あなたもドラゴン・レディかも？

ドラゴン・レディとは、攻撃性の高い怖い女性のこと。

ドラゴン・レディとは、ふつうは、パワフルで短気な女性を侮（あなど）って、使われるようです。
ここでは、あなたの中の、内なるドラゴン・レディを扱いますね。
情熱や性的エネルギーが、フラストレーションや怒りに変わっていませんか？

本来のあなたは、パワフルで情熱的だけど、優しさを兼ね備えた女性です。
ドラゴン・レディのエネルギーを、これからどの方向へ進んで行ったら幸せになれるのか、直感的なメッセージを受け取る力に変えるのです。

もしもあなたが、おとなしい控えめな女性だとしたら、内なるドラゴン・レディを眠りから目覚めさせましょう。
ドランゴン・レディの復権です。

ドラゴン・レディの自分を理解しないと、婚活では苦労します

ドラゴン・レディは、ものすごく男性化するか、または男性の欲望の対象物になるか。
超自立に走るか、依存的に寄生するかの、二つに一つです。
全ての女性が置かれた困難さのシンボルでもある。
無力な存在となるか。
男性以上に男性的になり、競争心が強くなってドラゴン・レディになるか。
いずれにしろ、成功と幸せの両方はなかなか受け取れない。
そこが問題なのです。

婚活では、苦労すると自覚した方が良さそうです。
その情熱が空回りして、無意識裡に、男性を怯（おび）えさせている可能性が大です。
誰も指摘してはくれません。
婚活が思うように進まない、男性に受け入れてもらえていない。
頑張っているにも関わらず、認めてもらえていない。
そんな悩みはありませんか？

問題は、着ぐるみを着て窮屈か、お見合いで断られ続けるか。

子供の頃から、誰にも理解してもらえていない。
居場所がない。
醜いアヒルの子的な、孤独を抱えたまま、大人の女性になったと自覚している方が多いです。
触った物すべてを氷にしてしまう「アナと雪の女王」のエルサのような。

ドラゴン・レディが採ってきた戦略は、二つに一つ。
サイズの合わない着ぐるみに、体を合わせることを覚え、窮屈な想いを我慢して生きているか。
行き場のない理不尽な状況の中で、今も闘い続けているか。

当然のごとく、お見合いでは断られ続けます。
相談員も遠慮して、本当の理由は明かしてもらえていないかも。
「やっぱり自分は、結婚には向かない。」
「結婚相談所にはいい男がいない。」
そう啖呵を切って、あきらめてしまっている可能性も。
本当の問題は、彼女たち自身が、自分のことを十分にはわかっていないことです。

ドラゴン・レディが生かされる道は、愛の道。

現状では、大抵のドラゴン・レディは、組織の中ではお局様化します。
自分の思い通りに相手を動かしたり、虚勢を張ってメンツを保って、男性との対等なパートナーシップを結ぶギフト（才能）を放棄したり。
また私生活では真のパートナーを得るというギフトを失ったままの人が多いようです。

現状を進むためには、男性と対等なパートナーシップを持つと決めること。
あなたの中の男性性と女性性が、本当に対等になることが幸せへの道です。
ドラゴン・レディの中では、天秤（びん）ばかりが男性性の側に大分傾いている、そんな状態なんです。
男女のパートナーシップを築く上では、リーダーは女性の方がうまく行くと信じることです。
事実そうなのですが。


（つづきは次回）#320

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