「たった1ヶ月で真剣交際?気もちが追い付かない…」
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「お見合いから1ヶ月しか経っていないのに、真剣交際を申し込まれました。
嬉しい気持ちはあるんです。
でも、正直……まだそこまで好きじゃないんです。
このまま真剣交際に進んで大丈夫なんでしょうか?」
今回は、結婚相談所で婚活をしている女性から、実際によくいただくご相談についてお話しします。
こんにちは。
ゆりあい結婚相談所の大沢さくらです。
IBJ AWARD受賞カウンセラーとして、これまでたくさんの婚活男女のご相談に乗ってきました。
今回のテーマは、
「お見合いから1ヶ月で真剣交際を申し込まれました。
早すぎて気持ちが追い付かないです。」
です。
特に女性会員さんから、
「相手のことは嫌いじゃないです。」
「むしろ良い人だと思っています。」
「でも、まだ好きという気持ちにはなっていません。」
「こんな状態で真剣交際に進んでいいんでしょうか?」
というご相談をいただくことがあります。
でも、私はこういうときに、
「まだ好きじゃないならやめましょう。」
とは、すぐには言いません。
むしろ、
「今の段階で、そこまで好きじゃないこと自体は、全然おかしくないですよ。」
とお伝えすることがあります。
なぜなら、結婚相談所での婚活では、男性と女性で気持ちが温まっていくスピードに違いが出ることが、決して珍しくないからです。
今日は、実際に成婚退会された女性会員さんの事例を交えながら、
なぜ男性は早く気持ちが高まりやすいのか。
なぜ女性は「良い人」から「好きかもしれない」に変わるまでに時間がかかることがあるのか。
そして、
「早すぎる」と感じたときに、女性はどう判断すればいいのか。
ここを詳しくお話ししていきます。
まず最初にお伝えしたいのは、
「真剣交際に進む時点で、女性側も男性と同じくらい好きでなければいけない」
というわけではない、ということです。
もちろん、まったく気持ちがないのに、条件が良いからという理由だけで真剣交際に進むのはおすすめしません。
でも、
「一緒にいて嫌じゃない。」
「話していて安心する。」
「誠実な人だと思う。」
「結婚相手として考えられそう。」
「もう少しこの人のことを知りたい。」
こういう気持ちがあるのであれば、まだ「大好き」ではなくても、真剣交際の中で気持ちを育てていくという考え方はできます。
ここで、実際に成婚退会された女性会員さんのお話をします。
もちろん個人が特定されないように、一部内容を変えてお話しします。
この女性は30代の女性会員さんでした。
婚活を始めた当初は、
「私は恋愛感情がちゃんと湧く人と結婚したいです。」
と話していました。
条件だけで相手を決めたくない。
一緒にいてドキドキするような人と結婚したい。
そんな思いが強い女性でした。
そして、活動を始めてしばらくして、ある男性とお見合いをしました。
男性はとても誠実で、仕事も安定していました。
話を聞く姿勢もあり、女性のことを否定するようなこともありません。
デートをしていても、
「今日も楽しかったです。」
と連絡をくれる。
予定を決めるときも、
「次はどこに行きたいですか?」
と女性の希望を聞いてくれる。
とにかく、安心できる男性でした。
ただ、女性には一つ引っかかっていることがありました。
「すごく良い人なんです。
でも、まだ好きじゃないんです。」
私は何度もこの言葉を聞きました。
そして、ある日、男性から真剣交際の申し込みをしたいというお話がありました。
女性はとても悩みました。
「まだお見合いから1ヶ月くらいですよね?」
「こんなに早く決めていいんですか?」
「もっと他の人を見た方がいいんでしょうか?」
「この人を断ったら、もっと好きになれる人が現れるんでしょうか?」
そうやって、かなり悩んでいました。
ここで、女性の気持ちを少し分解して考えてみてください。
女性は、
「この男性が嫌だから悩んでいる」
わけではありませんでした。
むしろ逆です。
良い人だからこそ悩んでいたんです。
もし嫌だったら、こんなに悩みません。
「この人とは違うな。」
で終わります。
でも、
「良い人だし、結婚相手としてはすごく安心できる。」
