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恋愛心理研究家が伴走する、選ばれる人になる婚活

婚活で好きになりすぎる時の整え方|正体は好きの上げ底

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エースブライダル「婚活で好きになりすぎる時の整え方|正体は好きの上げ底」-1

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。

婚活で好きになりすぎてしまうのは、相手を知っているからではありません。

知らないことが多いからです。会えない時間の空白を想像で埋めるうちに、気持ちだけが実物より高く積み上がっていく。この「好きの上げ底」が、追いかけすぎの正体です。

この記事では、仮交際で相手を好きになりすぎて、LINEや日程で追いかけてしまう方に向けて、気持ちが膨らむ仕組みと、場面別の整え方、送る前に見直したいLINE例文をまとめました。

2回会っただけなのに、気づけば一日中その人のことを考えている。

返信が来るまでスマホを何度も確かめて、既読がつくと安心し、つかないと不安になる。

次のデートの日程を早く決めたくて、つい自分から何度も候補を送ってしまう。

そして夜、「重いと思われたかな」とひとりで反省する。そんな毎日は、本当に消耗しますよね。

先にお伝えしたいのは、好きになりすぎること自体は、悪いことではないということです。

人を好きになれる力は、婚活ではむしろ才能です。

のべ3万人以上の男女と向き合ってきた中で、問題になるのは気持ちの大きさではなく、気持ちの「置き場所」がひとつしかないことだと感じてきました。

この記事の結論

・婚活で好きになりすぎる正体は、少ない情報を想像で補うことで気持ちが実物以上に膨らむ「好きの上げ底」です。

・関係の初期に相手のことで頭がいっぱいになり、不安になるのは多くの人に起きる自然な反応です。気持ちを消す必要はありません。

・整えるコツは、気持ちを減らすことではなく、①確かめる代わりに「知らないこと」を質問にする、②連絡と日程を相手と「交互」にする、③気持ちの置き場所を婚活の外にも増やす、の3つです。

・IBJの仮交際は複数の方と並行できる期間です。1人に全部を預けず、ほかのお見合いを止めないことが、結果的にその人との関係も守ります。

この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)

著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。

婚活で好きになりすぎてしまうのは、なぜ?

答えは、婚活の初期は会う回数が少なく、相手の情報の空白を想像で埋めやすいからです。

仮交際では、多くても週に1回ほど会い、あとはLINEや電話でつながります。

会えない6日間、あなたの頭の中では、相手が少しずつ理想の人に育っていきます。

「優しい人だった」という一つの事実から、「きっと家族も大事にする人」「きっと怒らない人」「きっと私を大切にしてくれる人」と、確かめていない「きっと」が積み上がる。

これが、好きの上げ底です。箱の底が高くなっているので、外から見ると中身がたっぷり入っているように見えますが、実際に入っている事実はまだ少ないのです。

相手の気持ちがわからない状態も、上げ底をさらに高くします。

女子大学生を対象にした実験では、男性たちが自分をどれくらい高く評価しているのかわからない「不確かな」条件の参加者のほうが、はっきり高く評価されていると知らされた参加者より、その男性たちのことをよく考え、魅力も高く感じていたと報告されています(Whitchurch et al., 2011)。

「どう思われているんだろう」と考える時間が長いほど、相手の存在が心の中で大きくなっていくのです。

さらに、恋の初期の強い気持ちには、脳の働きも関わっています。

強く恋をしている人に相手の写真を見せた研究では、報酬や意欲に関わる脳の領域が活動していたと報告されています(Aron et al., 2005)。

恋の初期に相手のことばかり考えてしまうのは、意志の弱さではなく、人に備わった自然な働きだということです。

好きになりすぎると、婚活ではどんな困りごとが起きる?

いちばん困るのは、相手のペースより先に進みすぎて、相手が「追われている」と感じてしまうことです。

婚活の仮交際は、お互いがまだ相手を知っていく途中の段階です。

あなたの気持ちが上げ底で先に高くなると、ふたりの間に温度差が生まれます。

その温度差を埋めようとして、あなたはさらに連絡を増やし、相手はさらに一歩引く。こうして、好きなのにうまくいかない流れができてしまいます。

現場でよく見る「好きになりすぎ」のサインは、次のようなものです。

・相手の返信を待つ間、ほかのことが手につかない

・既読がついたのに返信がないと、嫌われたのではと考え続ける

・次のデートの日程を、毎回自分から先に提案している

・ほかのお見合いの申し込みを、なんとなく止めている

・相手のSNSや、プロフィールを何度も見返している

・「私のことどう思っていますか」と、確かめたくてたまらない

・デートの前後で、自分の言動を何度も反省している

3つ以上当てはまるなら、気持ちが上げ底になっているかもしれません。

ただし、これは「あなたが重い人」という意味ではありません。気持ちが大きい人ほど、置き場所を整えるだけで、その気持ちを魅力として届けられるようになります。

好きになりすぎて不安になるのは、おかしいこと?

