。

⑤温度差疲れ:結婚への本気度がかみ合わない

何が起きているか:アプリには、恋人を探している人、友だちを探している人、結婚相手を探している人が同じ場所にいます。目的の違う人と出会うこと自体は自然なことですが、結婚を急ぎたい人ほど、この温度差に疲れます。

婚活の場面:何度か会っても将来の話になると話がそれる。結婚の話をしたら急に距離を置かれた。

次の一手:結婚を目的にした機能やコミュニティのあるサービスを選ぶ、プロフィールに結婚を考えていることをはっきり書く。それでも温度差に疲れるなら、利用者全員が結婚を目的にしている場に移るのが近道です。

⑥自分査定疲れ:いいねの数で自分の価値を測ってしまう

何が起きているか:スワイプ型のアプリ利用者を調べたオーストラリアの研究では、利用者は非利用者より心理的な苦痛や落ち込みを抱えている割合が高いという関連が見られました。一方で同じ研究では、利用経験者の約4割がアプリで出会った人と真剣な交際に進み、自己評価に良い影響があったと答えた人も、悪い影響があったと答えた人より多かったのです(Holtzhausen et al., 2020)。一度きりの調査なので、アプリが苦痛の原因なのか、つらいときにアプリを使いたくなるのかまではわかっていません。

婚活の場面:つまりアプリは、使い方と心の状態によって、自信の源にもなれば、自信を削る場所にもなります。いいねの数が少ない日に一日中落ち込む、マッチングしないと自分を責める。そうなっていたら、アプリがあなたを削る側に回っているサインです。

次の一手:数字の見えない時間をつくること。通知を切る、アプリを開く曜日を決める、しばらく休む。そして、数字ではなく目の前の人の反応で自分を感じられる場に出てみることです。

アプリはやめるべき?続ける?休む?どう見分ける?

見分ける基準は、「会ったあとの時間は楽しめているか」です。

廊下で疲れていても、会ったあとの時間を楽しめているなら、使い方を変えれば続けられます。会うこと自体が苦しくなっているなら、休むか、場所を変えるときです。

・使い方を変えて続けていい人

会ったあとのデートは楽しい。疲れているのは、選ぶ時間とメッセージの量。アプリで知り合った人と、関係が進んだ経験もある。

・期限を決めて休んだほうがいい人

アプリを開くと胸がざわつく。いいねの数やフェードアウトで、一日中落ち込む。会う予定が入ると、うれしさより憂うつが先に来る。

・場所を変えたほうがいい人

結婚までの時間を短くしたい。身元の確かさに不安がある。会うまでのやり取りそのものが、自分に合っていないと感じる。ひとりで判断し続けることに疲れた。

休むときは、「いつまで休むか」を先に決めてくださいね。

期限のない休みは、戻るきっかけを失いやすいからです。休み方そのものについては、婚活疲れの記事でも詳しく書いています。

アプリを続けるなら、疲れない使い方は?

疲れない使い方は、ひと言でいうと「画面の時間を減らして、会う時間を早めること」です。

アプリをやめなくても、次の6つで廊下はかなり短くなります。ここで出てくる数字は、私が現場で見てきた「疲れにくい人」に多い目安です。ルールではなく、ものさしとして使ってくださいね。

・見る時間と、いいねの数に上限をつける

「1日15分」「いいねは3人まで」。上限があると、一人ひとりのプロフィールを丁寧に読むようになり、断る癖も和らぎます。

・同時にやり取りするのは2〜3人まで

それ以上になると、会話が作業になります。新しくマッチングしたら、止まっているやり取りをひとつ整理してから。

・10往復を目安に、会う提案をする

会う前にわかることには限りがあります。短い時間のお茶を、候補日を2つつけて提案しましょう。

例文:「〇〇さんとのお話、とても楽しいです。もしよければ、一度1時間くらいお茶しませんか?来週の土曜か日曜のお昼はいかがでしょう」

・初回は1時間のお茶にする

食事や長時間のデートにすると、合わなかったときの疲れが大きくなります。結婚相談所のお見合いも1時間前後が目安です。短い時間で「もう一度会いたいか」だけを確かめれば十分です。

・プロフィールは「会ったときに話せること」を書く

盛った写真や文章は、会ったときの落差を生み、自分をまた疲れさせます。今の自分の写真と、会話のきっかけになる具体的な一文を。

・通知を切り、開く時間を決める

通知が鳴るたびに気持ちが揺れると、仕事中も休日も、心が婚活に占領されます。アプリを開くのは夜の決まった時間だけ、と決めるだけで、ずいぶん楽になります。

アプリ以外の次の一手は?

