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「家事が不安です」を乗り越えた2人の話

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婚活カウンセリングのリアルラブ「「家事が不安です」を乗り越えた2人の話」-1

01|結婚したいのに、一緒に暮らすイメージが湧かない


真剣交際に入ると、不思議なことが起きます。


これまでは「この人ともっと仲良くなりたい」と思っていたのに、

今度は「この人と暮らしていけるだろうか」という現実的な不安が顔を出してくるのです。


特に30代後半になると、一人暮らしの期間が長い人も少なくありません。


自分なりの生活リズムがあるし、部屋の使い方も決まっている。

休日の過ごし方も固まっている。


だから結婚が近づくほど、

「相性は良いと思う。でも、一緒に住んだらどうなるんだろう」

という不安が生まれることがあります。


今回の男性と女性のケースも、まさにそうでした。

お互いに結婚したい気持ちはある。


一緒にいると楽しい。

それなのに、なぜか最後の確信が持てない。


理由をたどっていくと、それは愛情の問題ではなく、生活スタイルの問題でした。



本当に怖かったのは家事ではなく「ガッカリされること」


面談で話していて印象的だったのは、

お互いが家事そのものを心配していたわけではなかったことです。


男性は一人暮らし歴が長く、料理も洗濯も普通にできる人でした。

女性も仕事をしながら、自分の生活をきちんと回していました。


では何が不安だったのか。


それは、

「一緒に暮らしたら相手をイライラさせるんじゃないか」

という心配でした。


たとえば男性は、

「洗濯物を畳むのを後回しにしてしまうんです」

と話していたそうです。


女性は、

「私はそこはあまり気にならないんですけど、洗面所だけはきれいに使いたいんですよね」

と答えました。


すると男性は少しホッとした顔をしました。

婚活では、相手に嫌われたくなくて、自分の生活習慣を隠してしまう人がいます。


でも結婚生活で本当に必要なのは、良い人を演じることではありません。

素の自分を出した時に、二人でどう折り合いをつけられるかです。



意外と「普通」が違う


婚活の現場でよく起きるのが、

「それって普通じゃないですか?」というすれ違いです。


でも実際には、その普通が人によって違います。


食器はその日のうちに洗うべきだと思う人もいれば、翌朝まとめて洗う人もいます。

掃除機は毎日かけたい人もいれば、気になった時だけで十分な人もいます。


どちらが正しいという話ではありません。

問題は、自分の普通を相手も普通だと思い込んでしまうことです。


このカップルは、その思い込みをなくすために、お互いの生活習慣を話し合いました。


そして、

「これは譲れない」

「これは別にどうでもいい」

を書き出してみたのです。


すると面白いことが起きました。


相手が気にしていると思っていたことが、実は全然気にされていなかったのです。

逆に、小さなことだと思っていた部分に強いこだわりがあることも分かりました。



結婚生活は100点を目指すと苦しくなる


真面目な人ほど、

「ちゃんとした夫婦にならなければ」

と思いがちです。


でも結婚生活は試験ではありません。

100点を取ることが目的ではないのです。


今回の二人がうまくいった理由もそこにありました。

家事を完璧に分担しようとしなかった。


どちらが正しいかを決めようとしなかった。


その代わり、

「どうしたら二人ともラクだろう」という視点で考えたのです。


たとえば、

男性がキッチン周りを担当する。

女性は洗濯を担当する。


忙しい週は無理をしない。

外食も選択肢に入れる。


そんな現実的な話が自然にできるようになりました。



成婚が早いカップルは「正解」より「運用」を考える


成婚が早いカップルを見ていると共通点があります。

理想論で止まらないことです。


結婚後の生活について話す時も、

「あるべき論」ではなく、


「実際どうする?」

を考えている。


だから話し合いが具体的です。


住まいのこともそうですし、お金のこともそう。

家事だってそうです。


結婚生活は制度ではなく運用です。


どれだけ立派な理想を掲げても、毎日続かなければ意味がありません。

二人はそのことをよく理解していました。



安心感は「好き」だけでは生まれない


成婚退会の日、女性がこんなことを話していました。

「家事の話ができた時に、この人となら暮らせるかもしれないと思ったんです」


とても印象に残る言葉でした。


恋愛中は「好き」という気持ちが関係を支えます。

でも結婚になると、それだけでは足りません。


疲れて帰ってきた日もあるし、体調を崩す日もある。

仕事が忙しくて余裕がない時期もある。


そんな日常を一緒に乗り越えていけそうだと思えることが、安心感につながります。


今回の二人が手に入れたのも、完璧な家事分担ではありませんでした。

無理をしなくても一緒に暮らしていけそうだという確信だったのです。



ワーク:


もし真剣交際中の方がいたら、紙やスマホのメモに次の二つを書いてみてください。


一つは、

「結婚後も、これだけは譲れない生活習慣」


もう一つは、

「実は相手に合わせてもいいと思っていること」

です。


書き出してみると、自分が思っているほど譲れないことは多くないかもしれません。

結婚生活をラクにするのは、完璧な相手を見つけることではありません。


お互いのこだわりと手抜きポイントを知りながら、二人に合った暮らし方を作っていくことなのかもしれません。



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