おかしくありません。関係の初期に相手のことで不安になるのは、多くの人に起きる自然な反応です。

心理学者のイーストウィックとフィンケルは、まだ付き合っていない相手や、関係が始まったばかりの相手に対して、人が「この人に受け入れてもらえるだろうか」という不安を抱くことを調べました。

その結果、特定の相手に向けた不安は、正式に付き合う前のほうが、付き合ったあとより高くなっていました。そしてこの不安は、相手の近くにいたいと願う気持ちや、情熱的な恋心と結びついていたのです(Eastwick & Finkel, 2008)。

研究者たちは、この不安は多くの人が経験するもので、関係の初期に相手との絆をつくる仕組みが動きはじめたサインかもしれないと考えています。

つまり、婚活の仮交際で不安になるのは、あなたの性格の問題というより、恋が始まった証拠でもあるんです。

問題は不安そのものではなく、その不安を「相手に確かめてもらうこと」でしか静められなくなることのほうです。

「どう思ってる?」と確かめたくなる気持ちは、どう扱えばいい?

確かめたくなったら、相手に聞く前に、「この人について、まだ知らないこと」を書き出してください。その一つひとつが、次のデートで聞く質問になります。

恋人のいる男女を調べた研究では、相手に「本当に私のことを大事に思っている?」と何度も確かめる行動は、関係への不安の強さと結びついていて、パートナーもその行動に気づいていたと報告されています(Shaver et al., 2005)。

確かめることで一瞬は安心できても、不安の元はそのまま残り、また確かめたくなる。そして相手は、その回数に気づいている。

だからこそ、安心の出どころを、相手の「好きだよ」という言葉だけにしないことが大切です。

好きの上げ底は、中身が少ないのに箱だけが高い状態でした。

それなら、底を下げようとするより、中身を本物で満たしていけばいい。そのための道具が「知らないことリスト」です。

知らないことリストの例

・休みの日、ひとりの時間はどれくらい欲しい人なんだろう

・仕事で落ち込んだとき、話したい人?ひとりで考えたい人?

・学生時代は、どんなことに夢中になっていたんだろう

・この先、住む場所にこだわりはあるのかな

書き出してみると、好きになりすぎている相手のことを、実はほとんど知らないことに気づきます。

そして、「どう思っていますか」と確かめたくなる衝動は、「次に会ったら、これを聞いてみよう」という楽しみに変わります。

ここで大事なのは、答えを想像で埋めないことです。

「きっとひとりの時間はいらない人」と決めつけた瞬間、上げ底がまた一段高くなります。

わからないことは、わからないまま、質問として持っていく。

相手にとっても、自分に興味を持って聞いてくれる人は、確かめてくる人よりずっと一緒にいて心地よい存在です。質問は、確認とちがって相手を試しません。

確かめるLINE:「私のこと、どう思っていますか?」

知りに行くLINE:「この前、休みの日は家でゆっくり派って言ってましたよね。ゆっくりの日って、何をしているんですか?」

前者は相手に答えを迫り、後者は相手に話す楽しさを渡します。そして後者の答えは、あなたの箱に、想像ではない本物の中身をひとつ入れてくれます。

好きになりすぎたとき、LINEはどう整えればいい?

