男性の結婚の決め手12選|彼が選ぶのは「隣の自分」
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
先に答えをお伝えしますね。
男性が結婚を決める決め手は、「この人は条件がいい」ではありません。「この人の隣にいる自分が好きだ」と思えたときです。
男性はあなたを採点して決めるのではなく、あなたといるときの自分の顔を見て決めています。だから、尽くす量や条件の良さより、「一緒にいると無理をしなくていい」「話をちゃんと聞いてもらえる」といった、ふたりの間に生まれるものが決め手になります。
「彼が何を決め手にするのか、まったくわからない」
「こんなに尽くしているのに、決めてもらえない」
「条件は悪くないはずなのに、いつも最後に選ばれない」
婚活中の女性から、本当によくいただくご相談です。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきて、成婚した男性に「決め手は何でしたか」と聞くと、返ってくる答えは驚くほど素朴です。
「一緒にいて楽だった」「自分が自分のままでいられた」。
男性が見ているのは、あなたの性能ではなく、「隣の自分」なんです。
この記事では、国の調査と心理学の研究をもとに、男性が結婚を決めた決め手12選、男性が「結婚したい」と思う瞬間、男性の決め方の仕組み、決め手を遠ざけてしまう行動、そして婚活の場面で決め手を育てる方法まで、まとめてお伝えします。
この記事の結論
・男性の結婚の決め手でいちばん大きいのは「人柄」です。国の調査でも、結婚相手に求める条件として男女とも最も重視されているのは人柄でした。
・ただし、男性が口で言う条件と、実際に心が動く相手は一致しないことが研究でわかっています。決め手は条件表ではなく、会ってからのふたりのやり取りの中で生まれます。
・具体的には「無理をしなくていい」「話を聞いてもらえる」「仕事や生き方を理解してもらえる」「話し合える」など、彼が「隣の自分」を好きになれる関わりが決め手になります。
・婚活では交際約4か月が決断の山場です。真剣交際で暮らしの話を重ねることが、決め手をはっきりさせる近道です。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
男性の結婚の決め手で、いちばん多いのは?
いちばん多いのは「人柄」です。見た目や収入より先に、「この人と毎日を過ごせるか」が決め手になります。
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)では、いずれ結婚するつもりの18〜34歳の未婚者に、結婚相手を決めるときに何を重視するかを聞いています。
結果は、男女とも「人柄」が最も重視され、次いで家事などの生活への姿勢、そして自分の仕事への理解と協力が続きました。
もうひとつ、この調査で大きく変わったのが、男性が女性の「経済力」を重視・考慮する割合です。1992年の26.7%から、2021年には48.2%まで増えています。
男性はもう、「養う相手」を探しているのではありません。一緒に生活を回していける相手を探しているんです。
民間のアンケートでも、男性の結婚の決め手には「一緒にいて楽」「居心地がいい」といった答えが上位に来ることが多いようです。調査によって対象も方法もばらばらなので数字は挙げませんが、国の調査が示す「人柄」の中身を、男性自身の言葉にするとこうなる、という印象です。
男性が口で言う条件と、実際の決め手は同じ?
