仮交際でなぜか終わる…好意は伝わってる?
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お見合いから仮交際へ。
初回デートも楽しく話せた。
2回目のデートも、それなりにいい雰囲気だった。
デート後にはちゃんと、
「今日は楽しかったです。ありがとうございました!」
とLINEも送った。
自分としては悪くなかったと思っていたのに、数日後に届いたのは「交際終了」の連絡。
「え?何がダメだったんだろう……」
そんな経験はありませんか?
もちろん、交際終了の理由は一つではありません。
価値観が違ったのかもしれない。
会話のテンポが合わなかったのかもしれない。
ほかの方との交際が進んでいたのかもしれない。
だから、「好意を伝えなかったから交際終了になった」と単純に考えることはできません。
ただ、仲人として仮交際のお話を聞いていると、ときどき気になることがあります。
それは、
「楽しかった」は伝えているけれど、「あなたに好意があります」が相手に伝わっていないこと。
これ、似ているようで実は違うんです。
今日は、仮交際初期に意識してほしい「好意の伝え方」についてお話しします。
「楽しかったです」は、好意ではなく“感想”かもしれません
デート後のLINEで、
「今日は楽しかったです!」
と送る。
もちろん、これは悪いことではありません。
言われたら嬉しいですし、お礼としても感じがいいですよね。
でも、少しだけ考えてみてください。
「楽しかったです」は、
そのお店が楽しかったのか。
会話が楽しかったのか。
デートという時間そのものが楽しかったのか。
それとも、
「あなたと一緒だったから楽しかった」のか。
そこまでは、相手には分からないことがあります。
「楽しかった」は、あくまでデートの感想として受け取られることもあるんです。
だから、
「楽しかった」と伝えた=好意が伝わっている
とは限りません。
好意は、“あなた”に矢印を向けると伝わりやすい
では、どうすればいいのでしょう。
難しいことをする必要はありません。
「楽しかった」の矢印を、デートから相手に少し向けてみるだけです。
たとえば、
「今日は楽しかったです」
から、
「〇〇さんとお話ししていると楽しくて、あっという間でした」
に変えてみる。
あるいは、
「今日お会いして、〇〇さんのことをもう少し知りたいなと思いました」
「またお会いできたら嬉しいです」
これだけでも、ずいぶん印象が変わります。
「今日という時間が楽しかった」
ではなく、
「あなたと過ごした時間が楽しかった」
になるからです。
好意を伝えるというと、「好きです」と言わなければいけないように感じる方もいるかもしれません。
そんな必要はありません。
仮交際初期なら、
「あなたとの関係を、もう少し続けてみたいと思っています」
が伝われば十分です。
LINEだけでなく、会っている時にも伝えてほしい
そして私は、ここが結構大事だと思っています。
好意は、デート後のLINEだけで伝えればいいわけではありません。
むしろ、会っている時に言葉にすることも大切です。
たとえば、
「このお店、いいですね」
だけではなく、
「〇〇さんとこういうお店に来られてよかったです」
「今日は楽しいですね」
だけではなく、
「〇〇さんとは自然に話せるので、楽しいです」
デートの終わりなら、
「今日お会いできるの、実は楽しみにしていました」
「また〇〇さんとお会いしたいです」
これくらいなら、重くありません。
でも、相手からすると、
「あ、私と会いたいと思ってくれているんだ」
と分かります。
婚活って、お互いに意外と不安なんです。
「相手はどう思っているんだろう?」
「私ばかり気持ちがあるのかな?」
「次も会いたいと思ってくれているのかな?」
そう思いながら交際している方は少なくありません。
だから、ほんの少し言葉にするだけで、相手の安心感につながることがあります。
「察してほしい」は、婚活ではなかなか難しい
ここは少し、はっきり言います。
好意って、心の中にあるだけでは相手には見えません。
本人としては、
毎回デートに行っている。
LINEも返している。
次の日程も出している。
だから、
「好意があることくらい分かるでしょ」
と思うかもしれません。
でも、相手には分からないことがあります。
仮交際は、まだ恋人同士ではありません。
複数の方と同時に交際している可能性もあります。
そんな中で、毎回丁寧だけれど気持ちが見えない人と、
「今日会えるの楽しみにしていました」
「また会いたいです」
と少しずつ好意を見せてくれる人がいたら、受ける印象はやはり違います。
「察してほしい」は、婚活では結構難しい。
照れくさくても、少しだけ言葉にしてみてほしいと思います。
ただし、好意は“強く伝えればいい”わけではありません
ここも注意したいところです。
好意が伝わっていないなら、
「じゃあ、もっとアピールしなきゃ!」
と急にアクセルを踏む必要はありません。
まだ1〜2回しか会っていないのに、
「こんなに合う人はいないと思っています」
「僕はもう〇〇さんに決めています」