LINEは、「送る回数」より「交互になっているか」を基準に整えるのがいちばん確実です。

好きになりすぎているとき、LINEは一方通行になりがちです。

あなたが送り、相手が返し、相手の返事を待たずにまたあなたが送る。

基準にしてほしいのは、相手の返事が来るまで、次の話題を送らないことです。これだけで、追いかけている印象の大半は消えます。

①長文になりそうなときは、一番伝えたい一文だけにする

気持ちが大きいほど、伝えたいことが増えて長文になります。

長文そのものが悪いわけではありませんが、相手が同じ長さで返さなければと負担に感じることがあります。

送る前:「今日はありがとうございました!〇〇さんが教えてくれたお店、本当に美味しかったです。お仕事の話も面白くて、あっという間でした。次は私のおすすめのカフェにもお連れしたいです。それと、この前話していた映画、観てみたんですけど…」

整えたあと:「今日はありがとうございました。教えてもらったお店、本当に美味しかったです。お仕事の話、また続きを聞かせてくださいね」

映画の話は、次のデートの話題にとっておきましょう。とっておいた話題は、次に会う楽しみになります。

②返信が遅いとき、追いLINEをしない

既読がついても返信がない時間は、とても長く感じますよね。

でも、仕事中や移動中など、相手の生活には、あなたから見えない時間がたくさんあります。

現場で見てきた目安として、仮交際のLINEで返信が丸1日あかないうちは、次のメッセージは送らずに待ってみてください。

どうしても気になるときは、確認ではなく、相手が答えやすい一文にします。

避けたい送り方:「お忙しいですか?」「何かありましたか?」「私、何か変なこと言いましたか?」

整えた送り方:「お仕事忙しい時期ですよね。落ち着いたら、また週末のお話しさせてください」

確認のLINEは相手に「答えなければ」と感じさせます。整えたLINEは、「返事は急がなくて大丈夫」という余白を渡します。

③「会いたい」は、日付と一緒に一回だけ伝える

気持ちを隠す必要はありません。

好意をまっすぐ伝えることは、婚活ではむしろプラスです。

ただ、「会いたいです」を何度も送るより、日付をつけて一度だけ伝えるほうが、相手は受け取りやすくなります。

整えた送り方:「この前のお話が楽しくて、また会いたいなと思っていました。再来週の土曜か日曜、ご都合いかがですか?」

デートの日程や頻度は、どう合わせればいい?

日程は「交互に提案する」、頻度は「相手のペースを一度聞いてから合わせる」のが基本です。

IBJの案内では、仮交際の期間は1か月から1か月半ほどが目安とされ、週に1回は会うことがすすめられています。

ですから、会いたいと思うこと自体は、婚活の流れとして自然です。

ただ、毎回あなたから先に日程を出していると、相手は「誘う」前に予定が埋まってしまい、自分から動く機会を失います。

好きになりすぎているときこそ、次の順番を意識してみてください。

・デートの別れ際に、次に会う話を一度だけ出す

・相手から候補日が出てきたら、それに合わせる

・前回あなたが提案したなら、今回は相手からの提案を少し待つ

・数日待っても出てこなければ、候補日を2つ出して一度だけ誘う

頻度が合わないと感じたら、責めずに聞いてしまうのも手です。

例文:「〇〇さんは、お仕事が忙しい時期はどれくらいのペースで会えたら楽ですか?私は週1回くらい会えたらうれしいなと思っていて、合わせられるところは合わせたいです」

自分の希望を伝えたうえで、相手の希望を聞く。これは追いかけることではなく、ふたりのペースを一緒に決める会話です。

仮交際で1人に集中しすぎるのは、なぜよくないの?

1人に気持ちのすべてを預けると、その人の小さな反応で一喜一憂するようになり、結果としてその人との関係も苦しくなるからです。

IBJの仮交際は、複数の方と並行して交際できる期間です。

好きな人ができると、ほかのお見合いを断ったり、申し込みを止めたりしたくなる気持ちはよくわかります。

でも、仮交際の段階で1人に絞ると、あなたの婚活のすべてが、その人の返信ひとつに左右されるようになってしまいます。

ほかの方とも会っていると、こんな変化が起きます。

・1人の返信が遅くても、心が振り回されにくくなる

・比べることで、好きな人の本当によいところが見えてくる

・逆に、上げ底だった部分にも気づける

「好きな人がいるのに、ほかの人と会うのは不誠実では」と感じる方もいます。

でも、仮交際はお互いに見極める期間であり、相手も同じルールの中にいます。真剣交際に進めば、そこで1人に絞ります。それまでは、ほかのご縁も大切にしてかまいません。

好きになりすぎたとき、やってはいけないことは?

