【アプリの現実】アラフォー女性が知っておきたい5つの壁
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【アプリ婚活の現実】アラフォー女性が知っておきたい5つの壁
前回の記事では、婚活アプリを上手に使うことで得られるメリットについてお話ししました。
普段の生活では出会えない人とつながれる。
自分のペースで活動できる。
趣味や価値観から相手を探せる。
こうした「手軽さ」と「出会いの幅」は、婚活アプリの大きな魅力です。
一方で、アプリ婚活には、相談所とは違う大変さもあります。
特にアラフォー女性からは、
「マッチングはするけど、そこからが長い」
「何人ともやり取りして疲れてしまった」
「この人、本当に結婚する気があるのかな?」
という悩みを聞くことがあります。
アプリが悪いという話ではありません。
むしろ、特徴を理解したうえで使えば、とても便利な婚活ツールです。
ただし、「手軽に始められる」ことと「手軽に結婚できる」ことは別の話。
今回は、婚活アプリを使う前に知っておきたい5つの壁について考えてみましょう。
◆アプリでは相手の目的や真剣度を自分で見極める必要があります
婚活アプリを利用している人すべてが、同じ目的で活動しているとは限りません。
結婚を考えている人。
恋人を探している人。
まずは気軽な出会いを求めている人。
さまざまな目的の人が同じサービスを利用していることがあります。
IBJが2025年に婚活男女4,879人を対象に行った調査では、アプリ利用経験者の95.7%が「婚活」または「恋活(結婚を考えている)」目的で利用していると回答しています。
一方で、マイナビニュースが2024年に紹介した1,067人対象の調査では、約4割が「相手が恋活・婚活以外の目的で利用していると感じたことがある」と回答しています。女性では「体目的の人がいた」という経験も挙げられました。
つまり、
「アプリにいる=結婚を考えている」
とは限りません。
プロフィールだけで判断せず、
「結婚についてどう考えていますか?」
「どのくらいの期間で結婚を考えていますか?」
など、少しずつ確認していく必要があります。
◆何人ともやり取りできる便利さが「メッセージ疲れ」につながることがあります
アプリのメリットの一つは、複数の人と出会いの機会を作れること。
でも、これは裏返すと、
「複数の人と同時にやり取りする」
ということでもあります。
「お仕事は何をされていますか?」
「休日は何をしていますか?」
「どこにお住まいですか?」
最初は楽しくても、何人もの人と同じような会話を繰り返していると、だんだん疲れてきます。
さらに、マッチングした後の、
メッセージ
↓
電話
↓
日程調整
↓
お店選び
↓
実際に会う
↓
その後の連絡
まで、基本的には自分で進めていかなければなりません。
IBJの2025年調査でも、マッチング後に実際に会うまでの希望期間には男女差や年代差が見られ、30代では早めに会いたい傾向が示されています。アプリでは「どのタイミングで会うか」も、自分たちで調整する必要があります。
出会いが増えるほど、必ずしも婚活が楽になるとは限りません。
「たくさんマッチングすること」ではなく、「自分に必要な人ときちんと向き合うこと」が大切です。
◆アラフォーになると年齢条件が出会いの幅に影響することがあります
婚活アプリでは、年齢や居住地などを条件にして相手を検索できます。
これは便利な機能ですが、同時に「検索条件に入っていなければ、プロフィールを見てもらう機会そのものが生まれない」という側面もあります。
例えば、
「30代まで」
「35歳まで」
「40歳まで」
といった条件を設定している人がいれば、その条件の外にいる人は最初から検索対象になりません。
もちろん、すべての男性が年齢だけで相手を判断するわけではありません。
ただ、アプリは多くのプロフィールを短時間で比較できる仕組みだからこそ、年齢・地域・年収などの条件で最初の検索を絞る人がいることは理解しておいたほうがいいでしょう。
だからこそ、
「アラフォーだからアプリは無理」
と決めつける必要もありません。
年齢だけで判断されないよう、プロフィール写真や自己紹介文、趣味、休日の過ごし方など、自分の魅力が伝わる情報をきちんと整えることも大切です。
◆プロフィールと実際に会ったときの違いに戸惑うことがあります
アプリでは、最初に見るのはプロフィールです。
そのため、
写真の印象
自己紹介文
年齢
仕事
年収
趣味
など、プロフィールに書かれた情報が出会いの入口になります。
ところが、実際に会ってみると、
「写真と少し印象が違う」
「プロフィールから想像していた人と違った」
ということもあります。
2024年に公表されたマッチングアプリ利用者1,067人対象の調査では、トラブルや困った経験があると答えた人が77%以上にのぼり、「見た目(写真)の詐称」や「年齢・収入・職業などのプロフィールの詐称」も挙げられています。
これは「アプリのプロフィールは全部嘘」という意味ではありません。
ただ、プロフィールはあくまで「出会う前の情報」。
大切なことは、実際に会話をしながら確認していく必要があります。
特に結婚を考えているなら、
仕事について
結婚後の生活
住む場所
家族との関係
子どもについて
お金に対する考え方
など、関係が進むにつれて確認したいことも増えてきます。
