私「本当に結婚したいんだっけ?」と思ったあなたへ
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婚活を続けているのに、目的が分からなくなる日がある
毎週末、お見合いに出掛ける。
日程を調整し、プロフィールを読み、初対面の相手と一時間ほど話をする。
それを何か月も続けていると、ある日突然、こんな思いが頭をよぎることがあります。
「私は、何をしているんだろう。」
「そもそも、本当に結婚したいんだっけ?」
37歳の女性が面談で口にしたのも、まさにその言葉でした。
婚活が嫌になったわけではありません。
誰かと生きていきたいという気持ちが消えたわけでもありません。
それでも、理由の分からない虚しさだけが残っていたのです。
彼女が疲れていたのは、人ではなく婚活でした
お見合いは順調に続いていました。
仮交際にも進みます。
週末の予定はほとんど婚活で埋まり、仕事との両立も頑張っていました。
ところが、その生活が何か月も続くうちに、「次のお見合い」「次のデート」「返事の期限」と、目の前の予定をこなすことだけで精一杯になっていたのです。
「最近は、相手の顔より先に、スケジュール帳を見てしまいます。」
そう笑った彼女の言葉が、とても印象に残っています。
結婚を目指して始めた婚活が、いつの間にか終わりの見えない作業へ変わってしまっていたのでした。
仲人は、婚活を止めることを勧めることもあります
そんなとき、私は意外な提案をしました。
「今週は、お見合いを入れるのをやめましょう。」
彼女は少し驚いた顔をされました。
婚活が止まれば、出会いも減ってしまう。
普通はそう考えます。
でも、そのとき必要だったのは、もう一人会うことではありませんでした。
「なぜ結婚したいと思ったのか。」
その最初の気持ちを思い出す時間だったのです。
私たち仲人は、活動量だけを増やせば成婚に近づくとは考えていません。
立ち止まることが、前へ進むために必要な時期もあるからです。
作業になると、目的は見えなくなる
婚活に限ったことではありません。
本来は大切だったことも、毎日のタスクに追われているうちに、目的より手段の方が大きく見えてしまうことがあります。
お見合いの人数が増えていきます。
デートの回数も重なっていきます。
条件の確認に追われるようになります。
返事の期限にも気を配らなければなりません。
どれも必要なことですが、それだけを見続けていると、「誰かと穏やかな家庭を築きたい」という最初の願いが、少しずつ見えなくなってしまいます。
虚しさの正体は、結婚したくなくなったからではありません。
本来の目的が、作業の中へ埋もれてしまったという心からのサインなのです。
彼女が思い出した、本当の願い
数週間後、彼女は面談でこんなことを話してくださいました。
「久しぶりに友人夫婦と食事をしたんです。」
その帰り道、「やっぱり私は、一人で頑張り続ける人生ではなく、誰かと一緒に歳を重ねていきたいんだと思いました」と笑っていました。
婚活への気持ちが戻ったというより、自分が目指していた未来を思い出したのでしょう。
その後、彼女は肩の力が抜けた状態で活動を再開し、数か月後に成婚されました。
私たち仲人が支えたいのは、婚活そのものではありません。
その先にある人生を、一緒に見失わないことなのです。
ワーク:
もし今、「もう結婚したいのかどうかも分からない」と感じているなら、少しだけ婚活から意識を離してみてください。
あなたが本当に望んでいたのは、お見合いの予定で埋まる週末でしょうか。
それとも、十年後、二十年後も隣で笑い合える誰かとの暮らしでしょうか。
婚活は目的ではありません。
人生をともに歩く相手と出会うための手段です。
その順番を思い出せたとき、目の前の活動も少し違って見えてくるかもしれません。
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婚活の悩みを整理したい方も、結婚相談所選びで迷われている方も、どうぞ安心してご相談ください。
まずは、今のあなたの状況やお気持ちをお聞かせいただければと思います。