3回目のデートの意味と過ごし方|よそゆきを脱ぐ日
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こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
先に答えをお伝えしますね。
婚活の3回目のデートは、いちばん盛り上げる日ではありません。「よそゆき」を1枚脱ぐ日です。
1回目と2回目は、お互いに感じのいい自分を見せ合う時間でした。3回目でお相手が確かめたいのは、そのよそゆきの下の普段着のあなたと一緒にいても楽かどうか。ここで1回目と同じ話、同じ食事、同じ笑顔のまま終わると、相手の手元に判断の材料が残らず、仮交際は静かに終わってしまうんです。
「3回目なのに、何を話せばいいかわからない」
「楽しかったはずなのに、3回目のあとに交際終了の連絡が来た」
「3回目で告白されなかったら、脈なし?」
仮交際が続いている方から、本当によくいただくご相談です。
のべ3万人以上の男女と向き合ってきて感じるのは、3回目でつまずく方の多くは、失敗したのではなく「何も起きなかった」ということです。
嫌われる理由もないけれど、選ぶ理由も増えなかった。3回目は、その差がはっきり出る回です。
この記事では、3回目のデートが仮交際の分かれ目になる理由、相手が3回目に見ているもの、過ごし方の7つのポイント、話題と質問例、半日プランの組み方、3回目で終わってしまう理由、デート後の見極めと次の動き方まで、例文つきでまとめました。
この記事の結論
・婚活の3回目のデートは「告白の日」ではなく、よそゆきを1枚脱いで、素のままでも一緒にいて楽かを確かめ合う日です。
・IBJの仮交際は1か月〜1か月半が目安で、その間に真剣交際へ進む相手を一人に絞ります。3回目は、その判断材料を集める折り返し地点にあたります。
・過ごし方のコツは、時間を少し長くする、同じものを体験する、会話を一段深くする、一緒に小さく決める、の4つ。話題は結婚観の「入口」に軽く触れるくらいで十分です。
・別れ際に「楽しかった理由」と「次」を言葉にしておくと、3回目はそのまま真剣交際への橋になります。
この記事を書いた人:関口美奈子(恋愛心理研究家・作家)
著書『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』。KADOKAWAほかより刊行し、中国・韓国・台湾で翻訳出版。TBS「王様のブランチ」のBOOKランキングにも掲載されました。結婚相談所エースブライダルを主宰し、のべ3万人以上の男女と向き合ってきた経験と心理学から書いています。
婚活の3回目のデートには、どんな意味がある?
3回目のデートは、「この人と、この先も会いたいか」を確かめる折り返し地点です。
好きかどうかを決める日ではなく、決めるための材料をそろえる日だと考えると、肩の力が抜けます。
IBJの案内では、仮交際(プレ交際)は相性を確かめるためのお試しの期間で、目安は1か月〜1か月半。この期間は複数の方と同時に交際することもできますが、その間に真剣交際へ進むお相手を一人に絞ることになります。
そして真剣交際に進むときは、ほかのお相手との仮交際はすべて終了します(IBJ「婚活の流れ」より)。
週に1回会うペースなら、3回目はちょうど仮交際の真ん中あたり。
お相手の頭の中では、「このまま進めていいか」「ほかの方とくらべてどうか」という整理が、静かに始まっている時期です。
ネットでは「3回目のデートで告白するのが目安」という話もよく見かけます。ただ、その多くは出どころのわからない相場です。
結婚相談所の婚活では、気持ちが固まった時点で担当カウンセラーを通じて真剣交際を申し出る流れになるので、3回目に告白しなければいけない決まりはありません。
3回目にやるべきことは、告白の準備より先に、「一緒にいる自分がどんな自分か」を相手にも自分にも見せておくことです。
3回目のデートで、相手は何を見ている?
