「性欲のない女性と結婚できる?」
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「結婚したいと思える女性に出会ったけれど、性欲があまりないと言われた。」
「自分は夫婦生活も大切にしたいけれど、結婚したらどうなるんだろう。」
「好きな女性だからこそ、性生活が原因で結婚後に関係が悪くならないか不安です。」
婚活をしている男性から、このようなご相談を受けることがあります。
結婚相手を探すうえで、性格や価値観、年齢、仕事、子どもについての考え方などを確認するのはもちろん大切です。
その中でも、意外と話しづらく、後回しにされやすいのが「性」に関する価値観です。
特に「性欲がない女性」と聞くと、
「結婚しても性生活がないのでは?」
「自分が求めたら嫌がられるのでは?」
「子どもが欲しい場合はどうするの?」
「一生我慢することになるのでは?」
と、不安になる男性もいるでしょう。
ですが、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。
「性欲がない」という一言だけでは、その女性が結婚後にどのような夫婦生活を望んでいるのかまでは分かりません。
性欲が弱いことと、パートナーとのスキンシップを嫌うことは、必ずしも同じではありません。
また、性欲の強さは年齢や体調、仕事の忙しさ、ストレス、ホルモンバランス、妊娠や出産など、人生のさまざまなタイミングによって変化することもあります。
だからこそ、「性欲がない女性とは結婚できない」と最初から結論を出すのではなく、「自分たちはどんな夫婦関係を築きたいのか」を考えることが大切です。
IBJ受賞カウンセラーとして、婚活現場で男性会員様から実際にご相談いただくポイントをもとに、詳しくお伝えします。
この記事を読むと何が分かる?
・「性欲がない女性」と「性生活を望まない女性」は同じではないことが分かります。
・結婚前に確認しておきたい性の価値観が分かります。
・性生活だけでなく、スキンシップや愛情表現について考える方法が分かります。
・子どもを望む場合に、どこまで確認しておけばいいのか分かります。
・女性にプレッシャーを与えずに聞く方法が分かります。
・性の価値観が違う相手との結婚を考えるときの判断基準が分かります。
・「好きだけど不安」という男性が、婚活で後悔しないために考えておきたいことが分かります。
【まず知っておきたい。「性欲がない」の意味は人によって違う】
「私、性欲がないんです。」
女性からそう言われたとき、男性はつい、
「この人は性生活をしたくない人なんだ」
と受け取ってしまうかもしれません。
しかし、実際には意味がいくつか考えられます。
例えば、
「一人ですることに興味がない」
「恋愛しても性欲があまり強くならない」
「性行為そのものが苦手」
「性行為よりもハグや手をつなぐことが好き」
「好きな人とならスキンシップはしたい」
「今まで恋愛経験が少なく、性欲についてよく分からない」
「仕事が忙しく、今はそういうことを考える余裕がない」
などです。
つまり、「性欲がない」という言葉だけでは、結婚後の性生活を判断することはできません。
ここを一緒にしてしまうと、せっかく相性の良い女性とのご縁を、自分から手放してしまう可能性があります。
IBJの調査でも、結婚相手に求めるものとして「人柄・性格」「価値観が合うこと」が高く挙げられています。
結婚生活では、一つの条件だけで判断するのではなく、二人の価値観全体を見ていくことが大切です。
【「性欲が弱い」と「夫婦生活を拒否する」は違います】
ここは男性にぜひ覚えておいてほしいところです。
性欲が強くない女性でも、
「好きな人とは触れ合いたい」
「夫婦ならスキンシップは大切にしたい」
「相手が望むなら、お互いに無理のない範囲で考えたい」
という人もいます。
一方で、
「性行為自体をしたくない」
「結婚後も性生活はなくていい」
「触れられること自体が苦手」
という人もいます。
この二つでは、結婚後の生活が大きく変わります。
だからこそ、確認したいのは「性欲の強さ」だけではありません。
「スキンシップは好きなのか。」
「夫婦の愛情表現として何を大切にしたいのか。」
「性生活についてどのように考えているのか。」
「結婚後もお互いに話し合っていけそうなのか。」