だからこそ、
「でも、私の気持ちはまだそこまで……。」
となるんです。
ここが、婚活女性にとって非常に大事なポイントです。
「好き」という感情だけで判断しようとすると、良いご縁を逃してしまうことがあります。
恋愛では、
「好きだから付き合う。」
という順番になることが多いですよね。
でも結婚相談所では、
「結婚相手として良さそう。」
「もっと知ってみたい。」
「一緒にいると安心する。」
「大切にしてくれる。」
というところから始まって、
そこから少しずつ、
「この人のこと、好きになってきたかもしれない。」
に変わっていくことがあります。
実際に、この女性も最初から男性に強い恋愛感情があったわけではありません。
でも、男性が自分のことを大切にしてくれていること。
話をちゃんと聞いてくれること。
嫌なことがあったときも感情的にならず話し合えること。
そして、自分のことを急かさず待ってくれること。
こういう小さな積み重ねによって、少しずつ男性への安心感が強くなっていきました。
そしてあるとき、女性からこんな言葉が出ました。
「最初は、良い人だけど好きになれるか分からないと思っていました。
でも最近、会うのが楽しみになってきました。」
これが、とても大切なんです。
「好きです!」
と最初から100点の気持ちになる必要はありません。
「会いたい。」
「話したい。」
「この人のことをもっと知りたい。」
そういう気持ちが少しずつ出てきているのであれば、気持ちはちゃんと動いている可能性があります。
では、なぜ男性と女性で、気持ちが高まるスピードに違いが出るのでしょうか。
もちろん、これは男女全員に当てはまるものではありません。
性格や恋愛経験、年齢、過去の恋愛、結婚への焦りなどによっても大きく変わります。
ただ、私が婚活をサポートしている中では、
男性は「この女性と結婚したい」と思うまでが比較的早く、
女性は「この男性と結婚しても大丈夫そう」と確認しながら、少しずつ気持ちが追いついてくる、
というケースをよく見ます。
男性は、
「話しやすい。」
「可愛い。」
「優しい。」
「一緒にいて楽しい。」
「自分のことを受け入れてくれる。」
こうしたポイントから、一気に気持ちが高まることがあります。
一方で女性は、
「この人は怒ったときどうなるんだろう。」
「私の話をちゃんと聞いてくれるかな。」
「結婚したら家事はどうするんだろう。」
「仕事やお金についてどう考えているんだろう。」
「子どもができたらどうなるんだろう。」
「私のことを大切にしてくれる人なのかな。」
といったことを、デートの中で少しずつ確認していることがあります。
つまり、
男性は「好きになったから、もっと進みたい。」
女性は「この人なら大丈夫そう、という安心が積み重なって、好きになっていく。」
という違いが出ることがあるんです。
もちろん、すべての男女がそうではありません。
男性でも慎重な方はいますし、女性でも一目惚れのように一気に気持ちが高まる方もいます。
ですから、
「男性はこう。」
「女性はこう。」
と決めつける必要はありません。
ただ、
「自分はまだ大好きじゃないから、この交際は違うのかもしれない。」
と早く結論を出しすぎないことは、婚活女性にとって非常に大切です。
では、実際に真剣交際を申し込まれたとき、女性は何を基準に考えればいいのでしょうか。
私は、3つの質問を自分にしてみてくださいとお伝えしています。
1つ目。
「この人と、もう少し一緒に過ごしてみたいですか?」
ここがYESなら、まだ判断を急がなくてもいいと思います。
大好きではなくても、
「もう少し知りたい。」
という気持ちがあるなら、可能性があります。
2つ目。
「この人に対して、不安より安心の方が増えていますか?」
婚活では、ドキドキより安心感が大切になることがあります。
もちろん最低限の恋愛感情は必要です。
でも、
「この人といると落ち着く。」
「無理をしなくていい。」
「自分らしくいられる。」
という感覚は、結婚生活では大きな意味を持ちます。
3つ目。
「この人と結婚したら、どんな生活になりそうか想像できますか?」
ここが非常に重要です。
デートが楽しいだけではなく、
一緒に買い物をする。
一緒にご飯を食べる。
