「婚活は数打ちゃ当たる?」申込みを増やす前に知りたいこと
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「婚活は数打ちゃ当たる?」申込みを増やす前に知りたいこと
「なかなかお見合いが成立しない」
「申し込んでも断られてばかりで、もう疲れました」
婚活をしていると、こんな悩みを聞くことがあります。
そんなとき、私は「もう少し申込みを増やしてみましょう」とお伝えすることがあります。
でも、これは「とにかくたくさん申し込めばいい」という意味ではありません。
婚活では、ある程度の「数」が必要な場面があります。
一方で、数だけを追いかけると、今度は別の問題も出てきます。
大切なのは、申込みの数そのものではなく、「今の自分にはどれくらいの活動量が必要なのか」を考えること。
今回は、婚活における「数打ちゃ当たる」の本当の意味を考えてみます。
◆婚活では「申込みの数」が出会いの可能性を広げます
婚活では、どれだけ魅力的な人でも、申し込まなければ出会いは始まりません。
結婚相談所では、お互いに「会ってみたい」と思って初めてお見合いが成立します。
つまり、
申込み
↓
受諾
↓
お見合い
↓
交際
という流れを考えると、最初の「申込み」が少なければ、その先の出会いも少なくなります。
実際、IBJが2025年の成婚退会者と退会者のデータを比較したところ、成婚した女性の申込数の中央値は26件、成婚しなかった女性は13件でした。
また、お見合い数も成婚女性11回に対して、成婚しなかった女性は5回となっています。
もちろん、これは「申込みを増やせば必ず成婚できる」という意味ではありません。
ただ、成婚した人には、自分から出会いの可能性を広げていたという傾向があります。
「いい人が現れるまで待つ」のではなく、自分から動いてみる。
婚活では、この姿勢がとても大切です。
◆「数を増やすこと」が目的になると婚活は苦しくなります
では、たくさん申し込めば申し込むほどいいのでしょうか。
ここは、少し注意が必要です。
例えば、プロフィールをほとんど読まずに、
「写真が好みだから」
「年収が条件に入っているから」
「年齢が希望範囲だから」
という理由だけで、どんどん申し込んでしまう。
これでは、せっかく成立したお見合いでも「思っていた人と違った」という結果になりやすくなります。
プロフィールには、住んでいる場所、仕事、結婚後の生活、子どもについての考え方など、その人が大切にしている情報が書かれています。
そこを確認せずに数だけ増やしてしまうと、後から「そもそも希望が合わなかった」と気づくこともあります。
申込みは多くても、ミスマッチまで増えてしまえば、婚活そのものがしんどくなってしまいます。
◆最初は「量」を増やして自分の婚活を知ることも大切です
婚活を始めたばかりの方には、自分の中にある「理想の条件」がかなり細かくなっていることがあります。
年齢、年収、住んでいる場所、仕事、身長、趣味……。
もちろん、結婚する相手だからこそ譲れない条件があるのは自然なことです。
ただ、条件を細かく設定しすぎると、実際に会ってみれば相性が良かったかもしれない人まで、プロフィールの段階で候補から外してしまうことがあります。
だから活動初期は、少し幅を広げて申し込んでみる。
そして実際に会ってみて、
「話してみたら思ったより楽しかった」
「プロフィールより実際に会ったほうが印象が良かった」
「こういうタイプの人とも合うんだ」
という発見をしていく。
これは、婚活の大切な経験になります。
頭の中だけで「自分に合う人」を決めるより、実際の出会いを通して自分の価値観を知ることもできるからです。
◆お見合いが増えてきたら「量」から「質」へ切り替えましょう
一方で、出会いが増えてきたら、ずっと同じペースで申込みを続ける必要はありません。
お見合いや仮交際が重なって、
「誰と何を話したか分からなくなってきた」
「一人ひとりと向き合う時間が足りない」
「週末がお見合いだけで終わってしまう」
という状態になっているなら、一度立ち止まってみましょう。
新しい申込みを少し減らして、今会っている人との時間を大切にする。
ここからは「出会いを増やす」よりも「目の前の人を知る」ことが重要になってきます。
婚活では、いつまでも新しい人を探し続ける必要はありません。
出会いが増えたら、今度はその中から自分に合う人を見つけていく。
この切り替えが大切です。
◆「もっといい人がいるかも」が決断を遠ざけることがあります
申込みを続けていると、たくさんのプロフィールが目に入ります。
すると、せっかく良い人と出会っても、
「もう少し待ったら、もっと条件のいい人が出てくるかも」
と思ってしまうことがあります。
もちろん、結婚相手を慎重に選ぶことは大切です。
でも、プロフィールを見続けることと、目の前の人を知ることは別です。
条件を比較し続けていると、「次の候補」を探すことが習慣になってしまうことがあります。
婚活の目的は、たくさんの人に会うことではありません。
「この人と一緒に生活していけるか」を考えられる相手を見つけることです。
出会いの数を増やすことは、そのための手段。
手段が目的にならないようにすることも大切です。
◆仲人が見るのは「何件申し込んだか」だけではありません
Bell Door結婚では、会員さんの活動を見るときに「何件申し込んだか」だけを見ているわけではありません。
申込みが少ないなら、
「なぜ申し込めないのか」
を一緒に考えます。
条件を狭くしすぎているのかもしれません。
プロフィールを見て、無意識に相手を選びすぎているのかもしれません。
反対に、申込みが多すぎる場合は、
「今の活動量で、一人ひとりとちゃんと向き合えているかな」
と考えることもあります。
婚活は、たくさん申し込んだ人が勝つゲームではありません。
その人の状況によって、必要な「数」は変わります。
だからこそ、数字だけを追いかけるのではなく、その時々で活動の仕方を調整することが大切なんです。
◆婚活は「数打ちゃ当たる」ではなく「数を打って、ちゃんと見る」
婚活において、申込みの数は決して無駄ではありません。
出会いの母数がなければ、相性を確かめる機会も生まれないからです。
一方で、数を増やすことだけが目的になってしまうと、プロフィールを読むことも、相手と向き合うことも雑になってしまいます。
だから私は、
「数打ちゃ当たる」
というより、
「まずは出会いの数を増やして、会えた人をちゃんと見る」
くらいが、婚活ではちょうどいいと思っています。
たくさん申し込むことも大切。
でも、たくさん会ったあとに「誰と向き合うのか」を考えることも、同じくらい大切です。
婚活の進め方は、ずっと同じでなくていいんです。
申込みが少ない時期は、少し行動量を増やす。
出会いが増えてきたら、一人ひとりを見る時間を増やす。
その切り替えを一人で判断するのが難しいときは、仲人に相談してみてください。
婚活は「量か質か」の二択ではありません。
その時の自分に必要な量と質を、一緒に考えていくことが大切だと思っています。
出典
株式会社IBJ「『受け身女子』に終止符を!データで証明された、自ら動いて幸せを掴む『令和の婚活力』」
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/760/
株式会社IBJ「2024年成婚白書」
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf
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