成婚まで約4か月。交際期間は短すぎる?
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「結婚相談所って、出会ってから結婚を決めるまでが早いんですよね?」
無料相談でも、そんなお話が出ることがあります。
たしかに、IBJが約2万人の婚活データを分析した「2025年 IBJ成婚白書」を見ると、
代表的な成婚者像の交際日数は、男女とも約4か月でした。
4か月。
こう聞くと、
「そんな短期間で相手のことがわかるの?」
「勢いで結婚を決めることにならない?」
「まだ好きかどうかも迷っているのに?」
と思われる方もいるかもしれません。
私も、相談所婚活をよく知らない状態でこの数字だけを見たら、かなり早く感じると思います。
でも、結婚相談所の4か月は、ただ急いで答えを出すための4か月ではありません。
最初から結婚を考えている二人だからこそ、必要なことを意識して話しながら関係をつくっていく4か月でもあります。
成婚した人の交際期間は約4か月
2025年IBJ成婚白書では、代表的な成婚者像として、
男性は交際日数125日、女性は124日。
どちらも約4.1か月でした。
男女でほとんど差がありません。
ここで大切なのは、
「4か月で結婚を決めなければならない」
という意味ではないことです。
あくまで、実際に成婚した方たちのデータから見えてきた一つの傾向です。
それでも、一般的な恋愛と比べれば「早い」と感じる方は多いと思います。
では、なぜ結婚相談所の婚活では、このくらいの期間で関係が進んでいくのでしょうか。
「4か月で結婚を決める」と聞くと不安になる理由
短く感じる一番の理由は、
「相手のことを全部わかってから結婚を決めなければ」
と思うからではないでしょうか。
でも、何年付き合ったとしても、相手のすべてがわかるわけではありません。
一緒に暮らして初めてわかることもありますし、結婚後に仕事や家族の状況が変われば、お互いの考え方が変わることもあります。
だからこそ、相談所婚活で見たいのは、
「この人について全部わかったか」ではなく、
「まだわからないことが出てきた時に、この人と話し合っていけそうか」という部分です。
もちろん、「4か月しかないんだから急いで決めましょう」という話ではありません。
違和感があるなら、その違和感を無視しなくていい。
迷っているなら、何に迷っているのか整理する。
そのうえで、必要なことを一つずつ話していくことが大切です。
結婚相談所の婚活は、最初から「結婚後」を考えている
一般的な恋愛では、
「まず好きになる」
「付き合う」
「その先に結婚を考える」
という流れも多いと思います。
一方、結婚相談所では、最初から双方に「結婚したい」という意思があります。
さらに、婚活を始める時点で、
どんな暮らしをしたいのか。
仕事を続けたいのか。
子どもを望むのか。
どこに住みたいのか。
どんな相手となら安心して暮らせそうなのか。
ある程度、ご自身の希望や価値観を考えながら活動を始めます。
だから、交際に入ったあとも、
「好きな食べ物は?」
「休日は何しているの?」
だけで何か月も過ごすのではなく、関係が進むにつれて、結婚後の生活につながる、もう少し核心に近い話をしていくことができます。
仕事はどう続けたいか。
家事はどう考えているか。
お金をどう管理したいか。
住む場所はどうするか。
家族との関わりはどうしたいか。
最初から結婚を目的として出会っているからこそ、こうした話をすることが不自然ではありません。
だから、短期間でも関係を深めやすい
これは、ただ交際期間を短縮しているのとは少し違います。
何を確認したいのかが比較的はっきりしているから、必要な会話にたどり着きやすい。
そこが、結婚相談所の婚活の大きな特徴だと思っています。
私自身、婚活に長く時間をかけた経験があります。
当時の私は、相談所に登録して「婚活をしている」ということで、どこか安心してしまっていたところがありました。
申し込みを待つことが多く、自分から積極的に動くことも、今思えばあまりしていませんでした。
