婚活で「価値観が合う人」ってどんな人?
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婚活をしていると、
「価値観が合う人がいいです」
という言葉をよく聞きます。
では、
「価値観が合う」って、具体的にはどういうことでしょう。
好きな食べ物が同じ。
休日の過ごし方が似ている。
お金の使い方が近い。
仕事への考え方が似ている。
もちろん、こうした部分が近ければ、一緒にいてラクなこともあると思います。
でも、結婚相手となると、
全部が同じ人を探すことが、本当に「価値観が合う」ということなのかな?
とも思うんです。
育ってきた家庭も、
これまでの経験も、
仕事も、
人間関係も違う二人です。
考え方が違うところがあるのは、むしろ自然なこと。
だから私は、
価値観が合うかどうかを見る時には、
「同じ答えを持っているか」だけではなく、違う答えが出た時にどうできる二人なのか
を見てほしいと思っています。
そもそも「価値観」って何?
「価値観」という言葉は、とても便利です。
でも便利だからこそ、
「なんとなく合わない」
「価値観が違う気がする」
と、かなり広い意味で使われることもあります。
実際には、
何にお金を使いたいか。
休日をどう過ごしたいか。
仕事をどのくらい大切にしたいか。
一人の時間はどのくらい必要か。
家事をどう考えるか。
家族とどのくらい関わりたいか。
子どもについてどう考えるか。
どんな時に安心できるか。
何をされると嫌だと感じるか。
こうした一つひとつの中に、その人なりの考え方があります。
そして、その考え方には、
これまでどんな家庭で育ってきたのか。
何を経験してきたのか。
何を大切にして生きてきたのか。
そんな背景も関わっています。
だから、「価値観が合う・合わない」という一言だけで考えるより、
何について、どんなところが近くて、どんなところが違うのか。
少し具体的に見ていく方がいいと思います。
「同じ」が多ければ、結婚生活はうまくいく?
たしかに、
二人とも休日は家でゆっくりしたい。
二人とも旅行が好き。
二人とも節約志向。
二人とも仕事を続けたい。
こうした共通点があると、生活をイメージしやすいですよね。
でも、同じ言葉を使っていても、中身まで同じとは限りません。
たとえば、「旅行が好き」と言っても、
年に一度、ちょっと贅沢な旅をしたい人もいれば、
休みがあれば毎月でも出かけたい人もいます。
「節約したい」でも、
食費は抑えたいけれど旅行には使いたい人もいれば、
まずは貯金を最優先したい人もいます。
たとえば、30代で仕事も大切にしたい女性が、
「結婚しても仕事は続けたい」と考えていたとします。
お相手も、「共働きがいいです」と言っていた。
一見、価値観が合っているように見えます。
でも、話してみると、
女性は「今の仕事を続けながら、家庭も二人でつくっていきたい」。
お相手は「共働きは賛成だけれど、家事はできれば妻に多めにお願いしたい」。
ということもあります。
同じ「共働き」という言葉でも、思い描いている生活は違うかもしれません。
だからこそ、
言葉が同じかではなく、その先にどんな暮らしを思い描いているのか。
そこまで少しずつ話していくことが大切です。
だから、
同じ言葉を使っている=同じ価値観 とも限りません。
逆に、最初は違うと思っていたことも、話を聞いてみると、
「そこは私もわかる」となることもあります。
大切なのは、違いが出た時
価値観の違いが見つかった時、
「合わない!」とすぐに判断したくなることもあります。
でも私は、
違いがあることより、その違いをどう扱う二人なのか の方が大切だと思っています。
たとえば、
「休日はできるだけ一緒に過ごしたい」という人と、
「一人の時間も必要」という人がいたとします。
最初だけを見ると、「価値観が合わないかも」と思うかもしれません。
でも、
「どうして一人の時間が必要なの?」
「どのくらい一緒に過ごせたら嬉しい?」
と少し話してみたら、
「仕事で人と接することが多いから、週に少し一人で休む時間がほしい」
「毎週ずっと一緒じゃなくても、月に何回かは一緒に出かけたい」
ということかもしれません。
そうすると、最初は「違う」と思った二人でも、
二人に合う形を探せる余地があることが見えてきます。
もちろん、どうしても譲れないことや、
何度話しても受け入れにくい違いもあります。
だから、「違いがあっても全部大丈夫」ということではありません。
大切なのは、その違いについて話してみた時に、
相手がこちらの考えを聞こうとしてくれるか。
自分の考えも伝えてくれるか。
そして、「じゃあ二人ならどうする?」と一緒に考えられるか。
そこだと思います。
たとえば、
「私は休日は外に出たい」
「僕は家でゆっくりしたい」
という違いがあったとしても、
毎週必ずどちらかに合わせなければいけないわけではありません。
ある週は出かける。
ある週は家で過ごす。
別々に好きなことをする日があってもいい。
二人が納得できる形を探すことはできます。
問題になるのは、
「普通は休日くらい一緒に出かけるでしょ」
「休みの日まで出かけるなんて理解できない」と、
自分の考えだけを正解にしてしまうこと。
違いがある=相性が悪い、ではありません。
違いが出た時に、
「どうしてそう思うの?」
「私はこう感じるんだけど、○○さんはどう?」と話せるか。
そこに、二人の関係が見えてきます。
価値観は「質問して確認するもの」だけではない
婚活では、
「結婚前に価値観を確認しましょう」と言われることがあります。
もちろん、話しておいた方がいいことはあります。
でも、
お金。
家事。
子ども。
仕事。
親との関係。
これを一つずつ質問して、答えが合っているか確認する。
それだけだと、まるでチェックリストになってしまいます。
価値観は、日々の小さなやり取りの中にも表れます。
たとえば、デートのお店を決める時。
どちらか一人に任せきりなのか。
お互いに希望を出せるのか。
相手の希望も聞けるのか。
予定が変わった時。
イライラするのか。
相談しながら調整できるのか。
意見が違った時。
すぐ否定するのか。
「そう考えるんだね」と一度受け取れるのか。
そんなところにも、その人の考え方は出てきます。
たとえば、家事分担の話も同じです。
「家事を何割やるか」という答えだけではなく、
二人の生活を一緒に回そうとしている人なのか。
そこに、その人の価値観が表れます。
「価値観が違う」と感じたら、何を見る?
