成婚が早い2人は、お金の話を避けなかった
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楽しい話はできる。でも、この話になると空気が変わる
真剣交際に入ると、多くのカップルがある壁に出会います。
それは価値観の違いでもなければ、相性の問題でもありません。
お金の話です。
貯金はいくらあるのか。
奨学金やローンはあるのか。
結婚後の生活費はどう分担するのか。
財布は別にするのか、一緒にするのか。
親の介護の可能性はあるのか。
どれも結婚生活には欠かせないテーマです。
目的は実際のことより、考え方の確認です。
ところが、ここに入った途端、急に言葉が慎重になる人が少なくありません。
「まだ早い気がする」
「聞いたら失礼かな」
「お金の話ばかりする人だと思われたくない」
そんな遠慮が顔を出します。
しかし婚活の現場を見ていると、成婚までがスムーズなカップルほど、この話題から逃げません。
むしろ真剣交際に入ったら早い段階で向き合っています。
2人は最初から数字を隠さなかった
今回のカップルはアラフォーの共働き同士でした。
真剣交際に入って間もない頃、女性からこう切り出したそうです。
「そろそろ現実的な話もしませんか?」
男性も同じことを考えていました。
そこで二人は次のデートで、お互いの状況を率直に共有しました。
毎月の支出を含めた暮らし方。
将来の住まいの希望。
結婚後の働き方や赤ちゃん願望、などなど。
聞いているだけで少し緊張しそうな話ばかりです。
でも二人は意外な感想を持ったそうです。
「思ったより気が楽だった」
隠し事が減ると、人は安心するのです。
問題は金額ではなく、話せるかどうか
婚活では、お金の話になると条件の話だと思われがちです。
でも実際は少し違います。
カウンセリングをしていて感じるのは、問題になるのは金額そのものではないことが多いのです。
むしろ、
困った時に相談できるか。
不安を共有できるか。
価値観の違いを話し合えるか。
こちらの方がはるかに重要です。
貯金額が多い少ないより、
「実は奨学金が残っています」
と言えること。
「毎月これくらい趣味に使っています」
と正直に話せること。
そこに結婚生活の土台があります。
ロマンチックな空気は壊れなかった
お金の話をすると、恋愛らしさがなくなると思っている人がいます。
確かに少し現実的な空気にはなります。
でも、そのカップルは違いました。
むしろ話し合いが終わった後の方が、関係が近づいたと言います。
なぜなら、お互いの人生が見えてきたからです。
これまで見えていたのはデート中の相手でした。
でも、お金の話をすると生活者としての相手が見えてくる。
どんな不安を抱えているのか。
何を大切にしているのか。
何にお金を使いたい人なのか。
そこが分かると、結婚後のイメージが一気に具体的になります。
成婚が早いカップルに共通すること
婚活では、
「相性が良ければ成婚できる」
と思われがちです。
もちろん相性は大切です。
でも実際に成婚が早いカップルを見ていると、それだけではありません。
二人で現実を扱えること。
これが大きい。
住まい。
仕事。
親との距離感。
子どものこと。
そしてお金。
避けようと思えば、いくらでも先延ばしできます。
しかし先延ばしにした問題は、結婚後に消えるわけではありません。
だから成婚が早いカップルほど、
「いつか話そう」ではなく、
「今、話そう」を選びます。
愛情と現実は対立しない
真剣交際中の方から、
「お金の話をすると雰囲気が悪くなりませんか?」
と聞かれることがあります。
でも本当に大切なのは、雰囲気を守ることではありません。
二人の未来を守ることです。
結婚は恋愛の延長でありながら、同時に生活のスタートでもあります。
だから愛情と現実は対立しません。
むしろ現実を一緒に扱えるからこそ、安心して愛情を育てられるのです。
今回のカップルがスムーズに成婚できた理由もそこにありました。
二人はお金の話をしたから成婚したのではありません。
お金の話から逃げなかったから成婚できたのです。
ワーク:
真剣交際中の方は、寝る前に次の質問を自分にしてみてください。
「相手に聞きたいけれど、まだ聞けていないお金の話は何だろう?」
そして、
「もし相手から同じ質問をされたら、自分は正直に答えられるだろうか?」
も考えてみてください。
結婚準備は、式場探しから始まるわけではありません。
お互いの現実を少しずつオープンにしていくところから始まるのかもしれません。
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