同じではありません。男性自身も、何が決め手になるかを事前にはよくわかっていないんです。
スピードデーティングを使った研究では、参加者はふだん、男性は見た目を、女性は稼ぐ力を重視すると答えていました。ところが、実際に会った相手への気持ちを調べると、その男女差は見られず、事前に答えていた理想の条件は、会った場で誰に惹かれるかをほとんど予測しませんでした(Eastwick & Finkel, 2008)。
別の研究では、100項目以上の性格や好みのデータを使っても、「この人が、この特定の相手を好きになるか」は、会う前にはほぼ予測できませんでした(Joel et al., 2017)。
好かれやすさの一部は予測できても、ふたりの相性は、会ってみて、やり取りをしてみないとわからない、ということです。
つまり、プロフィールの条件で「選ばれる確率」は多少変えられても、「この人に決めた」という最後の一押しは、ふたりの間でしか生まれません。
彼が決め手にしているのは、あなたの条件ではなく、あなたといるときの自分。だから女性の側にできることは、ちゃんとあるんです。
男性が結婚を決めた決め手12選
ここからは、成婚した男性から実際によく聞く決め手を12個にまとめました。
それぞれ、男性の中で何が起きているか、婚活の場面でどう見えるか、あなたにできることの順でお伝えします。
①一緒にいて、無理をしなくていい
何が起きているか:男性は、婚活の場で「ちゃんとした自分」を演じ続けて疲れています。その緊張がふっとほどける相手に、「この人となら毎日が続けられる」と感じます。
婚活の場面:仮交際の3〜4回目、沈黙が気まずくなくなったとき、彼が少し素の話し方になったときです。
あなたにできること:完璧なデートを目指さないこと。予定が崩れても「それも楽しいですね」と笑える余裕が、彼の肩の力を抜きます。
②話を最後まで聞いてくれる
何が起きているか:会話の中で質問、とくに相手の答えを受けた「追加の質問」を多くする人ほど好かれやすいことが、スピードデーティングのデータでも示されています。聞いてもらえた、わかってもらえたと感じるからだと説明されています(Huang et al., 2017)。
婚活の場面:彼が仕事の話をしたとき、「それで、どうなったんですか?」と続きを聞いてもらえた経験を、男性はよく覚えています。
あなたにできること:アドバイスより先に、続きを聞くこと。「それは大変でしたね。そのとき、どう思ったんですか?」のひと言で十分です。
③仕事や生き方を理解してくれる
何が起きているか:国の調査でも、結婚相手に求める条件として「自分の仕事への理解と協力」は、人柄に次ぐ重要な項目でした。
婚活の場面:急な残業でデートの時間が変わったとき、責めずに「おつかれさまでした。無理しないでくださいね」と返してもらえた、という話は本当によく聞きます。
あなたにできること:彼の仕事を「すごいですね」とほめるより、「どんなところにやりがいがあるんですか?」と、大事にしているものを聞くこと。理解は、ほめ言葉より質問で伝わります。
④「ありがとう」をきちんと言葉にする
何が起きているか:男性は、自分のしたことが相手を喜ばせたとわかると、「この人を幸せにできる自分」を感じられます。これが「隣の自分」を好きになるいちばんの近道です。
婚活の場面:お店を選んでくれたこと、駅まで送ってくれたこと。小さなことへの具体的なお礼です。
あなたにできること:「ありがとうございます」に、ひとつ理由を添える。「このお店、〇〇さんが選んでくれたから来られました。すごくおいしかったです」。
⑤自分の機嫌を、自分で整えられる
何が起きているか:結婚は、いい日も悪い日も一緒に過ごすことです。男性は、あなたの機嫌が悪い日に、自分がどう扱われるかを見ています。
婚活の場面:待ち合わせに遅れたとき、雨でデートの予定が変わったとき。予定外の出来事への反応に、その人の日常が出ます。
あなたにできること:イライラしてもいいんです。大事なのは、それを相手のせいにしないこと。「ちょっと疲れてるみたい、甘いもの食べたいです」と、自分で自分の機嫌をとる姿は、男性にとって大きな安心になります。
⑥お金の感覚が近い
何が起きているか:男性が女性の経済力を重視・考慮する割合は、2021年の調査で48.2%。共働きが当たり前になった今、男性は「稼ぐ額」より、「お金をどう使うか」の感覚が合うかを見ています。
婚活の場面:デート代の払い方、欲しいものの話、貯金や旅行への考え方などに自然と出ます。
あなたにできること:おごられて当然の態度も、過度な遠慮も、どちらも感覚のずれに見えます。「次は私にごちそうさせてください」と、ふたりで回す姿勢を見せると伝わります。
⑦生活の段取りを、一緒にできる
何が起きているか:家事などの生活への姿勢は、国の調査でも人柄の次に重視された項目です。ただし男性が見ているのは、家事の腕前より「一緒に回していけるか」です。
婚活の場面:旅行の計画を一緒に立てる、お店の予約を分担する。小さな段取りを一緒にやったとき、結婚後の生活がふっと見えます。
あなたにできること:「全部やってあげる」でも「全部やってもらう」でもなく、「私はこっちを調べますね」と分け合うこと。
⑧店員さんや周りの人にやさしい