ここまで見ていく必要があります。
そして、これは女性だけに確認することではありません。
男性側も、
「自分はどのくらい性生活を大切にしているのか。」
「性生活がなくても夫婦関係を維持できるのか。」
「手をつなぐ、ハグをする、寄り添って寝るなどのスキンシップでも満たされるのか。」
を考えておく必要があります。
【男性が一番やってはいけないこと】
女性から「性欲があまりない」と聞いたとき、
「結婚したら変わるんじゃない?」
「好きになったら性欲も出るよ」
「夫婦になったら普通はするものじゃない?」
と説得することはおすすめしません。
なぜなら、女性からすると、
「自分の気持ちを否定された」
「結婚したら自分の意思に関係なく求められるのでは?」
と感じる可能性があるからです。
性に関することは、とてもプライベートな領域です。
だからこそ、正解を押しつけるのではなく、お互いの希望を確認する姿勢が重要です。
例えば、
「性生活について少し気になっていることがあるんだけど、無理のない範囲で聞いてもいい?」
と前置きしてから、
「結婚したら、夫婦のスキンシップってどんなふうに考えていますか?」
と聞いてみる。
これなら、「性行為をするか、しないか」という二択に持っていかず、価値観の話として話し合うことができます。
【子どもを望む男性は、ここを曖昧にしない】
もう一つ重要なのが、「子どもを望んでいる場合」です。
例えば男性が、
「できれば子どもが2人欲しい」
と考えている。
一方、女性は、
「性行為に対してかなり抵抗がある」
という場合。
ここを「好きになれば何とかなるだろう」と曖昧にしてしまうのは危険です。
もちろん、妊娠には性行為以外の選択肢もあります。
しかし、婚活で大切なのは「どうやって妊娠するか」という方法論だけではありません。
二人が子どもを望んでいるのか。
子どもを持つことについて、どの程度強く希望しているのか。
夫婦としてどこまで話し合えるのか。
この部分が合っていることが重要です。
もし男性側が「子どもが欲しい」という希望を非常に強く持っているのであれば、女性側の気持ちを尊重しながらも、結婚前に曖昧なままにしてはいけません。
結婚相談所では、こうしたデリケートなテーマもカウンセラーを介して整理することができます。
実際、IBJでも成婚までの過程では価値観の違いやスキンシップなど、本人同士だけでは話しづらいテーマに対してカウンセラーがサポートする重要性が示されています。
【「性欲がない女性」と結婚するか迷った男性のケース】
実際に、似たようなことで悩んでいた30代男性会員様がいました。
その男性は、結婚願望が強く、
「結婚したら子どもも欲しい」
「夫婦になったら性生活も大切にしたい」
という考えを持っていました。
ある女性と仮交際に進み、何度かデートを重ねるうちに、
「この女性といると、とても安心する」
と感じるようになりました。
会話のテンポも合う。
金銭感覚も近い。
家族についての考え方も似ている。
仕事に対する価値観も近い。
男性からすると、かなり理想に近い女性でした。
ところが、交際を深める中で女性から、
「私はあまり性欲がないんです」
と打ち明けられました。
男性は一気に不安になりました。
「この人と結婚したら、自分はずっと我慢することになるのかな。」
「子どもが欲しいのに大丈夫なのかな。」
「今は好きだけど、結婚してから不満が爆発したらどうしよう。」
それまで、
「こんなに価値観が合う女性はなかなかいない」
と思っていたのに、一気に結婚を迷い始めたのです。
そして私に、
「先生ならどうしますか?」
と相談してきました。
私は、
「その女性と結婚するべき、しないべきという答えを私が決めることはできません。」
とお伝えしました。
そのうえで、
「ただ、『性欲がない』という言葉だけで、結婚後の夫婦生活まで決めつけるのは早いと思います。」
とお話しました。
そして、まず男性自身に、
「性生活がないと絶対に結婚できないのか。」
「ハグや手をつなぐなどのスキンシップがあれば満たされるのか。」
「性生活の頻度について、どの程度を希望しているのか。」
「子どもについて、どの程度強く希望しているのか。」
を整理してもらいました。
すると男性自身も、
「実は、性生活そのものが毎回ないと嫌というより、妻から愛されていると感じられることが大事なのかもしれません。」