いちばん避けたいのは、気持ちを抑えようとして、急に冷たくしたり、駆け引きをしたりすることです。

・わざと返信を遅らせる、そっけなくする:好きな気持ちを隠そうとして、急に態度を変えると、相手は「嫌われたのかな」と戸惑います。整えるのは連絡の量やタイミングで、気持ちの温度ではありません。

・「ほかにも会っている人がいる」とほのめかす:相手の気持ちを試す言い方は、信頼を削ります。

・相手の予定を細かく聞き出す:「週末は何をしていたんですか」を毎回聞くと、見張られていると感じさせてしまいます。

・お見合いの申し込みを全部止める:前の節でお伝えしたとおり、1人に全部を預けると、気持ちの置き場所がなくなります。

・早い段階で「結婚したい」と言いすぎる:婚活では将来の話は大切ですが、2回目のデートで結婚後の生活を細かく語ると、相手はまだ追いつけません。未来の話は、相手の話を聞きながら一緒に広げていきましょう。

・ひとりで反省会を続ける:「あの一言が重かったかも」と夜中に考え続けても、答えは出ません。反省したくなったら、担当カウンセラーに話してみてください。

気持ちが大きいときほど、第三者の目があると安心です。

「このLINE、送っても大丈夫かな」「相手のペースはこれで合っているのかな」。そんな小さな迷いを、相手側のカウンセラーとも連携できる立場で一緒に見てくれる人がいると、気持ちを抑えずに関係を育てられます。

エースブライダルでは、交際中の連絡のペースやデートの誘い方も、カウンセラーが一緒に考えています。まずは無料相談で、今の状況をお話ししてみてくださいね。

好きの上げ底と誤解しやすいケースは?

好きの気持ちが大きくても、上げ底ではなく、事実に支えられている場合もあります。

相手も同じくらいの熱量で動いている

相手からも日程が出てきて、LINEの質問が続き、会うたびに話が深まっている。

それなら、あなたの気持ちは上げ底ではなく、ふたりで育てている好きです。安心して、その気持ちを言葉で伝えてあげてください。

もともと気持ちを表に出すのが得意な人

気持ちを素直に言葉にするのが自然な人もいます。

相手がそれを喜んでくれているなら、無理に抑える必要はありません。整えるのは、相手が負担に感じているサインが出たときで十分です。

不安が強いのではなく、相手の連絡が本当に少ない

あなたが追いかけすぎているのではなく、相手からの連絡や日程が本当に少ない場合もあります。

そのときは、自分を整えることより、相手に関係を進める気持ちがあるかを確かめることが先です。担当カウンセラーに相談して、意向を確認してもらいましょう。

好きな気持ちを、魅力として届けられる人は何が違う?

好きな気持ちを魅力として届けられる人は、気持ちの置き場所を、相手ひとりにしていません。

好きになりすぎているとき、あなたの心はほとんど相手の方向を向いています。

でも、相手が惹かれるのは、自分のことばかり見ているあなたではなく、自分の毎日を楽しんでいるあなたです。

仕事の話を楽しそうにする。最近はじめた習いごとの話をする。友人と行った旅行の写真を見せる。

そんなあなたを見たとき、相手は「この人と一緒にいたら、毎日が楽しそうだ」と感じます。

持てる人がしているのは、次の3つです。

①自分の毎日に、相手以外の楽しみをいくつも持つ

相手からの返信を待つ時間を、自分の楽しみで埋める。

読みたかった本、行きたかったお店、会いたかった友人。

気持ちの置き場所がいくつもある人は、1つの返信の遅れで揺らぎません。

②先に与えるけれど、見返りを数えない

「今日のプレゼン、うまくいくといいですね」と、相手を応援する一言を送る。

ただし、それに返信があるかどうかは数えない。

先に与えて、見返りを求めない人の好意は、相手にとって心地よいものになります。

③相手の気持ちが育つ時間を、信じて待つ

好きの速さは、人によって違います。

あなたが先に好きになったのは、あなたが早かっただけで、相手が冷たいわけではありません。

相手の気持ちが育つ時間を信じて待てる人は、相手に「この人の前では焦らなくていい」という安心を渡せます。

その安心こそが、好きになりすぎるほど人を好きになれるあなたの、いちばんの魅力になります。

チェックリスト:好きの上げ底になっていない?