でも、それでは状況はなかなか変わりません。
自分から申し込む。
会ってみる。
振り返る。
また次の一歩を考える。
そうやって行動を変えた頃から、少しずつご縁が動き始めたように思います。
今、会員さんを見ていても、相談所に登録しているだけで「婚活している」と安心してしまい、受け身になっている方はいらっしゃいます。
だから私は、婚活を長く続けることそのものに安心するのではなく、
今の活動が、結婚につながる動きになっているかを
時々振り返ることが大切だと思っています。
もちろん、焦って誰かに決める必要はありません。
でも、できることなら婚活だけに何年も時間を使うのではなく、納得できる相手に出会い、そこから始まる新しい生活に時間を使ってほしい。
婚活は、相手を探すだけではなく、自分の考えを整理し、誰かと一緒に生きていく準備をしていく時間でもあります。
私は、そんなふうに考えています。
条件確認だけでは、結婚生活は見えてこない
ただし、
「年収はいくらですか」
「子どもは何人ほしいですか」
「家事はできますか」
と、項目を一つずつ確認すればいいわけではありません。
大切なのは、その答えの背景まで少しずつ知っていくことです。
たとえば、二人とも
「共働き希望です」
と答えていたとしても、その中身は同じとは限りません。
片方は、
「仕事はお互い続けたい。家事も二人で分担していきたい」と考えている。
もう片方は、
「妻にも働いてほしい。でも、家のことは妻に多めにやってほしい」と思っているかもしれません。
同じ「共働き希望」という言葉でも、実際に思い描いている結婚生活はかなり違います。
さらに、
「結婚後も仕事は続けたいです」と伝えた時に、
「もちろんいいよ」で終わるのか。
それとも、
「じゃあ家事はどう分けようか」
「通勤を考えると、住む場所はどのあたりがいいかな」
と、二人の生活として考えてくれるのか。
ここにも、大きな違いがあります。
私は、答えが同じかどうかより、二人で暮らすとしたらどうなるかまで一緒に考えられるかが大切だと思っています。
条件が合っている。
価値観も似ている。
それだけでは、実際の結婚生活がうまくいくとは限りません。
大切なのは、違いが出てきた時に、
「じゃあ二人ならどうしようか」と話せること。
こうした会話を重ねることで、プロフィールや条件だけでは見えなかった「この人と一緒に暮らせそうか」が、少しずつ見えてきます。
迷った時こそ「何が不安なのか」を言葉にする
交際が進んでくると、
「いい人なんですけど、決めきれません」
というご相談もあります。
そんな時に、
「もう○か月だから、そろそろ決めましょう」
と急かしても意味がありません。
何が引っかかっているのか。
好きという気持ちが足りないと感じているのか。
生活のイメージがまだ持てないのか。
聞きたいことを聞けていないのか。
それとも、「結婚を決める」こと自体が怖いのか。
迷いの中身を整理すると、次に何を確認すればいいかが見えてくることがあります。
ここは、仲人が一緒に考える意味のあるところだと思っています。
4か月で大切なのは「早く決めること」ではない
今回のデータを見て、
「4か月で決められるように頑張らなきゃ」
と思う必要はありません。
私が大切だと思うのは、
その期間の中で、二人がどんな会話をしてきたか。
たとえば、
- 普段のデートで自然に話せるようになってきた
- お互いの仕事や生活リズムがわかってきた
- 結婚後の暮らしについて具体的な話ができた
- 意見が違った時にも話し合えた
- 不安なことを伝えた時、お相手がきちんと受け止めてくれた
こうした積み重ねがある4か月なら、
「何もわからないまま、短期間で決める」のとはまったく違います。
真剣交際を考える前に、ここを振り返ってみる
交際期間の数字が気になった時は、日数だけを見るのではなく、今の二人を一度振り返ってみてください。
✔︎ 前より自然に話せるようになっている
✔︎ 自分の考えや希望を少しずつ伝えられている
✔︎ お相手の仕事や生活について具体的にイメージできる