何が起きているか:自分に向けられるやさしさは、好意からかもしれません。でも、店員さんや知らない人へのふるまいは、その人の本当の人柄として受け取られます。
婚活の場面:注文のときの言葉づかい、料理が遅れたときの反応、席を譲る場面などです。
あなたにできること:特別なことはいりません。「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」を、目を見て言う。それだけで、男性は驚くほどよく見ています。
⑨弱みを見せても、引かれなかった
何が起きているか:男性は、弱さを見せることにためらいがあります。だからこそ、失敗や不安を話したときに受け止めてもらえた経験は、強い決め手になります。
婚活の場面:仕事の失敗談、家族のこと、過去の恋愛でうまくいかなかったこと。少し重い話を彼がしてくれたときです。
あなたにできること:正論で返さず、「話してくれてうれしいです」と受け止める。そして、あなたの小さな弱みも少しだけ話してみる。打ち明け合うことで、ふたりの距離は縮まります。
⑩意見が違っても、話し合える
何が起きているか:結婚すれば、意見が違う場面は必ず来ます。男性は、けんかをしない相手より、違いを話し合える相手に安心します。
婚活の場面:住む場所や働き方の話で考えが違ったとき、あなたが黙りこむのでも押しきるのでもなく、「私はこう思うけど、〇〇さんは?」と聞けたときです。
あなたにできること:違いが見つかったら、「教えてくれてよかったです」とまず受け止めること。違いを隠すより、見つけて話せるほうが、ずっと信頼されます。
⑪自分の大切な人たちと、自然になじむ
何が起きているか:男性は、自分の家族や友人とあなたが話している姿を見て、結婚後の生活を具体的に想像します。
婚活の場面:真剣交際に入って、親への紹介やあいさつの話が出てくるころです。
あなたにできること:完璧にふるまう必要はありません。彼の家族の話を楽しそうに聞くこと、彼が大切にしている人を大切に思う気持ちを見せることで十分です。
⑫「ほかの人と比べる気がなくなった」
何が起きているか:関係への気持ちの強さ(コミットメント)を説明する有名な理論では、関係への満足が高いほど、ほかの選択肢が魅力的に見えないほど、そしてその関係に注いできた時間や思い出が大きいほど、関係を続けたい気持ちが強くなるとされます(Rusbult, 1980)。
婚活の場面:仮交際では、ほかの方と並行するのがふつうです。そんな中で男性が「もう、ほかの人と会わなくていい」と思えたとき、それが真剣交際や結婚への決め手になります。
あなたにできること:ほかの男性の存在をちらつかせて焦らせるのは逆効果です。比べる気をなくさせるのは、焦りではなく、あなたと過ごす時間の満足度のほうです。
男性が「結婚したい」と思う瞬間は?
男性が結婚したいと思うのは、特別なイベントの日より、何気ない日常の中で「この人がいる毎日」を想像できた瞬間です。
成婚した男性の話でよく出てくる場面を、いくつか挙げてみますね。
・体調を崩したとき、さりげなく気づかってもらえた
「大丈夫ですか?今日は早めに帰りましょう」のひと言に、家族の姿を重ねる男性は多いものです。
・仕事で落ち込んでいたとき、何も言わずに話を聞いてもらえた
励ましより、聞いてもらえたことのほうが記憶に残ります。
・予定外のトラブルを、一緒に笑って乗りこえた
電車が止まった、お店が閉まっていた。そんなとき笑える相手となら、人生のトラブルも乗りこえられると感じます。
・将来の話が、自然にできた
「このあたり、住みやすそうですね」のような何気ない会話で、未来の生活が急に具体的になる瞬間があります。
・デートの帰り道、ひとりになったとき
楽しかった日ほど、別れたあとの静けさに「毎日一緒にいられたら」と思う男性は多いものです。
・友人に紹介したとき、「いい人だね」と言われた
自分の選択を、信頼する人に認めてもらえたとき、気持ちが固まることがあります。
男性は、どうやって「この人」と決めるの?
男性は、気持ちが決まるまでは慎重でも、決まると早く動きます。
恋愛の研究では、多くの人が「先に好きだと言うのは女性」と思っているのに、実際には男性のほうが先に気持ちを打ち明けることが多かったと報告されています(Ackerman et al., 2011)。大学生を対象にした別の研究でも、実際には男性のほうが早く恋に落ち、早く気持ちを伝えていました(Harrison & Shortall, 2011)。
ですから、男性がなかなか決めないときは、「決めるのが遅い人」なのではなく、まだ何かを確かめている途中なのかもしれません。
現場で見てきた中では、男性が迷う理由はだいたい次の3つです。
・結婚後の生活が、まだ具体的に想像できていない
住まいや働き方の話が進んでいないと、気持ちがあっても踏み出せません。
・自分が相手を幸せにできるか、自信がない
収入や仕事への不安を、ひとりで抱えていることがあります。
・ほかの選択肢が、まだ気になっている
仮交際の並行中は、比べる気持ちが残っていることもあります。
どれも、あなたを責める理由ではありません。
前のふたつは話し合いで小さくできますし、最後のひとつは、無理に動かそうとするより、カウンセラーを通して彼の状況を確かめるほうが確実です。
婚活では、決め手はいつ、どう生まれる?