アプリ以外の次の一手は、「何に疲れたか」の反対側にある方法を選ぶのがコツです。

主な選択肢を4つ、向いている人と一緒に並べますね。

①友人・知人からの紹介

身元や人柄が、紹介してくれる人を通してある程度わかっている安心感があります。費用はかかりませんが、紹介の数は周りの人の人脈次第です。「会う前の不安」に疲れた人に向いています。紹介を頼むときは「こんな人がいたら」と、条件より人柄で伝えると、紹介してもらいやすくなります。

②趣味や学びのコミュニティ

同じ場所に何度も通う中で、自然に人柄を知ることができます。恋愛を目的にしていない場なので、結婚までの時間は読みにくいですが、「画面の中で選ばれることに疲れた」人には、心の回復にもなります。

③婚活パーティー

1回数千円から参加でき、その日のうちに複数の人と対面で話せます。写真ではなく会った印象で判断できるので、「落差疲れ」「選別疲れ」の人に向いています。一方で、確認は本人確認が中心で、相談所のようなサポートは少なめです。

④結婚相談所

独身証明書などの書類を提出した人だけが活動し、お見合いが成立すれば確実に対面で会えます。「フェードアウト疲れ」「温度差疲れ」「ひとりで判断し続けることに疲れた」人に向いています。一方で、費用はアプリやパーティーよりかかり、交際期間などのルールもあります。

マッチングアプリと結婚相談所は、何が違う?

いちばんの違いは、会うまでの廊下を「自分で歩くか」「仕組みが短くしてくれるか」です。

どちらが上ということではありません。IBJの比較ページとルールをもとに、事実だけを並べますね。

・確認されること

アプリ:本人確認が中心(サービスによって独自の確認の仕組みがあります)。

相談所:入会時に独身証明書、収入証明、本人確認書類などを提出します。

・会うまでの流れ

アプリ:マッチングしてから会うまでのやり取りは、すべて当人同士。

相談所:申し込みが受けられてお見合いが成立すれば、確実に対面で会えます。お見合いは1時間前後が目安で、連絡先はお見合いのあと交際が成立してから交換します。

・お断りの形

アプリ:やり取りの中で当人同士が決めます。何も言わずに途絶えることもあります。

相談所:お断りは担当カウンセラーを通じて伝えるのがルールです。

・進み方のペース

アプリ:ふたりで自由に決められます。

相談所:交際期間はお見合いの日から3か月がルールで、真剣交際に進んだらおひとりに絞ります。

・費用の目安(IBJ調べ)

アプリ:年間3〜5万円程度。

相談所:入会から成婚退会までの総額で30〜50万円程度。

・サポート

アプリ:基本的に自分ひとりで進めます。

相談所:婚活カウンセラーと二人三脚で進めます。

アプリの良さは、費用をおさえて、自分のペースで、たくさんの人と出会えること。相談所の良さは、会うまでの廊下が短く、身元が確かで、迷ったときに相談できる人がいること。

「自由さ」を取るか、「仕組みの支え」を取るか。今のあなたの疲れに効くほうを選んでくださいね。

アプリ疲れと勘違いしやすいのは、どんなとき?

アプリに疲れたと思っていたら、実は別のところで疲れていた、ということもあります。

次の3つに当てはまるなら、アプリをやめる前に、そちらを整えてみてください。

・特定のひとりとの関係に疲れている

気になっている人の返信が遅い、関係がはっきりしない。アプリ全体ではなく、その人との関係に疲れていることがあります。この場合は、アプリをやめても疲れは消えません。

・プロフィールが、自分に合う人に届いていない

いいねが来ない、マッチングしても続かない。原因がアプリではなく、写真や自己紹介の見せ方にあることは意外と多いんです。人に一度見てもらうだけで、反応が変わることがあります。

・「会ったあと」の決め方に迷っている

何人かと会えているのに、誰とも先に進めない。この場合は、出会い方ではなく、相手を見るものさしを見直すときです。

アプリに疲れたとき、やってはいけないことは?

