第3話 捉え方一つで世界が変わった日
- 男性向け
- 女性向け
- カウンセラーの日常
なぜ私が「逆境は好運の始まり」を書いたのか
第3話 捉え方一つで世界が変わった日
娘の入院中、今も忘れられない出来事があり
ました。
ある日、病院の売店へ向かう途中、
手術室の前で30代半ばくらいの女性が、
赤いランドセルを抱きしめながら泣いてい
ました。
少し時間をおいてからお声をかけると、
その方は交通事故で運ばれてきた娘さんの
お母さんでした。
「今朝、元気よく『学校へ行ってきま~す!』
と出かけたんです…」
そう言いながら、泣き崩れておられました。
つい数時間前まで元気だった娘さんが、突然の
交通事故で生死の境をさまよっているというの
です。
私の娘も病気で入院していることをお話ししま
した。
実は、数日前に私の娘も痙攣を起こし、
チアノーゼが出て、一時は心臓マッサージを受
けていました。
私は毎日、
「娘が死んでしまったらどうしよう」
そのことばかり考えていました。
しかし、そのお母さんのお話を聞いているうち
に、あることに気づいたのです。
私は娘の看病ができる。
娘のそばにいることができる。
娘に声をかけることもできる。
けれど、このお母さんは、もしかすると看病する
時間さえ与えられないかもしれない。
そう思った瞬間、物事の見え方が変わりました。
娘と私は不幸だと思っていました。
けれど、捉え方を変えてみたら、
私は今、娘の看病ができる。
娘のそばにいることができる。
それは決して当たり前ではなく、
とても恵まれたことだったのです。
同じ出来事でも、捉え方一つで見える景色は
変わります。
あの日は、私にとってそのことを教えていた
だいた日でした。
後に、その娘さんは帰らぬ人となりました。
合掌
あの日の出来事は、今も私の心の中に生き続け
ています。
次回は、私が僧侶になる決意を固めた出来事に
ついてお話しいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「逆境は好運の始まり」369Hz
https://youtu.be/S-oWP4GZ8wA?si=EsblxVvgQs9yVfri
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
結婚相談所 紅絲線(こうしせん)
堀越 瑤盛(ほりこし ようせい)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━