婚活シャイマンには、リアルな現実把握が難しい?! #44

就活でも、婚活でも、シャイマンは圧倒的なハンディを。

こんにちは。
本格的な心理カウンセリングを提供する「婚活カウンセリングのリアルラブ」ヒロです。
No.44をお送りします。

健ちゃん（仮名・30代後半）は典型的な恋愛シャイマン、つまりラブ・シャイだと思われます。

シャイマンとは、「内気な、恥ずかしがり屋の男性」を指す呼び名。
その中でも、異性間コミュニケーションに特化して、シャイな男性をラブ・シャイと呼ぶようです。

日本と違い、アメリカでは、自己主張が苦手なシャイマンは、就職でも結婚でも、とても不利な扱いを受けるので、シャイを克服しない限り、人生で幸せを掴むことができないとされ、親や周囲の大人はとても心配するようです。

一昔前はシャイは美徳という文化があった日本でも、現在は同じような状況ではないでしょうか？
就活でも、婚活でも、自己PR下手なシャイマンは圧倒的なハンディを抱えていそうです。

ファンタジーを生きるラブ・シャイ。

健ちゃんには、スポーツ観戦などを一緒に楽しむ友人達がいて、仲間思いなので人気がありました。

わたし共が会員さん向けに提供するワークショップでご一緒する女性の間でも、気が優しいので人気者でした。

どこか憎めない愛されキャラな男性なのですが、学生時代から、いざ恋愛の対象となると「お友達のままで」と言われることが多かったといいます。

一度も恋愛経験がないまま、アラフォーの声を聴き、リアルラブに入会されました。
登録して活動をはじめて数ヶ月後、写真を替えてみるなどの工夫をして、徐々にお見合いが組めるようになりました。

ところが交際までは行けるものの、交際3、4回目の真剣交際目前の比較検討で、敢えなく撃沈するパターンでした。

面談に現れては、「今度こそは行けますよ。彼女は僕のことが好きだと思います。」

こちらはどんな意志表示をして、彼女はなんと答えたのか？
思わずその根拠を訊ねると、怒り始めたことが何回かありました。
会員を信用しないのは怪しからんと言うのです。

何人目の仮交際中のお相手とだったでしょうか。
彼の好みのタイプの女性で、次回のデートは、花火を観に行こうと誘ったら、「考えておきます」と笑って答えてくれたというのです。
手をつなげられたら、プロポーズも考えていると。
一事が万事こんな調子です。

彼にはどうやら、彼女の言葉遣いや、表情、手振り身振りのすべてが自分を好きだというサインに見えるらしいのです。

案の定、その日のデート以来、彼女からは音信不通となり、先方の相談所の先生から「交際終了」が来てしまいました。

どうしたら、彼はリアルに現実が見られるようになれるのか。
思案と試練の日々が始まりました。

（つづきは次回）

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