【シャーロックホームズに学ぼう】婚活に必要な洞察力とは？

本質を見抜く天才、シャーロックホームズ

こんにちは、PIPLE mariageの鳥居です。しばしご無沙汰してしまいました。

コロナもあり、あまり外出できないとついつい家の中で楽しめるものに時間を遣ってしまいませんか。

しばらく放置していたネットフリックスですが、イギリスBBCで昔放映されていた「シャーロック」にはまり、仕事、家事、育児の合間にひそかな楽しみとして視聴しています。

シャーロックというのは、アーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」のことですが、舞台を21世紀のイギリスに置き換え、自称「コンサルタント探偵」であるシャーロック・ホームズがスマートフォンやインターネットといった最新機器を駆使して事件を解決する様を描く作品です。各エピソードはドイルの原作を下敷きとしているそう（ウィキより）。

さてそのシャーロック、原作でもかなり変わり者だった気がするのですが、本作でもかなりの変人として表現されています。非社交的であり相手をイラつかせるようなものの言い方、自尊心が高く、自分の推理には絶対的案自信を持っています。アシスタント的な役割のジョ・ワトソン博士はいわゆる一般人に近い感覚を持つ人間として表現されていますが、あのシャーロックと渡り歩くわけですから、できた人なのでしょう。

そのシャーロックの元には様々な悩みをもつ相談者が訪ねてきます。事件以外にも、家庭内不和やサイコ的な相談をしに来る人もいます。シャーロックは自分の興味のある相談以外興味がないのですが、興味がない相談者を追い返す前に、ものの数秒で相手の状況を見抜き、アドバイス（とは言えないかもしれませんが）をします。

方法としては基本的に相手の外見や言動から全てを見抜く、というもの。例えば服に猫の毛がついていたら、その猫の毛から依頼者がどのような人物なのかを特定していくのです。

洞察力とは何か

さすがに一般の人には到底まねできないわけですが、ふと、私たちも日常同じことをやっていることに気づきました。相手と話さなくても、相手の見た目や行動からその人がどんな人間なのかを無意識に判断するようなことです。私は人間観察が好きなので、どこかへ出かけたりするとついつい周りを見渡してしまいます。皆さんもご経験はありませんでしょうか。

婚活をしていると、特に相手がどんな人間なのか見抜こうとするアンテナが張ることが多いのではないかと思います。特にお見合いの場では、わずかな時間からお相手の情報を得ようと必死になりますよね。

シャーロックの様にはいきませんが、私たちも婚活をするなら洞察力を高めることも大切かもしれません。

洞察力とは、「物事の性質や原因を見極めたり推察したりするスキルや能力のこと」だそうで、物事の本質を見抜く能力です。ビジネスの現場でよくその必要性をうたわれますが、人生において身についていたら何かと役立ちそうなスキルですよね。

婚活に役立ちそうな洞察力を高める方法３つ

さて、洞察力はどうやったら高まるのか。実はネットで検索すればたくさんの情報が出てきます。すべてが婚活で有用ではないかもしれませんがヒントになることはたくさんありました。その中で３つ、なるほどなと思ったものを紹介したいと思います。

①よく観察する

何よりもまず、ここがスタートです。外見から得られる情報は多岐に渡ります。メラビアンの法則や「人は見た目が9割」なんていう本が出版されるぐらいですから。相手がどんな人なのかよく観察してみましょう。もちろん大切なのは、さりげなく観察することです。じろじろ見られるのは誰だって嫌ですから、さりげなく、自分が気になる点を探ってみましょう。（そして気になる点をさぐるためには、自分が「何が気になるのか」を明確にしておくことも大切です）

②思い込みを捨てる

これはなるほどなと思いました。自分の中に思い込みがあると、本質は見抜けないものです。とは言え、誰でも思考の偏りはあるもの。お見合いとなると余計に自分の考えに引っ張られるかもしれません。ですが、思い込みを捨てる、ということを意識するだけで、案外リラックスでき、相手の話を素直に聞けるかもしれませんよ。

③失敗する

最初から完璧に推測することは不可能です。何度も失敗を繰り返すことで、考え方やものの見方がわかってくるでしょう。しかし、ただ失敗を繰り返すだけでは意味がありません。何かに挑む時は自分なりの推測をし、「合っていたこと」「間違っていたこと」を振り返ることで洞察力がついていきます。洞察力を鍛えるために、失敗を恐れず挑戦してみましょう。

婚活に疲れたなと思われた方。是非シャーロックをご視聴あれ。

どんなドラマにも何か人生のヒントが隠れているかもしれませんよ：）