結婚の決め手は“好き”より、“嫌いなものの一致”だった
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「趣味は合わなくても、この人とは暮らせる気がした」
婚活をしていると、つい「価値観が合う人」を探してしまいます。
好きな食べ物。休日の過ごし方。
趣味や、笑いのツボ。
もちろん大事です。
でも実際に成婚するカップルを見ていると、意外なことが起きています。
趣味はバラバラ。好きな映画も違う。休日の使い方も違う。
なのに、なぜかうまくいく。
逆に、好きなものが似ているのに、なぜか一緒にいると疲れるカップルもいます。
今日は、「価値観の一致」よりも、
実はもっと大事かもしれない話を書きます。
成婚した2人は、好きなものがほとんど違った
彼はアウトドア派でした。
休みの日は、できれば外へ行きたい。車で遠出したい。自然が好き。
一方、彼女はかなりのインドア派。
家で映画を観ている方がラク。人混みも苦手。旅行もそこまで興味がない。
最初、2人とも「合わないかも」と思っていたそうです。
実際、趣味の話ではそこまで盛り上がらなかった。
でも、不思議とデート後に疲れない。
むしろ、「また会いたい」が自然に続いていった。
決定打になったのは、“嫌いなもの”が同じだったこと
転機は、ある食事デートでした。
隣の席で、店員さんに強く当たる男性客がいた。
その時、2人ともほぼ同時に小さく顔をしかめたそうです。
あとから彼女が言いました。
「私、ああいう態度する人、本当に苦手なんですよね」
すると彼も、
「わかる。あれ見ると、一気に冷める」
と返した。
その瞬間、2人とも妙に安心したそうです。
趣味が同じだった時より、ずっと。
そしてその日を境に、グッと距離が縮まった。
結婚生活は、「好き」より「ストレス」が現実になる
ここ、かなり本質です。
恋愛初期は、“好き”が前に出ます。
でも結婚生活って、最終的には日常です。
毎日の会話。生活リズム。お金の使い方。人への態度。
つまり、“何にストレスを感じるか”がかなり重要になる。
例えば、
・店員さんへの態度が乱暴な人が無理
・時間にルーズなのが苦痛
・場面で態度が変わる人が嫌
・察して文化がしんどい
こういう“不快感のボーダーライン”。
ここが近いカップルは、長く一緒にいてラクなんです。
「価値観が合う」の正体
婚活ではよく、「価値観が合う人がいい」と言います。
でも実際には、“好きなものが同じ”より、
“嫌なものが似ている”
の方が、生活では大きかったりする。
例えば、
片方は、多少散らかっていても平気。でももう片方は、それが強いストレス。
あるいは、
片方は冗談のつもりでも、もう片方には強く刺さる。
こういう“小さな不一致”が、毎日積み重なるとかなり苦しくなる。
逆に、
「そこ嫌だよね」
が自然に共有できると、安心感が生まれる。
結婚って、実はこの安心感で支えられているんです。
「ドキドキする人」より、「神経を消耗しない人」
成婚した彼女はあとから、こんなことを言っていました。
「今まで、“好きになれる人”を探してたんです。でも最後に残ったのは、“神経が疲れない人”でした」
これ、アラフォーの婚活ではかなりリアルです。
若い頃は刺激が恋愛に見えやすい。
でも、大人になると少しずつわかってくる。
本当に一緒に生きていける人って、
“安心して日常を過ごせる人”
なんだと。
だから成婚するカップルって、途中から「好き!」より、
「この人といると、変に消耗しない」
に変わっていくことが多い。
不快感の一致は、「人間観」の一致でもある
面白いのは、“苦手ポイント”って、その人の人間観がかなり出ることです。
例えば、
・気に入らないと、人を見下す態度が嫌い
・感情的に怒鳴る人が苦手
・約束を軽く扱う人が無理
・言い訳をする人が嫌
これって単なる好みじゃない。
「人とどう関わりたいか」
なんです。
だから、“嫌なものが同じ”というのは、実はかなり深い相性だったりする。
まとめ
婚活では、「共通点」を探そうとしがちです。
でも本当に結婚を支えるのは、
“何を嫌だと感じるか”の近さかもしれない。
好きな映画が違ってもいい。趣味がバラバラでもいい。
でも、
「それは嫌だよね」
が自然に通じる相手とは、日常のストレスが少ない。
そして結婚って、結局この“日常の安心感”で続いていくんです。
ワーク:
今まで「一緒にいて疲れた相手」を思い出してみてください。
そして、
・何がストレスだったか
・どんな瞬間に神経を使ったか
・逆に、“ラクだった相手”とは何が違ったか
を書き出してみる。
婚活で最後に大事になるのは、“好きなものが同じ”より、
「嫌なことが、なんとなく同じ」
という感覚なのかもしれません。
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