相手が見ているのは、「この人の普段着と、自分の普段着が並んでも楽か」です。
1〜2回目は、お互いに気をつかい、相手を立て、失礼がないように過ごします。それ自体はとても大切なおもてなしです。
でも、よそゆき同士の会話は、どの人とでもある程度はうまくいってしまいます。だから3回目になると、男女とも少しずつ見るところが変わってきます。
・気をつかわない時間があるか:会話が途切れても気まずくないか、移動中の沈黙が苦しくないか
・予定どおりにいかない場面でどうするか:お店が混んでいた、雨が降った、道を間違えた、そのときの顔
・自分の話をちゃんと覚えていてくれるか:1回目、2回目に話したことの「続き」が出てくるか
・暮らしのイメージが少しでも浮かぶか:休日の過ごし方、仕事と生活のバランス、家族との距離感
・自分に向けた好意があるか:誰にでも感じがいいのか、自分にだけ向いている温度があるのか
コミュニケーション研究には、人は出会って早い段階で「この関係を続けたら、どんないいことがありそうか」を見積もり、その見積もりが、その後の関係の深まり方を左右するという考え方があります。初日の短い会話で持った印象が、9週間後の関係の状態まで予測していたという研究もあります(Sunnafrank & Ramirez, 2004)。
婚活の3回目は、まさにこの見積もりが「更新されるか、止まるか」の回です。1〜2回目と同じ情報しか増えなければ、見積もりは上がりません。
3回目のデートの過ごし方は?7つのポイント
3回目の過ごし方の軸は、「長さ」「体験」「会話の深さ」「一緒に決めること」の4つを、1〜2回目より少しずつ増やすことです。
全部を完璧にする必要はありません。できそうなものを2つか3つ選んでみてくださいね。
①時間を、1〜2回目より少しだけ長くする
何が起きているか:新しく知り合った人と友人になるまでを調べた研究では、一緒に過ごした時間が長いほど親しさが増し、とくに一緒に余暇を楽しむ時間と、なにげない日常の会話が、親しさの変化を予測していました(Hall, 2019)。会う回数だけでなく、一緒にいる「時間の量」も、距離を縮める材料になります。
婚活の場面:初回は2時間ほどの食事、2回目はランチとお出かけ、と進んできたなら、3回目は昼から夕方までの半日くらいがちょうどいい大きさです。長くいると、どうしてもよそゆきが少しずつほどけていきます。それでいいんです。
見分けポイント:半日一緒にいて、別れ際に「もう少し話したかった」と感じるか、「やっと帰れる」と感じるか。自分の体の正直な反応が、いちばんの判断材料になります。
②座って向き合うだけでなく、同じものを体験する
何が起きているか:カップルを対象にした実験では、ふたりで7分間、目新しい課題に一緒に取り組んだだけで、ありきたりな課題をしたペアより、関係の質の感じ方が高まりました(Aron et al., 2000)。新しいことを一緒にする時間は、「この人といると世界が少し広がる」という感覚を運んできます。
婚活の場面:美術館、植物園、水族館、季節の催し、器や雑貨の多い商店街、少し歩く公園。同じものを見て「どう思った?」と感想を交換できる場所は、会話のネタに困らず、相手の感じ方がよく見えます。
見分けポイント:相手が展示や景色に反応したとき、あなたにその感想を向けてくれるか。「きれいですね」で終わるか、「これ、〇〇さんの好きそうな色ですね」とあなたに戻ってくるか。後者は、あなたと一緒に見ている証拠です。
③会話を、1回目より一段だけ深くする
何が起きているか:初対面のふたりが45分かけて、少しずつ深くなる質問に答え合う実験では、当たり障りのない雑談をしたペアよりも、はっきり親しさが高まりました(Aron et al., 1997)。大事なのは「いきなり深く」ではなく「少しずつ深く」です。
婚活の場面:1回目が「何をしているか(仕事・趣味)」の話だったなら、3回目は「なぜそれを選んだのか」「どんなときにうれしいか」の話へ。事実から、気持ちと理由へ一段だけ降りていきます。
例文:「前に、休日はよく走るって言っていましたよね。走り始めたきっかけって何だったんですか?」
「お仕事で、いちばんうれしかった瞬間ってどんなときですか?」
④小さな失敗や、苦手なことをひとつ話す
何が起きているか:よそゆきを脱ぐいちばん手軽な方法は、自分から小さな「格好悪い話」をひとつ出すことです。完璧な人より、弱点を笑って話せる人のほうが、相手も自分の素を出しやすくなります。
婚活の場面:重い悩みや元恋人の話ではなく、笑える失敗くらいの軽さで。「方向音痴で、今日も一本前の駅で降りかけました」「料理は好きなんですけど、揚げ物だけは毎回失敗するんです」。
見分けポイント:あなたの失敗談に、相手も自分の失敗談で返してくれたら、よそゆきが1枚脱げた合図です。