次の8つのうち、当てはまるものが3つ以上あれば、少し整えるタイミングです。

□ 相手の返信を待つ間、ほかのことが手につかない

□ 次のデートの日程を、ここ2回とも自分から先に出した

□ 相手の返事が来る前に、次のメッセージを送ったことがある

□ 「きっと〇〇な人」と、確かめていない想像が増えている

□ ほかのお見合いの申し込みを、なんとなく止めている

□ 「どう思っていますか」と確かめたくなることが週に何度もある

□ 相手のプロフィールやSNSを、1日に何度も見ている

□ 相手に会わない日の予定が、ほとんど入っていない

当てはまったものがあっても、落ち込まなくて大丈夫です。

気持ちが大きいことは、恋をする力がある証拠。あとは置き場所を整えるだけです。

まとめ:好きになりすぎたら、箱の中身を本物で満たす

婚活で好きになりすぎてしまうのは、会えない時間の空白を想像で埋めるうちに、気持ちが実物以上に膨らむ「好きの上げ底」が起きているからです。

関係の初期に不安になるのは自然なことで、あなたの性格の問題ではありません。

整えるコツは、確かめる代わりに知らないことを質問にすること、連絡と日程を相手と交互にすること、そして気持ちの置き場所を婚活の外にも増やすこと。

仮交際では、1人に全部を預けず、ほかのご縁も大切にしてかまいません。

人を深く好きになれるあなたは、置き場所さえ整えれば、その気持ちをまっすぐ届けられる人です。

よくある質問

Q.好きになりすぎて、仕事や生活に集中できません。どうすればいいですか?

A.まずは、相手のことを考えてしまう自分を責めないでください。関係の初期にはよくあることです。そのうえで、返信を確かめる時間を決める、相手以外の予定をひとつ入れるなど、気持ちの置き場所を少しずつ増やしてみてください。つらさが長く続き、日常生活に支障が出るときは、ひとりで抱えずに専門の相談窓口も頼りましょう。

Q.好きな気持ちを伝えると、重いと思われますか?

A.気持ちを伝えること自体は、重さにはなりません。重く感じさせるのは、確認の回数や、相手の返事を待たずに送り続けることのほうです。「また会いたいです」を日付と一緒に一度だけ伝えるなど、相手が答えやすい形にすれば、好意はむしろ喜ばれます。

Q.仮交際で好きな人がいるのに、ほかの人とお見合いするのは不誠実ですか?

A.IBJの仮交際は、複数の方と並行して交際できる期間なので、不誠実ではありません。相手も同じルールの中で婚活をしています。1人に絞るのは、真剣交際に進むと決めてからで大丈夫です。

Q.相手から返信が来ないとき、何時間待てばいいですか?

A.決まった時間はありませんが、現場で見てきた目安として、丸1日あかないうちは次のメッセージを送らずに待ってみてください。それ以上あいて気になるときは、「お仕事忙しい時期ですよね」と相手を気づかう一文で、返事を急がせない形にしましょう。

Q.追いかけすぎて、相手が引いてしまった気がします。取り戻せますか?

A.取り戻せることは多いです。まずは連絡の量を少し落とし、相手の返信を待ってから返すペースに戻してください。慌てて謝ったり、理由を聞いたりするより、次のデートを楽しく過ごすことのほうが、相手の安心につながります。気になるときは、担当カウンセラーに相手の様子を確かめてもらいましょう。

Q.好きになりすぎるのは、自己肯定感が低いからですか?

A.そうとは限りません。関係の初期に相手のことで頭がいっぱいになったり、不安になったりするのは、多くの人に起きる自然な反応だと考えられています。性格を変えようとするより、知らないことを質問にする、気持ちの置き場所を増やすといった、今日からできる行動から整えていきましょう。

参考にした研究・資料

・Whitchurch, E. R., Wilson, T. D., & Gilbert, D. T. (2011). "He loves me, he loves me not . . . ": Uncertainty can increase romantic attraction. Psychological Science, 22(2), 172-175.

・Aron, A., Fisher, H., Mashek, D. J., Strong, G., Li, H., & Brown, L. L. (2005). Reward, motivation, and emotion systems associated with early-stage intense romantic love. Journal of Neurophysiology, 94(1), 327-337.

・Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). The attachment system in fledgling relationships: An activating role for attachment anxiety. Journal of Personality and Social Psychology, 95(3), 628-647.

・Shaver, P. R., Schachner, D. A., & Mikulincer, M. (2005). Attachment style, excessive reassurance seeking, relationship processes, and depression. Personality and Social Psychology Bulletin, 31(3), 343-359.

・IBJ「仮交際とは」https://www.ibjapan.com/marriage/p_8938/

・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/

この記事を書いた人

関口美奈子(せきぐち みなこ)

恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。

公式サイト https://sekiguchiminako.com/

著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』

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