いちばん避けたいのは、疲れを取り返そうとして、廊下をさらに長くすることです。

次のような動きは、疲れを深めやすいので気をつけてくださいね。

・アプリの数を増やして、数で取り返そうとする

見る人数が増えるほど、断る癖も強くなります。まずは減らすほうが、結果的に会える人が増えます。

・条件をさらに厳しくする

「落差疲れ」を避けようとして条件を絞ると、会える人が減り、廊下がもっと長くなります。事前の条件は、会ったときの惹かれ方をほとんど予測しないことを思い出してください。

・疲れたまま、義務のように会う

疲れた顔は、相手に伝わります。予定を詰めるより、会う人数を減らして、一回一回を楽しめる状態で会うほうがうまくいきます。

・フェードアウトを自分への全否定として受け取る

先ほどの研究のとおり、返信が途絶える理由の多くは、関係が浅い段階の手軽さです。あなたの価値の判定ではありません。

・勢いで、次のサービスに申し込む

疲れているときの決断は、「逃げたい」気持ちが先に立ちます。結婚相談所に入るにしても、仕組みと費用を確かめ、自分に合うか考えてからにしてください。

アプリ疲れを抜けた人は、何が違う?

アプリ疲れを抜けた人は、画面の向こうの相手を「候補」ではなく「人」として扱い直した人です。

ここには、テクニックの差ではなく器の差が出ます。

画面にずらりと並ぶプロフィールを見ていると、人はどうしても、相手を条件の束として査定したくなります。

でも、あなたが査定しているとき、相手もまたあなたを査定しています。お互いに査定し合う場所では、誰も安心して心を開けません。

持てる人は、この輪から先に降ります。

メッセージの最後に、相手が答えやすい質問をひとつ添える。フェードアウトされても「ご縁がなかったな」と相手を責めない。会ったときには、条件の確認より、相手が楽しそうに話せる話題を探す。

そして、自分のペースを自分で決めています。

アプリを開く時間、会う人数、休む期間。婚活に生活を明け渡さず、自分の機嫌を自分で整えている人は、どの出会いの場に行っても、相手にとって「会うとほっとする人」になります。

結局のところ、選ばれる人とは、画面の上で強い人ではなく、会ったときに相手を楽にできる人なんです。

「アプリを続けるか、相談所に移るか、ひとりで決めきれない」という方は、一度第三者と一緒に整理してみませんか。

エースブライダルの無料相談では、アプリでの活動の振り返りからお聞きしています。相談所に移らないほうがいいと感じたら、そうお伝えしますね。

アプリ疲れのセルフチェックリスト

当てはまるものに印をつけてみてください。

□ プロフィールを見ても、誰にもいいねを送らずに終わる日が多い

□ 同時に4人以上とメッセージを続けている

□ メッセージが2週間以上続いているのに、会う日程が決まらない相手がいる

□ 急に返信が途絶えると、一日中落ち込む

□ 会ってみたら写真や話と違った、という経験が何度かある

□ 結婚を考えているのに、相手との温度差を感じることが多い

□ いいねやマッチングの数で、自分の価値を測ってしまう

□ アプリの通知が鳴ると、胸がざわつく

□ 会う予定が入ると、うれしさより憂うつが先に来る

□ 仕事中や休日も、アプリのことが頭から離れない

1〜3個:使い方を変えれば続けられる段階です。見る時間の上限と、10往復で会う提案から始めてみてください。

4〜6個:廊下疲れがかなりたまっています。期限を決めて2週間ほど休むか、対面の場を足してバランスをとりましょう。

7個以上:今のやり方が、あなたを削る側に回っています。アプリはいったん休み、心が戻ってから、紹介や相談所など「廊下の短い場」を検討してみてください。

まとめ:アプリ疲れの次の一手は、廊下を短くすること

マッチングアプリに疲れるのは、あなたのせいではありません。

会う前の工程が長く、見続けるほど断りやすくなり、しかも会う前には誰に惹かれるかがわからない。この仕組みの中で、まじめな人ほど「廊下疲れ」をためてしまいます。

次の一手は、使い方を変えて廊下を短くする、期限を決めて休む、紹介やパーティーで対面の場を足す、結婚相談所に切り替える、の4つ。

どれを選ぶかは、自分が何にいちばん疲れているかで決めてください。アプリも相談所も、あなたが幸せな結婚にたどり着くための道のひとつにすぎません。

よくある質問

Q.マッチングアプリに疲れたら、やめたほうがいいですか?