⑤行き先やお店を、一緒に決める場面を作る
何が起きているか:結婚生活は、毎日の小さな「どうする?」の連続です。3回目は、その決め方の相性を軽く試せる回でもあります。
婚活の場面:全部を男性が決めてくる形も、全部を女性に任せる形も、3回目なら少し崩してみましょう。「ランチのあとは、公園と本屋さんとどっちがいいですか?」と、選択肢を2つ出して相手に選んでもらう。カフェの候補を一緒にスマホで探してもいい。
見分けポイント:相手が「どっちでも」ばかりか、自分の希望も言いつつあなたの希望も聞いてくれるか。どちらかが我慢する決め方になっていないかを、そっと見ておいてください。
⑥結婚観の「入口」に、軽く触れる
何が起きているか:仮交際の期間は限られています。条件の確認だけを急ぐと面接になりますが、何も触れずに終わると、真剣交際の手前で「住む場所が合わなかった」「働き方の考えが違った」と止まってしまいます。
婚活の場面:3回目は、結論を出す話ではなく「入口」に触れるくらいがちょうどいい深さです。自分の話を先に出してから聞くと、相手も答えやすくなります。
例文:「私は休日、ひとつは外に出て、ひとつは家でゆっくりしたい派なんです。〇〇さんは、理想の休日ってどんな感じですか?」
「実家にはけっこう帰るほうですか?私は年に数回くらいなんですけど」
⑦別れ際に「楽しかった理由」と「次」を言葉にする
何が起きているか:3回目までくると、相手は「嫌われてはいない」ことはわかっています。知りたいのは、「自分は、この人にとってほかの人とくらべてどうなんだろう」という一点です。
婚活の場面:「今日は楽しかったです」だけで終わらせず、何が楽しかったのかを具体的にひとつ。そして次の約束を、その場で軽く。これが、3回目を真剣交際への橋にする最後のひと押しです。
例文:「〇〇さんと歩いていると、時間があっという間でした。次は、さっき話していたお店、行ってみませんか?」
「今日、〇〇さんの話を聞いて、もっといろいろ知りたくなりました。また来週お会いできたらうれしいです」
3回目のデートでは、何を話せばいい?
話題は、「前回の続き」「今日一緒に見たもの」「暮らしの入口」の3つを行き来すれば、困ることはありません。
3回目にありがちなのが、1回目と同じプロフィールの確認をもう一度くり返してしまうことです。そうならないように、3つの引き出しを置いておきますね。
・前回の続き:「この前話していた資格の試験、どうでした?」「あのドラマ、最終回観ました?」
・今日一緒に見たもの:「さっきの絵で、いちばん好きだったのはどれですか?」「こういう場所、学生のころもよく来ました?」
・暮らしの入口:「平日の夜って、どう過ごしていることが多いですか?」「住むなら、便利な街と静かな街、どっちが落ち着きます?」「家事で、これは得意っていうのはあります?」
お金、年収、実家の資産、前の恋愛の詳しい話は、3回目ではまだ早いテーマです。
気になるなら、真剣交際を考え始めた段階で、担当カウンセラーにも相談しながら、ふたりで時間を取って話すほうが安心です。
そして話題の内容以上に大切なのが、相手の答えに「追いかけの質問」をひとつ返すことです。
「走っているんです」「そうなんですね」で終わらず、「朝と夜、どっちに走るんですか?」とひとつ重ねる。それだけで、相手は「ちゃんと聞いてもらえた」と感じます。
3回目のデートは、どんなプランがいい?
おすすめは、昼に集合して、食事と「同じものを見る時間」と「座って話す時間」を組み合わせた半日のプランです。
移動は少なめ、予定は詰めすぎず、少し物足りないくらいで解散するのが理想です。
プラン例1:美術館・展示の半日
11時半集合でランチ、13時から展示を見て、15時ごろカフェで感想を話す。17時前に解散。
感想を言い合う時間があると、相手の感じ方や価値観が自然に見えてきます。
プラン例2:公園や街歩きの半日
ランチのあと、大きめの公園や川沿い、古い商店街をゆっくり歩く。気になったお店にふらっと入れる余白を残しておきます。
並んで歩く時間は、向かい合う時間より緊張がほどけやすく、素の会話が出やすいです。
プラン例3:相手の好きな場所に行く半日
「前に話していた〇〇、行ってみたいです」と、相手の好きなものを行き先にする。
相手が案内役になると、好きなものを語る顔が見られますし、「自分の話を覚えていてくれた」という喜びも一緒に届きます。
夜の食事にするなら、2回目までと同じような2時間ほどの食事で終わらせず、食事の前に少し散歩をはさむなど、「いつもと違う時間」をひとつ加えてみてくださいね。
お酒は、よそゆきを脱ぐ手伝いにはなりますが、飲みすぎると素ではなく「崩れた姿」になってしまうので、ほどほどに。
3回目のデートで仮交際が終わってしまうのは、なぜ?