✔︎ お金・住む場所・家事・仕事など、生活につながる話ができている
✔︎ 意見が違った時に、話を終わらせず相談できる
✔︎ 不安なことや迷っていることを伝えられる
✔︎ 「もっとこの人を知りたい」と思える部分がある
たとえば、まだ話せていないことがあるなら、
「私は結婚しても仕事は続けたいなと思っているんですけど、○○さんは結婚後の生活ってどんなふうにイメージしていますか?」
くらいの聞き方でも大丈夫です。
いきなり結論を求めるのではなく、
「どう考えているのか知りたい」という気持ちで聞くと、会話にしやすくなります。
全部に ✔︎ がつく必要はありません。
むしろ、まだ話せていないことが見つかったなら、
「次に会った時、これを話してみよう」と一つ決めてみる。
それだけでも、交際の進め方は変わります。
私は会員さんとの振り返りでも、全部を一度に解決しようとするより、
「今の二人なら、次に何を話したらいいだろう」
と一緒に考えることを大切にしています。
「わからないことも一緒に考えられる」それが大切です
4か月で、相手のすべてを知ることはできません。
私は、むしろそれでいいと思っています。
大切なのは、
「この人なら、まだわからないことも一緒に考えていけそう」と思えることです。
結婚相手を考えるうえで、これはとても大切な感覚だと思っています。
結婚前に、
「嫌われたくないから言わないでおこう」
「今は我慢した方がいい」
「これを聞いたら結婚が遠のくかもしれない」
と、本当は気になっていることを隠したまま進んでしまうと、結婚後も同じところでつまずく可能性があります。
むしろ、一緒に暮らし始めてからの方が、避けていた話題と向き合わなければならない場面は増えていきます。
話せない。
聞けない。
本音を出せない。
という関係の方が苦しくなってしまいます。
だからこそ、交際中にすべてを解決する必要はなくても、気になることを話題にできる関係かどうかは見ておきたいところです。
「私はこう思っているんだけど、○○さんはどう?」と話せること。
意見が違った時に、
「じゃあ二人ならどうする?」と考えられること。
それこそが、結婚生活につながる関係づくりだと思っています。
何が起きても意見が一致する相手を探す必要はありません。
これから長い結婚生活の中で、仕事、住まい、家族、子ども、お金、病気や介護など、今は想像していないことも起こるでしょう。
そのたびに必要になるのは、最初から同じ答えを持っていることではなく、
二人で話して、二人なりの答えをつくっていけること。
4か月ですべてを確認することはできなくても、
「この人とは、それができそう」
という感覚は、交際の中で確かめていくことができます。
婚活サポート スマイルリンクでは
婚活中には、
「交際期間が短くて不安です」
「まだ好きと言い切れないのに、真剣交際を考えていいのでしょうか」
「聞いておきたいことはあるけれど、どう切り出したらいいかわかりません」
といったご相談もあります。
そんな時、私は「もう○か月だから」という期間だけで答えを出すことはしません。
今までどんな時間を過ごしてきたのか。
どこまでお互いのことを話せているのか。
何がまだ不安なのか。
次に何を確認できたら、ご自身が納得して進めそうなのか。
そこを一緒に整理していきます。
結婚は、完全に不安がなくなってからするものではないと思っています。
でも、
不安なことやわからないことが出てきた時でも、この人となら話して乗り越えていけそう。
その観点は、ぜひ大切にしてほしいです。
IBJ成婚白書の「約4か月」という数字も、
「4か月で決めなければ」ではなく、
「その期間に、二人でどんな関係をつくっていくか」
を考えるきっかけとして見てもらえたらと思います。
また、簡単な自己紹介動画もご用意しています。
どんな人がサポートしているのか、雰囲気を知りたい方は、ぜひご覧になってください。
出典:株式会社IBJ「2025年 IBJ成婚白書」
https://www.ibjapan.jp/information/2026/04/%EF%BC%91-10.html