結婚相談所の婚活では、決め手はおよそ3〜4か月の交際の中で生まれます。
IBJの案内では、仮交際が1か月から1か月半、真剣交際が1か月半から2か月、お見合いから3か月ほどでプロポーズというのが目安です。IBJの2025年成婚白書でも、成婚者の交際日数は約4か月(124〜125日)でした。
さらに成婚白書では、交際が120日を過ぎたあたりから、成婚に進む勢いがだんだん落ちていく傾向も報告されています。
決め手は、待っていれば自然に降ってくるものではありません。暮らしの話を重ねる中で、ふたりで育てるものです。
真剣交際に入ったら、住まい、働き方、お金、家族との距離などを、デートのたびにひとつずつ話してみてください。
「私はこう考えているけど、〇〇さんは?」と聞き合う時間そのものが、決め手⑩の「話し合える」を彼に体験してもらう時間になります。
決め手を遠ざけてしまう行動は?
いちばん遠ざけてしまうのは、「彼の隣の自分」を息苦しくする関わり方です。
好きだからこそやってしまいがちなので、先に知っておいてくださいね。
・尽くしすぎる
手料理、プレゼント、毎日の気づかい。やりすぎると、彼は「返さなきゃ」という負担を感じ、隣にいる自分が窮屈になります。
・結婚をせかす、期限を突きつける
「いつ決めてくれるの?」は、彼の迷いを話せなくしてしまいます。迷いの中身を聞くほうが、ずっと早く進みます。
・気持ちを試す
わざと連絡を遅らせる、ほかの男性の話をする。試されていると感じた男性は、安心より疲れを覚えます。
・条件を値踏みする質問を重ねる
年収や勤務先を何度も確かめられると、「自分ではなく条件を見られている」と感じます。
・自分を消して、合わせすぎる
どこに行きたいか聞かれても「どこでもいいです」、意見を聞かれても「〇〇さんに合わせます」。これでは、彼はあなたと暮らす毎日を想像できません。
決め手に近づいているか、確かめるチェックリストは?
次の8つのうち、いくつ当てはまるか確かめてみてください。多いほど、彼は「隣の自分」を気に入り始めています。
□ 彼が、あなたの前で素の話し方をするようになった
□ 彼が、仕事の悩みや失敗を話してくれたことがある
□ 彼の話の「続き」を、あなたが聞いたことがある
□ 小さなことにも、理由つきでお礼を伝えている
□ 予定外のトラブルを、一緒に笑えたことがある
□ 意見が違ったとき、話し合えたことがある
□ 住まいや働き方など、将来の話を一度はした
□ 彼から「次はここに行きたい」と提案してくることがある
男性に「この人」と選ばれる女性は、何が違う?
選ばれる女性は、選ばれようとしていない女性です。
ここに出るのは、テクニックの差ではなく器の差です。
選ばれたい気持ちが強いと、人は相手の顔色を見て、自分を消し、尽くし、試してしまいます。どれも根っこにあるのは「この人を失いたくない」という自然な気持ちです。
でもそのとき、彼の隣にいるのは、緊張したあなたと、気をつかわれて少し窮屈な彼です。
持てる人は、先に与える側に立ちます。
彼の話の続きを聞く。彼の仕事を大切にする。小さなことに理由つきでお礼を言う。そして、自分の機嫌は自分でとり、自分の人生もちゃんと楽しんでいる。
そういう人の隣では、男性は自分のいちばんいい顔でいられます。その顔を好きになったとき、男性は「この人と結婚したい」と決めるんです。
「彼の気持ちが見えない」「何が足りないのかわからない」。そんなときは、彼の側の様子を知る手立てがある場所で婚活するのもひとつの方法です。
エースブライダルでは、交際中のお相手の状況も相手側のカウンセラーを通して確かめながら、決め手が育つ関わり方を一緒に考えています。まずは無料相談で、今の状況をお話ししてみてくださいね。
まとめ:男性は「隣の自分」で結婚を決める
男性の結婚の決め手でいちばん大きいのは人柄です。
ただ、男性が口で言う条件と、実際に心が動く相手は一致しません。決め手は条件表ではなく、会ってからのふたりのやり取りの中で生まれます。
無理をしなくていい。話を聞いてもらえる。仕事や生き方を理解してもらえる。違いを話し合える。
そんな時間の中で、男性は「この人の隣にいる自分」を好きになり、結婚を決めます。
婚活では、交際約4か月がその山場です。暮らしの話を重ねながら、決め手をふたりで育てていきましょう。
よくある質問
Q.男性の結婚の決め手で、いちばん多いのは何ですか?