3回目のあとに交際終了になる理由でいちばん多いのは、「悪いところはないけれど、選ぶ決め手も増えなかった」です。
現場で見ていると、次の5つのどれかに当てはまることがほとんどです。
・よそゆきのまま終わった:丁寧で感じはいいけれど、3回会っても相手の素顔が見えなかった。「いい人だけど、よくわからない」と言われるパターンです。
・会話が面接のままだった:質問と回答が交互に続くだけで、気持ちや理由の話に降りていかなかった。
・同じ形のデートをくり返した:3回とも同じくらいの時間の食事だけで、新しい場面がひとつもなかった。
・好意が伝わっていなかった:誰にでも同じ感じのよさで、自分に向いている温度がわからなかった。とくに慎重な方ほど、ここで損をしています。
・焦って結論を迫った:「真剣交際、どう思ってます?」と3回目で答えを求めて、相手が身構えてしまった。
もうひとつ、あなたのせいではない理由もあります。
お相手がほかの方との交際を優先した、というケースです。仮交際は並行が認められている期間なので、これはどれだけ素敵なデートをしても起こりえます。自分を責めすぎないでくださいね。
3回目のデートのあと、脈あり・脈なしはどう見分ける?
いちばんわかりやすい脈ありのサインは、「次の約束が、具体的に、相手からも進むこと」です。
デート中の盛り上がりより、デートのあとの動きのほうが、相手の気持ちを正直に映します。
脈ありのサイン
・別れ際や当日のお礼の連絡で、次の日程や行き先の話が出る
・1回目や2回目に話したことを、相手のほうから持ち出してくる
・自分の失敗談や家族の話など、少し素の話をしてくれた
・「どう思います?」と、あなたの考えを聞いてくる場面が増えた
・解散の時間が、予定より少し延びた
注意したいサイン
・お礼の連絡が定型文だけで、次の話が出ない
・日程の候補を出しても、「また落ち着いたら」で止まる
・会話が1回目からずっと同じ深さのまま
・解散の時間が毎回きっちり早い
脈なしと誤読しやすいケース
・3回目で告白や真剣交際の話が出なかった:慎重な方ほど、気持ちが固まってから動きます。次の日程が具体的に進んでいるなら、時計はちゃんと進んでいます。
・3回目で手をつながなかった:婚活では、スキンシップの進み方に大きな個人差があります。触れないことは、あなたを大切にしている表れのこともあります。
・3回目なのに、まだ敬語:敬語は距離ではなく、性格や育った環境のこともあります。呼び方や話題が少しずつ近くなっていれば、心配はいりません。
・デート中の口数が減った:緊張がほどけて、黙っていても平気になったのかもしれません。沈黙のあとに相手の表情がやわらかいなら、むしろいい変化です。
3回目のデートで、やってはいけないことは?
いちばん避けたいのは、「3回目だから」という回数を理由に、相手に答えや行動を迫ることです。
ほかにも、次のようなふるまいは、好意があっても逆効果になりやすいので気をつけてくださいね。
・真剣交際の返事をその場で求める
気持ちを伝えるのは素敵なことですが、答えまで求めると相手は逃げ場を失います。伝えるのは「もっと知りたい」まで。正式な申し出は、担当カウンセラーを通じて行います。
・ほかのお相手との比較を口にする
「前に会った人は」「ほかの人とは違って」は、ほめ言葉のつもりでも、並行していることを思い出させてしまいます。
・一日中の予定を詰め込む
朝から夜まで移動の多いプランは、まだ緊張の残る3回目には重すぎます。疲れた顔で別れると、その疲れがデートの印象になってしまいます。
・素を出すことと、雑になることを取り違える
よそゆきを脱ぐのは、気をつかうのをやめることではありません。遅刻、スマホの見すぎ、店員さんへのぞんざいな態度は、素顔ではなく「油断」として受け取られます。
・夜遅くまで引き止める、お酒を強くすすめる
IBJでは、交際期間中の宿泊や婚前交渉は禁止されています。終電ぎりぎりまで引き止めるような流れは、相手に不安を与えるだけです。
3回目のデートのあとは、どう動けばいい?