と気づいたのです。
そこで女性にも、
「僕は夫婦になったら、スキンシップや愛情表現は大切にしたいと思っています。
○○さんは、結婚したら夫婦のスキンシップについてどう考えていますか?」
と聞いてもらいました。
女性から返ってきたのは、
「性欲は強くないけれど、好きな人と手をつないだり、ハグしたりするのは好きです。」
という答えでした。
さらに、
「夫婦になったら、相手が寂しくならないように、お互いに話し合っていきたいです。」
とも言ってくれました。
男性はそこで初めて、
「性欲が強くない=愛情がない」
ではないことに気づきました。
もちろん、このお二人が結婚するまでには、その後もさまざまな価値観の確認がありました。
そして、すべてを完璧に一致させたわけではありません。
違う部分については、
「お互いに話し合えるか」
を大切にして交際を進めました。
最終的に、その男性はその女性と成婚されました。
この男性が最初から不安を感じていなかったわけではありません。
むしろ、かなり悩んでいました。
「自分には無理かもしれない」
と、一度は交際終了も考えました。
それでも、
「性欲があるか、ないか」
という一つの言葉だけで判断するのではなく、
「この女性となら、違いがあっても話し合えるのか」
という視点に変えたことで、冷静に相手を見ることができました。
【それでも「性生活は絶対に必要」という男性へ】
ここは無理をしてほしくありません。
もしあなたにとって性生活が結婚生活の中で非常に重要なのであれば、それを無理に小さくする必要はありません。
「相手を好きだから我慢しよう。」
「結婚したらきっと変わるだろう。」
という考えだけで結婚するのはおすすめしません。
なぜなら、性生活の価値観の違いは、結婚後に大きなストレスになる可能性があるからです。
逆に女性側から、
「私は性生活をほとんど望まない」
という明確な意思があり、男性側は、
「性生活がない結婚は考えられない」
というのであれば、そこは相性の問題です。
どちらが悪いわけでもありません。
大切なのは、どちらかが無理をして結婚することではなく、お互いに納得できる相手を選ぶことです。
【結婚相手として見るなら「性欲」だけで判断しない】
結婚相手を選ぶとき、
「性欲が強い女性がいい」
「性欲が弱い女性は無理」
という一つの条件だけで判断してしまうと、視野が狭くなります。
むしろ確認したいのは、
「愛情表現の方法が合うか。」
「スキンシップの価値観が合うか。」
「性生活について話し合えるか。」
「嫌なことを嫌と言える関係を作れるか。」
「相手の希望を尊重できるか。」
「自分の希望も伝えられるか。」
という部分です。
結婚生活は、何十年と続いていくものです。
その間ずっと、同じ頻度、同じ気持ちで性生活が続くとは限りません。
妊娠や出産、育児、仕事、体調、年齢などによって、夫婦の距離感が変化することもあります。
だからこそ、「今どのくらい性欲があるか」だけを見るのではなく、「変化があったときに二人で話し合えるか」を見ることが非常に大切です。
【明日からできることリスト】
1.まず自分の希望を言語化する
「性生活が欲しい」
だけではなく、
「どのくらい大切なのか」
「スキンシップでも満たされるのか」
「性生活がなくても愛情を感じられるのか」
を考えてみましょう。
なぜなら、自分自身が何を求めているのか分からなければ、お相手との違いを判断することもできないからです。
2.「性欲」ではなく「愛情表現」を聞いてみる
いきなり、
「性欲ありますか?」
と聞くのではなく、
「夫婦になったら、スキンシップって大切だと思いますか?」
と聞いてみましょう。
なぜなら、相手も答えやすく、性生活だけでは分からない価値観まで見えてくるからです。
3.「自分はこう思う」を先に伝える
「僕は夫婦になったら、手をつないだりハグしたりするのは好きだと思います。」
「僕は夫婦の性生活も大切なものだと思っています。」
このように自分の考えを先に伝えてみてください。
なぜなら、一方的に相手を質問するよりも、自分の価値観を開示したほうが、お互いに本音を話しやすくなるからです。
4.「結婚したら変わる」と期待しすぎない
「今は性欲がないけど、結婚したら変わるだろう。」
という期待だけで進めるのは避けましょう。