A.人柄です。国の第16回出生動向基本調査でも、結婚相手に求める条件として男女とも最も重視されていたのは人柄でした。男性自身の言葉では「一緒にいて楽」「無理をしなくていい」と表現されることが多いです。
Q.男性は見た目で結婚を決めるのではないですか?
A.見た目は出会いのきっかけにはなりますが、決め手になるとは限りません。研究では、事前に「見た目を重視する」と答えていた男性でも、実際に会った相手に惹かれるかどうかは、その答えからほとんど予測できませんでした。会ってからのやり取りのほうが、ずっと大きく影響します。
Q.尽くせば、結婚を決めてもらえますか?
A.尽くしすぎると、かえって遠ざかることがあります。男性は「返さなきゃ」という負担を感じ、隣にいる自分が窮屈になるからです。尽くす量より、話を聞く、理由つきで感謝する、といった関わり方のほうが決め手になります。
Q.彼がなかなか結婚を決めてくれません。脈なしですか?
A.脈なしとは限りません。結婚後の生活が具体的に想像できていない、自分が相手を幸せにできるか不安、など、まだ何かを確かめている途中のことが多いものです。せかすより、迷いの中身を聞くほうが早く進みます。結婚相談所なら、カウンセラーを通して彼の状況を確かめることもできます。
Q.婚活では、どれくらいの期間で決め手が出るものですか?
A.IBJの目安では、お見合いから3か月ほどでプロポーズ、2025年の成婚白書では成婚者の交際日数は約4か月でした。真剣交際に入ったら、住まいや働き方などの話を早めに始めると、決め手がはっきりしやすくなります。
Q.男性が「結婚したい」と思うのは、どんな瞬間ですか?
A.特別なイベントより、日常の中で「この人がいる毎日」を想像できた瞬間です。体調を気づかってもらえたとき、落ち込んでいるときに話を聞いてもらえたとき、トラブルを一緒に笑って乗りこえたときなどがよく挙がります。
Q.自分から結婚の話を出すと、重いと思われますか?
A.結婚相談所での婚活なら、結婚の話はお互いの前提なので、重いと思われる心配はほとんどありません。「いつ結婚するの?」と答えを迫るのではなく、「どのあたりに住みたいですか?」のように、暮らしの話として出すと自然に続きます。
参考にした研究・資料
・国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」2021年実施 https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp
・Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). Sex differences in mate preferences revisited: Do people know what they initially desire in a romantic partner? Journal of Personality and Social Psychology, 94(2), 245-264.
・Joel, S., Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2017). Is romantic desire predictable? Machine learning applied to initial romantic attraction. Psychological Science, 28(10), 1478-1489.
・Huang, K., Yeomans, M., Brooks, A. W., Minson, J., & Gino, F. (2017). It doesn't hurt to ask: Question-asking increases liking. Journal of Personality and Social Psychology, 113(3), 430-452.
・Rusbult, C. E. (1980). Commitment and satisfaction in romantic associations: A test of the investment model. Journal of Experimental Social Psychology, 16(2), 172-186.
・Ackerman, J. M., Griskevicius, V., & Li, N. P. (2011). Let's get serious: Communicating commitment in romantic relationships. Journal of Personality and Social Psychology, 100(6), 1079-1094.
・Harrison, M. A., & Shortall, J. C. (2011). Women and men in love: Who really feels it and says it first? The Journal of Social Psychology, 151(6), 727-736.
・IBJ「2025年 IBJ 成婚白書」https://www.ibjapan.jp/information/2026/04/%EF%BC%91-10.html
・IBJ 婚活未来ラボ「データが示す『決断のタイムリミット』」https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/511/
・IBJ「結婚相談所の結婚までの期間と早く成婚するポイント」https://www.ibjapan.com/marriage/p_3737/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
「いつも最後に選ばれない」と感じているなら、一度プロと一緒に、関わり方を見直してみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。