3回目のあとは、「このまま会い続けたいか」を自分の中で一度言葉にして、担当カウンセラーに共有するのがいちばんの近道です。
相手のことだけでなく、自分の気持ちを整理する回でもあるからです。
もっと会いたいと思えたら
4回目、5回目の日程を早めに決めつつ、担当カウンセラーに「真剣交際を考え始めている」と伝えておきましょう。カウンセラー同士で相手の温度感を確かめてもらえることもあります。
迷っているなら
「嫌ではないけれど、決め手がない」という迷いは、3回目ではごく普通のことです。好きになれるかどうかは、会う時間を重ね、自分のことをわかってもらえたと感じるほど育っていきます。実際に、初対面同士の研究でも、一緒に話す回数が多いほど相手に好意を持ち、その背景には「受け止めてもらえた感覚」や「一緒にいて楽になる感覚」がありました(Reis et al., 2011)。
「次は半日にしてみる」「相手の好きな場所に行ってみる」と、次のデートで確かめたいことをひとつ決めてから会ってみてください。
会うのがつらいと感じたら
ときめかないことと、一緒にいて苦しいことは違います。会う前の日に気が重い、別れたあとにどっと疲れる、という状態が続くなら、早めに担当カウンセラーに相談しましょう。お断りも、カウンセラーを通じて伝えるのがルールです。
3回目のデートがうまい人は、何が違う?
3回目のデートがうまい人は、相手を喜ばせるより先に、自分がその時間を楽しんでいる人です。
ここには、テクニックの差ではなく、器の差が出ます。
3回目になると、「そろそろ結果を出さなきゃ」という気持ちが強くなります。
そうすると、デートが「審査を通るための時間」になり、相手の顔より自分の点数が気になってしまう。よそゆきを脱げないのは、実は脱ぎ方がわからないからではなく、脱いだら落とされるのではと怖いからなんですよね。
持てる人は、先に自分の素を差し出します。
小さな失敗を笑って話し、「今日は歩きやすい靴で来ました」と気取らずに言い、相手の好きな場所に一緒に行く。相手が素を見せてくれたら、それを面白がって受け止める。
そして、この人とうまくいかなかったとしても、自分の価値が下がるわけではないと知っています。だからこそ、力を抜いたまま、目の前の人を大切にできるんです。
結婚生活は、よそゆきを脱いだ毎日の積み重ねです。
3回目のデートで「この人の前なら普段着でいられる」と感じ合えたふたりは、その先の暮らしでも、きっと無理なく並んで歩いていけます。
「3回目、どんなプランにしよう」「このまま進めていいのかな」とひとりで迷っているなら、第三者の目で一緒に整理する時間を持ってみてください。
エースブライダルでは、仮交際のデートの組み立てや見極め方も、カウンセラーが一緒に考えています。まずは無料相談で、今の状況をお話ししてみてくださいね。
3回目のデート前のチェックリスト
・1回目、2回目で相手が話していたことを3つ思い出せる
・今回は、前回より少し長い時間(半日くらい)で予定を組んだ
・食事だけでなく、同じものを見たり体験したりする時間を入れた
・「なぜそれを選んだのか」を聞く質問をひとつ用意した
・自分の小さな失敗談や苦手なことを、ひとつ話せる
・結婚観の「入口」の話題を、自分の話から始められる
・行き先や過ごし方を、相手と一緒に決める場面を作った
・別れ際に伝える「楽しかった理由」を具体的に言える
・次の約束を、その場で軽く提案できる
・デートのあと、自分の気持ちを担当カウンセラーに言葉で伝える準備がある
まとめ:3回目のデートは、よそゆきを1枚脱ぐ日
婚活の3回目のデートは、告白の日でも、結論の日でもありません。
1〜2回目のよそゆきを1枚脱いで、素のままでも一緒にいて楽かを確かめ合う、仮交際の折り返し地点です。
時間は少し長く、同じものを一緒に体験して、会話は一段だけ深く。小さな失敗を話し、行き先を一緒に決め、結婚観の入口に軽く触れる。
そして別れ際に、楽しかった理由と次の約束を言葉にする。
3回目で何も起きなかったふたりは、静かに終わります。
でも、3回目で少しだけ素顔を見せ合えたふたりは、4回目からの景色がまるで違ってきますよ。
よくある質問
Q.婚活の3回目のデートで、告白(真剣交際の申し出)をしたほうがいいですか?
A.3回目で告白しなければいけない決まりはありません。結婚相談所では、気持ちが固まった時点で担当カウンセラーを通じて真剣交際を申し出るのが一般的です。3回目は「もっと知りたい」という気持ちを言葉で伝えるところまでにして、判断材料を集めることを優先すると、焦りのない進め方になります。
Q.3回目のデートは、何時間くらいがいいですか?