なぜなら、相手が変わることを前提に結婚すると、変わらなかったときに「話が違う」と感じてしまうからです。
今の相手を受け入れたうえで、将来について話し合えるかを考えましょう。
5.子どもを望むなら、曖昧にしない
子どもを強く望んでいる場合は、性の価値観についても結婚前にある程度確認しておきましょう。
なぜなら、子どもを持つことへの希望が夫婦で大きく違うと、結婚後に大きな問題になる可能性があるからです。
ただし、具体的な性生活については、相手への配慮を忘れず、必要であればカウンセラーを交えて話し合いましょう。
6.「性欲の強さ」より「話し合えるか」を見る
性生活について意見が違っていても、話し合える二人なら歩み寄れる可能性があります。
逆に、性欲の強さが似ていても、嫌なことを言えない、相手の気持ちを無視する関係では、結婚生活が苦しくなることがあります。
なぜなら、結婚生活では性生活以外にも、家事、育児、お金、仕事、親との付き合いなど、さまざまな価値観の違いが出てくるからです。
7.不安を一人で抱え込まない
「こんなことを相談していいのかな。」
と思わなくて大丈夫です。
性に関する価値観は、結婚を考えるうえで決して小さな問題ではありません。
なぜなら、結婚後の夫婦関係に関わる大切な価値観の一つだからです。
結婚相談所であれば、本人同士では話しづらい内容をカウンセラーに相談しながら、どのタイミングで、どのように確認するかを一緒に整理することができます。
【カウンセラーとして一番伝えたいこと】
私は、婚活で「条件が合う人」を探すことだけが正解だとは思っていません。
もちろん、譲れない条件はあります。
子どもを望むか。
住む場所はどうするか。
仕事を続けるのか。
お金をどう管理するのか。
性生活をどう考えるのか。
こうしたテーマは、結婚前に確認しておいたほうがいいことです。
でも、もう一つ大切なのが、
「違いがあったときに、二人で話し合える相手なのか。」
ということです。
結婚生活では、何もかもが同じ人を探すことはできません。
性格も違う。
育った環境も違う。
考え方も違う。
当然、性に関する価値観が完全に一致するとも限りません。
だからこそ、
「違うからダメ」
ではなく、
「違うけれど、この人とは話し合えそう」
と思える相手なのかを見てほしいのです。
一方で、自分にとって本当に大切な価値観を「相手を好きだから」という理由だけで我慢する必要もありません。
男性にも、女性にも、結婚生活で大切にしたいことがあります。
それをお互いに伝え合って、
「ここは違うね。」
「じゃあ、どうしたら二人が心地よく過ごせるかな。」
と考えられる関係こそ、私は結婚相手として強い関係だと思っています。
性欲の強さだけで、目の前の女性との未来を決めつけないでください。
そして、自分の希望も無理に隠さないでください。
大切なのは、どちらかが我慢して成立する結婚ではなく、お互いの気持ちを尊重しながら、一緒に夫婦の形を作っていける相手を見つけることです。
「この人となら、何かあっても話し合えそう。」
そう思える女性に出会えたなら、それは婚活において、とても大きなご縁なのかもしれません。
あなたが探しているのは、「性欲が自分と同じ女性」だけではなく、
「自分も相手も大切にしながら、夫婦として一緒に答えを探していける女性」
なのではないでしょうか。
ぜひ、目の前のお相手を一つの言葉だけで判断せず、その人とどんな結婚生活を築けそうなのかまで、じっくり見てみてください。
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<著者プロフィール>
大沢さくら
ゆりあい結婚相談所
IBJ AWARD受賞カウンセラー
・26歳で結婚相談所へ入会
・3ヶ月で100名とお見合い
・活動6ヶ月で成婚退会
・結婚・出産・育児を経験し、現在は2児の母
・夫婦で「ゆりあい結婚相談所」を運営
・数百名以上の恋愛・婚活相談をサポート
・理想の結婚生活から逆算した婚活を提案
・365日スピーディーなレスポンスを徹底
・戦略的な婚活メソッドで短期成婚をサポート
「結婚すること」がゴールではなく、その先の幸せな結婚生活まで見据えたサポートを大切にしています。
一人ひとりに合った婚活戦略で、最短で理想のパートナーと出会えるよう全力で伴走します。