神道に受け継がれる迎え火・送り火
- 男性向け
- 女性向け
- 結婚準備
◆ 神道に受け継がれる迎え火・送り火
こんにちは。
結婚相談所 紅絲線(こうしせん)の
堀越です。
私は結婚相談所の仲人ですが、
僧侶(真言宗)であり、神職でもあります。
その立場から、日本の美しい伝統を
お伝えしたいと思います。
🔷 前回は、
神道の祖霊祭(それいさい)を行う時期
についてお話ししました。
地域によって日程は異なりますが、
ご先祖様を敬い、感謝を捧げる心は、
今も変わることなく受け継がれている
ことをお伝えしました。
🔶 今回は、
神社本庁でも紹介されている
「迎え火・送り火」について
お話ししたいと思います。
◆ 神道にも受け継がれる迎え火・送り火
一般には、お盆の迎え火や送り火は、
仏教で行われる行事という印象を
持たれている方が多いかもしれません。
しかし、その起源をたどると、
日本古来の祖先を敬う文化との
深い結び付きが見えてきます。
神社本庁では、お盆は日本に古くからあった
「先祖のおまつり」の名残(なごり)
であることが紹介されています。
◆ 神道における祖霊の考え方
神社本庁では、日本人は古来、
亡くなられた方の御霊(みたま)は、
この世にとどまり、いつでも子孫を見守って
くださる存在であると考えてきたと
紹介されています。
そのうえで、お正月やお盆などの節目には、
ご先祖様をあらためてお迎えし、
おまつりする伝統が
今日まで受け継がれてきました。
つまり、「ご先祖様をお迎えする」という言葉は、
必ずしもお墓から家へ帰って来られる
という意味だけではありません。
いつも子孫を見守ってくださるご先祖様を、
節目の行事として、あらためて丁寧に
お迎えし、感謝を捧げるという意味も
込められています。
◆ 仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)との結び付き
日本では仏教が伝わる以前から、
ご先祖様を敬い、おまつりする
祖先祭りが行われていました。
その後、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が
伝わり、日本古来の祖霊の信仰と
結び付いたことで、現在のお盆の習慣が
形づくられてきたと考えられています。
そのため、迎え火や送り火は、
決して仏教だけのものではありません。
神道でも、ご先祖様をあらためてお迎えし、
感謝の心でお見送りする大切な行事として、
今日まで受け継がれています。
◆ 宗派によって異なるお盆の迎え方
一方、仏教の中でも、浄土真宗では、
亡くなられた方はすぐに仏様になられる
という教えから、迎え火や送り火を行わない
伝統があります。(※行う僧侶もおられます)
宗派や地域、ご家庭によって、
お盆の迎え方はさまざまです。
迎え火は、ご先祖様をお迎えするために
灯す火です。
そして、お盆の終わりには
送り火を焚(た)き、
「また来年もお帰りください。」
という感謝の心でお見送りします。
◆ 京都五山送り火(ござんのおくりび)と鳥居形(とりいがた)
京都五山送り火(ござんのおくりび)は、
お盆にお迎えしたご先祖様の
精霊(しょうりょう)をお送りする行事
として、毎年8月16日に行われています。
京都では、この京都五山送り火が
全国的に知られています。
* 「大文字(だいもんじ)」
* 「妙(みょう)・法(ほう)」
* 「船形(ふながた)」
* 「左大文字(ひだりだいもんじ)」
そして最後に点火されるのが、
嵯峨鳥居本(さがとりいもと)の
曼荼羅山(まんだらやま)に
浮かび上がる「鳥居形(とりいがた)」です。
鳥居は、神道を象徴するものです。
京都五山送り火は、一般には
仏教のお盆の行事として知られています。
その中に、神道を象徴する鳥居形が
大切に受け継がれていることは、
とても興味深いことではないでしょうか。
鳥居形の由来は、現在もはっきりとは
分かっていません。
しかし、日本では古くから神道の
祖霊祭(それいさい)と仏教のお盆が
結び付き、神様も仏様も共に敬う
「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」の
文化の中で受け継がれてきたことを
物語っているように感じます。
私は、この鳥居形(とりいがた)を見るたびに、
日本人は神道か仏教かと分ける前に、
神様も仏様も、そしてご先祖様も大切に
しながら暮らしてきた民族なのだと、
あらためて感じております。
◆ 神仏習合が育んだ日本の祈り
明治時代より前の日本では、
神道と仏教は、現在ほど明確に