◆「もっといい人がいるかも」で婚活が長期化することがあります
アプリを使っていると、次々に新しいプロフィールが表示されます。
一人とやり取りしていても、
「もう少し探したら、もっと合う人がいるかも」
と思ってしまうことがあります。
これはアプリが悪いというより、「選択肢がたくさんある」という仕組みそのものが持つ特徴です。
たくさんの人と出会えることはメリット。
でも、その一方で、
「この人と向き合ってみよう」
と決めるタイミングを逃してしまうことがあります。
特に、
マッチング
↓
メッセージ
↓
少し会う
↓
また別の人を探す
を繰り返していると、出会いは続いているのに、結婚に向かっている感覚がなくなってしまうこともあります。
婚活で大切なのは、候補者を増やし続けることだけではありません。
「この人ともう少し関係を深めてみたい」
と思える相手に出会ったら、その人を知る時間も必要です。
◆アプリ婚活で疲れないためには「使い方」を決めておくことが大切です
ここまで読むと、
「じゃあ、アプリはやめたほうがいいの?」
と思うかもしれません。
私はそうは思いません。
前回の記事でもお伝えしたように、アプリにはアプリの良さがあります。
大切なのは、便利さだけを見るのではなく、自分で管理する部分も理解しておくことです。
例えば、
「メッセージを長引かせすぎない」
「会う前に結婚への考え方をある程度確認する」
「違和感があれば無理に続けない」
「同時にやり取りする人数を増やしすぎない」
「3か月使ってみて、自分に合っているか振り返る」
など、自分なりのルールを決めておく。
アプリは自由だからこそ、自由に使いすぎると疲れてしまうことがあります。
◆アプリで苦戦したときは「自分に問題がある」と決めつけなくて大丈夫です
婚活をしていると、
「マッチングしない」
「会っても続かない」
「何人と会っても結婚につながらない」
となったとき、
「私に魅力がないからだ」
と考えてしまう女性もいます。
でも、婚活は本人の魅力だけで決まるものではありません。
サービスの仕組み。
出会う相手の層。
検索条件。
タイミング。
結婚への温度感。
いろいろな要素が関係します。
だから、うまくいかないときに必要なのは、自分を責めることではなく、
「今のやり方のどこを変えたらいいんだろう?」
と考えることです。
写真を変える。
プロフィールを見直す。
検索条件を少し調整する。
メッセージの進め方を変える。
あるいは、アプリ以外の婚活方法も試してみる。
婚活には、いくつもの方法があります。
アプリを使い続けることが目的ではありません。
結婚につながる出会いを作ることが目的です。
◆婚活アプリと結婚相談所は「自分で背負う範囲」が違います
婚活アプリの魅力は、自分のペースで自由に動けること。
一方で、相手選びからメッセージ、日程調整、交際中の判断、お断りまで、自分で進める場面が多くなります。
一方、結婚相談所では、結婚を目的とした出会いを前提に、プロフィール情報の確認や仲人への相談など、アプリとは違う仕組みがあります。
IBJの調査でも、結婚相談所へ乗り換えた理由として、女性では「結婚への真剣度・目的に違いがあった」が最多だったとされています。
これは「相談所のほうが優れている」という話ではありません。
自分でどんどん動きたい人にはアプリが合うこともあります。
逆に、
「相手の真剣度を自分だけで見極めることに疲れた」
「交際中に誰かに相談したい」
「結婚を前提とした出会いに絞りたい」
という人には、第三者のサポートがある環境が合う場合があります。
大切なのは、「どの婚活方法が一番いいか」ではなく、
「今の自分には、どんなサポートが必要なのか」
を考えることです。
婚活アプリは、出会いの幅を広げてくれる便利なツールです。
でも、たくさん出会えることと、結婚相手を見つけやすいことは必ずしも同じではありません。
だからこそ、アプリを使うなら「数」だけではなく「見極める力」と「時間の使い方」も大切にしてほしいと思います。
そして、もし一人で婚活を進めることに疲れてきたなら、方法を変えることも選択肢の一つです。
婚活は、頑張り続けることよりも、自分に合った方法で続けられることのほうが大切な場合があります。
「今の婚活、ちょっと疲れてきたな」
そう感じたときは、一度立ち止まって、自分に合う婚活の形を一緒に考えてみてもいいと思います。
出典
IBJ「婚活男女4,879名に調査|約9割の男女が婚活アプリ・マッチングアプリの利用を友人や知人に話せると回答」
https://www.ibjapan.jp/information/2025/03/24-2.html
IBJ「マッチング後『いつ会う?』に世代差」
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/survey-report/641/
IBJ「令和の婚活事情を大公開!」
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/survey-report/211/
マイナビニュース「マッチングアプリで『1人も恋人ができなかった』人の割合は?」
https://news.mynavi.jp/article/20241121-3068499/
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