A.1〜2回目より少し長く、昼から夕方までの半日くらいが目安です。これは私が現場で見てきた、うまくいくふたりに多い長さです。ただし、移動の多い一日がかりのプランは疲れやすいので、少し物足りないくらいで解散するほうが、次につながります。
Q.3回目のデートは、夜ご飯でもいいですか?
A.夜の食事でもかまいません。ただ、2回目までと同じ形の食事だけだと新しい場面が生まれにくいので、食事の前に少し散歩をするなど、いつもと違う時間をひとつ加えるのがおすすめです。お酒は控えめにし、終電ぎりぎりまで引き止めないようにしましょう。
Q.3回目のデートで手をつながなかったら、脈なしですか?
A.それだけで脈なしとは言えません。婚活では、スキンシップの進み方に大きな個人差があり、IBJでも無理に手をつないだりボディタッチをしたりするのはNGとされています。次の日程が具体的に進んでいる、前回の話を覚えている、といったサインがそろっていれば、関係はちゃんと前に進んでいます。
Q.3回目のデートのあとに断られました。何がいけなかったのでしょうか?
A.3回目の交際終了は、大きな失敗より「決め手が増えなかった」ことが理由のことが多いです。また、お相手がほかの方との交際を優先した可能性もあります。担当カウンセラーに、相手側から聞けた理由があれば教えてもらい、次の出会いで活かせるところをひとつだけ持ち帰れば十分です。
Q.3回目なのに、まだ好きかどうかわかりません。続けてもいいですか?
A.3回目で気持ちが決まっていないのは、ごく普通のことです。一緒にいて苦しくないなら、次は時間を少し長くする、相手の好きな場所に行くなど、確かめたいことをひとつ決めて会ってみてください。会うのがつらい状態が続くなら、担当カウンセラーに早めに相談しましょう。
Q.3回目のデートで、結婚の話はどこまでしていいですか?
A.休日の過ごし方、住みたい街の雰囲気、実家との距離感、家事の得意不得意など、暮らしの「入口」に触れるくらいがちょうどいい深さです。年収や資産、前の恋愛の詳しい話は、真剣交際を考え始めてから、担当カウンセラーにも相談しつつ時間を取って話すほうが安心です。
参考にした研究・資料
・Sunnafrank, M., & Ramirez, A. (2004). At first sight: Persistent relational effects of get-acquainted conversations. Journal of Social and Personal Relationships, 21(3), 361-379.
・Hall, J. A. (2019). How many hours does it take to make a friend? Journal of Social and Personal Relationships, 36(4), 1278-1296.
・Aron, A., Norman, C. C., Aron, E. N., McKenna, C., & Heyman, R. E. (2000). Couples' shared participation in novel and arousing activities and experienced relationship quality. Journal of Personality and Social Psychology, 78(2), 273-284.
・Aron, A., Melinat, E., Aron, E. N., Vallone, R. D., & Bator, R. J. (1997). The experimental generation of interpersonal closeness: A procedure and some preliminary findings. Personality and Social Psychology Bulletin, 23(4), 363-377.
・Reis, H. T., Maniaci, M. R., Caprariello, P. A., Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2011). Familiarity does indeed promote attraction in live interaction. Journal of Personality and Social Psychology, 101(3), 557-570.
・IBJ「婚活の流れ」https://www.ibjapan.com/ibj/flow/
・IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」https://www.ibjapan.com/success/manners/
この記事を書いた人
関口美奈子(せきぐち みなこ)
恋愛心理研究家・作家。結婚相談所エースブライダルとメンズ眉毛サロンWinsome(新宿・吉祥寺・高円寺)を運営。のべ3万人以上の男女と向き合ってきた現場経験と心理学をもとに恋愛・結婚・人間関係・コミュニケーションを執筆し、自治体や企業、官公庁でも講演。著書はKADOKAWAほかより刊行、中国韓国台湾で翻訳出版。
公式サイト https://sekiguchiminako.com/
著書:『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』『気遣いを恋と勘違いする男 優しさを愛と勘違いする女』『働く人の悩みを89%解決する コミュニケーションの極意』
よそゆきのまま仮交際を終わらせないために、一度プロと一緒にデートを組み立ててみませんか。
エースブライダルでは、恋愛経験ゼロから入会した方のうち98%が交際に進んでいます(※結婚相談所エースブライダルの実績。集計期間2025年1月〜2026年9月26日、仮交際を含む)。
無理な勧誘はしませんので、気軽にお話しにいらしてくださいね。