疲れて帰ってきたときに一緒に過ごす。
意見が違ったときに話し合う。
体調を崩したときに支え合う。
そんな日常生活を想像したとき、
「この人なら一緒にやっていけそう。」
と思えるかどうかです。
逆に、
「条件はいいけど、生理的にどうしても無理。」
「会うのが苦痛。」
「連絡が来ると嫌な気持ちになる。」
「触れられることを想像すると嫌。」
「自分を大切にしてくれていると感じない。」
という状態なら、
「まだ好きじゃないだけなのかな。」
と無理に前向きになる必要はありません。
そこは、カウンセラーにしっかり相談してほしいところです。
先ほどの女性会員さんは、その後どうなったのか。
真剣交際に進みました。
そして、真剣交際に入った後、
「今までよりも相手のことを知ろう。」
と意識するようになりました。
結婚後の生活。
仕事。
お金。
住む場所。
家族との関係。
子どもについて。
家事の分担。
そういった話も少しずつしていきました。
そして、話せば話すほど、
「この人とならちゃんと話し合えそう。」
という安心感が強くなっていきました。
そして最終的には、その男性と成婚退会されました。
私はこの女性の婚活を見ていて、
「最初から100点の恋愛感情がなくてもいいんだな。」
と改めて感じました。
大切なのは、
「最初から好きだったか。」
ではありません。
「一緒に過ごす中で、気持ちが育っているか。」
なんです。
そして、ここからは男性にもお伝えしたいことがあります。
もしあなたが、
「自分は彼女のことが好きです。」
「だから、早く真剣交際に進みたいです。」
と思っているなら、それ自体は素晴らしいことです。
ただし、
「僕はこんなに好きなのに、なんで彼女はまだ好きになってくれないんだろう。」
と焦らないでください。
女性の気持ちが追いつくまでには、時間が必要な場合があります。
男性が、
「もう結婚したい。」
と思っているときに、女性は、
「結婚相手として大丈夫か、もう少し確認したい。」
と思っていることがあります。
これは、
「脈がない。」
という意味ではありません。
むしろ、
「ちゃんと考えている。」
ということかもしれません。
だから男性は、
「好きになってください。」
と迫るのではなく、
「この人といると安心できる。」
と思ってもらえる男性になってください。
約束を守る。
連絡を一方的に押し付けない。
女性の話を聞く。
意見が違っても否定しない。
店員さんなど第三者への態度も丁寧にする。
将来の話から逃げない。
そして、
「急がなくて大丈夫ですよ。」
という余裕を持つ。
こういう積み重ねが、女性の気持ちを少しずつ動かします。
一方、女性側にもお伝えしたいことがあります。
「まだ大好きじゃない。」
という理由だけで、すぐにお断りしないでください。
もちろん、違和感があるなら無理をする必要はありません。
でも、
「良い人だけど、まだ分からない。」
「好きになれるか分からない。」
という段階なら、
「分からないから、もう少し見てみる。」
という選択肢もあります。
婚活では、
「この人だ!」
と最初から分かる相手ばかりではありません。
むしろ、
「最初は何とも思っていなかったけど、会うたびに良くなっていった。」
という成婚者さんもたくさんいます。
そして、最後に一つだけ。
真剣交際は、
「結婚を決める瞬間」
ではありません。
「この人一人と向き合って、結婚できる相手なのかを、より深く確認していく期間」
と考えてください。
だから、
「真剣交際を申し込まれた。
でも、まだ大好きじゃない。」
それだけで焦る必要はありません。
ただし、
「良い人だから。」
「断るのがもったいないから。」
「年齢的にもう次がないかもしれないから。」
という理由だけで進むのも違います。
自分の中に、
「もう少しこの人を知りたい。」
「この人となら、気持ちが育つかもしれない。」
「一緒にいると安心する。」
という気持ちがあるのか。
そこを大切にしてください。
今回の話を聞いて、
「じゃあ私はどうしたらいいんだろう?」
と思った方は、明日からこの3つを意識してみてください。
1つ目は、
「好きかどうか」だけで判断しないこと。
なぜなら、婚活では恋愛感情より先に、安心感や信頼感が育つことがあるからです。
