【お金にまつわる小話③】生き方を考えること

お金は願いを叶える「手段」であり「目的」ではない。

こんにちは、PIPLEマリアージュの鳥居です。少し時間が空いてしまいました。

ここ2回、お金についての小話を続けてきましたが、結局お金って何なんでしょう？という話です。結論は既にタイトルにありますが、お金について考えるというのは、ずばり、生き方について考えるということだろうと思っています。

お金それ自体はツールである、ということは皆さんよくご存じでしょう。お金は持っているだけだとただの紙きれ（キャッシュレス時代ですからもはや紙でもありませんね）であり価値はありません。使うことによってその価値がでるわけです。お金がもつ「信用力」で、何か他の価値あるもの（食べ物や家など）と交換することができますよね。お金持ちの人がたくさんお金を持っていてもし羨ましいのは、意訳すると、「お金をたくさん持っていて、自分が欲しいものや叶えたいことに使えるから」羨ましいと感じるのではないでしょうか。

お金をどう使うか＝どう生きたいか

では自分が本当に欲しいものや叶えたいことって何でしょう。一度立ち止まって、深く真剣に考る機会ってなかなかない。子育てには〇〇円必要だとか、老後2,000万円問題とか、お金にまつわる話ってたくさんでてきますけど、統計的にそうだというだけで、考え方も環境も違う個人には単なる指標でしかないんですよね。子供を持たなければ子育て費用は関係ないですし、老後2,000万円で全然足りない人もいれば、その半分でも十分生きていける人もいるでしょう。要は生き方によって、お金の必要な絶対額は大きく変わるものではないでしょうか。

婚活をすることで、お金や人生について考える機会はやってきます。結婚すれば生き方は、一人でなく二人で決めていかなければいけない。そのことを分かったうえで婚活をするのかしないのかでは、真剣さは違ってくると思います。漠然とお金持ちがいいとか、容姿が良くないと嫌とか、価値観が合わないという定性的なものの捉え方ばかりでは、どこかで「こんなはずじゃなかった」と思う事態に陥るかもしれません。

是非、これから婚活を始める方も、既に始めてらっしゃる方も、お金＝人生について深く真剣に考えることから目を背けずに進んでいただけたらと思います。

何だか真面目な内容になってしまいましたが、、、あくまでお金をきちんと把握し、将来どう使いたいかを考える、ただそれだけです！お金について考え始めると気持ちが落ち込むという方は、是非気持ちが安定している時にスタートしてくださいね。