婚活で「幸せになる勇気」お持ちですか？　#31

お見合いのあと、彼が漏らした独り言をキャッチ！

こんにちは。
「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーのヒロです。
第31話をお送りします。

人生初お見合いで出会った彼と結婚して行ったSさん（40代前半）。

ふつうのOLのアラフォー女性です。
父親の不幸が強いモチベーションとなって、婚活の背中を押してくれた。
それは外側の事実。
ここから学べる大切な教訓みたいなものがきっとあるはずなんです。

ヒントは、彼が成婚のご挨拶でいらした際に発したコメントの中にありました。
「彼女は、最初のデートから、私と真剣に向き合ってくれたんです。」

実を言うと（後からお聴きした話しで）、お見合いの直後のこと。
駅へと向かう帰り道、
「あ〜あ、緊張しすぎて、お腹が空きました」
と、彼が漏らした独り言をキャッチしたSさん、
「ランチにでも行きますか？」
と絶妙な間合いで、笑顔でお誘いしていたのです。

ご縁がある時というのは、得てしてこういうことが起きますね。
「初対面の方との食事」というのは案外、ふつうに考えると、ハードルが高いものです。
交際に進むかどうか、付き合うことになるのかどうか？ まだ関係性さえ決まっていないのですから。

人を疑わない人は、自己信頼に厚い人！

Sさんは不思議な方で、わたし達との初対面でもそうでした。
わたし共の所に「入会する」と、初めから決めていらしたのです。

人を疑わない方は、結局、自己信頼に厚い方なんです。

「人を観る目がある。」
そう自分に自信を持っている。
それがお相手を安心させるわけですね。
この人なら信頼できる、信頼しても大丈夫そうだ、とそう思わせる不思議な魅力をお持ちでした。

父親の看取りという辛い体験の中で、「自分の家族を持ちたい」そう決心し、誰かと２人で生きていくライフスタイルを選択したのです。

アドラーなら、「幸せになる勇気をもらった」というでしょう。
揺るぎない決断がありました。

それがあって、お見合いの中で、ある種の信頼関係が生まれ、婚活仲間や友人のように彼に接することができていたようなんです。

成婚のご挨拶で、彼の口をついて出た、
「結婚するならこの人しかいないと思わせてくれました。」の意味でした。

Sさんのような、こういう方のために、わたし達が授ける魔法の言葉があります。
それはまた次回に。
（つづきは次回）

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