「好き?」ではなく、
「一緒にいて安心する?」
「もっと会いたい?」
「もっと知りたい?」
と自分に聞いてみてください。
2つ目は、
「相手の気持ち」ではなく「自分の気持ち」を確認すること。
なぜなら、
「こんなに好いてくれているから応えなきゃ。」
という気持ちだけで進むと、後から苦しくなることがあるからです。
男性が好きだから進むのではなく、
「私も、この人と向き合ってみたい。」
と思えるかを大切にしてください。
3つ目は、
「真剣交際に進んでから、気持ちが育つこともある」と知っておくこと。
なぜなら、仮交際中はまだ遠慮していることも多く、1人に絞ってから初めて見えてくる相手の魅力もあるからです。
もちろん、真剣交際に進んだからといって、必ず成婚しなければいけないわけではありません。
「この人と向き合ってみよう。」
という一歩として考えてみてください。
婚活をしていると、
「もっと好きになれる人がいるんじゃないか。」
「この人で決めてしまっていいのかな。」
「まだドキドキしないけど大丈夫かな。」
と、どうしても迷います。
でも、結婚相手を探すときに大切なのは、
「一番ドキドキする人を探すこと」
だけではありません。
「一緒にいると安心できる人。」
「話し合える人。」
「自分を大切にしてくれる人。」
「自分も相手を大切にしたいと思える人。」
そんな人と出会ったとき、
最初は小さかった気持ちが、時間とともに大きくなることがあります。
実際に、今回お話しした女性会員さんも、
「最初は好きかどうか分からなかった。」
とおっしゃっていました。
でも、成婚退会するときには、
「最初からこの人しかいないと思っていたわけではありません。
でも、会うたびに、この人といるのが自然になっていきました。」
と話されていました。
私は、この言葉が婚活の本質の一つだと思っています。
結婚相手は、
「一瞬で運命を感じる人」
だけではありません。
「一緒に過ごす中で、だんだん大切な人になっていく人」
もいます。
だから、
「お見合いから1ヶ月で真剣交際を申し込まれた。」
「でも、まだ気持ちが追いついていない。」
そんな女性へ。
焦らなくて大丈夫です。
ただし、怖いからという理由だけで、まだ始まっていない可能性を終わらせないでください。
そして男性へ。
あなたの気持ちが先に大きくなっても、焦らなくて大丈夫です。
女性の気持ちが育つためには、
「この人なら大丈夫。」
と思える安心感が必要なことがあります。
二人の気持ちが同じ日に100%になる必要はありません。
大切なのは、
二人の気持ちが同じ方向を向いていること。
そして、
「この人と一緒に、もう少し先まで進んでみたい。」
と思えることです。
結婚はゴールではなく、人生の新たなスタートです。
だからこそ、
「今どれくらい好きか。」
だけではなく、
「これから一緒に好きになっていける相手なのか。」
という視点も、ぜひ持ってみてください。
もし今、
「真剣交際を申し込まれたけど、どうしたらいいか分からない。」
「相手のことは嫌じゃないけど、好きと言い切れない。」
「このまま進んでいいのか不安。」
という方がいらっしゃったら、一人で答えを出さなくても大丈夫です。
カウンセラーに、
「私はこの人のことをどう思っているんでしょうか。」
というところから、一緒に整理してもらってください。
自分では見えていなかった気持ちが、誰かに話すことで見えてくることもあります。
あなたの婚活が、
「早く決めなきゃ。」
ではなく、
「この人となら、一緒に人生を作っていけそう。」
と思えるお相手とのご縁につながることを願っています。
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<著者プロフィール>
大沢さくら
ゆりあい結婚相談所
IBJ AWARD受賞カウンセラー
・26歳で結婚相談所へ入会
・3ヶ月で100名とお見合い
・活動6ヶ月で成婚退会
・結婚・出産・育児を経験し、現在は3児の母
・数百名以上の恋愛・婚活相談をサポート
「結婚すること」がゴールではなく、その先の幸せな結婚生活まで見据えたサポートを大切にしています。
一人ひとりに合った婚活戦略で、最短で理想のパートナーと出会えるよう全力で伴走します。