「好きになれない…」と言っていた彼女が、ほどなく成婚
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恋のドキドキより大事なもの
40歳を目前にしたある女性がいました。
婚活歴は3年。
交際経験も少なくありません。
でも、なぜか成婚まで進まない。
断る理由を聞くと、いつも同じ言葉が返ってきました。
「いい人なんですけど」
そして、そのあとに続く言葉も毎回同じでした。
「でも、好きになれないんです」
婚活をしている人なら皆、一度ならず口にしたことがあるかもしれません。
今日は、「好きになれない」という悩みを抱えていた女性が、
最後に何を見つけて成婚したのか。
その話を深掘りしてお伝えしてみます。
彼女はずっと、「恋が始まる感覚」を探していた
彼女は恋愛経験がないわけではありませんでした。
むしろ、過去に何度か強く惹かれた男性がいた。
会う前から楽しみで仕方ない。
LINEが来るのが嬉しい。
次のデートまで待ち遠しい。
いわゆる“恋をしている感覚”です。
だからなのか婚活でも、無意識にそれを探していました。
初対面で心が動くか。
会えない時間に考えてしまうか。
ドキドキするか。
ところが、そういう相手ほど交際は続かない。
気持ちの温度差があったり、
相手が結婚に本気ではなかったり、
彼女自身が振り回されて疲れて終わる。
そしてまた、
「今度こそ本当に好きになれる人を」
と探し始める。
一方で、「いい人」は全部断っていた
その反対側にいた男性たちがいました。
誠実で優しい。
会話も自然と弾む。
将来の話もできる。
でも彼女の感想は決まっていました。
「嫌じゃないんです」
「でも、ときめかないんです」
この“でも”がなかなか越えられない。
だから交際終了になる。
今振り返ると、彼女はずっと、
「結婚相手」を探しているつもりで、
若い日の「恋愛感情の再現」を探していたんです。
転機になった、ある男性との交際
その男性は、正直に言うと彼女のタイプではありませんでした。
見た目も好みではない。
会話が特別面白いわけでもない。
初回デートのあとも、
「いい人でした」
以上の感想は出てこなかった。
ところが不思議なことが起きた。
翌週のデートが近づいても、憂鬱にならない。
会えば普通に楽しい。
別れたあとも疲れない。
むしろ、
「また来週か」ではなく、
「来週も会うんだな」
という自然な感覚がある。
大きなプラスはない。
でも、マイナスもない。
カウンセラーが気づいていたこと
面談で彼女は言いました。
「悪くないんです。でも好きかどうかわからなくて…」
その時、担当カウンセラーはこう聞いたそうです。
「ちなみに、その人と会う前の日ってどんな気持ちですか?」
彼女は少し考えて答えました。
「別に緊張しないです」
「無理もしなくていいし」
「会えば普通に楽しいです」
そして続けて、
「そう考えると、不思議ですね」
と言いました。
実は、その時点で答えはほぼ出ていたんです。
恋愛感情は強かった。でも安心感はなかった
人は時々、ドキドキと相性を混同します。
でも、この2つは別です。
ドキドキする相手が悪いわけではありません。
ただ、その感情の正体が、不安なのか。
期待なのか。
追いかけたい気持ちなのか。
それとも本当の愛情なのか。
そこは意外と見分けが難しい。
彼女の場合、過去の恋愛を振り返ると、
好きだった相手ほど苦しかった。
会えないと不安になる。
嫌われたかもしれないと考える。
いつか振られるかも?と不安に怯える。
つまり、心が大きく揺れていた。
でも今の男性には、それがない。
良い意味で。
「違和感がない」は、実はかなり強い相性
婚活では、
「運命の人なら一瞬でわかる」
みたいなイメージが残っています。
(それ「都市伝説」かも)
でも現場感覚で、成婚する人たちを見ていると、むしろ逆です。
最初から強烈に惹かれた人より、
「気づいたら隣にいた」
人の方が圧倒的に多い。
なぜなら結婚生活は、イベントではなく日常だからです。
朝起きる。ご飯を食べて、仕事へ行く。
疲れて帰る。後は寝るだけ。
そんな毎日の繰り返しの中で必要なのは、
刺激より安心、緊張より自然体。
彼女が最後に選んだのも、そういう相手でした。
カウンセラーが背中を押した理由
最終面談で彼女は言いました。
「まだ恋愛感情って言えるかわからないんです」
するとカウンセラーは笑いながら言いました。
「でも、〇〇さん
彼の話をしている時、一度も苦しそうな顔をしないですよね?」
これは意外と大事な視点です。
会うのが苦じゃないし、話していて疲れない。
価値観のズレを感じなくて済む。
無理して盛り上げなくていい。
そして何より、
未来を想像した時に違和感がない。
こういうものは、若い頃の恋愛の高揚感より、
ずっと信頼できる材料だったりします。
アラフォーの婚活に必要なのは、「火」ではなく「体温」
若い頃の恋は、火に近い。
燃え上がって、一瞬で熱くなる。
でも激しく燃えるものほど、また激しく消えもする。
一方で結婚に必要なのは、体温かもしれません。
派手ではないし、ドラマも少ない。
でも、一緒にいるとなぜか落ち着く。
気づけば隣にいる。
そして、その状態が続く。
彼女は後からこう言いました。
「好きになったというより、安心できるようになったんです」
もしかしたら、大人の結婚ってそういうものなのかもしれません。
ワーク:
今まで会った人を思い出してみてください。
そして、
・会う前に緊張した人
・会った後にどっと疲れた人
・会うことが自然に続いた人
をそれぞれ書き出してみてください。
その上で、自分に問いかけてみてください。
「私は恋愛のドキドキを探しているのか、それとも一緒に生きていける相手を探しているのか」
婚活で最後に人生を変えるのは、
強烈な恋心ではなく、
「この人といると、なんだか自然なんだよね」
という静かな確信だったりするんです。
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