A.会ったあとの時間を楽しめているなら、やめずに使い方を変えるのがおすすめです。見る時間と同時にやり取りする人数を減らし、10往復を目安に会う提案をするだけで、疲れはかなり軽くなります。アプリを開くこと自体がつらいなら、期限を決めて休みましょう。

Q.アプリ疲れで休むなら、どれくらい休めばいいですか?

A.まずは2週間から1か月ほど、期限を先に決めて休むのがおすすめです。期限のない休みは戻るきっかけを失いやすいからです。休んでいる間は通知を切り、婚活と関係のない楽しみを増やしてください。

Q.マッチングアプリで結婚する人は、実際にいますか?

A.います。国立社会保障・人口問題研究所の調査では、SNSやマッチングアプリなどのインターネットサービスで知り合った夫婦が、最近の結婚の13.6%を占めています。アプリは立派な出会いの場なので、疲れたからといって、アプリで出会うこと自体を否定しなくて大丈夫です。

Q.アプリと結婚相談所は、どちらがいいですか?

A.どちらが上ということはありません。アプリは費用をおさえて自分のペースで出会える方法、相談所は費用がかかるぶん、独身証明書などの提出やカウンセラーの支えがあり、お見合いが成立すれば確実に会える方法です。今の自分が何に疲れているかで選ぶと、後悔しにくくなります。

Q.アプリと結婚相談所は、併用できますか?

A.相談所によって決まりが違うので、入会前に必ず確認してください。併用できる場合でも、真剣交際に進んだらおひとりに絞るのが相談所のルールです。両方を並行すると廊下がかえって長くなることもあるので、自分の体力と相談して決めましょう。

Q.メッセージが続かず、会う前に終わってしまいます。どうすればいいですか?

A.メッセージの最後に、相手が答えやすい質問をひとつ添えてみてください。そして10往復くらいを目安に、候補日を2つつけて短いお茶に誘うこと。会う前のやり取りを長くするより、早めに会うほうが、お互いの疲れも少なく済みます。

Q.いいねが少なくて落ち込みます。

A.いいねの数は、あなたの人としての価値ではなく、写真やプロフィールの見せ方と、アプリの中での表示のされ方で大きく変わります。数字を見る時間を減らし、写真と自己紹介を一度人に見てもらうのがおすすめです。数字の見えない対面の場に出てみると、自分の魅力を感じ直せることもあります。

参考にした研究・資料

・Pronk, T. M., & Denissen, J. J. A. (2020). A rejection mind-set: Choice overload in online dating. Social Psychological and Personality Science, 11(3), 388-396.

・Joel, S., Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2017). Is romantic desire predictable? Machine learning applied to initial romantic attraction. Psychological Science, 28(10), 1478-1489.

・Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). Sex differences in mate preferences revisited: Do people know what they initially desire in a romantic partner? Journal of Personality and Social Psychology, 94(2), 245-264.

・LeFebvre, L. E., Allen, M., Rasner, R. D., Garstad, S., Wilms, A., & Parrish, C. (2019). Ghosting in emerging adults' romantic relationships: The digital dissolution disappearance strategy. Imagination, Cognition and Personality, 39(2), 125-150.

・Toma, C. L., Hancock, J. T., & Ellison, N. B. (2008). Separating fact from fiction: An examination of deceptive self-presentation in online dating profiles. Personality and Social Psychology Bulletin, 34(8), 1023-1036.

・Holtzhausen, N., Fitzgerald, K., Thakur, I., Ashley, J., Rolfe, M., & Pit, S. W. (2020). Swipe-based dating applications use and its association with mental health outcomes: A cross-sectional study. BMC Psychology, 8, 22.

・国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」結果の概要 https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp

・IBJ「結婚相談所と他の婚活サービスの比較」https://www.ibjapan.com/ibj/compare/

・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/

・IBJ「結婚相談所の入会審査とは?必要な条件と書類を徹底解説」https://www.ibjapan.com/marriage/p_6101/

この記事を書いた人

関口美奈子(せきぐち みなこ)

恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。

公式サイト https://sekiguchiminako.com/

著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』

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