『異次元の少子化対策』は『婚活』に力を入れるべき!!
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目次
- 未婚化・少子化の現状
- 宮古島市で「結婚新生活支援事業」がスタート!!
未婚化・少子化の現状
岸田首相が、年頭の記者会見で掲げた『異次元の少子化対策』というのが、大きな物議を巻き起こしています。
政府が打ち出している少子化対策は、、、
2004年「妊娠・出産、子育て」支援
2015年「結婚、妊娠・出産、子育て、教育、仕事」
と段階に応じた支援を宣言しているが、あくまで政府は
子育て支援(ママ支援)中心
決してこれが悪い訳ではないのですが、未婚化・少子化の現状はというと・・・
上記の表のように、20代の男性の3人に2人、女性の2人に1人は、配偶者や恋人がおらず、
20代男性の約4割、女性の約2.5割はデート経験が無いそうです。
生涯未婚率は年々上昇の一途をたどり、2020年には男性が25.7%、女性は16.4%にまで上昇しています。
少子化問題として、『出生率の低下』が特にとりだたされているのですが、政府が注目しているのは「合計特殊出生率」で、出生力、つまり人口に対して生まれた子供の数を表すものです。
(※その年次の15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、一人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を産むとしたときの、子供の数に相当したものとなっています。)
そこで新たに注目して頂きたいのは、「完結出生児数」というものです。「完結出生児数」は結婚持続期間(結婚からの経過期間)15~19年夫婦の平均出生子ども数となっていて、結婚した女性が生涯で出産する子供の数となります。
これを見ると、1972年から1921年まで50年の間に、「合計特殊出生率」は、『2.14』⇒『1.30』と激減しているように感じますが、「完結出生児数」でいうと減少はしているものの、『1.90』をキープしており、結婚しているカップルは、50年前から変わらず、約2名の子どもを産んでいることになっています。
つまり、
<結婚さえすれば子どもを産む>
という現状があるのかと考えられます。
また、日本は海外の国々と比較して、婚外子を産む確率が非常に低い国民性を持っています。
ヨーロッパ、特にフランスなどでは法律で婚姻関係が無いカップルの子どもでも保障などが整っているので、結婚しないで子どもを産む確率も非常に高くなっています。
なので、これまでの少子化対策と比べて『異次元』と呼べるほどの少子化対策をするというのであれば、岸田政権には是非『婚活』に力を入れて欲しいと思います!!
宮古島市で「結婚新生活支援事業」がスタート!!
以前から内閣府が行っていた「結婚新生活支援事業」ですが、この度宮古島市でも行うことが決まったようです。
入籍時に男女ともに39歳未満のカップルに、結婚して新生活を始める為の、不動産や引っ越し費用など最大30万円が支給されます。
詳しくは下記のURLをご確認ください。
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/shityo/kikaku/tyousei/oshirase/kekkonshien.html