分けられていませんでした。
神様への祈り。
仏様への供養。
そして、ご先祖様への感謝。
それらは対立するものではなく、日本人の
暮らしの中で自然に結び付いていたのです。
このように、迎え火や送り火は、
仏教だけのものではありません。
日本人が古くから大切にしてきた、
ご先祖様を敬い、家族のつながりに
感謝を捧げる祈りの文化なのです。
◆ 結婚したら大切にしたい、お盆の心
結婚すると、お相手のご実家で初めて
迎えるお盆があります。
ご自身の家庭では当たり前だったことが、
お相手のご家庭では行われていない
こともあります。
反対に、これまで知らなかったお盆の習慣を、
大切に受け継いでいるご家庭もあります。
どちらが正しいということではありません。
地域や宗派、ご家庭で受け継がれてきた
文化には、それぞれの歴史と想いがあります。
「私の家では、こうしていました。」
と一方的に決めるのではなく、
「こちらのご家庭では、
どのようにされていますか。」
と尋ねることが大切です。
お相手のご家庭で育まれてきた
文化や習慣を知り、
尊重し合うことが、
新しいご家族との信頼関係を
深める第一歩になります。
その違いを受け入れ、尊重し合えることも、
幸せな結婚生活を築く大切な一歩ではない
でしょうか。
🔶 今回は、
神社本庁でも紹介されている迎え火・送り火、
そして日本古来の祖霊祭とのつながりに
ついてお話ししました。
仏教も神道も、ご先祖様を敬い、感謝を
捧げる心を大切に受け継いできたことに
変わりはありません。
これからご結婚される皆さまも、
お相手のご家庭で育まれてきた
文化や習慣を尊重しながら、
温かな家族の時間を築いて
いただければ幸いです。
また、八月のお盆が近づきましたら、
神道や仏教、それぞれのお盆の意味や
地域ごとの風習などについて、
あらためて詳しくお話ししたいと思います。
🔷 次回は、
IBJより発表された2026年6月末時点の
最新データをご紹介いたします。
登録会員数
新規入会者数、
お見合い成立件数、
成婚者数など、現在の婚活市場の動向を
分かりやすくお伝えしたいと思います。
婚活を始めようか迷われている方や、
現在活動中の方にも参考になる内容です。
どうぞ楽しみにお待ちください。
合掌
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
結婚相談所 紅絲線(こうしせん)
ホームページ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
紅絲線(こうしせん)の公式ライン
期間限定の無料個別相談の
お申し込みはこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📞 電話で相談したい方へ
婚活相談・恋愛相談・人生相談・
ロマンス詐欺・結婚詐欺などの
ご相談は、ココナラ電話相談でも
承っております。
https://coconala.com/services/2714945
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
感想はこちらへ
グーグル ビジネス プロフィール
紅絲線(こうしせん)
https://g.page/r/CUs-FrTY1UBzEAE/review
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ソロ活できる夫婦はなぜ長続きする?【婚プロ90】
https://www.ibjapan.com/area/kyoto/27371/blog/179390/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ソロ活好きな人は結婚に不向き?【婚プロ89】
https://www.ibjapan.com/area/kyoto/27371/blog/179276/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
記事一覧はこちら
https://www.kousisen.jp/17869600761918
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪「逆境は好運の始まり」369Hz
作詞・作曲・声:ほりこし ようせい
編曲:AI
https://youtu.be/S-oWP4GZ8wA?si=EsblxVvgQs9yVfri
━━━━━━━━━━━━━━━━━━