愛されたい男たちのカルテ|お見合いで沈黙が怖い
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【男性の婚活】
結論|会話の引き出しを増やす前に
お見合いで、何を話せばいいかわからないのが悩みです。
質問を用意しても、すぐに話題が尽きて沈黙してしまう。
そんな悩みを抱える婚活男性は少なくありません。
特に、仕事では問題なく人と話せるのに、女性との雑談になると急に言葉が出なくなる男性がいます。
でも、お見合いで必要なのは、豊富な話題や巧みな話術ではありません。
大切なのは、相手の答えに関心を持ち、そこから会話を育てていくこと。
沈黙を埋める努力よりも、目の前の女性を、結婚相手というより、一人の人間として知る楽しみへ。
その小さな転換が、お見合いを変えていきます。
質問はできるのに、会話が続かない35歳男性
30代半ばのシステムエンジニアの方です。
職場は男性が多く、女性との雑談にはあまり慣れていません。
仕事では必要なことを的確に伝えられるのに、お見合いでは緊張してしまいます。
事前にプロフィールを読み、質問も用意して臨みますが、女性が答えると次の質問へ。
趣味や休日の過ごし方を一通り聞く頃には話題が尽き、自分の仕事の説明で時間をつなぐことになります。
沈黙が訪れるたび、頭の中では次の話題を探して大忙し。
女性の表情を見る余裕もありません。
お見合い後のお返事は、お断り。
「こんなに準備したのに、どうして会話が続かないんだろう」
次のお見合いが近づくほど、また沈黙するのではないかと不安になっています。
*婚活で見られる悩みをもとに構成したモデルケースです。実際のカウンセリング記録ではありません。
沈黙が怖くなると、女性の顔が見えなくなる
お見合いの前夜、プロフィールを読み返して質問を考える。
趣味、仕事、休日の過ごし方。準備は十分なはずでした。
ところが、実際に女性を前にすると、思ったように話が広がりません。
質問して、答えてもらい、次の質問を探す。その繰り返しです。
少し間が空くと焦ってしまい、せっかく女性が話してくれたことも、十分に受け止められない。
やがて、目の前の女性と話しているというより、頭の中にある質問リストを消化する時間になってしまいます。
本人は必死です。
相手につまらない思いをさせたくないし、せっかくの出会いを無駄にしたくない。
その一生懸命さが、かえって会話を窮屈にしているのです。
会話が続かないのは、話題が少ないからではない
たとえば、女性のプロフィールに「旅行が好き」と書かれていたとします。
「最近はどこへ行きましたか」と聞けば、行き先を教えてくれるでしょう。
そこで「海外旅行は好きですか」と次の質問に移れば、会話はまた振り出しに戻ります。
でも、少し待ってみてください。
その旅行の何が楽しかったのでしょう。
景色でしょうか、ご当地の食事でしょうか。
それとも、一緒に行った人との時間でしょうか。
あるいは旅先で出会った人々との触れ合いかもしれません。
相手の答えには、その人の感じ方や大切にしているものが隠れています。
会話が得意な人は、必ずしも話題をたくさん持っているわけではありません。
一つの話から、相手への関心が次々に生まれるのです。
もう一つ大切なのは、自分のことも話すこと。
女性に質問ばかりしていると、相手も何を話せばいいのか迷ってしまいます。
お見合いは情報収集の場であると同時に、お互いの人柄に触れる時間でもあるのです。
次のお見合いでは、質問を半分に減らしてみる
会話が苦手な男性には、思い切って準備する質問を減らすことをお勧めします。
その代わり、一つの答えをもう少し大切にしてみましょう。
あとは慣れです。
男性「旅行がお好きなんですね。旅先では、どんな時間が一番楽しいですか?」
女性「知らない街を、あてもなく歩いている時間が好きなんです」
女性が休日の過ごし方を話してくれたら、すぐ次の話題へ移らず、「それのどんなところが好きなんですか」と少し深掘りして聞いてみる。
そして、自分にも似た体験や想い出があれば、少し話してみるのです。
相手が笑ったり、驚いたり、興味を示したところには、もう少し会話を続ける余地があります。
沈黙しても、慌てて埋めなくて構いません。
飲み物を口にしたり、少し考えたりする時間があってもいい。
むしろ、相手の言葉を受け止める余裕が生まれれば、会話はずっと自然になります。
私たちカウンセラーとお見合いを振り返る際も、「何を話したか」だけでなく、「女性が楽しそうに話したのはどんなときか」を思い出してみてください。
そこに、次につながる手がかりがあります。
上手に話すより、もっと知りたいと思えること
女性との会話に慣れていない男性ほど、「面白い話ができない自分」を責めてしまいます。
でも、実際の結婚生活は、毎日相手を楽しませ続ける舞台ではありません。
疲れて帰った夜、お互いに今日あったことを話してみる。
相手が嬉しそうなら、その理由を聞きたくなる。
何かに悩んでいたら、もう少し話を聞いてみようと思う。
そんな時間が、二人の暮らしをつくっていくのでしょう。
お見合いでも同じです。
沈黙を恐れて質問を重ねるより、目の前の女性がどんな人なのか、少しだけ興味を持ってみてください。
最初は緊張していても、相手の話に引き込まれ、気づけば質問を忘れている。
そんな瞬間が訪れるかもしれません。
会話が弾むとは、話題が尽きないことではありません。
相手のことを、もう少し知りたいと、お互いが思えることなのです。
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