もし、「なんだか価値観が違うかも」と思ったら、
そこで終わりにする前に少しだけ考えてみてほしいことがあります。
それは、本当に大切なこと?
違いが見つかった時、それがご自身にとって、
「どうしても大切にしたいこと」なのか。
それとも、「できれば同じだと嬉しいこと」なのか。
ここは分けて考えてみてください。
全部を「譲れない」にしてしまうと、
一緒に生活できる人はほとんどいなくなってしまいます。
反対に、本当はとても大切なことなのに、
「合わせればいい」と無理をする必要もありません。
まず、自分は何を大切にしているのか を知ることも婚活では重要です。
「なぜ?」を聞いてみる
考えが違った時には、結論だけを見るのではなく、その理由を聞いてみる。
たとえば、「休日は一人で過ごしたい」と言われた時。
「結婚しても一緒に過ごしたくないんだ」
と受け取るのと、
「仕事で人と接することが多いから、週に少し一人で休む時間があると元気になれる」
と聞くのでは、印象が違います。
理由を知ることで、「それならわかる」と思えることもあります。
価値観を見る時は、
答えだけではなく、その答えになった背景も知ってみる。
それが大切です。
とはいえ、「なぜそう思うんですか?」
と急に聞くと、
少し詰められているように感じることもあります。
そんな時は、
「私はこういうふうに考えているんですけど、○○さんはどうですか?」
「それって、何かきっかけがあったんですか?」
「もし二人で暮らすとしたら、どんな形がいいと思います?」
「ここはお互い少し違いそうですけど、どうしたら二人とも無理がなさそうですかね」
くらいの聞き方でも十分です。
大切なのは、
相手の答えを正解・不正解で判断するために聞くのではなく、その人の考えを知るために聞くこと。
そして、自分の考えも一緒に伝えることです。
違った時に、二人で考えられる?
そして、一番見てほしいのはここです。
考え方が違った時に、「自分はこうだから」で終わる人なのか。
それとも、「じゃあ二人ならどうする?」と考えられる人なのか。
結婚すると、今まで経験したことのないこともたくさん起こります。
仕事が変わるかもしれない。
住む場所が変わるかもしれない。
家族の事情が変わるかもしれない。
体調を崩すこともあるかもしれません。
そのたびに、結婚前に決めていた答えが、そのまま使えるとは限りません。
だからこそ、最初から答えが全部同じことより、状況が変わった時に二人で考え直せること。
私は、こちらの方が結婚生活では大切だと思っています。
「価値観が合う人」は、価値観が同じ人ではない
婚活をしていると、どうしても、「自分と合う人を探さなければ」という気持ちになります。
もちろん、あまりにも大切な部分が違えば、一緒に生活していくのが難しいこともあります。
そこを無理に我慢する必要はありません。
でも、価値観が合うというのは、何から何まで同じ人を見つけることではないと思います。
自分の考えを話せる。
相手の考えも聞ける。
違いがあったら、二人で考えられる。
そんな関係をつくれること。
そして、「今はこう思っているけれど、二人で暮らしたらどうかな」と、
これから先を一緒に考えていけること。
そこまで含めて、私は「価値観が合う」だと考えています。
婚活サポート スマイルリンクでは
婚活中には、
「いい人なんですけど、価値観が合うのかわからなくて」
「ここが違うのが気になっています」といったご相談もあります。
そんな時、
「合います」「合いません」と、こちらが答えを決めることはしません。
何が気になったのか。
その違いは、ご自身にとってどのくらい大切なことなのか。
なぜそれが気になるのか。
お相手は、なぜそう考えているのか。
そして、その違いについて二人で話していけそうなのか。
一つずつ整理していきます。
価値観の違いは、すぐに関係を終わらせる理由になるものばかりではありません。
一方で、「なんとなく我慢すればいい」と流していいものばかりでもありません。
違和感を無視しない。
でも、その違和感だけで決めない。
そこを大切にしながら、ご自身が納得できる相手なのかを、一緒に考えていきます。
結婚は、違う人生を歩いてきた二人が、
お互いがこれまで大切にしてきたことや考え方を持ち寄りながら、
二人にしかつくれない、二人色の暮らしをつくっていくこと。
そのために、「価値観が同じか」だけではなく、
違いがあった時に、この人と話していけるか。
そんな視点も大切にしてほしいと思っています。
また、簡単な自己紹介動画もご用意しています。
どんな人がサポートしているのか、雰囲気を知りたい方は、ぜひご覧になってください。