「真剣交際に進みたいです」
と一気に気持ちを伝えられたら、相手の気持ちがそこまで育っていない場合、かえってプレッシャーになります。
大切なのは、相手の温度を見ながら一歩ずつ。
仮交際初期なら、
「楽しかった」
「また会いたい」
「もう少し知りたい」
まずはこれくらいで十分です。
好意を伝えることと、相手に答えを迫ることは違います。
「褒める」なら、外見だけでなくその人自身を見てみる
好意を伝える方法は、「また会いたい」と言うことだけではありません。
相手のことをちゃんと見ていると伝えるのも、一つです。
たとえば、
「今日の服、似合っていますね」
ももちろん嬉しいですが、何度か会っているなら、
「〇〇さんって、周りの人を大切にする方なんですね。そういうところ素敵だなと思いました」
「話を聞いていると、仕事にすごく真面目に向き合っているのが伝わります」
など、その人の考え方や人柄に触れてみる。
これは結構嬉しいものです。
なぜなら、
「ちゃんと私を見てくれている」
と感じられるから。
誰にでも言える褒め言葉より、「私のことを見て出てきた言葉」のほうが、相手には残ります。
2回目、3回目と会うなら“感じのいい知り合い”から少し先へ
初回デートは、楽しく過ごせれば十分だと思います。
まだお互いに緊張していますし、
「もう一度会ってみたい」
と思えるかを確認する段階でもあります。
でも、2回目、3回目と会っているのに、
仕事の話。
趣味の話。
食べ物の話。
最近あった出来事。
だけを繰り返していると、ずっと「感じのいい知り合い」のままになってしまうことがあります。
そろそろ、
「〇〇さんはどう思う?」
「〇〇さんって、こういうところがありますよね」
「僕はこういうところが素敵だなと思っています」
と、“その人自身”に向いた会話を少し増やしてみる。
そして、自分の気持ちも少し見せる。
それが、友達や知り合いから一歩進むきっかけになります。
「何を言えばいい?」困った時に使える好意の伝え方
とはいえ、
「そんなこと言ったことないし、急には無理です」
という方もいると思います(笑)。
なので、まずはこのくらいからで大丈夫です。
デート中なら
「今日お会いできるの、楽しみにしていました」
「〇〇さんとは話しやすいです」
「その考え方、素敵だなと思います」
デートの終わりなら
「今日も楽しかったです。またお会いしたいです」
「次は〇〇さんが話していたお店、一緒に行ってみたいです」
LINEなら
「今日はありがとうございました。〇〇さんと話しているとあっという間ですね」
「今日のお話を聞いて、〇〇さんのことをもう少し知りたいなと思いました」
全部言う必要はありません。
一つで十分です。
大切なのは、上手な言葉を使うことではなく、
「私はあなたとのご縁を大切にしたいと思っています」
という気持ちが、少し相手に見えることです。
仲人として思うこと
実際、私がサポートしている男性会員様でも、初回、2回目とデートを重ねても、そのあたりで交際終了になることが続いたことがありました。
ご本人に聞くと、デート後のLINEでは「楽しかった」と伝えているとのこと。
もちろん、交際終了の理由は一つではありません。
ただ、お話を聞きながら私が気になったのが、
「楽しかった」は伝えていても、「あなたにまた会いたい」が相手に伝わっていただろうか?
ということでした。
仮交際が終了すると、
「何か失敗したのかな?」
「変なことを言ったかな?」
と、大きな原因を探したくなるものです。
でも実際には、必ずしも決定的な失敗があったとは限りません。
悪くはなかった。
楽しくも話せた。
でも、
「この人が自分に好意を持ってくれている感じがしない」
「この先、関係が深まっていくイメージが持てない」
そんな小さな温度差から、気持ちが下がってしまうこともあります。
だから私は、交際が続かない時ほど「何を失敗した?」だけではなく、
「自分の気持ちは相手に伝わっていただろうか?」
という視点でも振り返ってみてほしいと思っています。
まとめ|「楽しかった」の、その一歩先を伝えてみる
仮交際で大切なのは、好かれるためのテクニックを身につけることではありません。
相手を知ろうとすること。
自分のことも少しずつ見せること。
そして、
「あなたと、もう少し関係を育ててみたい」
という気持ちを、ほんの少し言葉にすることです。
「楽しかったです」
もちろん、それも素敵な言葉です。
でも次のデートでは、そのあとに一言だけ、
「〇〇さんと一緒だったから楽しかったです」
「またお会いしたいです」
を足してみてください。
好意を伝えることは、告白することではありません。
まだ「好き」までいっていなくても、
「あなたに興味があります」
「また会いたいと思っています」
は伝えていい。
婚活では、嫌われないように無難に振る舞うだけでは、関係がなかなか動かないことがあります。
2回目、3回目と会えているなら、そろそろ少しだけ勇気を出してみる。
好意は、心の中にあるだけでは相手には見えません。
「楽しかった」の、その一歩先へ。
その小さな一言が、二人の距離を縮めるきっかけになるかもしれません。